北海道スプリントカップ2021　予想　相手探し。

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。地方交流重賞は、netkeibaの「タイム指数」も参考にしています。

　１－１　リュウノユキナ　　　牡６　柴田善臣　美浦
　２－２　ソイカウボーイ　　　牡６　岩橋勇二　北海道
　３－３　ダノンチャンス　　　セ７　小野楓馬　北海道
　３－４　スマートアルタイル　牡６　松山弘平　栗東
　４－５　サンロアノーク　　　牡５　五十嵐冬樹　大井
　４－６　ジャスパーシャイン　牡４　阿部龍　北海道
　５－７　アザワク　　　　　　牝４　桑村真明　北海道
　５－８　イダペガサス　　　　牡６　服部茂史　北海道
　６－９　ニットウスバル　　　牡９　松井伸也　北海道
　６－１０　スマートアヴァロン　牡９　石川倭　北海道
　７－１１　サンライズカラマ　　牡７　池添謙一　栗東
　７－１２　メイショウアイアン　牡11　落合玄太　北海道
　８－１３　ヘブンリーデイズ　　牡６　山本咲希到　北海道
　８－１４　ヒロシゲゴールド　　牡６　北村宏司　栗東

◎　1　リュウノユキナ
○　14　ヒロシゲゴールド
▲　5　サンロアノーク
△　10　スマートアヴァロン
✕　4　スマートアルタイル

東京スプリントの予想の際、ダート最強スプリンターと評したリュウノユキナを引き続き本命にします。

その東京スプリントですが、大井の内枠に逃げ馬が揃った場合、包まれたら終わり、という理由からハイペースになるということを恥ずかしながら知らず、ペース読みを完全に誤りました。
それはともかくとして、前半3ハロン33.9秒の超ハイペースで予想とは逆展開。
前の組には非常に厳しい流れになりましたが、リュウノユキナは早め先頭から押し切りました。時計・指数ともに平凡ですが、苦しい流れで勝ち切ったことを評価したいと思います。

時計の出るダートの方が良いタイプですが、門別競馬場は良馬場スタートでもその後、雨が降る予報です。筆者は札幌在住ですが、すぐにでも雨が降りそうな空模様。同じ北海道といっても門別競馬場からはかなり遠いですが、天気予報的にも馬場が渋ることはほぼ間違いないと思います。
時計面の問題はクリアしたものと見ます。

ペースも前走のような苦しい展開にはまずならなそうなメンバー構成です。
揉まれる1枠1番もジャニュアリーステークス、大和ステークスで連勝ですから全く問題ないでしょう。

ペースを作りそうな馬は、ダノンチャンス、サンロアノーク、アザワク、ヒロシゲゴールド、辺りでしょうか。
ダノンチャンスはここ三走、35.5秒、35.8秒、35.7秒、での逃げですから逃げたとしてもそう速いラップは刻まないはずと見ます。
アザワクも前走、35.7秒で通過ですし、逃げにこだわるタイプでは全くないので、番手かと思います。
サンロアノーク陣営からは、速い流れの2番手で競馬をさせたい、という話が出ており、逃げにこだわりはなさそうです。
ヒロシゲゴールドは近走は番手からでも結果を出していますが、元来は逃げたいタイプでしょう。おそらくは大外から注文を付けて逃げるのでは、と読んでいます。

ダート1200ｍにしては差しの利く門別ですが、前有利、と踏んでの予想です。

ヒロシゲゴールドの単騎逃げとみて対抗を打ちます。
基本的にピンかパーなタイプだったのが、控えて5着続きなのだから競馬っぷりに幅が出ていることは間違いないでしょうし、これなら大崩れはなさそうです。
不安は陣営も口にしていますが、「少し急仕上げ」という点で、栗東坂路で末強めに追ってラスト1ハロン12.9秒かかっています。追い切り走る馬ということを考えれば、少しかかりすぎのように感じます。長距離輸送があるのでちょうどいいかな、という話ですので、馬体重には気を配りたいところです。

今回、最も期待値が高いと見ているのがサンロアノーク。
馬券的にはリュウノユキナとこの馬を中心に考えたいところです。
南関東で1度も走っていない1200ｍですが、全くスピード負けはないでしょう。
前二走は大井1400ｍを使っていますが、その1200ｍ通過が1.12.7と1.12.6。
ヒロシゲゴールドの前走の東京スプリントの走破時計が1.12.3ですから、200ｍ短縮となれば逆転があっても全く驚きはないと言えます。
中央馬、このレースで実績のあるメイショウアイアン、メイショウアイアンが通用するなら……という理由で人気になるだろう道営馬に隠れて人気は全くしないでしょうから、黙っておきましょう。

他、中央の実績馬スマートアヴァロンは前走、スローペースの差し切りですから時計平凡ですが、坂路で好時計を出しており、一度叩いての上積みが期待出来そうです。

前走、本命にして単勝・馬連的中させてもらったスマートアルタイルは人気面を考えれば嫌いたいところですが、能力上位で押さえることにします。
前走、本命にした理由がペースが流れそうで上がりしっかりしているから、というものですが、実際に前半33.9秒というかなりのハイペースになりました。
差しの利きやすい門別1200ｍで、それなりのペースになればごく普通に突っ込んで来るでしょう。

印は打ちませんでしたが、メイショウアイアン、イダペガサス辺りも念のため押さえてはおきたいです。馬券はリュウノユキナとサンロアノークから行く予定ですので、相手を絞る必要性も感じないので。