※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※軸自信度は、赤枠がA、黄色枠がB、青枠がC、緑枠が、勝ちまで自信あるS、となります。ロジックに添っていなければC評価になります。ロジックに添っていればB評価、中でも3着内が堅いと思えばA評価になります。
競馬本出版しました!
『「永遠の初心者を脱する」ための競馬思考 第1巻』
2023年競馬王7月号に私の記事が掲載されました!
こんばんは!
土曜は本命の3着内率が50%オーバー。4割半ばくらいが普通で、3割台だと低い方なので良かったと思います。本命の複勝回収率は低かったですが、セットで来てくれることが多かったので、三連系で良い配当が取れました。この精度を続けたいです!
馬場予想。
福島芝は土曜に10ミリくらいの雨。どこまで悪くなるか分かりませんね……。すぐ乾きそうでもありますが、水はけの悪い福島でどうなのか……。しかも天気予報が外れて大した降らないことも普通にありそう。
芝・ダートともに稍重までかなと予想します。
福島芝はまだまだ馬場がきれいなので、1200m.1800mは内枠先行有利でしょう。
2000mだけ差し有利と見ます。
福島ダートは稍重程度の想定だと外枠か内枠かやや難しめ。やや外、と見ておきます。
中京芝は多少の雨では傾向は変わらないでしょう。内枠有利と見ます。
中京ダートもやや重までいくのかどうか……。1400mだけ外枠で取っておくのが無難そう。他は全て内枠で取ります。
函館芝はようやく分かりやすい馬場になってくれました!
函館芝は内枠先行有利。2000mだけ差しを警戒しておけば問題ありません。
函館ダートは枠フラット。乾燥しているのでやや外かなーくらいで予想します。
では本日もどうぞよろしくお願いいたします!
※余力ラップ基準
該当馬には僅差負けを含みます。僅差負けの定義は、芝で0.3秒差以内、ダートで0.5秒差以内です。
基準をクリアしていても、僅差負けでないため漏れる場合があります。
古馬混合になりましたが、3歳馬、及び、今後出てくる2歳馬については全て載せる予定です。
2.3歳(芝)
L1 | L2 | L3 | L4 | L5 |
11.4秒以内 ※距離不問 | 22.7秒以内 ・1200mは3F通過35.2秒以内・1400mは3F通過35.5秒以内 | 上がり差で2位に0.5秒以上付けている | 45.9秒以内・1500m以上に限る※距離が伸びれば伸びるほど評価できる | 58.2秒以内・1600m以上に限る。※距離が伸びれば伸びるほど評価できる |
2.3歳(ダート)
L1 | L2 | L3 | L4 |
12.3秒以内 ※距離不問 | 24.1秒以内 ※東京コースを除く | 上がり差で2位に0.5秒以上付けている | 50.0秒以内・1700m以上・新馬、未勝利・に限る・東京ダート2100mを除く |
函館2R
7.ヴァンナチュール
福島7R
3.ゴルトレオパルト
福島8R
10.アルヴィエンヌ
福島12R 彦星賞
5.スピードオブライト
中京4R
6.ハッピーアズラリー
中京8R
12.タロントゥーズ
13.レッドラグラス
中京9R タイランドカップ
4.レッドテンペスト
中京10R フィリピントロフィー
2.ハンベルジャイト
7.ノボリクレバー
中京12R シンガポールターフクラブ賞
4.フルメタルボディー
7.ミスヨコハマ
本日、後半のレースに偏ったんですよね。
個別を見たら余力ラップだったという馬は午前にいますが……。
というわけで、アネックスの午前無料予想をどれにするか迷っています。
函館1R ◎12.ドランクマン B評価 穴9.ブシン
現在、朝5時近く、この時間に函館1Rを予想しているのはやばいです(笑)
初ダートになる馬ばかりの1000mなんてどう予想すれば……。単純にテンの速さで見ていきます。ドランクマンの前走が12.2秒。ブシンに先着されての5着ですが、今回は短縮にもなります。また、3キロ減にもなるので、ダッシュ力は増すはずです。
次いでブシンの12.3秒。森秀行厩舎で、イントゥミスチーフにミスターグリーリーの肌ならダート短距離は適性がありそう。
中京1R ◎2.ブルーミンデザイン B評価 穴5.ダイメイイチョウ
ブルーミンデザインはハイレベルだったギャンブルルーム戦の2着。出遅れをリカバリーしての2着ならまだ言い訳も利くと見ます。
ダイメイイチョウの前走のレディントン戦はラップでは特に評価するところがありませんが、逃げて2着した点を素直に評価。テンの速力は一応、1位です。もちろん、2戦目で隊列も変わりそうですが。
函館2R ◎7.ヴァンナチュール ※S評価 穴3.ロイヤルナタール ※立川サロンアネックス無料公開予想
ヴァンナチュールの前走のL4は49.9秒で、L1は12.5秒と最後まで止まっていない、と言える水準にあります。このレースで勝ったフクノブルジュはこれまでずっとL4を50秒前後で走り続けてきた強い馬なので、ハナ差負けはむしろ評価を高めました。
スタートが上手で、二の脚も速い馬です。積極策をしてくるとすれば、大幅距離延長の内枠2頭が考えられますが、メイショウカジキの方はテンが遅いので内で被される可能性が高いでしょう。ハクサンセーブルの方は先行できそうですが、すぐ外のロイヤルナタールがスタートさえ決めれば二の脚が速いので、こちらもまとめて被される危険性が高いと予想します。
おそらくは能力最上位ヴァンナチュールの単騎逃げの一人旅が濃厚。人気も人気なのでアタマ固定で買うことをオススメします。
穴推奨にロイヤルナタール。前走はスタートを決めて先行。L4が50.2秒と速くなったため、能力上位の3頭に離されましたが、このハイレベル戦で1.0秒差負けならこのメンバーでは上位の存在です。
前々走はやや出遅れましたが、スタート後に前をカットされてしまい、リカバリーができませんでした。その後、ペースが速いというのにマクるという不可解な騎乗。失速して当然のレースだったので度外視で構いません。
今回は函館リーディングがかかる佐々木大輔騎手が鞍上。函館では減量を生かした積極策で結果を残しているので、この馬で出遅れてもしっかりリカバリーしてくれるはずです。
他に通用しそうなのは5.メイショウカガ。前走のL4は49.8秒でしたが、本馬はもう少しかかっているはずです。東京ダート2100mではL4・50.0秒以内の価値が下がりますが、出していないよりはマシです。
もう1頭がトレオン。前走は距離が長すぎました。前々走は出遅れて後方から上がり最速の38.1秒をマーク。レースのL4は50.8秒でしたが、この馬は50.5秒前後でまとめているはず。追走力はありませんが、上手くマクることができれば。
グレートキングベアはラップ的に1700mをこなせる担保がなく、4走前、川崎1600mでも伸びあぐねているので軽視します。
買うなら、7-3-5.6、7-5.6-3、の三連単4点。アネックスの方ではグレートキングベアを押さえることも推奨しています。
中京2R ◎14.カナオールウェイズ A評価 穴10.シャンデルナゴル ※立川サロンアネックス無料公開予想
多頭数の中京芝2200mは、最も差しの決まりやすいコースの1つ。
先行力ある馬の少ないメンバー構成なので好位差しの形になるかもしれませんが、いずれにしても差せる脚を持っている馬を狙うのがベターです。
14.カナオールウェイズは前走出遅れましたが、これまでは出遅れていなかったので、今回はスタートを決めてくれると予想します。
その前走は後方からになりましたが、最後は凄まじい脚で急追。脚を余す格好になってしまいました。レースラップのL2は11.6-11.7ですが、本馬はL2基準の22.7秒、L1基準の11.4秒をクリアしているかいないか際どいラインで走破しています。隠れた余力ラップ該当馬です。
追走力のない馬ばかりのメンバーなので、外枠からでも比較的位置は取れるはずです。悪くない位置さえ取れれば、あとは回ってくるだけ。最後は抜群の末脚で差し切ってくれると予想します。
10.シャンデルナゴルは既走馬相手の初戦で、出遅れながらも上がり最速で3着好走。4着に京都新聞杯3着のリビアングラスがいました。
2.3戦目は道悪の阪神で切れ味が削がれてしまいました。
日曜も雨予報ですが、2Rの時点ではさほど悪化していないはずです。
位置を取りつつ、差せる脚を使えるのは魅力と見て穴馬推奨いたします。
相手。
1.ペネトレイトゴーは2戦目の未勝利戦が、個別で見ていくと余力ラップに該当ですが、とにかく追走力がなさすぎるのが欠点で、この手の馬は余力ラップでも割り引きます。相手まで。
あとは道中動けるタイプの3.ディアマイサン。
そのディアマイサンと僅差の競馬をしている11.シゲルテイオウ、12.ユメヲカケルまで。
福島2R ◎4.ロフティーイデアル B評価 穴5.アモフリューゲル
ロフティーイデアルは2走前のL4が50.5秒。0.3秒差負けなら今の未勝利では上の存在です。2.4着馬が次走勝ち上がっています。前走はその4着馬に負けた1戦です。ここでも6馬身差を付けた3着馬が次走勝ち上がっており、やはりロフティーイデアルは上の存在。内枠で位置を悪くしなければ大丈夫。
アモフリューゲルは前走、出して2番手に付けただけに位置を取れない危険性を感じて穴推奨に落としました。このレースはL2が11.8-12.5と速くなりました。3着馬が次走、余力ラップで1700mを勝っているだけに、アモフリューゲルも力があります。逆転あってもおかしくありません。
函館3R ◎7.バサラ B評価 穴4.レターマイハート
前走のテンはバサラの12.1秒が1番速い。好発が切れたのは幸運でしたが、前走から着用のブリンカー効果が大きいのでしょう。引き続き52キロなら勝ち負けでしょうか。
穴にレターマイハート。芝に加えて、1400m.1600m.1800m全てで好走しての1000m挑戦です。2キロ減に加えてブリンカー着用。函館では斤量減を生かした積極策で勝ち星を稼いでいる佐々木大輔騎手です。当然期待できる馬でしょう。
中京3R ◎2.テクノデザイン A評価 穴11.ダンツクリスタル
テクノデザインの前走は大きく出遅れて3角16番手。絶望的な位置でしたが、3着争いに加わりました。元々はスタートを出ていましたし、テンに速い馬のいないこのメンバーならスタートで勝負を決めてしまうかもしれません。2走前は変なラップで、3F通過34.1秒と速かったのに、そこからずっと12秒を続けて、L1だけ11.6秒。L1最速ならまだ時計は縮められると思います。
ダンツクリスタルは前走、3キロ減で出していって3着好走。休んでパワーアップしていた可能性も考えられます。今回は1キロ減になりますが、先行力ある馬少ないメンバーなら問題ないと見ます。
なお、ムーンダイヤモンドの前走は余力ラップ戦だったのですが、ここで先行して1.0秒差というのは、速い上がりが使えないと証明してしまいました。スロー濃厚のコースにメンバーなので、やはり速い上がりの担保が必要と考えます。
福島3R ◎13.シルバーステラ B評価 穴4.ジョイフルアクト 穴7.アイリッシュパール
シルバーステラは3戦とも高い指数。着順が微妙な馬の強さがしっかりバレているのが今の時代だなと感じます。前走指数が99、前々走が102と、能力上位です。心配だったのが外枠ですが、鞍上が4キロ減の小林美駒騎手なので問題ないと判断しました。小林美駒騎手はきちんと出せていける女性新人だと思っています。
ジョイフルアクトは内枠を評価。前走出遅れて、前有利の展開になりましたが、二桁馬番の中では最先着です。キトゥンズジョイ産駒なのでスピードを活かすタイプのはず。スタートさえ決めてくれれば。
アイリッシュパールは新馬戦のL2が22.0秒。1400mで前半が遅いので余力ラップ対象外ですが、上位馬は安定した成績を残しているのでまずまず信頼に足るでしょう。次に中山ダート1200mを使ったのが好印象。惨敗はしましたが、最もテンの流れるコースでしっかり先行できたことで、今回の追走面に生きます。
函館4R ◎3.ソニックライト A評価 穴6.ランドオブラヴ
函館がBコースになって、内枠先行馬がやたら人気になってしまっている模様です。差し馬にも強い馬はいますが、そういう馬が全く人気になっていません……。差しに手を出すのは罠でしょう。仕方ないので、内枠先行馬を評価します。
ソニックライトは前走のテンの速度が1番で、時計もラップも優秀です。6着だったフリントロックが次走格上挑戦で2着するほど高いレベルでした。8着馬も1800mに延長して2着と好走してます。
スピード能力を活かしてソニックライトが勝ち負けするでしょう。
ランドオブラヴも前走で一変。やや出負けから佐々木大輔騎手が出していきました。逃げ切ったクリノリアルレディをハナ差まで追い詰めた好内容で、逆らう必要はないでしょう。
中京4R ◎7.セブンスストリート B評価 穴14.カセノミオ
セブンスストリートは1700mでもL4を50秒切れる馬ですが、短縮に活路を求めてきました。2着した前々走は、L1が12.6秒。セブンスストリート自身は12.5秒かもしれません。これはまさにセブンスストリートが距離延長をこなせる証拠で、逆説的に余力ラップの距離延長問題を証明してくれている良い例です。今後使うためにも覚えておきます。で、セブンスストリートは余力ラップだったので、ここでも強いはず。もう少し位置を取ってもらいたいなと思いましたが、出していきやすい和田騎手で、この馬のテンの速度も真ん中より上というメンバー構成。これなら安心して見ていられそうです。和田騎手が外を回しやすい点だけは不安。
外枠先行の強い馬枠としてカセノミオ。前走は淀みないラップを刻んで差し決着に。中京は阪神より差しにくいと思うので、信頼します。
福島4R ◎11.ワンダーブレス B評価 穴2.シャノンフォールズ
先行馬は少ないのですが、延長馬が多くて思いの外、流れるかもしれません。
ベルウッドムサシは押さえておきますが、1600mと1800mでしっかり終い止まっているので、安全とは言い切れない、と思います。
ワンダーブレスの前走は最後急追して上がり35.8秒。L1は12.5秒でしたが、この馬自身はかなり速い脚を使っているはず。これなら延長は問題にしません。案外ペースが流れて、差し有利になれば大チャンス。
シャノンフォールズは前走が去勢明け初戦でした。出遅れ癖がある馬で、地方戦だったので尾持ちがいたかと思いましたが、映像を見る限り、ついていなかったようです。逃げてまずまず優秀な指数で2着。1800mで好走しているスタミナがあるので、もしペースが流れても粘ってくれる可能性があると見ます。
函館6R ◎6.スターグロウ B評価 穴9.スコプルス
函館芝2000mは、土曜が想定外のスローペースの前残りに。ここも先行馬が少なくて遅くはなりそうですが……。
自分から動けるタイプの差し馬を推奨します。
スターグロウはまさに自分から動ける馬。前走は超スローペースの中、4角と直線で不利がありながらまとめて呑み込む寸前までいきました。2走ともスローで届かないようなレースできちっと来ているので、本命にします。
スコプルスも自分から動いていけるタイプです。スローになりやすい1800mよりも2000mの方が良いでしょう。前走は4コーナーで突如下がる何かがありました。パトロオを見ても自分でのトラブルだったようです。函館ではマクり競馬をしてくる丹内騎手継続も安心材料です。
函館7R ◎6.アルシオーネ B評価 穴1.サクラソーレ 穴3.サンライズグルーヴ
少頭数の割には行く馬が揃った一戦です。
当初はサンライズグルーヴを本命にしようと思っていました。未勝利勝ちのL4が50.4秒。前走のL4が49.7秒で0.5秒差。マクりが入って前に苦しい展開になったにもかかわらず、2着に粘ったのだから当然、1番人気だろうと思う訳です。
ところが、両隣の馬が速く、スタートひと息のサンライズグルーヴは被されてリカバリーできない危険性が高いと思い直しました。ただ、もしもこのまま4番人気ならサンライズグルーヴから買うかもしれません。4番人気なら単勝は買っておきたい馬です。
アルシオーネは中央再転入の馬で、再転入初戦はダート120mで一番人気に推されて惨敗。1700mに伸ばして強い競馬をしてくれました。元々、中央の1900mで4着があっただけに中距離タイプなのでしょう。
この前走は、ハイペースを3番手から粘っての3着で価値が高いと思います。L4も重馬場でしたが49.9秒。高い能力を持っています。テンが速い7の内は少し怖いですが、外枠の方が比較的安心できるだろうと思います。
サクラソーレは2走前のL4が48.5秒。稍重でもそんなに時計の出る馬場でなかっただけに、価値は高いと見ます。この馬も被されそうですが、好位からでも問題ない馬なので。
中京7R ◎3.ゴートゥファースト B評価 穴14.ハギノアルデバラン
ゴートゥファーストは新馬戦のL2が11.3-11.2の余力ラップ戦。ゴートゥファーストは出遅れて後方から上がり2位の脚を使いましたが、8着まで。とはいえ、この馬自身はL2も速く走っているはずなので隠れた余力ラップ該当馬です。
この次走は2F延長して中団前目から。スローになりやすい阪神芝2000mで前を捉えられなかっただけなので、言い訳は利きます。内で溜めるには良い枠で、好位から差し切っても。
他の能力が分からないというか、どっこいどっこいだと感じていて、買うなら人気薄が良いのですが、川田騎手のハギノアルデバランに逃げることにします。新馬戦は余力ラップ戦で良い脚を使えませんでしたが、延長の前走がまずまずの内容。休んでいる間に、2着のセオや6着スマートファントムが出世しました。どっこいどっこいと感じるようなメンバーなのだから、結果的にこの馬が強かった、というパターンはかなりあると思っています。
福島7R ◎3.ゴルトレオパルト B評価 穴7.ベルウッドシキシマ
ゴルトレオパルトは2走前がL1・12.2の余力ラップ戦を0.4秒差(L1基準の扱いが統一されておりません。申し訳ありません)。指数の高い馬はいますが、余力ラップ該当馬の方が強いでしょう。内枠がどうかとも思いましたが、テンの速力ナンバー1でここも逃げれるなら問題ありません。
指数最上位ピックアップラインは戦ってきた相手が弱く、1800mでは速いL4を使えていない点が微妙。
指数最上位タイのベルウッドシキシマの方が良いレースを使ってきています。特に2走前は超ハイレベルなメンバーでした。ベルウッドシキシマの方が信頼度は高いと見ます。
函館8R ◎5.イトカワサクラ A評価 穴11.メランポジューム
イトカワサクラの新馬戦は16番枠からかなり外を回しての差し切り勝ち。こういうのはラップに現れないから映像を見る必要がありますね。
自分はレースを見ていなかったので、フローラステークスでイトカワサクラが強いと聞いた時に半信半疑だったのですが、想像以上の強さでした。スタートは出遅れましたが、L5・L4基準クリアのハイレベル戦で上がり差し最速なら実質、余力ラップ該当です。ゴールドシップ産駒なら洋芝も問題にしないでしょう。2000mとはいえ緩みそうなレースなのでマクっていければ。
メランポジュームも新馬戦のL2が10.0-11.4。これを上がり最速ですから実質余力ラップですね。ちなみにスイートピーステークスも同じ理屈で実質余力ラップ該当。
距離は問題ないはずなので、問題は洋芝。ハービンジャー産駒なら問題ないと思いますが、中山で差されてはいるので。相手は強かったですが。
中京8R ◎12.タロントゥーズ B評価 穴.5 ブリタニア 穴6.アンクルブラック
前走、8馬身ぶっちぎり、L4が50.5秒で、走破時計も1勝クラスの指数にして99になるタロントゥーズが強いと見ます。未勝利の2着もL4が49.1秒のレースで、コパノパサディナに1.0秒離されましたが、自身は50.0秒前後で走破しています。
問題は距離ですが、中京は雨が降ってきて執筆現在、稍重(朝方予想のおかげで馬場が分かる笑)。なかなか止まらないと思うので、逃げてどこまでか。おそらく外枠からでも逃げか番手は確保できると思います。
ブリタニアは2歳にしてL4を50秒前後で走破できていた馬。3歳になって成長しているはずで、あっさりがあっても驚けません。長期休養明けがどうかでしょう。
アンクルブラックもL4を50秒前後で走ってきた馬。上位の上がりを使えるので、内で溜めて抜け出すような競馬ができそうです。
福島8R ◎10.アルヴィエンヌ B評価 穴2.マイネルヒッツェ
アルヴィエンヌの新馬戦のL2は10.0-11.4でL2基準をクリア。掲示板の馬は全て芝で勝ち上がっています。3.4戦目は余力ラップ該当馬が多く揃った中でも僅差で頑張っていました。2戦目は進路を切り替えるロスがあって差しそこねる競馬。負けは多いものの、悪い内容の競馬は1つもありません。
余力ラップ該当馬の中では決め手に欠けるタイプなので福島芝1800mはプラスでしょう。母父がドイツのモンズーンという点も、福島の方が合いそうだという根拠です。ノーザンファーム産の休み明けなのでしっかり仕上がっているはずです。
余力ラップ該当が他にいないメンバーで、強い馬もだいぶ勝ち上がってきたなという印象です。やや外枠が気になりますが、雨も10ミリほど降って、このレース前に3R行われているので、多少はフラット気味な馬場になっているかもしれません。
何だかんだ余力ラップ該当馬は強く、決め手のなさを補える福島で勝利しておきたいところ。
穴にマイネルヒッツェ。
前走は余力ラップ該当が4頭いて上位独占。それを考えれば6着は悪い結果ではありません。こちらは枠にも恵まれました。速い上がりを使えないゴールドシップ産駒なので、前走の東京よりは福島の方が間違いなく向くはず。
3歳馬が過剰人気とまでは思いませんが、強い3歳馬も少なくなって古馬でも通用するだろうと予想します。
函館9R 噴火湾特別 ◎1.クローリスノキセキ B評価 穴10.ユスティニアン
2勝クラス特別戦の1000mはあまりなく、自分の中にもノウハウがないので難解です。
減量がなくなるというのが予想ファクターを狭めます。
1勝クラスよりかはある程度差せるようになるはず。
内でロスなく立ち回れるクローリスノキセキに本命を打ちます。1勝クラスを札幌1000mで0.4秒差付けて圧勝。当時も内枠で内を立ち回って差してきました。内が開くような位置につけられるかが鍵ですが、2勝クラスで普通に通用している馬。期待します。
ユスティニアンも1200mでも通用している馬で、先行力もある程度備えています。多少外目を回しても差せるくらいに速くはなりそうで。
中京9R タイランドカップ ◎4.レッドテンペスト A評価 穴1.リヴォリ
レッドテンペストは新馬戦が余力ラップ。L2は11.2-11.1。勝ったアルジーヌは白梅勝でエアメテオラに先着の2着で、1勝クラスではミヤビを撃破。このアルジーヌよりも速い上がりを使ったレッドテンペストも当然かなりの器だと思われます。
2戦目は出遅れが敗因。時計は優秀で、逃げ切った馬が強かっただけでしょう。
3戦目は時計のかかる馬場だった阪神。超スローで逃げ切られてしまいました。馬場の影響でしょうか。
4戦目は強い馬も揃っていましたが、自信の本命で単勝的中。
まだまだ上を目指せる馬。道悪でなければS評価にしたかったくらいです。2番人気ならまだまだ妙味ありと見ます。
穴推奨にリヴォリ。
良い馬が最内枠に入ってくれました。新馬戦大楽勝で、長期休養明け初戦は超ハイペースの逃げになっての失速。とはいえ、0.6秒差なら悪くありません。中京1400mでの連続2着は1勝クラスを突破できる指数。その後は馬場差不能まで悪化した小倉と新潟。ここまで悪化すると参考外にしても良さそうです。陣営は集中力を欠く面があるということでチークピーシズ着用。馬場がここ2走の敗因に映るので悪い方向に働かないか心配ですが、予想する側としては馬場だと思っているので馬具工夫しようがしまいが評価します。ちなみに、中京は現在、稍重ですが、さすがにある程度時計は出そうで、馬場差不能レベルとは全く違うと判断します。
福島9R 織姫賞 ◎1.ピクシレーション A評価 穴4.ラエール
福島も雨が降り始めましたが、本日は2000m以外は内枠で取ります。
ピクシレーションは新馬戦のL2が23.3秒。中山で余力ラップはなかなか出ないので、これでも優秀な方でしょう。2戦目は1.2着のメイテソーロとロードプレイヤーがかなりの器。さすがに1番人気に推されたのは驚きましたが、強い馬相手にしっかりと走っていると見ます。フローラステークスはハイレベルだったので、7着でも優秀。案外、速い上がりは使えなさそうなので福島はプラスに働きそう。最内枠もロスなく立ち回れて良いでしょう。
ラエールは再転入後の2戦がまずまず。エイシンフラッシュ産駒で速い上がりは使えないので2走前は仕方ありません。前走は時計勝負になった中でよく頑張りました。指数96と、現級通用の力はあると分かったので、上がりのかかる福島でパフォーマンスアップが期待できます。
函館10R 横津岳特別 ◎6.ダノンジャッカル B評価 穴2.ハーツオブシャカ
Bコース替わりの週なので2600mも内枠先行で取ります。
ダノンジャッカルは昇級戦なのに56キロは見込まれましたね。先行してのロンスパ戦は得意としています。前走はラップ面を読み取りにくいのですが、12秒前半で5F推移して割と先行負荷の高いレースだったと見ます。フォトンブルーの脚が伸びきれず、後方のサツキハピネスが伸びてきました。
ハーツオブシャカは先行有利な阪神芝2400mで先行して連続好走。2600mは1クラス勝ちが優秀な時計です。差す競馬と新聞に書いてありますが、このメンバーなら前に行く形になるのではないでしょうか。
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