雨の影響が残った土曜は途中まで重馬場だったが、ちょっと時計のかかる良馬場といっても不思議ないくらいの時計は出ている。
これは今週からBコースに替わった影響だろう。
2000mの未勝利戦で2.02.7。
1600mの古馬1勝クラスで1.34.8。
先週の土曜の芝が終日、重馬場だったが、その時よりは遥かに時計が出る。
2000mで馬場差-0.5秒くらいにはあるのでは。
2000mの馬場差-0.5秒というのは、重い部類に入れて良い。
明日、良馬場になってもう少し時計が出るだろうが、それでもタフな部類だろう。
馬場の伸びどころはもう完全に外。
5Rは内を突いた2番人気馬が粘っていたが、その後のレースでは、どんどん内を空ける騎手が増えて、10Rでは全馬が内を空けていた。
明日、良馬場に戻って、内を突く馬がまた出てきそうだが、外がベターだろう。
内を突くならそれなりのパワータイプでなければ厳しい。
モズスーパーフレアのハイペース逃げが濃厚だろう。
今回、北村友一に乗り替わり。
今まで彼が乗ったのは三度あるが、一度だけスローに落としてダイメイフジに負けている。他の二回はハイペース逃げ。だが、当時を気にする必要はないだろう。
一昨年の京阪杯で34.2秒で逃げて8着に負けた時、「この馬にはペースが遅すぎる」と調教師が発言しており(正気かと思ったが)、その後は概ね速いペースで逃げている。
高松宮記念が大逃げになり、誰も追わなかったためスローの大逃げになるという絶好の展開。
元々、すっ飛ばして持ち味が出るタイプだけに、同様の展開になるとは思えないが……。
先行馬が他にクリノガウディー、セイウンコウセイと、高松宮記念のメンバーと同じ。
コントラチェックが距離短縮二度目で今回は前に行くかもしれない。
距離短縮は向くだろうラウダシオンも、先行策だろう。
本命馬の単複一点勝負する予定の筆者からすれば、極端に遅くなければどういうペースでも良いと思っている。
ここは、最強スプリンター爆誕の時。
シルクロードステークス、高松宮記念と連勝して繁殖入りする。
◎ 11 リバティハイツ
◎リバティハイツ
語るべきことは、昨年の京阪杯の予想で本命に推した時に、ほぼ語り尽くしている。
丸々引用してしまおう。
以下引用。
先行馬中心に、と書いて、この馬を本命にしたことに、?、な人がいるかも知れない。
この馬、二走前の中京記念からブリンカーを着用。行きっぷりが一変している。
そして、指数も相当上積みされている。
前走のオパールステークスは京都1200m、しかも荒れた馬場(馬場差+0.6)を考えれば超ハイペースと言える33.0秒で前半600mを通過。この馬はそう促すことなく、先行グループに付けることが出来た。
ハイペースだったこともあり、勝ったこの馬の指数は100。
このメンバーが1200mで出したものとしては最も速い。
ここ一年に限れば、トゥラヴェスーラが福島テレビオープンで出した98が他に目立つ程度で、指数的な裏付けがまず前走である。
前々走の中京記念も指数が相当高い。12着のこの馬でも97。
前半4ハロン45.8秒という超ハイペースが味方したものだが、差し決着の中、この馬は二番手追走で出したのだから価値は高い。
もう少し分析してみよう。
このレースの1200m通過が1.08.8で、その地点でこの馬は先頭に立っている。
実はこの時計だけで十分に価値あるものなのだ。
中京記念が芝1600mの馬場差で+0.2。1200mなら+0.1か±0くらいになるだろう。
この馬場差に近いレースが今年のCBC賞(阪神に代替開催)。
馬場差+0.1秒でラブカンプーの勝ち時計は1.08.7。指数は95
CBC賞に出ていても、2着は楽々あった計算になる。
2018年のセントウルステークスが馬場差±0で、勝ち時計はリバティハイツの1200m通過タイムと同じ1.08.8。勝ち馬はファインニードルで、指数は93。
これは決して穴狙いではなく、ブリンカーを着用したここ2戦、純粋にこの馬が一番強いのだ。
問題はここ2戦よりも2キロ増える斤量だけ。
これだけの馬がこのオッズなら単勝をまずガッツリ買いたい。
他の券種もこの馬一頭軸で行く予定。
引用以上。
結果、京阪杯は勝ち馬と0.5秒差の8着だったのだが、幾つか誤算がある。
まず、スタートの出が悪かったのが最大の敗因だろう。
そして騎手にリカバリーの意識が希薄で、外々を回りながら位置をどんどん悪くしてしまった。
通過順が、9-12、と出ているが、4角ではすぐ後ろにシヴァージがいるという有様……。
いつも最後は上がり最速で追い込んでくるシヴァージよりちょっと前という位置では絶望的だった。
勝ったフィアーノロマーノとは、直線に入った時(ここもスムーズでなく、フィアーノロマーノに離されたところ)、約3馬身程の差があったが、結局、その差を縮められないまま終わったというレースで、決して伸びていない訳ではない。
そもそも、極上の上がりを使えるようなタイプではないので、好位差しが一番向くレース。
また、時計のかかる馬場の方が良い。
坂は苦にしないタイプというか、あった方が良い馬で、未勝利を中京マイルで勝利、阪神1400mのフィリーズレビューを勝ち、桜花賞でも4着と同タイムの6着。
京都でも良績があるが、ハイペースのターコイズステークスを先行して高タイム・高指数の2着。
とにかくタフなタイプな故に、ブリンカー着用で行きっぷりが改善した影響は大きい。
着用前からスタート上手く、好発はするのだが、押しても押しても位置が取れなかった。
今は違う。
元々、スタートが上手いタイプなので、前走の出の悪さはポカだと見て良い。
ここは逃げ・先行馬が短距離にしては少ないレースで、好位差しが出来るレースになった。
内枠が普段有利のようだが、内目の馬場が悪いので、真ん中くらいが良いと思っていたら11番枠でほぼベスト。
また、指数は本当にオパールステークスの100が高く、同レベルなのは高松宮記念のクリノガウディーとモズスーパーフレアの二頭。これが97だが、G1は基準タイムが厳しいので、オープン換算なら丁度100のはず。
だからといってこの二頭と同じレベルにある訳ではない。
今回、ハンデ戦なのだ。
他の実績馬の多くがかなり背負う中、この馬の54キロは反則級。
リバティハイツの方が上、という意味だ。
今回も繰り返すが、リバティハイツの本命は決して穴狙いではなく、ブリンカー着用後、純粋に一番強いのだ。タフな条件ならそれがなお一層のこと際立つはず。
単勝5000円に複勝10000円は前日に購入しておく。
前日発売され次第、購入して馬券を貼り付ける。
明日、仕事なので、それまでの成績が良ければ、複勝だけ休憩時間に追加購入したいところ。
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