新潟記念2020 トラックバイアスは完全に外。問題は脚質。

展開

先週の時点で新潟はすでに外枠天国だったが、土曜の傾向を見てもそれは変わらない。
土曜の新潟外回りは、
10R 1着8枠13番 2着 7枠11番 3着 4枠4番
11R 1着8枠16番 2着 3枠5番 3着 7枠14番
12R 1着4枠7番 2着 8枠16番 3着 4枠8番

特に12Rなんて一桁馬番の馬がほとんど下位独占。明らかに外有利なのは間違いない。11Rも2着はサトノウィザードで、この馬でも内枠なら負けてしまうのが今の馬場。
問題は脚質。
おそらく10Rは先行馬が外には出したが、伸びどころがもっと外だと気づかなかったんだろう。差し馬が台頭した。
11Rは超スローの前残りだが、外枠の馬。10Rよりも外に出していた。
12Rは先行決着。上位馬は11Rよりも更に外に出していた。
どういうことかといえば、前に行く馬が伸びどころを完全に把握したという意味。伸びるのはかなりの外。
で、先行馬がそういう進路を取れるから前残りになる。
そうならなかった10Rがだけが差し決着。
逃げ馬がウインガナドルくらいの新潟記念も外枠有利、前有利になると読む。

◎ 18 サトノクロニクル
○ 17 ブラヴァス
▲ 10 ウインガナドル
△ 7.8.11.12.13.14.15.16
✕ 3.4.5

見解

◎サトノクロニクル
この馬の長期休み明けからのレースを振り返ってみよう。
AJCCは5着だが、この馬は先行してしぶとさを活かす馬。休み明けで試運転したという印象。参考外。
日経賞は先行勢壊滅の乱ペース。それにしても大敗しすぎで疑問符が付く。
メトロポリタンステークスは超超スローペースで、これではこの馬の良さが全く活きない。
目黒記念はハイペースを中団より前目から。直線の手応え抜群で、これは伸びてくるのでは!?という勢いだったが、止まって8着。とはいえ、4着馬とは0.2秒差。
日経賞と目黒記念はしぶとさを活かすこの馬向きのレースになったが、敗退。
結論を言うと、今ではもう距離が長い。
目黒記念の止まり方を見て、はっきりそう思う。
元々、実績の中心は2000前後。
陣営も距離の長さを疑っており、今回はチークピーシーズを着用。
大外枠を引けた。そして先行馬。

ついでにいえば、鞍上の藤井勘一郎は追わせるタイプの騎手で、ディープインパクト産駒の成績は良くないが、ズブい馬が多いハーツクライ産駒の成績は良いと書いてあった。
以下の本に。

サトノクロニクルはハーツクライ産駒。
舞台は整った。

○ブラヴァス
先行出来る外枠の馬があまりおらず、この馬くらいである。
4ハロンのロンスパ戦になる新潟記念に向く末脚を持っており、これで先行出来るのなら順当に対抗。

▲ウインガナドル
この馬は新潟が得意。
血統的にも実績的にもロンスパ戦は得意。
単騎逃げが叶いそうなメンバーなんだから、ジョッキーも逃げようとするだろう。なるべくならスローに落として先行馬有利にして欲しいところ。

他は外枠勢中心。
内枠の差し馬はかなり厳しいので切った。
内枠で来るなら先行馬。先行さえすれば直線で良いスペースを取ることが出来る。
3連複では◎-○▲-○▲△✕のフォーメーションを買うが、△絡みは200円、✕絡みは100円の予定。
あとは◎の単勝。
◎○▲の馬連・ワイドのボックスを買う。
台風の影響を受けたらどうなるか分からない小倉2歳ステークスはパスする。
その分の資金を新潟記念に回す。