2023/7/23(日) 好走期待馬

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※評価は軸自信度になります。A>B>C順で好走率・回収率もその順番通りになっています。Sはアタマまで自信あるという意味です。ロジックに添っていなければC評価になります。ロジックに添っていればB評価、中でも3着内が堅いと思えばA評価になります。

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まえがき・馬場予想

こんばんは。
土曜は本命・穴推奨ともにかなりの好成績でした。ここ数ヶ月で上手くなっている気がします。全レース予想で複勝回収率100%を超える日はあまりなかったのですが、ここ最近は増えてきています。ありがたいことです。

馬場状態に関しては大きく変わることはありませんが、いくつか。
札幌芝は比較的、差しが決まりやすくなっています。先行有利で取りすぎたので、札幌芝は成績があまり良くありませんでした。また、日曜は直線がやや追い風5m/sになります。差しやすくなるでしょう。この点は修正します。
中京芝は時計・上がりがだいぶかかってきています。速い上がりを使える優位性が減っていると思うので、この点も考慮に入れて予想します。
他は特に気になったところはありませんが、札幌ダート1700mは先行馬も1頭は残りますね。
以上です。

では本日もどうぞよろしくお願い致します。

余力ラップ該当馬一覧

※余力ラップ基準
該当馬には僅差負けを含みます。僅差負けの定義は、芝で0.3秒差以内、ダートで0.5秒差以内です。L1基準のみ0.2秒差以内で統一します。
基準をクリアしていても、僅差負けでないため漏れる場合があります。
古馬混合になりましたが、3歳馬、及び、今後出てくる2歳馬については全て載せる予定です。

2.3歳(芝)

L1L2L3L4L5
11.4秒以内
※距離不問
22.7秒以内
・1200mは3F通過35.2秒以内・1400mは3F通過35.5秒以内
上がり差で2位に0.5秒以上付けている45.9秒以内・1500m以上に限る
※距離が伸びれば伸びるほど評価できる
58.2秒以内・1500m以上に限る。
※距離が伸びれば伸びるほど評価できる

2.3歳(ダート)

L1L2L3L4
12.3秒以内
※距離不問
1150-1400mは24.4秒以内
1600m以上は25.1秒以内
※東京1400-1600mは多めに出て精度が下がるので他基準と合わせて確認する。
上がり差で2位に0.5秒以上付けている50.0秒以内(1700m以上)
東京ダート1600mは49.7秒以内

札幌3R
6.ケイティベガ
札幌4R
11.メイショウカガ
12.ミスティックパワー
13.ルーラーリッチ
札幌6R
4.スペルキャスター
10.ヤングローゼス
11.プレサージオ
札幌8R
6.アンテロース
札幌10R 大倉山特別
4.ニットウライジン
札幌12R
2.セフィロ
10.セラドナイト
福島2R
1.ベルウッドシキシマ
10.セイウンミライズ
福島7R
3.フォードテソーロ
4.グングニル
5.サラサビーザベスト
福島8R
5.フロムナウオン
6.ウインステイトリー
中京1R
4.セキトバイースト
中京2R
7.タイセイタリスマン
中京3R
4.プロミシングギャル
中京4R
13.フェリキタス
中京6R
4.サーマルソアリング
5.ジュエリジュエリー
中京7R
1.ルナビス
8.コスモチプリア
13.メイショウオオミネ
中京8R
1.アスクビートルズ
2.カミーロ
5.レッドテンペスト
18.メイショウコギク
中京9R 有松特別
4.ルミノメテオール
9.ショウナンアレクサ

好走期待馬

札幌1R ◎6.ワイワイレジェンド A評価 穴2.ピクラリーダ
ワイワイレジェンドは指数が前走から102.98と高くなっています。ここまで高ければ、芝路線の馬にまとめてやられる危険性も低いでしょう。テンもメンバー内では速い方で、堅軸と見ます。
ピクラリーダの前走の大敗は、馬が前に入られたことが原因だそうです。前走のテンの1Fはメンバー最速なので、すっ飛ばしていけば揉まれることもありません。1200mである程度粘っていますが、1000mならより粘りが増すはずです。ブラックタイド✕アフリートならダートはこなせそう。上のきょうだいもダート向きに出ています。

中京1R ◎4.セキトバイースト A評価 穴2.サマーアゲイン
セキトバイーストの新馬戦はL1が11.4秒の余力ラップ戦。勝ち馬と同じ上がりだったセキトバイーストは位置取りの差だと騎手が述べていました。穴には、同レースで追っつけ通しだったサマーアゲイン。上がり3位で差を詰めてきましたから、2戦目で行きっぷりが改善してくれれば。
問題は、L5基準クリアのエンヤラヴフェイス戦で1.0秒差だったマテンロウウイング。この馬がどの程度のL5を使っているか目視で確認してみましたが、L5で離されているように見えました。ただ、最後の最後には良い脚を使っています。三連単も買うならこれもありでしょうか。

札幌2R ◎9.キタノパッション B評価 穴7.ロフティーイデアル 穴14.カンノーリ
4戦前の小倉ダート1700mのL4が50.3秒という点からカンノーリに本命を打とうと思ったのですが小倉はまずL4の50秒以内が出やすく、このレースを使った馬の次走成績が悪いので評価を下げました。穴まで。
外マクリができる馬としてキタノパッションに本命を打ちます。前走はなかなかの強豪が揃った中で、上がり3位の6着。指数92は優秀です。L1で脚が鈍った点が気がかりでしたが、前走で福島1700mをこなせたのでギリギリ保つはず。
ロフティーイデアルは人気になりすぎだと思いますが、3走前のL4が50.5秒で及第点です。4走前もタフな中山でL4を52秒以内では走っています。まともに差して来られそうな馬がいない牝馬限定戦。キタノパッションだけがマクってくると見て、あとは先行馬2頭で勝負してみます。

中京2R ◎7.タイセイタリスマン B評価 穴9.リジル
タイセイタリスマンの新馬戦はL2が22.5秒、L1が11.1秒の余力ラップ。タイセイタリスマンは逃げて0.4秒差だったので速い上がりが使えないタイプだと思われます。前走は前に行きたかったようですが、ペースが速すぎて行けず。延長で中枠なら出していけそうで、巻き返しに期待します。
リジルの新馬戦は大きく出遅れ。そこからリカバリーに脚を使いましたが、ここで人気のノイヤーヘルトにクビ差まで迫りました。良馬場ならもう少し前が止まってくれるはず。今回は川田騎手なので、しっかり先行させてくる可能性も十分あります。
他、人気のダート馬は押さえておきたいところです。

福島2R ◎12.ハクサンオリヒメ A評価 穴11.イサチルアルマーレ
手広く買いたくなるようなメンバーですね。
ハクサンオリヒメは3走前、上がり2位に1.7秒差を付けるという破格の末脚を使いました。前走ではスタートが改善しており、今なら上手く追走してマクっていくこともできそうです。
イサチルアルマーレも追走力疑問の馬ですが、マクれるタイプです。阪神ダート2000mで良い競馬を続けていたので、関東圏なら力上位のはず。マクってどこまで前に取り付けるかが鍵ですが、理想を言えば、前を壊滅させてもらいたいところ。多少、広めに買ってみます。

札幌3R ◎3.シティウォリアー A評価 穴4.ハクサンクロユリ
差しも案外利くので、悩みましたが、結局は前で取ります。
シティウォリアーは前走が初芝。指数は96と優秀でしたし、3.6着が次走勝ち上がり。5着馬が2着と、大荒れでしたが、決して低レベルだった訳ではありません。4着のフライウィズミーは芝の1400-1800mで安定して速い上がりを使っていた馬で高い指数を持っていました。次走勝ち上がったシンデレラスマイルは、このレースで進路を切り替えるロスが響きました。シティウォリアーがこのメンバーで1番速いと思うので、引き続き逃げ粘りを期待します。
ハクサンクロユリの前走は3F通過33.9秒のハイペース。結果、最悪の騎乗に見えた後方待機の2頭が差し切りました。ハクサンクロユリは8着とはいえ、指数は99と優秀です。他に速いエイシンテムジンやライブリームーランが外枠を引いた分、チャンスは回ってきそうです。陣営も「内目の枠を引ければ面白い」と述べています。

中京3R ◎4.プロミシングギャル 穴3.イーヴイ 穴6.アイリーン △7.10.15 ※立川サロンアネックス提供予想
土曜の中京芝は時計・上がりともにかかっていました。上がり性能が多少低くても戦えそうな馬場です。中京芝2200mの多頭数は差しの決まりやすいコースですが、ここは未勝利戦で速い上がりを使える馬が少ないメンバー構成。展開的にもイーヴイが主張してすんなり隊列は決まりそうです。

本命はプロミシングギャル。新馬戦は逃げて0.1秒差。L1が11.4秒で、L1基準のみクリア。プロミシングギャルは逃げ粘った競馬なのであまり速い上がりを使えないタイプの余力ラップ該当馬でしょう。
2戦目は不良馬場で差し決着の中、先行して3着と及第点の内容でした。3戦目は馬場の悪い内に突っ込んだ分、外を通した馬に差された印象です。4戦目はスローになりやすい阪神芝2000mにしてはペースが流れて差し決着に。同じような位置にいた1番人気ジュンフカリに先着しているのですから悲観する内容ではありません。新馬戦以外は馬場や展開など、速い上がりを使えない条件が揃っていたので、良馬場でスローを先行できそうなここはもう少し上がりを出せそうです。中京が得意で先行意識の高い松山騎手も鞍上強化だと言えます。3走前、差し決着の中、先行して残してくれた時と同様の結果を期待します。

前残りを期待して穴にイーヴイ。前走は先行争いが長引いてラップに表れる以上に負荷が高かったように思います。2走前の阪神芝2200mは、外枠だったことと他馬が速かったことで先行できませんでしたが、上がり2位の脚で追い込んできました。今回は秋山真一郎騎手が鞍上なので、もしかするとある程度の位置で溜めてくるかもしれません。無気力な騎乗が目立つ騎手ですが、脚を溜める技術は一級品。逃げ・差しどちらでも。

アイリーンは新馬戦が余力ラップ戦で0.4秒差負け。この馬は出遅れましたが、最後は差を詰めてきたので実質余力ラップと見なしても良さそうです。2戦目は差し馬にとって不利な展開に。3戦目は枠不利で、直線は馬場の悪い内に突っ込みました。

押さえに、前走、アネックスにて推奨したシャンデルナゴル。シャンデルナゴルが2着だった前走で追い込んで4着に健闘したペネトレイトゴー。4走前が好時計だった追い込みのディアマイサンまで。配当が見込めるならもっと手広く押さえても良いかもしれません。

福島3R 2歳未勝利 ◎12.オセアエクスプレス A評価 穴14.エスカル
ダートで100という指数を持っている2頭が外枠に入って、これはさすがに堅いのでは……。
オセアエクスプレスの方が前走、完全に脚を余していました。外枠なのでもう少し位置を取って差しきれると見ます。また、良馬場なのでエスカルが前に行っても多少終いが鈍るでしょう。
エスカルも当然評価せざるを得ません。
三連系なら芝で速い馬や内枠を押さえておくのが良さそう。クラークテソーロは前走ダートですが、L1で急失速しているので1150mに短縮は良さそうです。

札幌4R ◎12.ミスティックパワー A評価 穴13.ルーラーリッチ ▲11.メイショウカガ △7.9.10 ※立川サロンアネックス提供予想

余力ラップ該当馬は11.12.13の3頭。外枠差し馬が恵まれる舞台であることから、この3頭中心で良いだろうと判断していますが、あまり人気になっていません。妙味十分のレースです。3頭のBOXは押さえておきたいところです。

本命はミスティックパワー。
前走は横綱相撲での押し切りを図りましたが、伸びを欠く案外な競馬になりました。具体的な敗因は分かりませんが、自分から勝ちに行ったことや中1週のローテ、小回りの函館、辺りに求められそうです。東京で強い馬だけに、コーナー角の緩い札幌替わりはプラスでしょう。中4週と間隔を空けてきたこともプラス。また、鞍上の池添謙一騎手は札幌ダート1700mの成績が鬼。2019年まで遡って調べてみたところ、複勝率40.3%、複勝回収率106%と相当な成績を残しています。これは函館ダート1700mのダブルスコアに近いレベルです。元々、差す競馬を得意としている騎手なので、外マクリがハマりやすい札幌ダート1700mが合うのでしょう。
能力上位の馬が、一度の敗戦だけで人気急落。差しやすい札幌替わりで巻き返せるだろうと予想します。

相手筆頭にルーラーリッチ。ここ3走はL1を12秒台前半で走破していることからも1700mは問題ないでしょう。4走前からセン馬になっていますが、ここ3走はその効果も出ていそうです。
近2走のL4は前走から48.9秒、49.7秒、と東京ダート1600mのL4基準をクリア。課題だったスタートも前走はきっちりと決めました。不安点は小沢大仁騎手。札幌ダート1700mは38回乗って未勝利。また、彼は初騎乗初勝利に加え、デビュー日に2勝クラスを勝ったからなのか、実力以上に評価されている面があります。どの競馬場でも回収率が50-60%程度と低空飛行を続けています。馬は強いので、あとは鞍上が上手く乗ってくれれば。

メイショウカガの前走はL1が12.1秒。0.2秒差負けという点から12.3秒だったとしても優秀な水準です。時計はもっと詰められるはずなので、あとは前走よりも強くなる相手がどうか、でしょうか。

押さえに3頭。グリーンオパールは2走前が強い馬相手に0.2秒差4着。ドナスウェットは1800mではイマイチですが、1700mに短縮して変わり身があっても。メイショウウナバラは前走、チークピーシズ着用での好走。強い馬相手に4着は評価できます。函館で差し届かなかった馬を札幌で狙うのは基本的な作戦です。

中京4R ◎13.フェリキタス A評価 穴4.ラインガウディ
フェリキタスの前走の2-5着馬が出走していますが、勝ち馬の指数が102と、1200mではこれが一番ハイレベルだったように思います。
中でも、フェリキタスは中枠からスタートイマイチ、道中外目、でありながら5着まで追い込んできて強さを見せました。2走前は阪神芝1400mで不利な17番枠から先行。外を通らされましたが、それでも4着・指数101と崩れていません。またしても外枠ですが、松山騎手に期待。もう少しだけペースが緩めば、ハナも奪えるかもしれません。とにかく、ロスなく運んでくれれば圏内です。
ラインガウディはフェリキタスの出たレースの3着馬。これも2.4着馬よりはロスある競馬でした。その2着リアライズ、4着マテンロウナイトは外枠を引いたので相対的にラインガウディが浮上してくるはずです。
他は1200mより長い距離で先行して、テンの速さも及第点の5.6は押さえておきたいところ。

福島4R ◎14.デルマカタスカシ ※S評価 穴15.バロンゾラーレ
デルマカタスカシは2走前が上がり最速で実質的に余力ラップ。前走は2F延長が気がかりだったのですが、3着に好走。しかし、2走前の強さを考えると3着というのは中途半端な負けに見えたのでレースを見返してみました。すると何のことはありません。直線で前が壁になり、一回ブレーキをかけてから再度伸びてきただけです。スムーズならおそらく勝っていたと思われます。S評価は1着でなければ外れという認識なので、他馬も精査します。
ロジシルバーは前走、ハイペースを先行して押し切る寸前でしたが、最後に交わされました。とはいえ、2走前はスローペースを先行してアマイに逃げ切りを許しています。キレるタイプでなく、勝ち味に遅いと思われるので、この馬には勝てそう。
モリーダーリンも切れない馬。グランベルナデットの2着は強い内容でしたが、とはいえ、最後方にいた上がり最速にクビ差まで追い詰められています。これも切れない馬。
最も怖いのが大外枠のバロンゾラーレ。新馬戦は余力ラップかどうか、というラインで走っています。次走の中山はL2が速くなり、前残りに。最後まで良い脚を使っています。前走は出遅れただけ。枠も良いところで、保険をかけるならこの馬でしょう。
随分と配当が付くところでS評価が出てくれました。これは勝ってほしいです。

札幌6R ◎4.スペルキャスター A評価 穴10.ヤングローゼス
スペルキャスターの前走は謎の大敗でしたが、気性面の問題だと陣営コメントではっきりしました。控える競馬が初めてで戸惑ったのでしょう。新馬戦がモズメイメイ戦で、L4・L2・L1基準クリアの余力ラップ戦。上がり3位のスペルキャスターもほぼレースラップで走破しているはずです。2戦目は横山和生騎手が逃げの手に出ましたが、中緩みが大きく、差し有利の展開になっての3着。今回はブリンカー着用とのことで、まともに走ってくれると見ます。先行策に出そうなところが不安ですが、4番人気なら本命です。
ヤングローゼスは2走前が余力ラップ。L2が10.9-11.1とかなり速くなりました。馬場が悪くなっても崩れていませんし、安定した先行力を誇ります。ルメール騎手ならペースも間違わないはずで、馬券は外さないだろうと予想します。

中京6R ◎14.フェルンマンボ B評価 穴5.ジュエリジュエリー
中京ダートは謎のハイペースになったりで買いにくいというのが正直なところ。
行く馬ばかりのメンバーで、牝馬限定戦とはいえ速くなりそうです。良馬場ハイペースで前が止まるならフェルンマンボしかいません。中央再転入初戦はタフな馬場だった京都で、L4は51.3秒。フェルンマンボはレース上がりよりも1.1秒速いので、L4を50秒前後で走っているはずです。前走は競馬王チャンネルでノボリクレバーに本命を打って的中させたレース。ノボリクレバーは2勝クラスでも2着と強い馬なので離されても仕方ありませんが、フェルンマンボは2着とは0.1秒差まで差を詰めました。スローペースだったので届かなかったと言えるでしょう。タフな馬場で前が止まってくれるのが理想です。
ジュエリジュエリーは3歳馬の過剰人気にも思うのですが、新馬戦は優秀。出遅れて最後方から2着でしたが、かなりタフな馬場だった阪神でL4は52.4秒。ジュエリジュエリーの上がり38.1秒はレース上がりを1.2秒上回っているので、51秒前後では走っています。タフな馬場を考えればギリギリ評価しても、と思います。前走はペースアップが遅く、L2が12.4-12.6で余力ラップ該当。タフな馬場だったからこの数字に落ち着いた訳で、もっと時計の出る馬場ならまた違ったと思います。新馬戦で差す競馬ができていることを評価して穴推奨とします。

札幌7R ◎6.サリーチャン B評価 穴1.ハニーチャイル 穴11.ヒメカミノイタダキ
おそらくサリーチャンは1.2のテンのスピードを持っています。昨年は札幌ダート1000mで2度2着していますが、指数が100.102と優秀。1勝クラスでも足りる指数になります。再転入後は冴えない成績ですが、福島では出遅れて上がり最速。新潟はオーバーペースの差し決着と言い訳が利きます。今回は2キロ減騎手起用で、逃げか番手は確保できると見ます。
穴は内をすくってくるか、逃げるかのハニーチャイル。門別1000mの指数が微妙で、前走も先行有利の中、微妙な惨敗ですが、とはいえ、1000m通過地点まではほぼ先頭。1F長かっただけと考えられるので推奨いたします。
ヒメカミノイタダキは、函館で差し届かず、札幌替わりで……のパターン。前走はゲートの出がイマイチで惨敗したが、2走前もスタートイマイチなところから4着まで追い込みました。札幌ならもう少し差しが利くので。

中京7R ◎1.ルナビス A評価 穴8.コスモチプリア 穴13.メイショウオオミネ
ルナビスがおそらくは一番テンが速く、最内枠からすんなり先手を奪えるでしょう。2走前は京都内回り2000mでL4・L2・L1基準クリアの余力ラップ戦。0.4秒差の4着。
4走前は阪神芝2400mでL2基準クリアの余力ラップ戦。本馬は0.3秒差でクリアしていないものの、このレースを先行して粘ったのは評価できます。
前走も1.46.1と好タイムで、いつ勝ってもおかしくない馬です。
コスモチプリアは前走、競馬王チャンネルで推奨したのですが、単勝141倍でした笑 今回は転厩初戦。調教師と揉めたのが何となく想像つきます……。新馬戦が1800mで余力ラップだったので、結果的には2000mの方が良いと思われます。前走は4ヶ月ぶりだったのに-4キロと減っていました。転厩で増えていることを期待します。減っていれば、購入額を減らそうと思います。
メイショウオオミネは3走前のL2が22.3秒で余力ラップ。0.1秒差だったのでこの馬もクリアしています。先行有利な展開になりそうですが、中団辺りからは競馬ができるはず。

福島7R ◎10.タイセイマキシム A評価 穴5.サラサビーザベスト 穴.9トウロウノオノ
タイセイマキシムは新馬戦で敗れた相手が全て勝ち上がり。新馬戦も前走も出遅れています。前走は道悪だった分、届かなかった印象。L4は51.7秒とかかりましたが、タイセイマキシムはレース上がりよりも1.2秒速い上がりを使っています。そこから考えれば、L4も50秒ちょっとで走っているのでは。出遅れても勝ち負けだと思いますが、出遅れなければほぼ勝てると見ています。
人気のフォードテソーロは枠の並びが悪いですね。内のラージフィールドは控えそうですが、外のグングニルが良い位置を取りたいそうです。サラサビーザベストも、今なら先行しても大丈夫と言っているだけに、動けない内に入り込む危険性もあると見ます。
サラサビーザベストは余力ラップ該当馬。柴田善臣騎手なのでそう主張はしないと思いますが、フォードテソーロを被せてほしいとは思います。指数も97.98と高値で安定。勝ち負けの力を持っています。
トウロウノオノは前走がかなり厳しいレースになってしまいました。インテンスシチーが被せてくるから一緒に上がるしかなくなりました。しかも執拗でした。あとからマクってきた2頭がワンツーで、インテンスシチーは3着。今回はもう少し楽な競馬ができそうで、改めて期待します。

札幌8R ◎6.アンテロース A評価 穴1.グランドゴールド 穴7.キュンストラー
アンテロースが一番速く、ユタカの絶妙な逃げが見られるかもしれません。京都に替わってレース内容がかなり良化。あやめ賞はかなりの激流になりましたが、1.45.6での3着。余力ラップ該当馬3頭に先着しています。あずさ賞はL2が22.4秒、L1が11.3秒の余力ラップ戦。逃げて0.1秒差2着なら頑張っています。戦前から余力ラップだったウインルーティンが2着で、ブレイヴロッカーが6着。この2頭は枠が悪かったと言えますが、それでも先着しているのは力を付けてきた証拠。ディープインパクトを母父に持つので京都が向いた可能性もありますが、札幌もディープインパクトの血が得意とする舞台です。ユタカの絶妙な逃げで馬券内と見ます。
レヴォルタードは決して弱くないと思いますが、どこまで評価すべきか……。
この人気馬よりも上がり性能の高い馬を狙ってみます。グランドゴールドは未勝利馬なんですね。2走前は上がり2位で2着。3走前は前残りのレースで2着。上がりの時計を見ても成長していると思うので、内で溜めて外に出せれば伸びてくると見ます。
キュンストラーは函館で速い上がりを使っていますが、前残りの展開で差せず。札幌替わりは良さそうなので狙ってみます

中京8R ◎1.アスクビートルズ A評価 穴2.カミーロ 穴.5レッドテンペスト
余力ラップ該当馬を内から順に。アスクビートルズの新馬戦はクファシル戦で2.3着に負けて上がりを使った馬の方が強いと前から述べていました。2戦目は重馬場でしたが、余力ラップ該当馬を相手に完勝と言える内容でした。緒戦から期待できると陣営は強気です。これから成長してくる血統だとも述べています。最内から堅実に伸びてきてくれるでしょう。
カミーロは前走が余力ラップ。L2が22.5秒で、3F通過が35.2秒とギリギリ基準内になっています。1400mでも0.2秒差で走っています。こちらも内から伸びてくれるはず。
レッドテンペストは初戦と2戦は相手が悪すぎました。4戦目は自信の本命を打って完勝。前走は3F通過33.3秒、4F通過44.9秒と1200mでも超ハイペースと言えるようなペースに。さすがに戸惑ったと思いますが、陣営は休み明けが原因なので、叩いた上積みはあると述べています。もう少し現実的なペースなら伸びてくるでしょう。

福島8R ◎5.フロムナウオン B評価 穴9.リニュー 穴12.シルバーティムール
フロムナウオンは前走の新緑賞が余力ラップ!L5の58.2秒だけのクリアなので、0.3秒差負けの本馬は出せていませんが、それでも東京2300mで逃げてかなり粘っていたのは評価します。L5以外が速くないので、持続力タイプなのは間違いなさそうです。福島芝2600mも外差し有利とは見ますが、前走の強さを評価して本命とします。
リニューは動けるタイプの差し馬で、フロムナウオンの後ろ辺りまで行って粘り込む形を想定しています。シルバーティムールも同様ですね。ピンかパーな結果になりそうなので、少額で遊びます。

札幌9R HBC賞 ◎3.ミズノコキュウ B評価 穴2.ペジェサ
少頭数ですが、逃げ先行馬ばかりのメンバー構成。差しにも回れて、ロスなく運べる内枠から。ミズノコキュウは前走、連闘が響いたという話。3走前は指数99で走っています。コーナーを窮屈そうに回っているように見えます。1勝クラスを勝っている札幌の方が良いのではないでしょうか。内でじっとしていれば伸びてきてくれるはず。
ペジェサは3走前から芝に転向していますが、その3走前がなかなか面白い内容。スタートは出遅れて内に入れることができましたが、直線は外に出したら進路がなく、また内へ切り返すロスがありました。上がり32.9秒は優秀です。函館での2戦は微妙ですが、指数はどちらも91とそれほど悪くはありません。陣営は「前半は無理をしない方が良いのかもしれません」と述べています。今度はハイペースをインで溜めて、緩いコーナーで速度を上げつつ伸びてくれるのではないでしょうか。

中京9R 有松特別 ◎5.ショウナンアレクサ 穴1.メイショウカイト 穴6.シティレインボー
ショウナンアレクサはやスミアを挟んだ前走がもう本物。かなり強いメンバー相手に4馬身差、上がり2位に0.3秒差、となればスキはありません。素直に評価します。
中京マイルはスローになりやすいので先行有利は確かですが、追走に苦労するタイプが位置を取れて差してくる、というパターンも多くなっています。
ショウナンアレクサ以外は上がりで微妙な馬が多いので、最内メイショウカイトを穴推奨。2走前の皆生特別はロンズデーライトの相手に推奨しましたが、33.2秒で差してきてくれました。前走の中京マイルは外々を通りながら上がり最速の2着。こういう馬がある程度位置を取れて差して来られる、という訳です。
もう1頭にシティレインボー。出遅れ常習犯なのでどうか、ですが、2勝クラスで100前後の指数を平気で出してくる強い馬です。上がりは使えるので、あとはできるだけスタートで遅れないようにして差してくるだけ。

福島9R 横手特別 ◎10.エスティメート A評価 穴7.ナンヨーヴィオレ
コスモコラッジョが最内に入ったことで面白くなりそうな一戦。
外枠から先行できるエスティメートに本命。2走前のL4が49.6秒と速くなり、ペースも速かったので差し有利でしたが、4着確保は立派。前走は最内に入って外から被せられて位置を悪くしました。外枠の今回は違うでしょう。
ナンヨーヴィオレは前走、コスモコラッジョと0.1秒差。これなら枠の差で逆転可能です。

札幌10R 大倉山特別 ◎14.キョウワウォール A評価 穴6.パーティーベル 穴13.オクトニアン
キョウワウォールは函館で差し届かずの馬。3走前と2走前がさっぱりでしたが、前走は前有利の流れを0.7秒差と復調気配。中団辺りは取れそうで、岩田康誠騎手にも期待します。
パーティーベルは単純に現級上位の存在。もう少し外目が良かったのですが、力で何とかしてくれると見ます。札幌も昨年好走しています。
オクトニアンは1勝クラス勝ちのL5、L4がかなり速い。2勝クラスに上がってもほぼ崩れずに頑張っています。外からマクれる好枠で。

中京10R 桶狭間ステークス ◎2.メイショウヒューマ B評価 穴14.セイカフォルゴーレ
逃げ先行タイプが少なめで、先行有利になりそうなメンバー構成。
メイショウヒューマは砂を被りたくないそうですが、前走の東京ダート1400mは1200m並みのペースを先行3番手。この速力があれば、砂を被る危険性も低いだろうと見ます。現級では4度好走していますが、最近は1400m中心。おそらくは先行しやすいから1400mを選んでいたのでしょう。本来は1200mの方が良いはずで、内枠から逃げか番手が叶いそうなここは期待します。
セイカフォルゴーレの前走はオープン特別。オープンで速い馬もいたのに逃げられるとはやはりかなり速い馬です。残り100mで甘くなりましたが、3勝クラスなら踏ん張りは利くでしょう。外枠がどうかですが、この馬の速力があれば、おそらく番手辺りは確保できそうです。

福島10R 白河特別 ◎14.アメリカンスター A評価 穴2.ゲバラ 穴5.パトリックハンサム
アメリカンスターは前走で差し競馬になるだろうと期待して本命を打ったのですが、前残りに。それでも4着と、差し勢では最先着。評価を落とすレースではありません。最終週のここはさすがに外差し有利だと思います。外枠差し馬に良い馬は、アメリカンスター以外にいません。ここは決めてほしいところです。
内枠になってしまいますが、穴推奨にまずゲバラ。パトリックハンサムよりこちらの評価を上にしています。こちらも前走は外差し決着に期待したのですが、上がり最速で4着。勝ち馬は差してきましたが、他は先行勢。ペースも緩んでいました。1800mで位置を取りつつ、外に出して差せれば。
パトリックハンサムは福島芝1800mで2勝。指数低い馬だけに、疑問は残りますが、前走でも上がりは使っています。ゲバラが来なかった時はこっちが来ると見て。

中京11R 中京記念 ◎6.セルバーグ B評価 穴1.ヴァリアメンテ 穴7.アナゴサン
セルバーグはTwitterでも書きましたが、3着だった2勝クラスのラップがかなりやばい。1.2F目だけが遅くてその後ずっと11.3秒以内、L1だけ失速という変則的すぎるラップ。時計出にくいラップのはずなのに、かなりの好時計。2走前不利があり、前走は外枠と、度外視しても問題ないレース。
内枠から逃げか番手の競馬はできそう。昔は差す競馬もしており、上がりも及第点でしょう。
ヴァリアメンテはスローペース寄りの差し馬。32秒台を使えるだけにスローで溜めて爆発させた方が良い馬。ここはスローになりそうで、課題の追走力も最内枠ならある程度位置を取れそう。
アナゴサンは逃げ・先行してかなりしぶとい馬。スローで行ければ速い上がりも使えるので、ここも評価します。
3頭とも55キロという点も魅力的です。

札幌11R しらかばステークス ◎4.シュバルツカイザー B評価 穴7.ショックアクション
行く馬が多く、差しは決まりそうなのですが、前も簡単には止まらなそうでなかなか難解。土曜メインを見ると、やはり内差しがベター。というわけで、内差しが可能なシュバルツカイザーから。前走は道中内、直線外と理想的なレースでした。2走前は外枠で、スタート後に外に押し出される不利がありました。度外視します。ハンデも55キロと軽いので堅実に走ってくれるだろうと読みます。
ショックアクションは前走ずっと内にいて、内から伸びてきました。結果コメントに「洋芝向くかも」と書いてありました。その前の2走もそう負けていないので、穴で突っ込んできても。

福島11R 安達太良ステークス ◎1.ハコダテブショウ A評価 穴10.アシタバ 穴11.チェイスザドリーム
ハコダテブショウのテンが1番速く、最内からすっ飛ばして最短コースを逃げ切るのではないでしょうか。58キロならまだ行けるだろうと見ます。
穴2頭は外から先行できる馬。アシタバは3勝クラスの馬なので足りるかは分かりませんんが、1150mに短縮なら力量差が隠れてしまう可能性も。
チェイスザドリームはオープンでも通用する馬。外枠から良い位置を取れそうで。

札幌12R ◎2.セフィロ A評価 穴9.ハリウッドヒルズ
セフィロの新馬戦は3F通過が36.1秒と遅いので基準外ですが、一応、L2が22.6秒。メイクアスナッチと同タイムの2着です。東京の未勝利勝ちはL1が11.4秒で基準クリア。フローラルウォーク賞は余力ラップ該当馬が3.4.5着の中で2着。力は確かです。前走はかなりの好時計。ハイペースを先行して負けた部分もあるので、今回は巻き返してくれるでしょう。
マイネルフォルツァは強いのですが、位置を取れないタイプなことと牧場からの直接入厩で叩いてからがベストと述べていることが不安です。
セラドナイトは余力ラップ該当ですが、ダートでです。
土曜の1500mは差し馬が勝ったので、ハリウッドヒルズの末脚に期待します。指数も高値で安定していますし、4歳時には同コースで2着があります。6歳になっても衰えはなく、1勝クラスで引き続き期待できます。

中京12R ◎14.ナイトアクアリウム A評価 穴10.ゴッドブルービー
内に速い馬もいますが、外枠から好位を取れる馬からがベターでしょう。ナイトアクアリウムは未勝利勝ちの指数が1勝クラス換算で99。L1が速くて余力ラップだったと言えます。前走は青竜ステークスで4着ならさすがにここでは上。これ以上は特に言うことはありません。
ゴッドブルービーは前走で1400mに短縮。34.1秒のハイペースでしたが、前が残るという変なレースでした。5着のゴッドブルービーも評価できますし、もう少し緩いペースになりそうなので位置も取れるでしょう。

福島12R ◎14.コスモアディラート A評価 穴13.デフィデリ 穴1.クリノゴッホ
コスモアディラートの前走、福島はまだ内枠有利でしたが、外枠から好位を取って好走。今回は外枠先行有利なので堅実に走ってくれるはず。指数も101と優秀でした。
この馬から10-13まで流せば当たりそうなレースではありますが……。デフィデリも外から先行できるでしょう。福島は近走、好走歴がありませんが、未勝利勝ちは福島。有利な枠ということで推奨します。2キロ減もありますね。
クリノゴッホだけは内枠でも狙ってみたい馬。前走は立て直したことでようやく復調気配でしたが、前残りになって4着まで。最内枠を引いてしまった以上、内をショートカットするような競馬をするしかないのでは。おそらく内を避ける馬が増えてガラ空きになりそう。悪いところを通って伸びて来られるかは分かりませんが、この人気なら押さえておきたいと思います。

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