※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※軸自信度は、赤枠がA、黄色枠がB、青枠がC、緑枠が、勝ちまで自信あるS、となります。
※筆者の言うペースは、前が残るかどうかの目安となるペースであり、前傾か後傾かを意味しません。前が苦しくなるペースをハイ、前が楽なペースをスロー、中間をミドル、としています。
※馬三郎の前日オッズを参考に、期待値込みで予想しています。今年の成績を振り返った時、その方が圧倒的に割に合うと判断したためです。そのため、当日のオッズを見て本命を変えることがありますのでご了承ください。
本日も予想は完成次第、随時アップしていきます。
中山・中京ともに乾燥したダートになりそうです。
中山は乾燥していても速い時計が出る模様。前有利傾向が持続すると見ます。
元々前有利の中京は、引き続き前有利。ここが差し有利になることは滅多にないので。
よろしくお願いします。
◎ 1 メディシス
○ 11 アメリカンベイビー
▲ 2 ジェットエンブレム
とにかく行く馬を買えばベターなはずの中京ダート1200m。
おそらく純粋にテンが速いのはアメリカンベイビー。
小倉ダート1000mで11.8秒で逃げて、フリードのレコードをアシストしました。
これは問題が距離ですが、新馬戦を東京ダート1600mで楽勝していることからこなせそう。
小倉ダート1000mからの距離延長組もこの条件はそう成績を落とさないので、簡単には止まらないと思います。
内枠有利ですので、枠の並びからテンに行きそうなのが内の二頭。
本命のメディシスは出自体は遅いのですが、二の脚が速く、1200mの最内枠なので出来ればハナを取りたいのではないでしょうか。
隣のジェットエンブレムにすぐ被されなければ、二の脚でハナを奪いきれると読みます。
前走は外枠で外々を回されたのが失速の一因でしょう。
ペースも速くて前の組には厳しいレースでもありました。
逃げ切ったヴァーチャリティは芝の1600m未勝利戦を好時計勝ちした馬で、純粋に能力が上だったのでしょう。
1200mに距離短縮すれば違うはずです。
叩き二戦目も良いはず。
鞍上の中井騎手はダートが上手いと常々書いていますが、その成績を調べてみました。
2019年の年頭まで遡ってもダートでは単複で回収率プラスです。
勝率・連対率は芝の3倍前後、複勝率も2倍と、明らかにダートの成績が良い。
名前が売れていないので人気もしないのでしょう。
サウスヴィグラス産駒なので揉まれるとやめてしまうかもしれませんが、執筆現在14.5倍なら本命です。サウスヴィグラス産駒は終い坂のある中京は向きます。
ジェットエンブレムは前走で初ブリンカー。
スタートで躓いて掲示板を外しましたが、上がりは使って差を詰めました。
ブリンカー効果はあるという陣営の話です。
圏内でしょうし、馬単や三連単のオッズを見る限り、執筆現在4.8倍からはもう少し人気が落ちそうです。9倍ちょっとは付きそう。
◎ 2 テイエムマグマ
まず、人気のエルモドーロに関してですが、おそらく前走の時計の速さも人気の要因でしょう。中京ダート1900mで1.58.1ならかなり速いのですが、この日が稍重にもかかわらず、馬場差が-3.0秒とかなり速く出ています。
相手も微妙なメンバーでしたし、時計は全く鵜呑みに出来ません。
指数で見れば94で、これでもメンバートップになるのですが、1倍台の人気になるほど抜けてはいないでしょう。
テイエムマグマは前走の大敗で人気落ちです。
行くしかない、という感じで促して逃げましたが、途中から秋山騎手のタイセイヴィーナスにマクられてペースアップする苦しいレースになりました。
ラップも5ハロン目に11.5秒で、ここだけかなり速くなっています。
ペースのアップダウンが激しくなると、馬はバテます(人間も同様で、マラソンは一定のペースで走るのがベストと言われています)。
さすがに前走より苦しくなることはないと見て再度本命を打ちます。
2走前はハイペースで逃げて6着。
指数88なら及第点。
枠を活かして積極策に出て、あとは他の騎手が道中で仕掛けてこなければ。
◎ 4 リンガスウォリアー
リンガスウォリアーは現級をいつでも勝ち上がれるレベルにある馬ですが、ここ2戦の凡走で人気落ちです。
前々走はかなり引っかかりながら先行してバテただけですし、前走は行く馬が揃いすぎて先行出来ませんでした。
前走は入りの3ハロンが36.2秒で速すぎます。
ここなら楽に先行出来そうです。
ウチパクは二回乗って二度とも馬券になっていますし、その時の中山戦が指数95と優秀でした。
他。
デリシュレーヌの二走前が102でメンバートップですが、東京ダート1600mでのものです。
フィールザワールドの前々走97も東京ダート1600mでのもの。
キタノリューオーは青竜ステークス9着が現級換算97。
中山でも94で、相手筆頭。
サンキューレターはルメール人気もかなりあるでしょう。
前有利だと思いますので、先行馬中心に手広く買っておきたいと思います。
◎ 13 メディーヴァル
△ 12 スペースクラフト
△ 15 メイショウコホク
現級では能力が圧倒的に上のメディーヴァル。
前走は馬場が速すぎて上がり36.1秒を使って交わせなかったのですから、これは展開のアヤというしかないでしょう。指数96。
前々走はペース速く、内枠で位置を悪くしてしまいました。指数96。
そんなにテンが速い馬ではないので、今回の外枠は良いでしょう。
3走前は超ハイペースで追い込み決着。指数101。
4走前はスローペース先行で2着、指数104。相手が悪すぎました。3着だったスカーレットスカイはすでに2勝クラスを勝ち上がっています。
5走前はハイペース先行。追い込み馬でワンツーの競馬で3着なら強さを見せたでしょう。指数105。
ここはほぼほぼ勝てると思いますが、本日の中京ダートも2歳未勝利を見る限り時計がかなり速いのでまたもやの取りこぼしの危険性もあると思ってS評価はやめました。
負けるならスペースクラフト。
芝や過去のダート戦を見る限り、1400mへの距離延長は問題ないタイプでしょう。
前走は行き脚付かず、後方からで終わったかと思いましたが、35.9秒の上がり最速で3着とハナ差まで差を詰めてきました。
前々走でこの馬を先行させた松山騎手に手戻り、外枠でもあり、ここは位置を取れそう。キレでメディーヴァルに勝っていると思うので、逆転可能と見ます。
もう一頭の逆転候補、前残り警戒ならメイショウコホク。
姫路でのレースを見る限り、ダートスタートがあまり上手くないようですが、芝スタートなら速い。
姫路では上がりもしっかり使って楽勝続きですから、その時よりも指数上積み可能でしょう。
◎ 2 メイショウアリソン
2歳未勝利の勝ち時計が1.12.0なので、今週も速い馬場が継続と見て良いでしょう。
外を回すロスの方が大きい、と見たいところ。
メイショウアリソンは距離短縮の先行馬。
前走は外枠勢が上位独占したレースで、他のレースでも外枠が多く来ていたので度外視で良いでしょう。
ここは速い馬が揃いましたが、位置を悪くする危険性は少ないと見ます。
前々走が中京ダート1400mで前半3ハロン33.2秒の超ハイペース。テンは促しましたが、外枠勢が速いと見るや早めに控えました。ペースを考えれば正解だったでしょう、しぶとく4着に食い込みました。
3走前のジャニュアリーステークスはリュウノユキナが指数107を叩き出して勝ったハイレベル戦。
5着のメイショウアリソンでも指数は95と非常に高いです。
前半3ハロン32.9秒の激流を先行して5着に粘ったのだから、その先行力もしぶとさも高く評価出来ます。
休み明けの阪神のりんくうステークスは先行して7着でしたが、速い上がりを使えるようなタイプではなく、しぶとく粘り込むタイプなので中山の方が良いでしょう。
純粋に持ち指数でも3走前の95がメンバー中3位です。
今回も休み明けで追いきりの動きがあまり良くありませんが、執筆現在32.6倍なら美味しいと見て本命を打ちます。
持ち指数トップのジェネティクス、2位の最内枠デザートストームは必ず押さえておきたいところ。ロイヤルパールスもしぶといタイプで、外枠で乗り替わりもマイナスだと思いますが、この人気なら押さえておきたいと思います。
◎ 6 クリノホノオ
中京ダートは6.7.8Rが差しの届くレースに。
あくまで前有利前提での話ですが、8Rは4ハロン46.9秒とそんなに前が苦しくなるペースではなかったはず。Sに近いA評価に推したメディーヴァルが最後、後方待機組に交わされるのですから、差しも届きやすい、と見て良いのでしょう。
6Rは34.2秒とかなりのハイペースでしたが、これで前の組が壊滅。
当日に予想出来ているのだからこれを活かさない手はない、と判断しました。
指数トップのクリノホノオを本命に推します。
内のセランとローウェルのどちらかが行きそう。
外枠にも先行したいタイプがチラホラいますので、超スローはないでしょう。平均からスローと見ます。
クリノホノオは前々走の指数が101でメンバー中断然トップ。
その前々走は重馬場で内枠先行有利馬場。クリノホノオは1枠でずっとロスなく運べましたが、後方からで位置的には厳しかったはず。崩れず3着でしたが、マクれるタイプなのでそもそもあまり展開に左右されない方の馬です。
スローなら早めに進出すれば良いし、ハイペースなら黙っていても良いと思います。
内枠ですし、1700mの速い流れでも追走を苦にしている訳ではないので、位置もそこまで後方待機にならないでしょう。
届かないキャラクターですが、この馬場なら単勝もしっかり買っておきたいところ。
本命を迷ったローウェルは距離保てば。ラウダシオン、アンブロジオの下なので血統面で不安が残ります。
セランは前走スローで展開にも恵まれましたが、ユタカ騎乗でしっかり変わってきました。ユタカ騎乗の方が指数も良い馬で、手も合っているのでしょう。
芝で速い上がりが使えず今ひとつだったゼンノジャスタも押さえておきたいところ。
◎ 15 プレフェリータ
前走、距離延長で大楽勝だったプレフェリータは指数102で、現級換算94。
これより上が、ラブリーエンジェルの昨年の1勝クラス勝ちの103、現級換算95なので、素直に上位評価で良いでしょう。
タフな中山ダート1800に替わるのを疑いましたが、前走の時計は同日2勝クラス大楽勝、レパードステークスも楽勝したメイショウムラクモに0.2差です。
牝馬限定戦でスロー濃厚、前有利の中山なら突破出来るでしょう。
前走に引き続き49キロなのも有利。
指数上位馬のアドマイヤビーナス、ピクシーメイデン、ラブリーエンジェル辺りは、自分の分は走るけれども勝ちきれないタイプ。
執筆現在4.8倍の2番人気。
このまま2番人気濃厚なら美味しいオッズと見ます。
競馬予想本を本ブログ、noteにて執筆しています。
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