12/18 好走期待馬・穴推奨馬

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※軸自信度は、赤枠がA、黄色枠がB、青枠がC、緑枠が、勝ちまで自信あるS、となります。
※筆者の言うペースは、前が残るかどうかの目安となるペースであり、前傾か後傾かを意味しません。前が苦しくなるペースをハイ、前が楽なペースをスロー、中間をミドル、としています。

好走期待馬

中京2R ◎13メガキャット B評価
中京3R ◎10アウリガテソーロ B評価
中京6R ◎10ウェーブメジャー C評価
中山8R ◎4マリーアミノル ○9フォックススリープ B評価
中京8R ◎2メイショウミカワ ○3アランチャアミーゴ A評価
阪神8R ◎7トーホウスザク A評価
阪神9R ◎10リトルクレバー B評価
中山10R ◎15ダノンラスター S評価
中山11R ◎1アクアミラビリス A評価 ※勝負レース
中京12R ◎2オーマイガイ A評価
阪神12R ◎6ワンダーイチョウ S評価

穴推奨馬

中京2R 穴4アイリスクォーツ
中京3R 穴14チュウワジョーダン
中京6R 穴3メイショウサトワ
中山8R 穴2アジアノジュンシン
阪神12R 穴10ユスティニアン

まえがき

まず、先週の結果から。
土曜があまりに不運続きだったため、日曜は巻き返せるだろうと予想していましたが、その通りの結果になってまずまず満足しています。

土曜の全体収支。的中率が27.3%と十分な成績にもかかわらず、回収率が52.5%という点から、如何に噛み合わなかったかが分かるかと思います。
日曜の全体収支。的中率が54.3%と非常に高かったです。正直、3連単にこだわらなければ、土曜の負け分は取り戻せていたと思います。

次は好走期待馬のレース限定の収支。

的中率が47.8%と非常に優秀。それで負けたのは土曜の不運続きがおそらく原因でしょう。
好走期待馬のレースの回収率を高めたいと思っていますが、それが出来なかったのは力不足。
もし、本ブログを参考にしていただいている方がいれば、大変申し訳ない結果だと反省しております。

また、週中は地方競馬で大敗を喫してしまいました。

12月は中央含めて40万ほど勝っていたのですが、この週中だけでその大半を溶かしてしまいました。
普段と違う買い方をしたのが、明らかな敗因です。正直、普段通りに購入していれば、勝っていたと思います。あと、3連単に固執しすぎたのも敗因ですね。

競馬は本当に恐ろしいですね、40万浮いていたとしても何も安心出来ない。
私のような競馬精神力の欠如している人間のことは、是非とも反面教師にしてください。
読者の皆様が、競馬と健全な付き合い方をするのを願っております。

終わったことはもう忘れます。
土日で勝てば良いだけです。また、地方競馬も普段通りの買い方に戻せば、安定して勝てるでしょう。

では、土曜の馬場に入ります。
週中に三場とも、かなりの雨が降ったようですね。

中山ダートは先週に引き続き高速馬場。
狙いは先週同様、1200m・1800m共に内枠狙いで良いでしょう。外を回していては届きません。

中京ダートが狙い目です。
凍結防止剤が金曜に撒かれました。
そこに雨が降りましたから狙いは簡単です。
かなりパワーが必要で、大型馬が有利。また、差せなくなりますから、先行有利。これでほぼ間違いないでしょう。

阪神ダートも高速馬場でしょう。
基本、逃げ・先行有利。不良馬場だとペースが上がりやすいですから、前崩れになりやすいことにも注意を払いたいところです。
また、内枠有利になりやすいです。これは中山ダートと同じ原理で、外を回すと間に合わなくなるから。

以上の点に気をつけていれば、きっと美味しい配当にありつけるでしょう。
馬場状態、特に馬体重はさほど人気に影響しませんから。

私は1月時点で、凍結防止剤の影響についてほとんど知らない状態でした。
1/9の中京8Rで、馬体重486キロのソプラドールを本命にしたのですが、勝ったのは馬体重528キロのチェルアルコでした。2.3着には比較的軽い馬が来ているから難しいのですが、当時、凍結防止剤が撒かれた馬場に雨が降ったら大型馬有利と知っていたならば、チェルアルコを本命にしていたかもしれません。
基本、軸馬は大型馬にするのがベターでしょう。

まえがきは以上になります。
土日、中央競馬をお互い頑張りましょう!
本日もどうぞよろしくお願い致します。

見解
中京2R
凍結防止剤に雨。大型先行馬狙い。

◎ 13 メガキャット
穴 4 アイリスクォーツ

大型先行馬ということで、メガキャットに本命を打ちます。
先行馬は揃いましたが、それでも凍結防止剤に雨が降れば、コース形態上の問題もあって前が残ります。
指数は3走前が87。これより上は5頭いますが、その大多数が差し馬だったり距離微妙な馬だったり、ですので、メガキャットが軸に最適と判断。
低レベル戦なのでそこそこ人気にはなりそうですが、おそらく、強敵AIは凍結防止剤の影響をファクターに入れていなそう。もし、入れていたら本当の強敵ですね。
という訳で、おそらくAIの指数でもそれほど上位にはならないでしょう。
そうなれば、直前で人気は下がりそうです。
中京ダートは美味しい配当にありつけるチャンス。

穴推奨にアイリスクオーツ。
能力的には全く足りない馬ですが、大型先行馬なので激走があっても驚けません。
凍結防止剤の影響はまだそれほど公に広まっていないと思いますから、全く人気にならないでしょう。
少額買っておいて損はないかと思います。

中京3R
ここも大型先行馬から狙いを立てる。

◎ 10 アウリガテソーロ
穴 14 チュウワジョーダン

指数的にはやや足りないアウリガテソーロですが、指数よりも馬場の影響の方が遥かに大きいと判断しています。
500キロを超える大型馬の逃げ馬。
他、逃げそうなのが、久しぶりのダートのスマートワン、距離延長のエリオット。
スマートワンは馬体重470キロ前後と及第点ですが、パワーの要する馬場で久しぶりのダートというだけで大幅割り引きです。軽い芝から一気にタフなダートに変わればそりゃ不利でしょう。
エリオットは大型馬ですが、ここは距離延長でタフなダート。息切れして脱落していくと思います。
前で残るのがアウリガテソーロと見て、あとは大型馬で指数まずまずの先行馬を中心に流したいと思います。

穴推奨馬にチュウワジョーダン。
単勝40倍いくかどうか微妙なところですが、この馬は1月のタフな中山1800mで3着、指数104と、このメンバーでは抜けて1位のものを持っています。小型馬ですが、これならパワーの裏付けはあると見て良さそうです。
前走はスタートを出て促すことなく後方から。
最後は上がり2位の37.1秒の脚で差を詰めました。
今の馬場では先行して欲しいところ。
一応、昨年12月には1400mで促して先行出来ているので、行こうと思えば先行出来る馬です。しかし、陣営が「前走は鞍上が上手く乗ってくれた」と口にしており、今回の鞍上も前走と同じ伊藤工真騎手。
彼は小柄な馬向きの騎手なのですが、展開待ちの差し騎手でもあるので、ここも待機策が濃厚ではないでしょうか。
きちんと馬場を知っていれば先行するはずですが、あまり期待出来そうにありません。
先行してくれれば、という薄い望みに賭けて穴推奨。
人気を考えれば、少額買っておいて損はないでしょう。

中京6R
ここも大型先行馬からだが、これといった馬が不在で混戦模様。

◎ 10 ウェーブメジャー
穴 3 メイショウサトワ

内枠・先行有利の中京ダート1200m。
アシタバと迷いました。
前走はアシタバと同じレースだったウェーブメジャーですが、当時の枠の並びはウェーブメジャーが外。
今回は内に替わること、藤田菜七子騎手を配してきて2キロ減になること(斤量は主にダッシュ力に影響すると考えています)、人気妙味、も考えてウェーブメジャーを本命にします。枠と斤量の逆転で今回は逃げられる可能性もまずまず高いと見ています。

指数的には6番手ですが、上位馬は比較的軽い馬や差し馬が多いため、逆転は充分可能でしょう。
そう自信はありませんが、本命はこれしかいません。

穴推奨馬にメイショウサトワ。
前走は長期休養明けで垂れてしまいましたが、良い先行力を見せましたし、3走前は追い込み決着の中、先行して6着、指数は99と優秀な内容でした。これはメンバー1位の指数になります。
陣営は「最後でやめている感じがあったのでチークを着用。今度は息持ちも違うはず」と述べています。
叩き二戦目の上積み、距離短縮、チークピーシズ、という好材料に加え、有利な内枠、しかも大型馬となれば、激走を期待したくなります。

中山8R
高速ダートの中山ダート1200mは内枠先行馬から。

◎ 4 マリーアミノル
○ 9 フォックススリープ
穴 2 アジアノジュンシン

能力最上位アンジェリーブルの距離短縮に期待したいところですが、流石に高速ダートの1200mでは追走に苦しむと思います。

内枠先行馬ということでマリーアミノルを抜擢。
中山の高速ダートなら馬体が軽くても問題ないでしょう。
強調材料は3キロ減ジョッキーを配してきたこと。これでより先行しやすくなるはずです。今回は休み明けですが、中館厩舎は牧場との連携が上手く行っているのか、少ない追い切り本数でもしっかり仕上げてきます。新馬戦でも少ない追い切り本数でしばしば穴をあけています。休み明け成績自体もまずまず。
3歳馬ですので、成長分の方に期待します。

本命と迷った対抗にフォックススリープ。
対抗に落としたのは、マリーアミノルとの枠の差、斤量の差、この二点です。
しかしながら、能力だけで言えば、フォックススリープの方が僅かに上ではないでしょうか。指数もフォックススリープの方が僅かに上です。
ダブル本命でも良かったくらいですが、極力、ダブル本命は打ちたくないので対抗まで。

穴推奨馬にアジアノジュンシン。
これも内枠先行馬。
指数から能力は足りますが、問題は長期休養明け。
陣営は「右トモの不安により休養が長引いた。良くなっているが1度使ってからか」と口にしています。
追い切りはほぼ馬なりのみなので、おそらくほぼ仕上がっているとは思うのですが、やはり息が保つかはやってみないと分かりません。
単勝40倍はいかなそうですが、インターネット馬三郎の想定オッズは65倍となっていましたので、一応、穴推奨馬とさせていただきます。

中京8R
前走は位置を取れなかった分の敗戦。強い内容だったのでここは巻き返し濃厚。

◎ 2 メイショウミカワ
○ 3 アランチャアミーゴ

メイショウミカワは前走でA評価の本命を打った馬。
その前走はスタートでやや出負け。すぐ前が狭くなって位置取りを悪くしました。
それだけならまだしも、道中、ごちゃついて更に位置を悪くするという最悪の展開。
レースを観ていて「これは完全に飛んだ」と思っていました。
そこからしぶとく伸びて2着を確保したのですから、これは相当に強い。
今回は有利な内枠。少なめの頭数ですから前走のようなことはないと思います。
指数は前走が95。前々走が97。90台後半は安定して走れる馬だと見て良いでしょう。
馬体重は480キロ台と及第点。
ここは堅軸と見ています。

対抗にはメイショウミカワと能力互角と見ているアランチャアミーゴ。
坂井瑠星騎手は競馬観戦が趣味というだけあって、よく考えて乗ってくれます。
ここも逃げか番手を取ってくれるでしょう。
馬体重もメイショウミカワより重い。
距離短縮も良いでしょう。
正直、どちらを本命にしても良いのですが、アランチャアミーゴが連闘である分、評価を下げました。
どちらが勝っても不思議ないと思っています。

阪神8R
逃げ馬不在で少頭数ならスロー濃厚。前の組から。

◎ 7 トーホウスザク

近走の惨敗続きで多少人気落ちのトーホウスザクに本命を打ちます。
前走は芝なので度外視。
前々走、3走前は合わない1400mだったので、これも度外視で良いでしょう。
阪神ダート1800mは得意舞台なので巻き返してくるはず。
同舞台では2着、2着。指数は89、99と優秀です。
5走前はスローの前残りでしたので、さほど評価出来ませんが、6走前は、ホッコーハナミチ、ゴールドレガシー、スウィープザボード等の強敵相手に2着ですから評価出来ます。
今の馬場では、強敵キースローガン、モズマゾクも差し届きそうにありませんし、ここは堅軸と見ます。
おそらく10倍前後付きそうで、美味しい配当を期待出来そうです。

阪神9R 赤穂特別
ここは先行馬揃いで差し決まると読む。

◎ 10 リトルクレバー

昨年10月、アメリカンシードの2着だったリトルクレバーの指数は118。現級換算でも110ですから能力はここでも上位。
前走は内にいる間に、外から他馬がマクり気味に上がっていき、位置を多少落としたのが敗因の一つ。ギリギリまで伸びており、そう悪い内容ではありませんでした。
前々走は内枠が災い。4角では最後方付近まで下がって、大外を回すロスの多い競馬。流石に届く訳ありませんからこれも度外視。
4走前は、すでに2勝クラスを勝ち上がっている馬複数のハイレベル戦。それで5着なら及第点でしょう。
ここは外枠でスムーズに上がっていけるはず。

問題は長期休養明け。
陣営は弱気ですし、最終追い切りも一杯に追っていて仕上がっていない危険性が高いように感じます。
それでも単勝オッズ10倍以上付きそうなら、目を瞑って購入したいと思います。

中山10R 香取特別
ここ二走はへぐり。まともなら能力上位。

※S評価

◎ 15 ダノンラスター

ダート2400mにしては好メンバーが揃った一戦。
前走S評価を打ったダノンラスターですが、上がり最速を使いながらも先行したメイショウフンジンを捉えきれませんでした。上がり36.2秒とかなりの脚を使っているので、これは石橋騎手のミスだと思っています。
前々走は内でどん詰まり。強引にこじあけて4着まで来ましたが、石橋騎手は制裁を受けてしまいました。
ここはルメールに乗り代わって必勝体制でしょう。

同舞台の1勝クラス勝ちの指数が109と破格。
破った相手もローズボウルと強敵でしたので、高く出過ぎた指数ではないでしょう。
高速ダートもその1勝クラスでこなしていますし、ここは外枠先行有利の舞台。
強豪が揃いましたが、取りこぼさないだろうと見てS評価を打ちます。

中山11R ターコイズステークス
得意の内枠。良馬場。コース自体も内枠先行有利で堅軸か。

※勝負レース

◎ 1 アクアミラビリス

良or稍重の1400-1600m、それに内枠という条件を加えたなら、オール馬券内のアクアミラビリス。中山芝1600m自体も内枠先行有利なので、ここは堅軸と見ます。
問題は好位を取れるか、ですが、距離延長ローテなのですんなり先行出来ると思います。
ハンデも54キロと手頃。
ここまで条件が揃ったなら崩れる危険性は少ないと思います。
オッズ妙味も抜群。
ここは勝負レースに抜擢します。

中京12R 大須特別
すんなりの逃げ濃厚か。高速馬場なので内枠は不利にならない。

◎ 2 オーマイガイ

ダート転向後、崩れていないオーマイガイに本命を打ちます。
前走は不利な内枠からの逃げ。必然的にペースは上がりましたが、しぶとく粘って2着確保。力のない先行馬は沈んだレースですから、能力はここでは上位。
先行馬が少ないメンバーなのですんなり逃げられるでしょう。
ロンドンデリーエアは1700m中心に使われてきた馬なので追走に苦労しそうですし、サイヤダンサーもスタミナに疑問符が付くので無理はしないでしょう。ユウゲンもロンドンデリーエアと同じです。
怖いのはコウユーモテモテですが、鞍上の松岡騎手が大怪我から復帰後、精彩を欠いているように映ります。元々、継続騎乗の成績が良いのでテン乗りは決して好材料ではないでしょう。
という訳で、オーマイガイの堅軸と見ます。
470キロ台の馬体が多少気になりますが、許容範囲ではあるでしょう。
芝ではマイルもこなしているので、タフな中京ダートでもギリギリ保つと見ます。

阪神12R
能力上位。逃げ馬不在でスロー濃厚。前目さえ取れればほぼ勝てる。

※S評価

◎ 6 ワンダーイチョウ
穴 10 ユスティニアン

指数では抜けているワンダーイチョウにS評価を打ちます。
前走は大きく出遅れて後方から競馬を進めて惨敗。
その点は気がかりですが、このメンバーなら馬群が凝縮しそうなのでリカバリーは充分可能でしょう。
ポジション意識の強い松山騎手への乗り替わりも好材料。
外目から強気に仕掛けていけば負けないと見ています。

穴推奨馬にユスティニアン。
逃げ馬が、敢えていえばヴィレーヌくらい。ヴィレーヌは地方での指数からしてここでは通用しそうにありません。展開が恵まれて入着があるかないかくらいでしょう。
ユスティニアンは楽に先行出来ると思うので、前目に付けてしまえば残り目はあると思います。
1400mへの距離延長は不安ですが、スローなら。
1200mでの指数は92と通用するレベルにあるので、あとはとにかく距離さえこなせれば。

馬券ギャラリー
好走期待馬ワンツーで3連複的中。結果的には3連単で良かったですね。
阪神8R、トーホウスザクの3着付けも購入しておいて正解。安めの3連単200円的中。

競馬予想本を本ブログ、noteにて執筆しています。
全て書き終えたら、推敲してKindleダイレクトパブリッシングにて出版しようと思っています。
スキしてくれると励みになって書く気になりますので、内容が良いと思ったら是非、お願いします。

『「永遠の初心者を脱する!」ための競馬思考』

投げ銭のお願い
当ブログでは投げ銭を募っております。
予想の結果、読み物としての内容、が参考になった、気に入った、等ありましたら投げ銭していただけると大変喜びます。もちろん、無料で読んでいただくだけで十分嬉しいことに変わりはありません。
受取人のEメールアドレスに「magumagumagu.com@gmail.com」を入力していただければ、まぐに届きます。15円から可能です。是非、よろしくお願い致します。