2023/6/10(土) 好走期待馬

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※軸自信度は、赤枠がA、黄色枠がB、青枠がC、緑枠が、勝ちまで自信あるS、となります。ロジックに添っていなければC評価になります。ロジックに添っていればB評価、中でも3着内が堅いと思えばA評価になります。

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2023年競馬王7月号に私の記事が掲載されました!

まえがき・馬場予想

こんにちは。
今週から1ヶ月程度、競馬王チャンネルに予想提供いたします。
有料チャンネルのため、ブログでの公開は控えます。提供レース以外はブログに公開して問題ないと聞きましたので、それ以外は極力、予想公開していきます!
あと、嬉しいことなのですが、忙しくなってきたのでYouTube更新がきちんとできるかどうか……。別にYouTubeにする必要もないとは思うので、もしかすると、ブログのみでやっていくかもしれません。

馬場予想。
金曜9:20時点のクッション値は7.7で稍重です。
この時間にはさほど降っていなかったはずなのに、稍重という点、ご注意ください。
水曜の雨が残った可能性が高いのですが、それだけ水はけが良くありません。
函館は金曜からずっと雨が降り続き、土曜の朝にようやくやむ予報なので、重馬場と予想します。エアレーションとシャタリングをしていて、開幕週から差しは利きやすいはずです。重馬場になって短距離も差しが届きそうですが、さすがに判断できませんね。中距離はほぼ届くと見ています。
函館ダートは金曜の含水率10.1%。金曜の雨でかなり悪化するので、先行有利は間違いないでしょう。
風速4mまでに留まりそうで、風は気にしません。

東京も芝が稍重で、クッション値は9.0。
芝の方はさすがに乾くでしょう。1400m.1800mなど内有利なコースも外差し有利馬場と見ます。
2000mだけは内枠先行で取ります。
2400mはあまり気にしなくて良さそうですが、やや外優勢と見ます。
東京ダートが含水率17.1%で不良馬場。こちらも乾いて、丁度、差しの利きやすい馬場になると見ます。1600m以外は内枠差しを中心に狙います。
風ですが、こちらも風速4mに留まりそうなので、気にしません。

阪神芝も稍重ですが、こちらも乾いて超高速馬場になるはずです。
阪神ダートも重馬場ですが、阪神ってダートも水はけ良いんですよね……。気温や湿度で乾き方も変わるようですが……。稍重にはなっていそうで、問題は良馬場にいつなるか。ただ、幸いにして雨が降って内枠有利に変わる1200mがないので外枠を買っておけば間違いありません。たとえ良馬場でも速い時計が出るはずです。
阪神が一番風が弱いですね、全く気にしなくて良いでしょう。

では本日もどうぞよろしくお願いいたします。

余力ラップ該当馬一覧

※余力ラップ基準
該当馬には僅差負けを含みます。僅差負けの定義は、芝で0.3秒差以内、ダートで0.5秒差以内です。
基準をクリアしていても、僅差負けでないため漏れる場合があります。
古馬混合になりましたが、3歳馬、及び、今後出てくる2歳馬については全て載せる予定です。

2.3歳(芝)

L1L2L3L4L5
11.4秒以内
※距離不問
22.7秒以内
・1200mは3F通過35.2秒以内・1400mは3F通過35.5秒以内
上がり差で2位に0.5秒以上付けている45.9秒以内・1500m以上に限る※距離が伸びれば伸びるほど評価できる58.2秒以内・1600m以上に限る。※距離が伸びれば伸びるほど評価できる

2.3歳(ダート)

L1L2L3L4
12.3秒以内
※距離不問
24.1秒以内
※東京コースを除く
上がり差で2位に0.5秒以上付けている50.0秒以内・1700m以上・新馬、未勝利・に限る・東京ダート2100mを除く

函館1R
シエロエスティーボ
函館2R
パラディ
マーゴットミニモ
レオキー
函館3R
ディアドコス
函館7R
クラウドセイル
シャンドゥレール
函館8R
サルフトピッチ
函館9R 駒ケ岳特別
スティーロポリス
フォトンブルー
函館11R 函館日刊スポーツ杯
ワックスフラワー
函館12R
エンプレスペイ
サンテックス

東京6R
フォードテソーロ
東京7R
エドノトップラン
ソムリエ
東京8R
ハリケーンリッジ
メインクーン
東京10R 芦ノ湖特別
ミカッテヨンデイイ
東京12R
イニッツィオ
ギョウネン(芝)

阪神4R
サクセスハチハチ
阪神6R
エリム
阪神7R
コパノパサディナ
サンライズフレイム
阪神9R 甲部特別
レジェンドシップ
阪神12R
イツモハラペコ
オーサムリザルト

なんと28頭も出走!
先週日曜は5頭と少なかったのですが、もしかすると函館開催に合わせて期待馬を使ってきたのかもしれませんね。

好走期待馬

函館1R ◎12 シエロエスティーボ B評価 穴15 ルージュカプシーヌ
逃げ先行馬ばかりのため、差しは利くと見ます。
内・外どちらが良いか、の判断が難解ですが、低速馬場になればなるほど外枠が来やくなります。低速馬場だと0.1秒の価値が下がり、高速馬場だと0.1秒の価値が上がるからです。芝・ダート共通のロジックなので、迷った時は思い出してください。内有利の中京ダート1800が時たま外枠有利になるのは、低速馬場の時です。

新馬戦が1800mで余力ラップだったシエロエスティーボに本命を打ちます。1400mで高い指数で駆けており、前走はどうもスタミナ切れのような負け方。短縮で差せるはずです。ルーラーシップ✕マンハッタンカフェという血統もタフな馬場向き。

テンが速いのは、5カッテミルと11グランツベリーだと思いますが、初戦から良いスピードを見せたルージュカプシーヌは3キロ減。前走は外から2番手を取りましたし、4F46.6秒通過で速かったと思います。2戦目と3キロ減でよりテンが速くなるはず。初戦は距離が原因のような負け方だっただけに短縮で。

阪神1R ◎8 ダノンヒューマ B評価 穴14 ジャスティンユウジ
本命をどちらにするか迷いましたが、9トモジャケーヤに被されるリスクがあってもダノンヒューマの戦ってきた相手を評価します。
新馬戦は番手から競馬をして2着でしたが、勝ったボールドゾーンはすでに2勝馬、
3着ペンティメントも次走勝ち上がり、1勝クラスで4番人気と評価されていました。
2戦目も相手が強かったのと、タフな馬場にしてはハイペースの逃げになったのか、4着。2着スナークドリアンは2度本命を打っている馬で、3着セレクティオはその後に余力ラップ該当。前々走は出遅れながら良い脚を使っていますし、前走はきっちり先行できました。坂井瑠星騎手なので、案外、主張して楽に逃げられるかもしれません。1800mで先行してきた馬の1400mに短縮は買いですが、相手が強かったとなればなおさらです。

ジャスティンユウジもL4がまずまず速いレースで好走している先行馬。短縮ハマる可能性が高いですし、外枠で被されないのも有利です。

このレース、トモジャケーヤの前走が強すぎた、ということを抜かせば、案外、どこからでも狙える面白いレースです。

函館2R ◎2 パラディ B評価 穴1 スパークルスカイ
マーゴットミニモが内枠を引けば何も考えず本命でしたが、マーゴットミニモの内に全て先行タイプが揃ってなかなか面白くなりました。
パラディは3走前、重馬場の小倉で逃げて、L4が49.2秒。0.1差負けなので49.3秒でしょうが、それでも十分に速い水準にあります。L1も12.2秒とほぼ止まっていません。
前々走はオーバーペースになっての敗退。
前走は急坂で急失速しただけに、函館の1700mに替わるのはプラスでしょう。
内枠先行で粘れると見ます。

スパークルスカイは前々走の福島戦のL4が50.2秒。0.6差でしたが、上位馬は全て余力ラップ該当馬。5着に4馬身を付けているだけに本物です。前走はゲートをくぐるような態勢でスタートして出遅れ。1000m過ぎからマクっていきましたが、前半スローから後半ロンスパ戦になったので最後は控えていた馬に差されました。それでも十分強い内容です。指数こそ平凡ですが、相手比較から一定の能力はあります。

阪神2R ◎ミヤジレガリア B評価 ○6ヤマニンブルトンヌ 穴16 フローラサンライズ
2頭どちらを本命にしても良いですが、ミヤジレガリアの前々走のL4が50.5秒で、L1が12.4秒。最後の脚色は勝ち馬と同じでした。この高い水準の競馬ができるならミヤジレガリアを上に取ります。前走は良馬場でパフォーマンスを落としているというか、ペースも速かったので、内枠でオーバーペースになる競馬にならないかが心配です。
安定感を取るならヤマニンブルトンヌ。内が逃げ先行馬揃っているので、相対的に外枠を引けたのは有利でしょう。打点の高さはミヤジレガリアで、軸の安定感を取るならヤマニンブルトンヌでしょうか。
フローラサンライズは前走、L4が50.5秒。前に離されてはいますが、最速上がりと0.5差なので比較的速かったはず。しかも馬場差+0.4秒とタフだった京都でこれなら評価できます。上がりを見ても前走で力を付けたように思うので、穴ならフローラサンライズの外差しでしょうか。

東京2R ◎5 ハクサンオリヒメ B評価 ○7 ドナルビー
ハクサンオリヒメの上がり性能は凄まじく、前走が上がり2位に1.7秒差、前々走が0.8秒差と、決め手ならナンバー1です。出遅れ癖が問題ですが、ゲート再審査には通ったという話。土曜はもう少し乾いて重馬場と見ているので、時計のかかる良馬場だった前走よりも決め手が活きるはずです。
ドナルビーは先行して一定の上がりを使えるので評価。
穴にキョウエイノーブルを挙げようと迷いましたが、前走ドナルビーに稍重で4馬身差。終いの脚色にも差がなかったので厳しいと見ました。

函館3R ◎11 ディアドコス B評価 穴12 プラウドウィッチ
おそらく一番テンが速いのはプラウドウィッチで、それに付いていけるディアドコスが番手から能力差で押し切る競馬になりそう。
プラウドウィッチの新馬戦は好発。2戦目は楽にテン1F12.0秒を出しています。
外から被せていくので内枠は不利になるはず。
ディアドコスは前々走のL2が24.0秒と非常に優秀。0.3秒差でしたが、この馬も十分評価できます。前走は京都のタフな馬場にやられた印象でしょうか。好走している3キロ減でもあり、巻き返せるはず。

阪神3R ◎7 ナリタシン B評価 穴5 アスターフラッペ
逃げ先行馬がほぼ不在のレース。内枠有利にはなると思うのでリッスンアップは血統的にも枠的にも軽視します。
ナリタシンは初戦と2戦目で先行。前々走はハイペースすぎて差しに回った形です。前走は主張すれば行けそうでしたが、控えて位置を悪くした形に。岩田望来騎手も前走はしくじったかと思っていると思うので、このメンバーなら出していくのではないでしょうか。行けば、スピード能力の高さが活きます。

アスターフラッペは8月新馬戦以来。転厩初戦の休み明けで、「素質はあるけど転厩馬でブランクも長いので……」というコメント。転厩馬は大抵、前厩舎に配慮してか、弱気なコメントを出しやすいのでブラフと見ます。追い切り時計は出ていませんが、おそらくは前厩舎の南井調教師がバリバリに追うタイプだったからでしょう。その新馬戦は、33.6秒通過と、小倉の高速馬場としても速くなりまさいた。差して4着なら上々で、勝ち馬は2勝馬、2着馬は追走力のなさに苦しんでいますが、3着馬も勝ち上がっています。休んでいる間に成長しているはずで、新馬戦はハイペースで先行できなかっただけと見て穴推奨とします。

東京3R ◎4 バルフォアテソーロ A評価 穴9 サンクメダイユ
バルフォアテソーロは完全に距離延長がハマったタイプで、末脚安定。このメンバーなら抜けた存在でしょうか。
穴にサンクメダイユ。ずっと出遅れていますが、前走は出遅れというより、挟まれる不利がありました。休んだ前走はパフォーマンスを上げていますし、一叩きの効果も大きいという話。8セブンメイクハピーを逆転してもおかしくありません。もう少し位置さえ取れればと思います。

函館4R ◎12 トゥルブレンツ B評価 穴1 ヨシノクラウン
逃げ先行馬が揃いました。人気馬はレース質に合わず、人気のない馬の多くは弱いという、なかなか難しい一戦。
トゥルブレンツの前走は外枠先行有利のレースで内枠差しという不利な競馬。直線の進路も馬場の悪い内目を突きながら、最後の脚色は上位と差がありませんでした。上がり35.4秒は最速。
速い上がりの使えない小柄な牝馬で、ダートも合わないので好走できるのが函館の道悪などに限られてきます。ここは完全に合うと見て本命とします。
今や完全にブレークした佐々木大輔騎手鞍上で3キロ減51キロも恵まれます。

穴は枠が内ですが、ヨシノクラウン。
新馬は差し馬2頭が強すぎました。勝ち馬は忘れな草賞2着で、2着馬は次走勝ち上がっています。2戦目はハイペースになり、後半ペースアップできず。L1で失速しているので1800mに短縮は良いでしょう。サトノクラウン産駒なので道悪を苦にしないと思われる点も評価いたします。

ウマピョイ、ハイアーレルムは能力通りの人気ですが、ココナッツブラウンの前走は低レベル戦です。ラップ面からも分かりますが、出走馬の次走成績が何より悲惨です。延長もプラスに働くか微妙で、これは叩き2戦目としても疑いたいところです。チュウワモーニンングは前々走で本命を打った馬ですが、阪神2000mで内枠先行できるだろうと見ての本命です。4着では何とも言えませんが、一定のレベルにはあった模様。前走が重馬場で惨敗していますが、短縮という点を評価すれば押さえても。

阪神4R ◎16 サクセスハチハチ A評価 穴4 ビービーザンダー 穴14 ガウロン
逃げ先行馬がまずまず揃いましたが、サクセスハチハチの安定感を買います。
前走はブリンカー着用で逃げましたが、メイショウクモイに2.0秒差も付けられるとは思いませんでした。もしかすると、タフな京都のダートが合わなかった可能性があるのでは。
3戦目は上位3頭余力ラップ該当で、レッドラグラスとロングウッドの間の2着に好走。この時が不良馬場でL4が50.0秒。4着に4馬身差を付けていて強いはずです。
ブリンカー着用がどうかですが、控えて砂を被っても問題はない馬。万能性を評価します。

穴のビービーザンダーは前走笠松の指数がかなり優秀です。勝ち馬はその後、1勝クラスでも3着。3着馬は1900mで3着と大穴をあけました。ビービーザンダーは筋肉痛が出やすいのでポリトラック中心の調整だそうですが、まだキャリアも浅いので一発が期待できます。

ガウロンはラップ面で評価できませんが、前有利だった京都ダートで2度とも差してきています。タフな馬場で上がりもかかったので、あまりラップが通用しない可能性もあります。強い差し馬になっている可能性を考慮に入れて穴推奨とします。

問題はテーオーレガシーが崩れてくれるかどうかですが……、能力も高いのであまり期待はできなそう。

東京4R ◎7 コスモシャングリラ B評価
コスモシャングリラは前走ブリンカー着用で一変だったのですが、内にモタれまくってまともに追えていませんでした。それで上がり最速の33.9秒、枠も外有利だったと思うので最内からの好走も評価できます。丹内騎手から柴田大知騎手に替わるのはマイナスですが、今回はブリンカーから左のみのチークピーシーズに変更。
諸刃の剣ではありますが、前走以上のパフォーマンスも期待できるので本命とします。
人気2頭は素直に評価して良いでしょう。

函館6R ◎3 ダンスクラブ B評価 ○1 ダンツビガー
本命はダンスクラブ。近2走はソエの影響が残っていたという話なので完全に度外視できます。
新馬がL1、12.2秒の余力ラップ戦で、勝ち馬は1勝クラス3着2連続、2着馬は次走勝ち上がり、1勝クラスで3着あり。3着馬も次走勝ち上がり、4着馬は次走から連勝、とかなり強い馬が揃っていました。2戦目・3戦目はタフなダートでパフォーマンスを落としたことから、距離が保つタイプではなく、道悪の方が良いと考えられます。函館ダート1700mの道悪で内をロスなく回れるなら巻き返せると見て本命とします。

ダンツビガーは能力最上位。それが道悪ダートで最内枠ならすんなりの逃げ切りを期待したくなります。逃げ先行馬は揃っていますが、内枠の方が速いので内枠主導の隊列になり、すんなりペースも緩んでくれるはずです。
どちらを本命にしても良いのですが、どうせなら一発逆転がある馬を。

阪神6R ◎13 エリム B評価 穴6 デルマモナーク
エリムの新馬戦はL2が11.2-11.4の余力ラップで上がり最速。
前走は大外枠で外を回された分の0.3秒差でしょう。また、このレースも余力ラップ戦になりました。今回はまたもや外枠、前走と同じ13番枠に入りましたが、先行力ない馬が揃い、差せる馬も少ないこのメンバーならスローになったら馬群が凝縮、そこから差しきれると見ます。
長期休養明けからいきなりやれるはず。

穴推奨にデルマモナークの芝戻り。
新馬戦はL5L4L2L1基準全てクリアしたレッドロスタム戦なのですが、どうしてか、レッドロスタムはその後微妙で、負けた組も弱い馬ばかり……。たまにありますが、レース自体がスローすぎてあまり価値がなかったのだと思うしかありません。2戦目は内から出遅れ、その後引っかかりながらしぶとく伸びてはきました。2着だったセレスティアリティがここでも人気ですが、このオッズ差はちょっとひどいでしょう。3戦目はエアメテオラの勝った超ハイレベル戦で、9着でも指数は97あります。かかる面が心配ですが、前走はダートを使い、砂を被って後方からになりました。これに凝りて(?)、意外に折り合いが付くようなことがあれば圏内と見ます。

東京6R ◎15 ロードストレーザ B評価 穴9 ヴェールトゥマラン
ロードストレーザの新馬戦はタフな東京ダートで12.5-12.5。自身のL1は12秒台前半だったので、ここ2戦のような成績で終わる馬ではありません。
前々走は長期休養明けで+26キロ。素人目に見てもやや太めでした。一回叩いた前走は人気でしたが、新馬戦の上がりすら使えず。陣営は最内枠で動けなかったと言っていますが、やはりもう1回叩く必要があったと見ます。出遅れ癖はありますが、今回は外枠に替わってリカバリーできます。もう少し絞れてくるはず。

ヴェールトゥマランは敢えて探したという程度の穴。1800mでは弱いと思いますが、1600mに短縮して一変する馬はいるので……。

函館7R ◎3 ハガネ B評価
正直、シャンドゥレールはやや過剰評価に映ります。葉牡丹賞の時計が良く、先行不利の中よく頑張っていますが、同型がそこそこいる上に道悪なので、道悪巧者の差し馬に差されても不思議ないように思います。
その道悪巧者がハガネ。
前走は外まくりがハマったとは思いますが、終い12.0秒で、自身は11秒台。よく頑張っています。
前々走は同じ上がりを使ったダズリングブレイヴがなかなか強いと分かったので、評価に値します。
新馬戦ではセブンマジシャンと同じ上がりで、タフな馬場では堅実に追い込んできます。差し決まりそうな馬場と展開で狙います。

阪神7R ◎12 サンライズフレイム A評価 穴8 サイレンスタイム 穴14 ツークフォーゲル
行く馬が揃って差し馬優勢でしょうか。
サンライズフレイムの前走は、パライバトルマリンが指数114で勝利。ブライアンセンスも114で、サンライズフレイムが110です。時計からも1勝クラスにいる馬ではありません。また、前走、サンライズフレイムは出遅れに加えて、直線向かい風の強風で差せない馬場と二重苦になりながら追い込んできたのは評価できます。
外枠でリカバリーできると思いますし、距離短縮でしっかり速い上がりを使ってくるはず。

サンライズタイムの前走は出遅れて大差負け。負けるにしても負けすぎで、砂でも嫌がったのでしょうか……。
前々走は12.0-12.4で終いをまとめましたが、これはかなり速く、延長をこなせる下地があります。芝ではきちんと差して来られていたので、砂を被っても問題なければ。

ツークフォーゲルは生粋の追い込み馬。未勝利勝ちは上がり2位に1.6秒もの差を付けての差し切りで桁違いでした。やたら人気がないですが、追い込み馬で最上位評価できるのではないでしょうか。

あとはワンダーウィルクも良いラップで追い込んできています。

東京7R ◎1 エドノトップラン B評価
3走前はソムリエとタイム差なしの2着だったエドノトップラン。上がりも0.1秒差しかありませんし、最後は差し返すようなところも見受けられました。
前々走は良馬場で負けて、前走は不良馬場で勝利と、道悪巧者のはず。
内をロスなく立ち回ってくれば、ソムリエと差のない競馬をしているのだから通用すると見ます。

函館8R ◎9 サルフトピッチ B評価
サルフトピッチは前走、テンの1Fが11.7秒推定。中山とはいえ、これだけ速いならここでも最速のはず。
新馬戦のL1が12.3秒で余力ラップ戦を0.1秒差。1000mでこその馬でしょう。
鞍上で人気がないようですが、前走で先行させられたので問題はないと見ます。

阪神8R ◎3 クリノニキータ B評価
クリノニキータは先行力も付いてだいぶパワーアップしているというのに、何故に全く人気がないのでしょう。
4走前の園田の指数が優秀で、ここ3走もずっと速いL4で僅差です。
1F長いと思われているのかもしれませんが、前目に付けて速い上がりを使える今なら全くやれて不思議ありません。

東京8R ◎11 ハリケーンリッジ A評価 穴5 メインクーン
ハリケーンリッジの前走は余力ラップ該当馬が集まったレースでしたが、勝ち馬のアンリーロードがライトクオンタムの0.4秒差ということで集計から漏れて見逃してしまったレース。あのレースで2着なら、メンバー落ちのここでも。

メインクーンも余力ラップ該当馬。新馬戦はL1が11.5秒でしたが、自身はもっと速かったはずです。赤松賞がドスローでしたが余力ラップ該当。菜の花賞はニシノコウフクとアリスヴェリテという余力ラップ該当馬がいましたし、外外を回された分、失速したという印象です。前走は1400mで出遅れて追走で脚を失いました。マイルの方が良いと思いますし、ハリケーンリッジ以外が微妙なメンバーなら通用します。

函館9R 駒ヶ岳特別 ◎4 フォトンブルー A評価
ここは上位人気が強い馬で、妙味ある馬はちょっとどうかなという印象。
素直に余力ラップ該当のフォトンブルーに本命を打ちます。
新馬戦のL1が11.4秒というのは札幌のタフな馬場というのを考えればかなり評価できます。
3.4走前出遅れで、そもそも阪神2000mが合う馬ではありません。
前々走の弥生賞は4コーナー最後方からよく追い込みました。
前走プリンシパルステークスもドスローで4コーナー最後方ながら追い込んできました。ここは差しまくり決まるレースになれば。

阪神9R 甲武特別 ◎5 ウェイビー A評価 穴1 ゴールドプリンセス
阪神芝2400mはスロー濃厚なコース。
ウェイビーの前々走は逃げてL5が58.2という2400mとしてはかなり長く良い脚を使っています。0.5秒差なら全然評価して良いレベルです。ウェイビーの単騎逃げ濃厚で粘れるはず。
ゴールドプリンセスの前走・忘れな草賞は物理的に差せません。
未勝利勝ちは上がり2位に0.9秒差を付けており、破ったソレイユヴィータはその後連勝と力を見せています。新馬戦は加速ラップで上がり最速タイ。
出遅れても少頭数スローなら集団に追いつけます。内で我慢して開いてくれれば。

東京9R 青梅特別 ◎14 マブストーク B評価 穴11 サトミノマロン
マブストークはどうしてこんなにムラっけがあるのかと不思議でしたが、新聞では「馬込みに入れるとブレーキをかける馬」と書いてありました。14番枠ならムラっけの悪い方に出る確率は減ると見て本命。速い上がりを使えて、指数面も十分に高い実力馬です。

サトミノマロンの前走はL2が11.9-11.9では差し切るのがさすがに困難でした。
前々走はまくり馬に被されて位置を悪くする不利。
3走前は現級通用の器と見ているラニカイに差させず、自身はきっちり差し切りました。4歳になって強くなっているのに、まだ人気面が追いついてきません。穴推奨で狙えます。

函館10R 松前特別 ◎11 エグランタイン B評価 穴6 テリオスマナ
ちなみに土曜の特別戦は週中にかなり見ていたので自信があります。
エグランタインの前走の秋華賞は外枠で外々を回されながらの6着で高く評価できる内容です。
前々走のローズステークスはロスなく乗りましたが、サリエラと同タイムの3着なら優秀でしょう。
3走前はL2が11.5-11.6で先行押切。差し有利になりやすいコースでの押し切りは評価に値します。
4走前は出遅れ後方から。11.2-11.4でまとめられてはラリュエルを差せないのも仕方ありません。
5走前がいきなり強くなったレースで、先行不利の流れを先行押し切り。
ほぼ崩れておらず、おそらく馬場的に展開も不利になりません。本命。

テリオスマナは長期休養明け前はやたらと引っかかる馬でしたが、休んでから折り合い面が良化しています。前走はまくりの入る競馬で内にいて上がっていけず、直線も馬場の悪い内を突いたので不利です。
前々走が長期休養明け。馬場の悪い内でずっと我慢して、内目を突いての勝利。2着だったエレフセリアがここでまずまず人気しているのにテリオスマナは全く人気ありません。差せる馬場と見ているので、ここは思い切って狙ってみます。

阪神10R 洲本特別 ◎12 マルカアトラス B評価 ○7 アウグスト 穴4 モズブーナ―
マルカアトラスの前走は距離短縮がハマると見ていたのですが、おそらくはペースが速すぎて追走で脚を使ってしまったのでしょう。今回はさほど先行馬がいないのですんなり先行して巻き返せるはず。
アウグストは強いので、内を全部潰す可能性まであります。

穴のモズブーナーは内枠が心配でなりませんが、前々走の笠松戦が高い指数。2着ビオグラフィアは次走1勝クラスを勝ちました。
前走に関しては出遅れから出していってハイペースに。これは先行負荷が大きかったはずです。このクラスでもやれる馬のはずで、こちらが楽に逃げられれば。

函館11R 函館日刊スポーツ杯 ◎2 ダノンカオス B評価 穴7 ヤマニンルリュール
ちなみに人気の差し馬は全て通用すると思います。ワックスフラワーとクリダームが怪しいですね。先行馬がかなり揃ったので。
本命はダノンカオス。
前走は超外を回された挙げ句に、ひっかかりましたが、0.5秒差。十分強い競馬だったと思います。
前々走は先行できず引っかかり、中途半端な位置に。
3走前がハイペースを先行して引っかかりながらの勝利。この時が重馬場だったのが今回プラスに働くでしょう。
4走前は控えて3コーナー内を突いて上がるも、直線で踏み遅れました。
5走前は1400mで出遅れ。引っかかって外まくりの形になるも、伸びてきました。
折り合い面が課題の馬なのですが、道悪なら多少マシになると一般的に言われていますし、タフな馬場でペースが流れるのは勝った時と同じ。後ろになっても堅実に伸びてくる馬で、1400mをこなせる持続力もあります。完全な狙い目と、週中予想に書いてありました。

ヤマニンルリュールは今回短縮。
前走は1600mで0.5秒差なら悪くありません。
前々走は36.1秒のスローで引っかかりました。33.3秒の上がりでは流石に差せません。
3走前は外枠スローにかかり気味での敗戦。
4走前は出遅れ、内枠は良かったのですが、スローでかかり気味に。前残りのレースを上がり最速で4着なら及第点です。
5走前も出遅れ。内差しで勝つ寸前までいきました。
ひっかる面は改善されていませんが、スタート面はやや改善されています。まともに出て、外差しの利くレースになれば。

阪神11R ◎6 メイショウドウドウ A 穴7 グレイトゲイナー
ここは外から逃げ馬殺到でハイペースが予想される一戦です。
メイショウドウドウはずっと不利な枠で頑張ってきた偉い馬です。
前走は枠は問題ありませんでしたが、一番外を回されたのが響きました。勝ち馬と0.4秒差で悪くありません。
この馬の枠を見て下さい。ずっと外枠で、内枠なら大抵来ています。今回内枠ということで本命にいたします。

グレイトゲイナーは3勝クラスで安定した指数をマークしている馬で、人気ほど弱くありません。
前走は外を通って不利で、指数92。
前々走は超外を通って指数95。
3走前、先行不利のレースで6着93
4走前も超外を通されました。
5走前はようやく不利なしの競馬で指数が94で5着。
長期休養明け前から安定した指数を出して頑張っていました。
どうやら馬込みに入るのが嫌だそうです。外枠の先行馬を全て行かせて、その後ろのガラ空きポジションを確保できれば。

東京11R ジューンステークス ◎8 ロードプレジール B評価 穴1 エドノフェリーチェ
メンバーが揃って先行馬も一定数おり、割とタフなレースになるのではないでしょうか。上がりは34秒台で通用するレースになると読みます。

そこで浮上するのがロードプレジール。
前走は馬場が悪くて上がり差の出ないレースに。差し脚質が不利でした。
前々走はまくり動いたのが失敗。騎乗ミスです。
3走前はスローすぎて上がり速い馬が有利に。内で狭くもなったので度外視。
4走前、かかり気味に外まくり。中京のタブー競馬で頑張ったのは強い。
5走前・6走前もかかり気味で差し切り。
中団辺りの位置を取れる馬で、東京なら34秒台の上がりなら使えるはずと見て本命にします。

穴にエドノフェリーチェ。
今回はブリンカーを深くするという話で、そこにも期待します。
前走はまくり気味に上がるも、脚をなくす。距離かもしれません。
前々走は内をロスなく回って惨敗。
3走前もさほどロスなく乗りましたが、距離でしょうか。
4走前はステイヤーズステークス。内を突いて上がり最速。差しの利くレースになりました。
5走前は初角で外を回り、かかり気味に二番手。結局、差し決着になって不利。
ステイヤーズステークスで上がり最速を使えるだけの実力は残っているので、深いブリンカーで行きっぷりが改善することを期待して穴とします。
この馬も東京なら34秒台の上がりは使えます。

函館12R ◎11 サンテックス B評価 穴2 フミチャン
余力ラップ該当馬はサンテックスとエンプレスペイですが、差しに回る可能性がサンテックスの方が高いと見て本命に。
サンテックスは4走前のL3が12.3-11.8-12.8という芝並のラップになりました。
未勝利勝ちもL2を12.7-12.8でまとめており、スピードに優れるタイプだと想像できます。
昇級戦は淀みないペースで余力ラップ該当馬2頭に破れただけ。
前走はハイペースでバテただけです。
1700mに短縮は有利ですし、先行から好位と述べています。もう少し位置が悪くなっても後半がしっかりしている分差せると思いますが、前目でも押し切れる位置に付けてくれそうです。

フミチャンの前走はドスローで度外視。
自分から動ける、函館では良い脚質で、その前は堅実に走っています。

東京12R ◎2 トゥピ B評価
トゥピは前走、スタートは出たのですが、後方から。後方待機策の方が良いのでしょう、終いは11秒台を使っていたはずで、余力十分です。
これなら時計短縮は十分可能で、内からある程度位置を取っての差しが決まると見ます。

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