2023/4/15(土) 好走期待馬

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※軸自信度は、赤枠がA、黄色枠がB、青枠がC、緑枠が、勝ちまで自信あるS、となります。ロジックに添っていなければC評価になります。ロジックに添っていればB評価、中でも3着内が堅いと思えばA評価になります。

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まえがき

こんばんは。
一度見るのをやめていた『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』を見返したら、女子刑務所で暴動が起きて楽しくなってきました。「こういうのでいいんだよ、こういうので」という気分ですが、元ネタ探しました。漫画版『孤独のグルメ』の主人公の独白なんですね。
しかし、ドラマはキリの良いところで終えて、競馬予想を真剣にしなければなりません!

馬場状態。
中山芝は金曜10時半時点のクッション値が9.7。土曜は朝5時から雨予報ですが、5-6時が1ミリ、7時2ミリ、8-10時は3ミリ、その後も3ミリ前後降り続けます。
競馬開催時点でかなりの雨量になります。3.4コーナー、直線のインが荒れているので外差し馬場と見ます。
中山ダートは金曜10時半時点の含水率が5.2%。平均的な含水率ですが、競馬開催までにかなりの雨が降りますので、1200mは内枠有利に傾いているはずです。1800mは内枠からでも先行さえできれば。外枠先行がベターです。
中山の風は風速数メートル程度なので気にしなくて良さそうです。

阪神芝はクッション値9.8。朝11時までに約45ミリの雨が降るそうです。1度やみますが、また開催中に雨が降ります。不良馬場まで行くのではないでしょうか。内の荒れ具合によりますが、内がまだ良いので内枠先行と見ます。差し馬は切れ味が削がれて不利と見ます。しかし、内を使えなくなるほど悪化すると外差しに変わります。当日の馬場を見て予想する人は変化した時に予想を変えれば良いと思います。
阪神ダートは含水率6.4%ですが、不良馬場必至です。1200mのみ内枠有利で取ります。2000mはフラット気味で取ります。
阪神の風は東風が吹きます。直線追い風です。午前は風速5m程度ありますが、その後、4m.3mと弱まっていきます。重賞開催の時は3mですね。先行有利に拍車がかかる程度で覚えておくと良いかもしれません。

福島芝は難解です。クッション値が8.7。土曜9時から1時間につき1ミリ程度の雨が降り続けます。
6Rまでの内、2000mの4R以外は内枠先行で取ろうかなと思っています。
その後の8.9.10Rはいずれもペースが上がりそうなのも含めて外差しも決まるだろうと予想します。
福島ダートは含水率が2.4%。ここに数ミリ雨が降っても傾向はさほど変わらないでしょう。1150m・1700mともに外枠先行有利で取ります。ただし、1150mは先週が上がりが速い馬場になっていたので差しも来ていました。警戒した方が良さそうです。
福島の風は13-15時のみ、直線追い風5mまで強まります。風向きが不安定なので役立つか謎ですが、差し有利に傾くので芝は想定通りで良さそう。11Rの1150mは風を気にすることはなさそうです。11Rは行く馬が非常に多いので、位置を取れなくても差して来られるような馬を狙いたいところです。

枠順をミスった先週日曜から今週は巻き返します!
では本日もどうぞよろしくお願いいたします。

好走期待馬

※今週は逃げ馬の周辺枠を狙ってみます。立川優馬氏の理論に、逃げ馬の周辺枠は恵まれやすい、というのがあります。逃げ馬が内枠主導・外枠主導かを作る訳ですが、周辺枠というのはその主導隊列に沿った位置で競馬ができること、逃げ馬に付いていくという馬か騎手の習性を利用できること等が理由なのでしょうか(立川氏が言った訳ではありません)。あまり重視していなかったのですが、よく見てみると有用な戦法に映ります。ただし、逃げ馬同士が並んでいる場合、内の方が被されて不利になりやすくなります。この点には注意しましょう。

福島1R ◎7ルクスメテオール B評価
テンの速さでは、リュウノステルスとメモリーグラスが同じくらいでしょうか。
ですが、ルクスメテオールの前走はスタートで他馬をぶつかり、その後狭くなって行けなかったもの。出遅れではないので注意。芝の新馬戦の速力から考えれば、すんなり出れば逃げか好位を確保できるでしょう。
最後凄まじい脚を使ったように、ダート適性は高いと見ます。ここも多少へぐっても勝てると見て本命。
11月以来の休み明けで今の未勝利では能力上位。新馬戦の1.2着は1勝クラスでも通用しています。

阪神1R ◎10カンノーリ B評価
ダートの実力馬が内に集まり、初戦馬が外枠に集まるというメンバー構成。
距離短縮のカンノーリの前走は3F36.7秒。芝スタートに変わることを考えれば、先行できる速力はあるでしょう。
その前の中京はタフすぎて小柄なこの馬にはきつかったと思います。
前走の不良馬場実績を活かせる舞台。外枠から先行すれば粘り込めると見ます。

中山1R ◎1メルティーショコラ B評価
メルティーショコラは前走で変身しました。単にマジェスティックウォリアー系らしく、使って良くなってきたのでしょう。前走はテン1F11.8秒、3F33.5秒の超ハイペースを二番手追走。ここでは速力が抜けています。2キロ減も効いているのかもしれません。

福島2R ◎4タリア B評
福島芝1200mは先週、逃げ切りが多かったですが、1週間経って内は確実に悪化しています。距離短縮タリアから狙います。前走は中京芝1400mで内から4頭目を回るというロスある競馬ながら、しぶとく伸びてタイム差なしの3着。2.5着馬は次走で2.1着と好成績。
前々走は最内枠で馬場の悪い最内に突っ込まざるを得ない競馬でしたが、馬場の悪い部分を苦にせず4着。2.3着馬は次走も2.3着。関西圏を使ってきたことや相手比較面からも高く評価できます。
パルヒュメとカッテミルの逃げ争いでしょうが、2列目は確保できそう。そこからしぶとく脚を使えるイメージなので崩れないでしょう。

阪神2R ◎16メイショウクーガー B評価
指数1位はオーディブルコールの104で、2位がラップスターの前走100。
ラップスターに関しては、完全にマイペースでした。不良馬場で1000m通過63.2秒。そこから12.9-12.5-12.2-12.0と刻まれては、圧倒的人気のミスティックロアが苦戦したのも納得です。
初戦がかなりの好内容だったメイショウクーガーから。
大外枠だった初戦ですが、馬の後ろに入れた瞬間、砂被りを嫌がってズルズルと後退。そこから盛り返して上がり最速の4着でした。L4は50.4秒でしたが、メイショウクーガー自身は50秒切っていた可能性が高いと見ます。L1で13.5秒まで失速したところでは伸び脚1番。初戦の指数91ですが、これは力を出せないで出したもの。2戦目で再度大外枠。今度は砂を被らないように前に行くか上手く乗るはずです。ダートの中井騎手はとにかく買い。

中山2R ◎9シゲルショウグン B評価
シゲルショウグンの新馬戦がL4・50.6秒。この新馬戦出走馬は次走着順が優秀でハイレベル戦だったのは間違いないように思います。
超休明けの前走で本命を打った時に「追い切りが終い失速で相手に遅れていますが、遅れ自体は前からです」と書きましたが、今回は併せた2頭にしっかり先着。陣営も「叩いて息の入りが良くなったしポンと行ければ」と前向きです。
内に数頭行きそうな馬がいるのと、すぐ外のニットウライジンも行く馬ですが、シゲルショウグンの過去のレースを見たりラップを見たりする限り、シゲルショウグンが一番速いように感じます。
一度叩いて今度こそ。人気落ちのここで狙えるのは妙味ありです。

福島3R ◎13フクノブルジュ B評価
先週はこういう外枠の本命馬に本命を打てないという致命的ミスを犯しましたが、ここは外枠先行フクノブルジュ。
前走の惨敗理由が分かりませんが、馬体が減り続けたことも一因かもしれません。
中13週と立て直してきたので問題ないでしょう。陣営によれば「もう少し増えて欲しい所ですが、能力は一枚上」とのことです。2走前の指数は100でメンバーで抜けて1位。タカサンフェイスの2走前が97で2位ですが、あちらは内枠。どうもこの馬、最終的に1番人気にならなそう。それなら妙味ありでしょう。

阪神3R ◎2ディアドコス B評価
おそらくこのメンバーではディアドコスのテンが1番速いはず。番手でも構いません。前走激走に見えたのですが、3番人気でした。メンバーが弱かったのもあるかと思いますが、前走は+20キロと馬体を増やしてきたこと、最終追い切りで川端騎手騎乗ながら栗東坂路で50.1秒、終いも12.1秒としっかり伸ばしていたこと、で変身要因があったのでしょう。
かなり馬場悪化していて1200mは内枠有利でしょうし、まだ川端騎手鞍上ということなどで過小評価されているように思います。前走指数は98。
川田騎手のボナンザが最高で104ですが、前走は95。逆転まで十分有りえると考えます。ネロ産駒の勝ち上がった馬を見る限り、使って良くなって勝つタイプが多いですね。この馬も該当する可能性が高いと見ます。

中山3R ◎10コパノエルパソ A評価
コパノエルパソはここ2走とも出遅れていますが、前走はリカバリーして2番手に。指数100。前々走はリカバリーできず、中団からになりましたが、前残りの中、3着まで追い込んできました。指数97。相手にテンの速い馬がいないので最低限、好位は取れそうです。タフな馬場と高速ダート両方で好走していて、死角はなさそう。この馬、3走前が+22キロ。2走前が+32キロとすごい増えていますね。その点も成長力の証かもしれません。

福島4R ◎16シルバーニース B評価
シルバーニースの新馬戦は、福島芝1800mで1000m通過66.8秒のどスロー。L3は12.7-12.0-11.9と加速ラップになりましたが、中でもシルバーニースだけは力が違うという末脚でした。残り150m付近で内の馬が外に膨れたあおりを食らいながらも終いの伸び脚はダントツ。これはすぐ勝ち上がれそうだと感じました。
2戦目は1000m通過61.9秒でしたが、L3が12.0-12.0-11.9と加速ラップ。0.1秒差だったのでシルバーニース自体は持続ラップで止まってはいません。内をすくった勝ち馬にやられたという印象で力負けには見えませんでした。
3走目はシュタールヴィントの勝った東京戦。ここでは切れ負けすると分かりました。上がりのかかる馬場向きでしょう。
次走は案外な4着に、前走は全く伸びず。連戦の影響もあったのかもしれません。
今回は中10週。ノーザンファーム産の休み明けなのでプラスでしょう。
福島芝2000mにしてはさほど流れなさそうなメンバーではありますが、近走は位置を取ってきているのでスローも歓迎。中山の急坂を苦にしている可能性もあるので、新馬戦好走の福島替わりで見てみたいと思います。

阪神4R ◎3アルバートミノル B評価
アルバートミノルは前走+14キロ。増えたのが好走要因かと思いきや、陣営によれば「前走は急仕上げ気味。2走目で上積み大きいよ」と前向きなコメント。ホッコータルマエ産駒なので不良馬場まで悪化したダートも良かったのかもしれません。本当に今回更に上昇なら勝ち負けでしょう。前走の指数は99と優秀でした。
おそらくアルバートミノルが逃げそうなメンバー構成ですが、松山騎手は阪神ダート2000mが上手いという印象を抱いていたので調べてみました。
2020年頭まで遡ると複勝率47.6%。複勝回収率100%と優秀。逃げた経験は4度で、内2回が馬券に絡んでいます。シルバーエースという馬ではハイペースでの逃げ・先行をしながらしっかり馬券内に持ってきている印象が強くてダート2000mが上手いと感じました。このコースでの逃げ率を考えると控える可能性も高そうですが、2走目の上積みと松山騎手に期待します。

中山4R ◎13ニシノファンフェア A評価
位置を取れないのがニシノファンフェアでしたが、今回は行く馬が皆無。後方で競馬をしていた馬も多いため、相対的にニシノファンフェアは位置を取れるはず。しかも大外枠で横山武史騎手。先行してくれる可能性が大です。
再び道悪なのも良いでしょう。ホッコータルマエ産駒は道悪ダートを得意としています。
相手は距離延長馬や芝路線の馬が逃げると見て、流したいと思います。逃げてしまえどうにかなりそうなメンバー構成です。

福島5R ◎3スカプラリオ B評価 大穴2サトノクレア
スカプラリオは2走前からB着用&剛腕・田中健騎手を配してきて安定するようになりました。2走前は勝ったサトノグレイトが差してくるともう一伸びしました。しっかりとした理由あっての好走ですから嫌う必要はありません。ここも楽に逃げ・先行できると思うので、そのまま粘り込めるはず。
大穴にサトノクレア。陣営が2週前にB着用したら覚醒した、となかなか見ないコメントを出しています。にもかかわらず、今回はブリンカーを着けていません。ここが駄目なら着けてきそうなのでチェックしておいた方が良さそうです。

阪神5R ◎5ウインフランシーズ B評価
内枠先行圧倒的有利コースですが、内枠に初戦馬などが集まり、行く馬が外枠に集まったメンバーです。素質馬も不在で素直に前に行ける馬から。
ウインフランシーズはここ2戦、展開と脚質が噛み合っていません。新馬戦は出遅れ。全て言い訳が利きます。2戦目の3F通過が35.8秒。3戦目は35.8秒と速すぎました。とにかくこのペースで行けるならここでもすんなりハナは奪えそうです。あとは松若騎手に頼みます!

中山5R ◎13ティックルハート B評価
ティックルハートは新馬戦を評価して2戦目で本命にしましたが、4角で他馬が外に膨れたアオリをモロに食らいました。その分、最後の脚が鈍ったというところでしょうか。その次走は外差し狙いだったので本命にしませんでしたが、今度は内枠から先行して3着。馬場が悪すぎた面もあるかもしれません。
おそらくこの時間帯には重馬場で、外差しは利くと見ています。
今度は外差し競馬で見せ場を作ってもらいたいと思います。菅原騎手は芝の外枠が得意だと、重賞予想で分かりましたが、丁度、外枠に入ってくれました。
あとはレッドバレンティアやミヤビブレイブも能力が高いので飛んでくれるかどうか。レッドバレンティアは前走、どこを通っても同じだから相対的に内有利になった馬場に恵まれたと思います。本質的に道悪が良いタイプかは分かりません。ミヤビブレイブは内枠を引いたので、悪いところを通って飛んでくれればありがたく思っています。

福島6R ◎3インペリアルコート B評価
福島はここまで内枠先行有利で取りました。
インペリアルコートは前走、スローになりやすいコースとしてはやや速めに流れてしまいました。
前々走のマイルでは先行できそうな勢いでしたが、外枠が響いて位置を悪くする形に。3走前は出遅れ。
新馬戦はスローになり、マクリが入るレースに。インペリアルコートは好発を切りましたが、インで位置をズルズル悪くして最後はなだれ込むだけでした。
今回は好枠。内から出していってスローに落とせればチャンスでしょう。

阪神6R ◎5メイショウピース B評価
メイショウピースの前走は重馬場の中京ダート1200mで、3F通過35.9秒という超スローペース。メイショウピースがやった競馬は、先行して差す競馬だったと言えます。メイショウピース自身はL1で11秒台半ばから後半の脚を使っていたと思われます。余力あるラップと認定します。
行く馬が多すぎて内枠から差せる馬を探した時、メイショウピース以外に該当馬がいません。

中山6R ◎7アオイイーグル B評価
行く馬が多いので切れ味のある馬から。
アオイイーグルの新馬戦はL4が51.2秒。おそらくアオイイーグル自身はL4が50秒前後のはずです。L1は12秒台前半と想定できますから余力あるラップと認定。新馬戦は出遅れたので、スタートを決めてくれればなおのこと信頼できます。関西馬という点も良いですし、2戦目という点もプラス。また、中山ダートの3歳限定1勝クラスのメンバーが弱くなってきている点もプラスでしょう。

福島7R ◎14エスパダアスール B評価 穴4コウソクカレン 大穴5タマダイヤモンド
まず人気のペイシャカレンから。この馬は福島ダート1150mを3度使っていますが、いずれも馬券外に飛んでいます。スタミナがギリギリ足りないようですし、上がりの出る今のダートではまたもや差されるのではないでしょうか。
そう考えてエスパダアスールに本命。
エスパダアスールの中央再転入戦は、フレーズメーカーが隊列の決まったところから強引にハナを奪いに行って3F33.0秒に。これでは止まって仕方ありませんし、+13キロで緩かった可能性もあります。
超休明けの前走は一変。34.1秒で逃げて、残り100mくらいまでは先頭。抜かれてからも大きく失速しませんでした。
ここは逃げ先行馬に1150mでも長いようなタイプが揃っているのでこれは重要と見ます。ペイシャカレン、ピンクムーン辺りは1150mでもどうか……。
ペイシャカレンは一応押さえます。
穴にコウソクカレン。ペイシャカレンが逃げて、内の2列目を確保できそうです。前が渋滞して外を回る馬も多そうなので、そういう馬がバテて浮上してくるかもしれません。
タマダイヤモンドは調教師が「今回は意識的に絞った」とのコメント。もともと、1勝クラスならやれる馬と見ているので差し決まるようなら。減った分で先行力も増せばなおさら良いですね。

阪神7R ◎4ケンハービンジャー A評価 ○6スタティスティクス
6頭立てでやる意味があるのかという話があります(笑)
先行できて速い上がりを使えるケンハービンジャー軸で間違いないと思います。
相手もスタティスティクス。スローになりやすい2400mで先行して速い上がりを使えるのはこの2頭しかいません。
複勝2着付けではありますが……、1.1倍が2つ並びそう……。

中山7R ◎6シャドウマッドネス B評価
シャドウマッドネスは近走向かない競馬ばかりです。
前走は2600mで集中力が持たなかったという話。
前々走はマクって上がってきましたが、L2が11.4-11.8では前有利。4着なら頑張ったと言えるでしょう。
3走前は11秒台の続くレースで押し上げるタイミングがなくて後方のまま。
4走前は超高速馬場の東京芝。
5走前は内差しをしましたが、前が残り、3着には強いカヨウネンカが追い込んできました。
1勝クラスではどれ1つとして展開が向いていませんが、ここは外マクリの利く番。道悪の外マクリの鬼・デムーロ騎手を配してきたここはしっかり圏内のはず。

福島8R ◎16バレエマスター B評価
スローになりやすい1800mですが、逃げ先行馬が多いこと、内の馬場がもう悪化しているだろうことを考えて大外バレエマスターに本命を打ちます。
追走力のないこの馬にマイルは不向きです。
この馬は未勝利戦勝ちがハイペースの加速ラップ。同日1勝クラスと0.2秒差しかない優秀な勝利でした。
昇級戦は1.45.9と走破時計だけで優秀。指数も104と高くなっています。
力はあるというのに謎にマイルばかり使っていたから負けていただけと見ます。
3走前はスローペースの大逃げになった時点でアウト。上がり33.1秒で7着なら度外視で構いません。
2走前は中京マイルらしくスローになりましたが、上がり最速で5着。
前走は切れ味が削がれる阪神の道悪。前有利ながら、出遅れて後方から2位の上がりで5着と健闘しました。
マクって上がれそうな福島。馬場さえ外に偏っていれば圏内でしょう。リーディング下位のジョッキーが多い中、菱田騎手なら信頼できます。1.2番人気なら迷いましたが、おそらく6番人気前後。それなら迷うこともありません。

阪神8R ◎5キングダムウイナー B評価
キングダムウイナーは道悪ダートなら上がり36秒台前半から半ばを使える馬。今回は7頭立てなのでロスなく運べるでしょう。
また、ブリンカー再着用。グッドリドゥンスやブルレスカより前につければ5番手から競馬ができるというレース。上がり性能だけは高く、上がり最速を使えば圏内と見ます。人気のソリダリティは前走、恵まれた展開と馬場で上がり36.9秒。この頭数なら届くと見ます。

中山8R ◎13ルルローズ B評価
タフな馬場ということで、距離短縮の差し馬。
ジャスパークローネが最内から逃げて、複数いる先行馬が続く流れでさほど速くなりそうもないのである程度位置も取れて上がりも使える馬のルルローズ。
東京芝1400mでは先行しての前残りを狙う馬ですが、短縮&中山なら相対的に速い上がりが使えます。2走前に1度、1200mに短縮しましたが、前残りの展開に泣きました。当時よりも外差し馬場になっていると思うのでここは良い枠です。ある程度の位置から上がっていければ圏内と見ます。

福島9R 雪うさぎ賞 ◎15クリノゴッホ B評価
黒松賞では1.08.4と好時計で走っているクリノゴッホ。次走も1.09.1で3着と、元来は強い馬です。
近走は「気持ちがなくなっているのでブリンカー着用。変われば」と陣営もブリンカー効果に期待しています。前走は全く走っていないから連闘なのでしょう。
減量なしの佐々木大輔騎手は不安ですが、さすがに後ろから数えた方が早い馬ではありません。持ち時計上位の馬なのですから。ブリンカー効果と外差しが決まることに期待して本命を打ちます。

阪神9R 千種川特別 ◎12タマモダイジョッキ B評価
これといった逃げ馬が不在。外枠ですが、タマモダイジョッキが逃げか、先行できると見て本命にします。タマモダイジョッキはホットプレイから続く母系で、この母系はフジキセキを付けてきているように道悪得意なのですが、タマモダイジョッキ自身は道悪で走っていません。しかし、昔のことなので不問に付すことにします。前走は好発から控えましたが、徐々に上がっていってロスをなくす競馬をしました。松山ジョッキーの手腕が光るレース。前走が8番枠で今回12番枠ですが、松山騎手の継続騎乗で力を出せると見て本命にいたします。

中山9R 山藤賞 ◎11ガレストロ B評価 穴12ダニーデン
ガレストロは新馬戦でオールマイデイズに0.2秒差つけているのにどうしてこんなに人気差があるのでしょう。
ガレストロが3着だった新馬戦はタスティエーラの勝ったハイレベル戦。タスティエーラから0.6秒差なので、L2も0.6秒プラスして22.9秒と考えるだけでこのメンバーの中でダニーデンと並んで速いと考えられます。
勝った中山未勝利はL2が11.5-11.8となかなか速かったです。同日の中山牝馬ステークスのL2が12.2-12.3と速すぎるから目立ちませんが、他の芝のレースと比べれば速いと言えます。また、ガレストロは急坂でしっかり脚を使っていて余力があるように映りました。中山向きと判断。
加えて、ここは道悪&中山外マクリの鬼・デムーロ騎手鞍上。行く馬が多いのでマクりは利くでしょう。
ダニーデンは新馬戦優秀で、中山で未勝利勝ち、2200mでも3着と及第点。大外なので穴候補に。

福島10R 桑折特別 ◎15カヨウネンカ A評価
行く馬が少ない点が不安ではありますが、福島2000mならハイペース濃厚。スローはないでしょう。そしてこの時間には内の馬場が死にかけているはず。
カヨウネンカはここ2戦、高速縦長馬群になって押し上げられない展開になって沈みました。マイルよりは2000mが良いと思っています。
ハイペースにならなくとも押し上げは利くはず。ようやく差せる舞台になりました。ここ2戦の敗退で多少は人気落ちで買えますね。

阪神10R 天満橋ステークス ◎12フォーチュンテラー B評価
行く馬が皆無なので、なるべく前に行けて、なるべく速い上がりを使える馬から。フォーチュンテラーはどうやら最終的に5.6番人気に落ち着く模様。そんなに付いて良いのかと恐縮してしまいます。行けない時は、ハイペースか出遅れの時くらいで、元来は先行できる馬です。上がりも使えるタイプでこの舞台にはぴったり。外枠も良いですね。ハンデも56キロは恵まれました。これ以外いません。

中山10R 下総ステークス ◎15レッドラパルマ A評価
行く馬が少ないのでレッドラパルマが外から先行するはず。
前走の韓国馬事会杯でホウオウルーレットに先着されたのはペースの差でしょう。前に苦しい流れでクビ差3着のレッドラパルマが逆転できると見ます。

福島11R ラジオ福島賞 ◎15タヤスゴールド B評価
タヤスゴールドは1勝クラスで、出遅れながらも途中からハナに立ち、そのまま楽勝した馬。当時はまだ2勝クラスにいるなどとは想像もしていませんでした。
出遅れ癖があるというのに無駄にテンに行けてしまう点が仇になり、近走はずっと展開不利。行く馬ばかりのハイペース濃厚戦のため、上手く控えられれば差し脚爆発すると見ます。後方一気は決まらないと思うので、丁度良い位置を取ってくれそうです。

阪神11R アーリントンカップ ◎5ナヴォーナ B評価 穴7トーホウガレオン ○1ショーモン ▲2ユリーシャ △3.4.13 危険な人気馬6オオバンブルマイ

福島12R ◎13フェズカズマ B評価
フェズカズマの前走は引っかかってちぐはぐな競馬に。度外視で良いでしょう。
今回は行く馬はまずまず。フェズカズマは流れに乗せるより前半から脚を溜める形がいい、と陣営が述べています。
丁度、外マクリ競馬が合いそうなメンバー構成。
1勝クラスにしてはかなりメンバーレベルが低いので、フェズカズマで十分足ります。

阪神12R ◎11アスクドゥラメンテ A評価 穴9メイショウトール
長期休養明けでもノーザンファームで仕上げてきたであろうアスクドゥラメンテはここでは抜けています。オープン馬のハピの2着と好走していて、3勝クラスのスミに先着している馬です。
陣営が1800mは微妙に長いと述べているメイショウトールですが、前走だけ走れば足りてしまう弱いメンバー構成です。前走通りの競馬をしてくれれば。

中山12R 袖ヶ浦特別 ◎6スズカサウスソング B評価
前走のテンだけならスズカサウスソングが1番でしょうか。内有利になっているとは思うので、外のフレーズメーカーだけが難敵。
前走は勝ち寸前まで行きました。サウスヴィグラス産駒らしく我慢比べのレースに強いのかもしれません。4キロ減がなくなる点も不安ですが、前走がフロックと思われているなら狙ってみます。関西圏で強い相手と戦ってきたことも強みです。

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