2022/7/24 複勝推奨馬

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※軸自信度は、赤枠がA、黄色枠がB、青枠がC、緑枠が、勝ちまで自信あるS、となります。
※筆者の言うペースは、前が残るかどうかの目安となるペースであり、前傾か後傾かを意味しません。前が苦しくなるペースをハイ、前が楽なペースをスロー、中間をミドル、としています。

複勝推奨馬

札幌2R ◎10 マナウス A評価
札幌3R ◎12 メルシー A評価
札幌4R ◎7 アカノストロング A評価
札幌7R ◎7 アシタガアルサ B評価 ○3 エヴィダンシア
札幌11R 報知杯大雪ハンデ ◎7 ブラッティーキッド A評価
小倉11R 中京記念 ◎5 カイザーミノル A評価 ○11 カテドラル ▲13 カデナ △2.9.15 ✕3.8.12.14

まえがき

こんばんは。
本日は重賞以外は札幌ダートのみ予想します。
土曜の見解に「札幌ダートは昨年の開催時がかなり時計のかかるタフなダート。そのため、ラスト1ハロンで大きく失速、差し有利になるパターンが多かった」と書きましたが、昨年通りだと分かりました。

土曜にダート1700mは新馬含めて4レースありましたが、逃げ馬の馬券絡みは、2Rの2番人気馬キングクーの3着、牝馬限定戦でスローになった12Rの1番人気クレスコジョケツのみ。
スローになった12R以外は終い1ハロン13秒以上かかっていて、最後に差し馬強襲してくるのは昨年と全く同じです。
当然、距離短縮馬が有利傾向に。
1Rだけ行われた1000mも数少ない距離短縮馬が勝利を挙げました。

土曜は稍重馬場でこの有様ですから、日曜はもっと馬場がタフになって差しが決まりやすくなるはずです。
おそらく、差しの利く馬場だとあまり考えていない人が多そうですから、差し馬の期待値が高くなるはず。
馬場は読み切ったつもりですから、札幌ダート1700mのみで勝負します。

見解
札幌2R
混戦度:★★★☆☆
レースレベル(クラス内):★☆☆☆☆
トラックバイアス:外・差し

◎10 マナウス

牝馬限定戦ですが、函館で逃げたラブミーディザイアが2戦ともハイペースの逃げ。「ムキにならずに走れれば」という陣営コメントが出ているように、もう少しゆっくり行きたい様子ですが、この手の馬にスローの逃げを期待するのは願望に近いように思います。

ある程度ペースは流れると見て、スタミナ豊富な馬を抜てき。
唯一の距離短縮馬マナウスに本命を打ちます。

初戦は既走馬相手。出遅れて行き脚も付かず後方からでしたが、ハイペースもあって6着まで追い込みました。
これなら1度叩いて上積みあるかと期待した前走は、最内枠が響きました。
超スローで団子状態でしたが、最内で動けず、バテた馬が下がってきたアオリを食らって3角5番手から4角9番手まで位置が下がる競馬に。
追い出せたのは直線に入ってからで完全に踏み遅れ。
今回は外枠ですから、スムーズに上がっていけるはずです。

使って上昇してくるエーピーインディ系のマジェスティックウォリアー産駒。
出がらしの未勝利はキャリアが少なくて上積みのある馬が有利です。
全姉のマーチリリーは土曜に3勝クラスで2着。
この馬も徐々に力を付けてきた馬ですね。余談ですが、マーチリリーは函館ダート1700mをハイペースで逃げ切った時以来、ずっと注目してきた馬でした。
マナウスの方は砂かぶりを嫌がる素振りがないため、マーチリリーよりも脚質に融通性が利きそう。
もう少し馬格があればベターでしたが、牝馬限定のこのメンバーでは馬格もあるほうです。

札幌3R
1000mも距離短縮馬から。

◎12 メルシー

メルシーはリオンディーズ産駒の距離短縮になりますね。
馬格はありませんが、2走前はタフな馬場で強敵相手に逃げて4着。
3走前もタフな馬場。
実績あるのですから、馬格は気にする必要はありません。

ダートの最高指数は前走の96。これはキリシマタウンの前々走に次ぐ指数です。
前走逃げた馬が不在で、テンに速い馬は少ないです。
キリシマタウンやクリスタルローズ辺りが上位でしょうが、メルシーも距離短縮で行かせれば互角かそれ以上の速力があるでしょう。
1200m・1400mでの実績はメルシーが抜けています。
1000mになってもタフな札幌なら、先行して押し切れるでしょう。
ここはむしろ、函館ダート1000mを逃げて雪崩込んだ馬を危険視したいところ。

札幌4R
混戦度:★☆☆☆☆
レースレベル(クラス内):★☆☆☆☆
トラックバイアス:外・差し

◎7 アカノストロング

4Rも逃げ・先行馬が揃ったメンバー。
ここも距離短縮アカノストロングに本命を打ちます。
もう一頭の短縮馬は初ダートで馬格もないため、軽視します。

3走前は中京ダート1900mの不良馬場。1000m通過63.2秒と遅かったですが、その後が全く緩まず差し馬やや有利な展開に。
アカノストロングは直線入り口で早くも交わされましたが、パタッとは止まらず掲示板を確保。
前々走は阪神ダート2000mで超ハイペースに。
好発を切りましたが、ペースが速すぎて後方からに。5着までよく追い込んできました。2.3.6着馬が勝ち上がっていますから、レベルも高かったはずです。
前走も阪神ダート2000m。ややゆったり目の流れを先行しましたが、4角で脚が上がりました。
それでも1700mになればスタミナ優位でしょう。

中団辺りにつけてくれればしぶとく伸びてくるはずです。
角田大和騎手は今年に限れば、ダートの複勝回収率110%。
距離も不問で頑張っています。

札幌7R
混戦度:★★★☆☆
レースレベル(クラス内):★★★☆☆
トラックバイアス:外・差し

◎7 アシタガアルサ
○3 エヴィダンシア

距離短縮馬がここは複数頭います。
本命はエヴィダンシアかアシタガアルサの二頭で非常に迷いました。
エヴィダンシアは未勝利が高い指数で、相手もニューダイアリーズ、スペクトログラムといった強豪を退けました。
3走前は大外枠で位置を取れず。それにしても負けすぎなのが少し気になります。
2走前はブラッティーキッドが破格の指数で勝ったレース。ラストまでずっと12.5秒以内のレースで押し上げるタイミングもありませんでした。
結局、前の3頭で決着。その後ろは待機していた馬が来ていました。
エヴィダンシアは早めに押し上げようとしていた分、バテたなという印象です。

ダート2400mに延長してブリンカー着用の前走は上手く先行しましたが、レコード激走のヤマノマタカが早め先頭。それに負けずに追い通しになった分、後方待機組にやられた印象です。ペースも速かったですから、この惨敗はむしろスタミナがあると証明したと思います。

……と、ここまで書きましたが、エヴィダンシアは本命ではありません(笑)

逃げ・先行馬が揃っている中で、ブリンカー着用というのは先行して最後に垂れる危険性が高いと見て対抗にしました。

アシタガアルサに本命を打ちます。
土曜3三歳未勝利は、東京ダート2100mで後方から上位の上がりを使っていた馬が勝ちました。
アシタガアルサも似たタイプです。
5走前から耳覆いなしのブリンカー着用。その効果が出て追走力が増しています。
前走休み明けを叩いての2戦目ですが、中3週のローテで4本追っているのは意欲的です。上積み面を期待できるはず。

戦ってきた相手も強力メンバー揃いです。
前走の上位2頭は新潟で強い競馬をしていたカンリンポチェと、中山ダート1800mをハイペースで逃げて高い指数をマークしたトモジャワールド。この二頭からは離されましたが、3着とは0.1秒差。
前々走の中山ダート1800mは強風で前有利のレースでした。後方から5着なら十分な内容です。
3走前は、長距離路線上位のローズボウル・ピュアブラッド、そして前述のカンリンポチェ相手に4着と優秀な内容でした。
4.5走前は展開不向きでも掲示板を確保して安定感は抜群。

本命を迷ったのは、1700mで一度惨敗しているのが主な理由です。
ですが、当時は「まだ緩さが残っている」と陣営コメントが弱気でした。
その次走では「馬体が増えて戻ってきたのは好材料」と前向きなコメントで6着。
指数面からも力を付けてきていますし、コーナー緩めの札幌ならマクリ気味に進出できるはずです。
吉田隼人騎手への鞍上強化にも期待します。

札幌11R 報知杯大雪ハンデ
一気にオープン入りなるか。

◎7 ブラッティーキッド

おそらくスペロデア、ペイシャクェーサー、サトノロイヤル辺りの逃げ争いでしょうか。
内からスペロデアが行きそうです。
スペロデアは実力馬で、勝った2勝クラスでは抜けて能力最上位だと思っていたのですが、何故か7番人気に。単勝4000円に複勝3200円取らせてもらいました。
当時の強さがまだあるならここも好勝負でしょうが、3勝クラスになってからが不可解な敗戦続き。クラスの壁があるようには思えませんが、休み明けなど、複合的な理由がありそうです。前走は前有利のレースだったというのに直線伸び切れず。
52キロ、楽逃げ、夏、と変わってくる条件はありますが、ここは差し有利で取っています。

ブラッティーキッドに行くのは安直かと思ってリキサントライをチェックしましたが、休み明けだというのに追い切り1本のみ。過去の休み明けで1本ということはなかったですから、これは手を伸ばしにくいと感じます。

ペイシャクェーサーは前走恵まれての勝利。
ステイブルアスク、能力ナンバー1でしょうが、後方一手の馬で軸にはしにくいのが本音。古川奈穂騎手もまだまだ買えません。
人気を裏切るパターンが目立ちますし、穴をあける気配も見えてきません。
サトノロイヤルはこのメンバーなら足りますが、位置取りで勝負するタイプだなという印象で、あまり積極的には……。
ショウリノカンパイは札幌好成績。
近走度外視で、夏場の牝馬、札幌得意、差し有利、で買うのも手かと思います。
タイセイシェダルはクラスの壁にぶつかりそう。
オレンジペコはしばらく芝使っています。その間に成長しているならまだしも、過去のダート成績からは買えません。

というわけで、人気ですがブラッティーキッドから。

小倉11R 中京記念
展開難解だが、位置取りはフラットと見る。

◎5 カイザーミノル
○11 カテドラル
▲13 カデナ
△2.9.15
✕3.8.12.14

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