2/28 好走期待馬

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。

2/27 好走期待馬 結果・回顧」に書いたように、土曜は大勝ちで年間収支をプラスに持っていくことが出来た。勝って兜の緒を締めよ、の精神で慎重に予想していく。

日曜は、ちょっと難解なレースが多くてあまり自信がない。あまり財布の紐を緩めないよう気をつけたいところ。

土曜にレース短評を付けたが、今回から、今後の参考のためにも自信度を付けていこうかなと思う。
実験的に開始するので、大まかに、S、A、B、C、で区分していこうと思う。
何の自信だという話だが、購入オススメ度、と捉えてくれれば良い。人に購入を勧めるかと問われた時、筆者がどれだけ人に勧めたくなるか、の度合いを4段階で区分する。
的中率とオッズ妙味を加味(前日予想なのでオッズがずれることもあるが、基本的にオッズで予想自体を変えることはあまりない)して、割に合うかどうか、という程度で捉えてくれれば。
それなら購入オススメ度で良いじゃないか、という声もありそうだが、別に予想を参考にして欲しくてやっているブログではない。

何を参考にして欲しいかと言えば、筆者の思考、なのだが、最近、肝心な思考を伝えられるような記事になっていない。
これに関しては『「永遠の初心者」を脱するための競馬思考』というKindleダイレクトパブリッシングで出版したいと考えている内容を近い内に別記事で書き始めようと思っている。
書き終えて、著作権の問題などをクリア出来れば、Kindleで出版するという訳だ。その暁にはブログから当該記事を引っ込めようと思っているが、正直、きちんと続くかどうかすら未定の状態なので、そこまで考えても仕方がない。

あと、対抗以下も印を打てるところは打つことにした。
基本的に本命から印を打った馬には馬連は大抵の場合買うと見てくれて良い。

では、好走期待馬に。

好走期待馬

中山7R 自信度C
牝馬限定戦らしく、低レベルなメンバー構成。
前走控えて伸びなかったスペロデアが指数で抜けており、おそらく今回は逃げそう。メンバー的に、スローかミドルの逃げになるだろう。前有利と読む。
スペロデア本命だが、他に推奨出来る馬不在で、消去法の本命。1番人気で妙味もないが、コツコツ稼ぐようなレースと判断。

◎ 2 スペロデア
○ 1 ジュネス
▲ 3 ホウオウサマンサ

前々走の中山ダート1800mで97という、このメンバートップの指数をマークしたスペロデアは前走が案外すぎる6着敗退。指数も80しかない。おそらくだが、デビューから2戦目も重馬場のダートで掲示板を外していることから、良馬場ダート向きなのだと思われる。
今回は良馬場、そして鞍上ルメールで、調教師も逃げを示唆していることから逃げ濃厚だろう。
前走を見たら買いたくないが、その80という指数でもこのメンバーでは通用してしまうので、堅軸ではあると思う。

2番人気のアドアステラは明らかに東京向き。中山ダート1800mはこのクラスで3回走っているが、指数は77、75、82、しかない。

消去法でしかないのだが、スペロデアと、先行出来るジュネスとの行った行ったを予想。
差しならホウオウサマンサ。
ほとんど消せるメンバー構成なので、三連複も絞って買う予定。

中山8R 自信度B
ここも低レベルなメンバー。
過去1年半、中山ダート1200mに限れば、最高の指数がヤンチャプリヒメの94。1勝クラスの1200mで最高が94というのは、相当低い。
行く馬はいるが、1勝クラスになるとペース云々よりも前有利。差せるような馬が少ないのだ。純粋に能力を重視する。

◎ 12 ヤンチャプリヒメ
○ 2 ファインダッシュ
▲ 16 アイアンユウキャン
△ 10 デルマシャンパン

どんな条件でも崩れずに安定しているヤンチャプリヒメが軸として最適。
以前に中山ダート1200mを使った時よりも先行力が付いていて、3着内は堅いと見る。
この条件の常連、安定株ファインダッシュが対抗。前走は不良馬場の上にスロー、物理的に差しが届かない展開になってしまっただけ。
アイアンユウキャンは着順こそ悪いが、指数は安定している。中央転入から、87、89、88。この指数でも通用してしまうし、前走は休み明けで+20キロと太かった。今回は一叩きして大外枠。更に3キロ減量ジョッキー起用。指数を上積みする要素は沢山ある。
デルマシャンパンは距離短縮に期待。1400mで2回2着があるが、その指数がどちらも94と高い。一発はある。

アイアンユウキャン、きちんと馬体絞ってきたので。

中山10R ブラッドストーンステークス 自信度C
逃げ馬多数でペースは流れるだろう。
ハンデ戦で混戦。実力馬はやはり背負わされている。
ハイレベルだったフェアウェルステークス組の3頭が無難そうではあるが、その順序付けが難しい。それなら、距離短縮のヒルノサルバドールに期待したい。1200m通過1.10.0くらいの流れは何度も経験しているので、ここで流れに戸惑うことはないはず。

◎ 16 ヒルノサルバドール

長期休養明けで仕上がっていない状態ながら、前走は3着、1400mで89の指数と頑張った。前走はかなりのハイペースだったので、中山1200mも大丈夫。
坂路で50秒台をマークしており、上積みもあると見る。大外枠で競馬もしやすい。
相手はフェアウェルステークスの3頭中心。

中山11R 中山記念 自信度C
土曜を見る限り、時計は出る。また、内枠先行有利の馬場状態。
中山1800mは緩みやすいし、元々内枠先行有利。
トーセンスーリヤがコースロス全くなく回ってくれば馬券内は堅いと見る。

◎ 1 トーセンスーリヤ

2000mよりは、緩みやすい1800mの方が良いし、絶好の最内枠を引けたトーセンスーリヤ。本命にした札幌記念が案外な結果だったが、結果的に先行した馬はラッキーライラック以外沈んだので、そう気にしなくても良いのではないか。
7本乗り込んで最終追いきりは坂路で好時計をマーク。
この馬の馬券圏内の可能性は高いと見るが、他が難しい。
相手を買うなら前行く組でグルーピングして買う。

中山12R 自信度A
先行馬は多いが、逃げ馬は少なく、そうペースは流れないと読む。
近走、中山で高い指数をマークしている馬は、バルサミックムーンくらいで、他が混戦。
セイヴァリアントは東京向きで、中山だと指数を落とす。
それなら一発の可能性がある馬を推奨。

◎ 14 バルサミックムーン
○ 9 グログラン
▲ 2 ポートロイヤル

バルサミックムーンは指数を上昇し続けている明け4歳馬で、昇級でも即通用するだろうが、とにかく他が……。
セイヴァリアント、ロワマージュは中山では人気程の信頼はないはず。
グログランは1勝クラス勝ちの指数が超優秀。110もあり、休み明けの昇級戦で2番人気になったのも肯けるレベルにある。だが、2勝クラスでの成績が案外。
加齢とともにズブくなってきたという話で、今回、ブリンカー着用。その効果に期待する。
前々走は東京だが、5着で指数92とまずまず高いので、そこに上積みもあると考えれば来て何ら不思議はない。
ポートロイヤルは3歳時には高い指数を持っていた馬で、前々走は恵まれたと調教師が言っているが、復調気配だろう。勝ち上がりが98の指数で、2勝クラス換算で90ある。これなら通用する。前走はハイペースでバテてしまったが、それでも指数は84あり、展開に恵まれれば。内枠は良くないと正直思うが、妙味も考えて単穴に。
グログランのブリンカー効果で先行策、ポートロイヤルはいつもどおり先行策、バルサミックムーンも前目、ということで前狙い、という発想。これはセイヴァリアント、ロワマージュが後ろから行く可能性が高いというのも踏まえてのこと。

今日はホントにない。運もないが、割と運がないことは多いので……。中山最終が一番自信があるので、大量に購入。当たって取り返してくれ……。

阪神6R 自信度A
牝馬限定戦でメンバーレベルは低い。
ただし、この時期の3歳戦らしく逃げ馬多く、ペースは流れそう。
未知の魅力を買うなら、純粋に1勝クラスで実績ある馬を買う方がベター。

◎ 4 メイショウマンサク
○ 16 コモレビキラリ

メイショウマンサクの前走の指数は94。これはスローペースで出たもので、この馬自身は上がり最速を使っている。普通に1400mはこなしている実績があるし、ペースが流れれば差し台頭すると見て本命。何もひねっていない。
前に行く組ならコモレビキラリ。これも1400mで91の指数。速めの流れで粘り込んだのは地力の高さの証拠。今回大外枠で競馬はしやすい。
他は1200mでの指数なら高い、とか、新馬・未勝利をまずまずの指数で勝って未知の魅力なら、という馬はいるが、そんな馬を買うならすでに1勝クラスで実績ある馬を買った方が配当が付く上に来る可能性も経験上高い。

阪神7R 自信度C
クラウンデザイアーとサウンドテーブルの逃げ争いだと思うが、両馬の近走見る限り、そうスローにはならなそう。サウンドテーブルに阪神ダート1800mは厳しく、勝手に脱落していきそうで、クラウンデザイアーの残り目はありと見る。
その後ろ辺りにつけるであろうワイドレッジャドロがここは押し切ると読む。

◎ 7 ワイドレッジャドロ
○ 2 サンライズシェリー
▲ 3 クラウンデザイアー

阪神ダート1800mで高い指数を持っていないワイドレッジャドロだが、ここ二走はタフな中京で91、97と高い指数をマーク。これは成長の証だと見て、阪神実績のなさは問題ないと見る。他の人気馬の近走の指数が大したことないので、近走実績を取ってワイドレッジャドロ本命。
サンライズシェリーは着順こそ悪いが、ここ2走の阪神で83、96と高い指数。特に前々走はかなりの出世レースで、上位の6頭が1勝クラスを勝ち上がっている。それどころか、着順が一個上のマリオマッハ―はオープンまで出世しているし、破ったワイドソロモンとサンライズホープは3勝クラスまで行っている。これなら買う価値あり。
クラウンデザイアーは80台後半の指数が多く、展開さえ向けば。他の人気馬もそのくらいの指数しか持っていない馬が多く、それなら人気がなく、展開も向きそうなクラウンデザイアー。

阪神9R 甲南ステークス 自信度B
逃げ馬3頭。アスターマリンバ、ワイドソロモン、グレースゼット。まずまず流れるだろう。
軸に最適そうなのは、その後ろ辺りに付けられそうなテンザワールド、ウインフォルティスだが、ここは一発穴狙いをする。

◎ 1 アスターマリンバ
○ 2 テンザワールド
▲ 7 ウインフォルティス

自身度Bにしたが、これはオッズ妙味を考えてのことで、来る可能性はそう高くないと思っている。
アスターマリンバは1勝クラスで2着した内容が凄まじい。指数が109もあるが、逃げている途中でまくられてポジションを悪くする苦しい競馬。勝ったのは連勝続きでオープンまで行ったハギノアレグリアスで、それに1馬身半の2着なのだから掛け値なしに強い。
その強さは本物で、次走、すぐに勝ち上がり、2勝クラスもすぐ突破。
ところが、3勝クラスになって全く力を発揮出来ていない。
前走と3走前はハイペースで不利もあってまだ言い訳が利くが、2走前は完全に不可解。レースをやめてしまっている。
買いにくいのだが、全く人気はないし、ここは放牧してリフレッシュ。良くなって帰ってきたという話で、その効果に期待する。展開も苦しくはなりそうだが、まともに走りさえすればこの馬が一番強いはず。
テンザワールド、ウインフォルティスは相手で特に序列はない。両馬ともに阪神ダート2000mに実績がある。

軸が来れば相手抜け。軸が来なければ相手が来る、という感じでなかなか噛み合わない。

阪神11R 阪急杯 自信度B
レシステンシアがすっ飛ばすだろうが、正直、この馬の成長力に疑問を抱いている。
古馬で通用する指数を全く持っていないのだ。
1400mに距離短縮は間違いなく良いので通用するかもしれないが、そこに賭けるよりは、すでに1400mで走っている馬をチョイスしたい。

◎ 10 インディチャンプ
○ 2 ダノンファンタジー

まさか、と思うのだが、インディチャンプが現在3番人気。最終的には1番人気になると思うが、人気が割れるなら阪神カップ上位の二頭でグルーピング。
インディチャンプは前走、福永が絶対に出していかないと見て軽視、その通りになって届かず3着だったが、追い切り見る限り、テン飛ばして終いバテるような内容。1400m仕様にしてきているはず。前走のようなことはあるまい、パフォーマンスを上げてくると見て本命。
1.19.7の走破時計はG1レベルにあるダノンファンタジー。距離短縮で一発回答を出した。
ここも先行して崩れることはなさそう。
ごく普通に、1400mの走破時計の1.2位で堅いのでは。
枠順もどちらも悪くなく、高速馬場の阪神で走破時計が活きる。
レシステンシアは前述の通り軽視だし、ベストアクターは大外枠で不利。カツジはこのメンバーでは逃げられない。クリノガウディーは高速馬場では決め手不足。ジャンダルムも同様。メイケイダイハードやミッキーブリランテ、メイショウチタン辺りは怖いが、それならワイドも押さえるか、三連複で押さえれば良いだけ。
そんなに紛れそうな感じはしなくて……。どうだろう。

阪神12R 自信度C
メラン、スエーニョブランコが逃げたいだろうが、メランの方は最内枠で距離短縮。逃げられないのではないか。そうなれば、逃げにこだわる馬おらず、前有利になりそう。
ポジション取れて指数高い馬を。

◎ 15 ダンケシェーン
○ 7 スエーニョブランコ

▲ 12 ハードカウント

ダンケシェーンはまだ物足りないという話だが、叩き3走目で前走より上積みが期待出来る。
その前走もまずまず走ったので。休養前と同じだけ走れば、当然上位候補。
スエーニョブランコは中京がタフすぎて保たなかったのかもしれないが、阪神に戻れば指数98と高いものを持っている。
ハードカウントは前走、あまりにも速すぎた。失速は当然の結果で気にしなくて良い。
前々走の阪神は94とまずまず高い。
前の組の3頭でグルーピングだが、他の先行馬もやれて不思議はなく、混戦。
そのため、自身度はCとする。

軸が来れば相手来ず、軸が来なければ相手来る、というフラストレーションの溜まりまくる結果……。今日は買いすぎ。やはり馬券で買ったらすぐ銀行から金を降ろさなければならない。

小倉10R ネモフィラ賞 自信度A
逃げ・先行馬ばかりで、速くはなりそう。高い指数を持っている馬不在で、新馬・未勝利からの組は危険すぎる。1勝クラスで指数の高い馬を順当に。

◎ 8 ポールスター
○ 6 タイキドミニオン

ポールスターは前走、ロードシュトロームの2着。勝ち馬から5馬身離されたが、あれはロードシュトロームが強すぎただけで、ポールスターも96というこのメンバーでは一番優秀な指数。同距離同コースなのだから崩れないはず。
タイキドミニオンはハイペースの前々走の指数が95。1勝クラスでは前に行けていないが、前有利にはならなそうで、この馬の高い指数が普通に活きると読む。差して競馬が出来るのはこの時期の馬としては強みになる。
小倉ダート1700mは筆者の馬券成績が良いのもあり、ここは自信度Aにした。

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