2023/10/1(日) 好走期待馬

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※評価は軸自信度になります。好走率・回収率ともにA>B>Cになっています。Sは1着まで自信あるという意味です。
※勝負レース表記は、全レースの予想が終わってから付ける予定です。

自著『「永遠の初心者を脱する!」ための競馬思考』・「余力ラップ」について触れていただいた山崎元様の記事掲載の『優駿』2023年8月号・「余力ラップ」私の記事が掲載された『競馬王』2023年7月号・10月号になります。

まえがき・馬場予想

こんばんは。
土曜は、アネックス予想がタテ目連発、S評価を打ったウインルーティンの三連単を取れなかったこと、辺りが響いた印象です。ウインルーティンの2着のコパノサントスは差す競馬もできるとは思ったんですが、人気ないし、と考えて切ってしましました……。前日にしっかり予想しておかないと、当日に相手が適当になるから良くないんですよね。だから印も増やしたという理由が大きいです。
成績です。

本命成績は体感的に悪くなかったんですが、回収率が低いですね……。
穴の方が本命よりも良くなるという失態!本命>穴、になるように考えているんですが、万馬券チャレンジで狙いすぎたかもしれません。
土曜は所用があって終わらせるのを急いだのも、多少影響していたかも。余力ラップは2歳戦で来てくれました。そろそろ、2歳戦で巻き返していかなければならない時期!いつまでも予想しがいのないレースばかりでは困ります。
明日も頑張ります!

馬場予想。
中山芝はまだまだ内が良いですね。外を通してしまうと脱落する場面が目立ちました。内枠先行圧倒的有利と考えて予想します。
中山ダートは含水率高めではありましたが、良馬場なのに時計がやたら出ていました。内枠が比較的良くきていたのは時計面の問題だと思います。明日は乾いて平均的な馬場だと予想します。
阪神芝は内枠先行有利で全く変わりありません。土曜はこれから雨が降る予報ですが、阪神芝はよほど雨が降らない限りは内枠先行有利傾向が強まります。より先行馬を意識したいところです。
阪神ダートは含水率通り、ややタフしたが、こちらも雨の影響を受けてやや重になりそう。1200mだけは内枠有利に変わるので注意です。

では本日もどうぞよろしくお願いいたします。

余力ラップ該当馬一覧

※余力ラップ基準
該当馬には僅差負けを含みます。僅差負けの定義は、芝で0.3秒差以内、ダートで0.5秒差以内です。L1基準のみ0.2秒差以内で統一します。
基準をクリアしていても、僅差負けでないため漏れる場合があります。
古馬混合になりましたが、3歳馬、及び、今後出てくる2歳馬については全て載せる予定です。

2.3歳(芝)

L1L2L3L4L5
11.4秒以内
※距離不問
22.7秒以内
・1200mは3F通過35.2秒以内・1400mは3F通過35.5秒以内
上がり差で2位に0.5秒以上付けている45.9秒以内・1500m以上に限る
※距離が伸びれば伸びるほど評価できる
58.2秒以内・1500m以上に限る。
※距離が伸びれば伸びるほど評価できる

2.3歳(ダート)

L1L2L3L4
12.3秒以内
※距離不問
1150-1400mは24.3秒以内
1600m以上は24.6秒以内
※東京1400-1600mは多めに出て精度が下がるので他基準と合わせて確認する。
上がり差で2位に0.5秒以上付けている50.0秒以内(1700m以上)
東京ダート1600mは49.7秒以内

中山2R
5.オーヴァーザトップ
中山4R
9.ゴンドワナ(芝)
11.アレクサ
12.トロピカルタウン
中山6R
1.キョウエイカンフ
15.ニシノトレンディー
中山7R
11.タイキラフター
12.コルデアニル(ダート)
13.フラムナウオン
中山8R サフラン賞
1.ラーンザロープス
中山9R
1.ティルドーン
2.アクションプラン
中山10R 茨城新聞杯
13.マイネルモーント
17.ヤマニンエンディマ(ダート)
中山11R スプリンターズステークス
16.モズメイメイ
阪神4R
3.マルカブリッツ
9.ジョウショーパワー
阪神6R
4.ロードマンハイム
6.フェイト
9.スマートジェイナ
15.フォレスタドーロ
阪神7R
10.モズロックンロール
阪神9R 武田尾特別
4.マイネルメモリー
10.アースクロニクル
阪神12R
3.スズカコーズ

好走期待馬

阪神1R ◎12.オウバイトウリ C評価 穴4.ベラジオハルカ 穴7.アイスリンディ
初ダート馬ばかりの2歳未勝利なんて分からん!と思いつつ、少し調べてみました。ダート1400mで初ダートの馬は「休み明け」「1200mからの距離延長」「脚質は先行か中団」が良いと判明しました。休み明けは成長度と関係しており、距離延長は先行力強化が活きるのでしょう。先行か中団というのは、逃げ馬だと逃げられず砂を被ると脆い、後方だった馬は追走力がなさすぎる、と想像できます。なお、芝の8枠で負けた馬は回収率が高かったです。
続いては、芝→ダート→ダートの馬の成績を調べてみました。トラックキャリアが少なければ、一変しやすいと聞きますし、1度ダメだったダートをもう一度使うには前向きな意味があるだろうと考えて検索してみました。ブリンカーや騎手、距離延長・短縮などを調べてみたのですが、あまり有効なデータは取得できず……。単勝回収率は高くなるんですが、複勝回収率が低く、ダート2回目で一変するかどうかは見分けにくい、という結論を下しました。
結局、オウバイトウリに本命。何だかんだ外枠有利のコースですし、テンの速度も上位。馬格もあります。
ベラジオハルカは母エリモハルカがダートオープンまで行った馬。テンの速度が微妙も、馬格もあり、ダートが得意な可能性は高いと見ます。プエルタセクレタは馬格がありませんが、おそらくクラーベセクレタの産駒ということで人気になっているはず。ベラジオハルカもその点は差はそうありません。
アイスリンディは前走のレースレベルが及第点。1400mで改めて期待します。

中山1R ◎5.テイエムビッグサー B評価 穴3.ラブリエスト 穴13.ニシノアウェイク
テイエムビッグサーは初ダートの前走のL2が13.0-12.4と加速ラップに。追い風の影響があったにしても速い水準。中山ダート1200mはL1・12.6秒程度で余力ラップと見なしても問題ありません。前走通りの競馬をしてくれれば勝ち負けと考えていますが、問題は外枠から内枠に替わること。おそらく大丈夫だと思います。というのも、速い馬がこの馬より内に固まったこと、この馬より外に速い馬が比較的少ないこと、前走は僅かながら砂を被っていたこと、辺りがその理由です。
前走逃げたハヌルが最内枠ですが、3番枠の初ダート・ラブリエストの方が二の脚が速い点から被されて飛ぶ危険性があると考えています。福島でこの2頭は対戦していますが、当時はラブリエストが内枠だったハヌルに譲った形になりました。ここは勝つために問答無用で被せてくると予想します。ラブリーデイ産駒は芝・ダート成績がほぼ互角。470キロ超の馬格があれば、こなせると見ます。ハヌルを被せて潰す役割を果たしてほしいです。
外枠が有利になれば、ニシノアウェイクが浮上でしょうか。指数面ではハヌルとそう差はありません。

阪神2R ◎11.ロゼフレア A評価 穴3.メロディアスハード 穴6.タイセイタリスマン
大外枠のロゼフレアはテンが速く、ここ2戦のラップが優秀。新馬戦はL2が11.8-11.7。2戦目は11.4-11.5。新馬戦の方は差してきた点も評価。今回はほぼ勝つと見ています。三連単も良いかと考えています。
メロディアスハードの前走はロゼフレアが2着だったレース。スタートはイマイチでしたが、じわじわとスピードに乗せて先行。ブリックバーンよりもテンは速いと見ます。8番枠のブリックバーンに対してこちらは3番枠と先行しやすい点も好材料。
タイセイタリスマンの新馬戦はアトロルーベンス戦。3F通過36.8秒なのでL2基準からは除外ですが、L1の11.1秒はさすがに速いので評価しています。アトロルーベンスはダリア賞2着で、2着チカッパはダート替わりで2連続2着。3着ブライトアゲインも3.5着と頑張っています。4着ディーノサンライズはその後、4.6.6着。タイセイタリスマン自身は逃げて交わされたので11.4-11.4ですが、ゴール前で狭くなり立ち上がる不利がありました。すんなり先行できれば粘れる馬と見ていますが、その後の2戦は共にハイペースに。陣営は「集中力が続かない」とブリンカー着用&3キロ減の田口貫太騎手を起用。一変はありうると見て穴推奨とします。

中山2R ◎3.オーサムストローク A評価 穴5.オーヴァーザトップ
土曜の中山芝はまだまだ内枠が圧倒的有利でした。ここは想定外だった面もあります。先行力重視でオーサムストロークに本命を打ちます。
新馬戦はラヴスコール戦で、L2が11.6-11.3秒。札幌で余力ラップはなかなか出ません。0.6秒差負けでしたが、次走で新馬で2着のラーンザロープスと再戦して0.1秒差に粘りました。何かに交わされる危険性は十分あると思いますが、馬券内の軸として評価します。
クォーツァイトはボンドガール戦で7着だった馬ですが、34.1秒と速い上がりを使っています。新馬戦は大きく出遅れましたが、まともに出れば勝負になると見ています。ただ、ボンドガール戦ということで人気になりそう。三連複なら買いますが、印は回さないことにします。
オーヴァーザトップの新馬戦は、L2が11.9-10.7という相当に速いラップを刻んだシックスペンス戦。出遅れて道中は外を回しながらも上がり最速で0.2秒差まで差を詰めてきました。当時の馬場で外を回したのは大きなロス。スタートさえ決めれば勝機は十分。単勝はこちらを購入しておきたいと思います。

阪神4R ◎9.ジョウショーパワー A評価 穴11.カレンマックナイト 穴10.ジョヴィアン △3.5.8

※勝負レース

余力ラップ該当のジョウショーパワーはこのレース含めて5戦連続で本命を打っている馬。1度の惨敗を除けば全て来ているのでそれで問題はないのですが、だからこそこの馬に関しては知り尽くしていると自負しています。
2走前は出遅れて後方からになり、5F目付近でマクる競馬をしましたが、L4が50.4秒と速くなった上に、3.4コーナーでかなり外々を回されたので度外視で構わない内容です。
前走もスタートは良くありませんでしたが、それにしても行き脚が付きませんでした。これは休み明けだった分でしょう。陣営も「叩いた今回は行きっぷりが良くなるはず」と述べています。勝負所では厳しいかと思いましたが、3着までは追い込んできました。レース巧者という印象で、基本的にはどんな競馬にでも対応できる馬。今回は外枠から先行することができそうで、改めて期待します。
ただし、相手も強くなっています。
高速ダートが内枠有利になるなら、逆説的に低速ダートでは外枠有利が強まるはず。土曜最終は外枠ボックスで取れたレースになりましたが、あれが本来の姿と見ます。外枠有利の見方を普段より強めます。
カレンマックナイトの前走は3.4コーナーで上がっていく競馬でしたが、12.7-12.2という速いラップの中での押し上げ。一度は追い詰めたエルゲルージにまた差を広げられましたが、致し方ない内容です。今度は外枠からじんわりと位置を取れれば。
ジョヴィアンは長期休養明けですが、追い切りでは併せた馬に全て先着とデキは良さそう。テンも速い馬です。クリスチャンからミルコに乗り替わりますが、ミルコ・デムーロ騎手は大型馬得意だと福永騎手が述べていました。前走通り走れれば、勝ち負けになるでしょう。
マルカブリッツは3連系なら押さえますが、テンの遅い先行馬で、砂を被ると脆さを露呈します。能力は確かでも強調はできない条件。メイショウコガシラは長期休養明けの前走、いきなり好走しましたが、この馬の力を考えれば物足りない内容。ここ2走は先行できていない点も気がかり。すんなり行けてこそ、高いパフォーマンスを発揮できる馬なのかもしれません。内枠ということもあり、多少疑ってみます。3連系なら押さえます。

中山4R ◎12.トロピカルタウン A評価 穴1.コブラ
トロピカルタウンは今まで、1600mへの距離短縮がハマったと思っていたので、1800mに戻った前走は評価を落としました。スタート後は砂を被ったのを嫌がったのかクビを上げる仕草を何度もしており、決してスムーズな競馬にはなりませんでした。それでいて、好時計の余力ラップ戦で1.2秒差の5着と踏ん張りました。今回はブリンカー着用で外枠。前走のようなレースにはまずなりません。前走よりパフォーマンスを向上させると見て本命とします。
コブラは中山ダートのコーナリングがスムーズ。他馬よりも加速しながら回ってこられる馬です。勝負所でこのコーナリングができるのは大きな武器。揉まれても問題ない馬なので、最内枠も特に気になりません。外を回すと、4走前のようにコーナリング性能の高さを活かせなくなるので、内枠で内をスルスル上がっていく形が良さそうです。

阪神6R ◎7.ドリアード A評価 穴2.アルナージェイン 穴6.フェイト 穴4.ロードマンハイム

※勝負レース

1勝クラスとしてはかなり強いメンバーが揃いました。
ドリアードは以前は出遅れ癖もあって追い込み一辺倒でしたが、先行する競馬をするようになって開眼。前走は3.4コーナーで終始、内から3頭目を回されましたが、しっかりと伸びて2着を確保。このレースはL5が57.2秒とべらぼうに速く、L4も45.2秒、L3は10.9-10.9-11.8と、10秒台を2度も刻みました。馬場の恩恵もあったかもしれませんが、同日8Rの1勝クラスはこれほど素晴らしいラップにはなっていません。やはりそれなりに高く評価しておくべきと考えます。
2走前の小倉戦はハイペースを先行しましたが、控えたフェイトと0.1秒差と僅差です。フェイトと差のないレベルの馬が人気薄なら俄然、こちらを選びます。
3走前は出遅れに加えて超ハイペース。しかも外から上がっていく無茶な競馬で、3.4コーナーも外々を回されて失速。これは仕方ありません。
4走前は阪神芝のやや重で、超ハイペースを2番手から競馬を運んで3着。最後は勝ったマチカゼを追い詰めました。
明日はやや重くらいになりそうですが、よほど降らない限り、道悪の阪神芝は先行有利の傾向が強くなります。先行馬自体は多いのですが、逃げ馬はファルシオンのみで、案外ペースは落ち着きそう。
まだ出遅れ癖が油断できない馬ですが、鞍上の田口貫太騎手は減量効果もあるのか、スタートが上手いのでしっかり出してくれると予想します。
アルナージェインの前走は、コンクシェルの先行馬を潰す逃げに巻き込まれての失速。レースでは終い失速していて余力こそ感じさせませんが、1勝クラスは勝てる水準の時計で走っています。
フェイトの前走はラップを見る限り、よく頑張った3着ではありました。少しハミを噛んで伸びあぐねたということでマイルに参戦です。4走前の1.45.1は非常に速く、単純に1600m通過で1.33.1です。先行力確かなのでマイルでは崩れないのでは。
ロードマンハイムの前走はスタートがひと息。ペースが流れたのでそれだけならまだしも、直線では勝ち馬の斜行のアオリを食らって追えていませんでした。1.32.5という走破時計は優秀なので、スタートを決めて先行さえできれば。

中山6R ◎15.ニシノトレンディー 穴14.ゲキザル 穴16.カズオ
土曜は、中山ダート1200mで上がり性能重視したこと自体は良かったと思っていますが、いかんせん時計が速すぎて外を回す馬が不利になってしまいました。トロピカルヒーローやタリエシンがダメだった理由はそこにあるので、次走も注目して良いと思っています。
日曜は外枠有利と見ますが、馬場や時計を見て穴は考えた方が良いと思います。
前走で本命を打ったキョウエイカンフは出遅れ癖がある馬の最内枠。外が恵まれる馬場になると厳しいと思いますが、もし、時計が速くて内有利になりそうならキョウエイカンフにした方が良いです。含水率が一番分かりやすいかもしれません。
一応、外枠有利想定で。
ニシノトレンディーの前走は思い切り出遅れてリカバリー。これでは止まって当然です。元来はスタートを出る馬で、たとえ出遅れても外枠ならリカバリーの負荷が少なく済みます。未勝利勝ちの時計で走れば勝ち負けになるメンバーで、ここは巻き返せるでしょう。
上がり性能の高いゲキザルを2番手にしましたが、人気なんですね。比較的スタートは上手い馬で、良い位置から速い上がりを繰り出せます。2走前はL2が12.3-12.4と全く止まらないラップになり、最内枠で位置を悪くしたゲキザルには厳しい展開に。このレースは上位馬の次走成績が良く、結果的にお宝レースでした。
カズオも上がり性能上位ですが、さすがに1年ぶりがどうか。この馬は馬体重は確認してから買いたいですね。

阪神7R ◎7.サトノクローク A評価 穴4.フラリオナ 穴2.エゾダイモン

※勝負レース

ここ、S評価にするかかなり迷いました。サトノクロークの前走はL5が57.7秒。これは差し切ったラスマドレスを高く評価すべき内容。ファイトやヒメナデシコですら評価しているのだから逃げてあの長い脚を使ったことと、安定した先行力は阪神芝2000mではかなり活きます。そもそもここは相手が弱く、ここで勝たなければ……というメンバーでもあります。
迷ったのは2点。
1:モズロックンロールの前走の上がり33.6秒、加速ラップの価値
2:タイクーンとベッピンサンが主張しそうな点。
1に関しては、おそらく京都だから出たものだと判断しました。本来あまり位置を取れないタイプで、前走はスローだからこそ行けた面があります。ジュンフカリですら33.9秒なのだからそう価値はないだろうという考えです。同日の上がりと比べても、内回り外回りの違いはあるにせよ……、高い価値はないだろうという読み。
2の方が厄介で、おそらくサメカツ鞍上でインは確保してくると思いますが、3番手になるとスムーズな競馬ができるかどうか考え直しました。A評価に留めましたが、個人的には三連単を買うかもしれません。
雨が残れば残るほど良いはず。サトノクラウン産駒ですからね。雨量と相談します。
フラリオナは追い込み馬で、秋山真太郎騎手なのが悩みどころですが、前走は比較的流れに乗ってレースを運んでいました。前走はテンが速かったので、内から案外位置を取れれば勝負になるはずです。
エゾダイモンは先行力疑問も、内枠でこの弱いメンバー相手ならと考えました。

中山7R ◎4.ケイツークローン A評価 穴13.フロムナウオン 穴5.アームブランシュ 穴6.ホウオウサンデー

※勝負レース

タイキラフターは前走が余力ラップでした、漏れていたので載せておきました。
ラストの3歳未勝利戦で驚きの逃げ切りを決めたケイツークローンが見参!前走は3F通過34.6秒、5F通過60.3秒。新潟内回り2200mとしてはかなりのハイペースです。レース上がりは37.4秒とかなりかかりましたが、このペースで残したことに驚きました。2着のルーシアンもずっと堅実に走っている馬で、強い馬ですからね。初ブリンカーと距離延長がハマったとしか考えられませんが、今回もブリンカーですから前走同様の逃げの手に出れば、圏内に残せるだろう馬だと思っています。
フロムナウオンは余力ラップ該当の先行馬。新緑賞のL5が58.2秒で、逃げて0.3秒差でした。良い競馬はしています。先行して残せるペースになれば。
ケイツークローンが人気薄なので穴に内枠差し勢も入れます。アームブランシュとホウオウサンデーは上がり性能で1.2位。差し届くなら内枠だと見ています。

阪神8R ◎4.アオイイーグル A評価 穴1.ブルレスカ 穴3.イスカンダル
ここ本当に2勝クラスなのか……というメンバー構成。アオイイーグルは2勝クラスではどうかと感じていましたが、このメンバーではさすがに上位。スタートは改善傾向にあり、普段よりも位置を取れそうなメンバーです。
アオイイーグルはA評価として良いんですが、他が……。
ブルレスカは2000mでは堅実。3キロ減で3着しており、当時だけ走れば通用。
イスカンダルは騎手の進言でパシュファイヤーとブリンカー着用。6走前まではきちんと走っていたんですよね。しかもハイレベル戦で。力を出し切れるなら。

中山8R サフラン賞 ◎1.ラーンザロープス A評価 穴6.テリオスルル
ラーンザロープスの新馬戦はL2が11.6-11.3。L1基準クリアです。この馬自身も11.4秒で走っています。2戦目は手応え抜群で勝ち切ったことだけを評価しておきます。最内枠で先行できるとなれば、ほぼ飛ばないだろうと見ています。
相手はステレンボッシュかテリオスルルか。
ステレンボッシュはL2が11.6-11.6。当時は高速馬場の札幌で、同日の他レースでもこの程度は出ていたので評価は下げました。
テリオスルルの新馬戦のL2は、逃げて11.2-11.6。基準に0.1秒満たないのですが、最後は抑える余裕があったので実質クリアと見なします。逃げるスピードがあるのも武器で、今の中山芝なら粘れるだろうと見ます。

阪神9R 武田尾特別 ◎9.サンクフィーユ B評価 穴7.ヨリマル
マイネルメモリーとアースクロニクルが強いのは承知で……。
ここは先行馬が全くといって良いほどいません。
サンクフィーユの前走はL5が57.4秒と速くなりました。10番枠と外枠だったために先行できなかっただけで、本来は先行できる馬です。位置を悪くした分、伸びずバテずの6着になった印象。長期休養明け以来、本来の実力を出せていないように感じていましたが、前走は着順こそ悪いものの速いラップを刻んで復調気配だと見ます。先行できる馬自体が少ないので、ここは先行さえしてくれれば。岩田望来騎手なので出していってくれそうです。
ヨリマルの前走は外を回されて苦しい競馬になりました。かなり時計の出ていた中山で加速ラップでは差せません。高速馬場ならある程度速い脚を使えると分かりましたし、距離短縮で先行できそうとなれば狙っても良い馬だと考えます。

中山9R ◎12.クリーンドリーム A評価 穴15.エスティメート 穴2.アクションプラン

※勝負レース

クリーンドリームは4走前、小林美駒騎手が乗って出していったレースが印象的です。差し決着の中、あわや勝つ寸前でした。その後は先行力できない競馬が続いていましたが、今回は小林美駒騎手の再騎乗に加えてブリンカー着用。先行させたいという意志の表れでしょう。この馬は元々力はあるので、先行馬のそう多くないメンバーで先行させてしまえば残せると見ます。
エスティメートは安定した先行力が武器。2勝クラスの中でもメンバーが揃った方なので余力ラップ基準の価値がどうかという問題はありますが、基準をクリアして好走してきているのなら強い方です。ティルドーンとそう差はないと思いますが、あちらが川田騎手で人気。それならこちらを選びます。
アクションプランは1勝クラス勝ちの指数が103で、東京ダート1600mでL4が48.2秒、L2が11.8-12.1とかなり速くなっています。外枠なら本命にしていた馬です。

阪神10R 堺ステークス ◎12.セイクリッドゲイズ B評価 穴11.ロコポルティ 穴1.キュールエフウジン 穴6.ホウオウルーレット
セイクリッドゲイズは去勢初戦なのですが、まだ体が減っていないということで去勢の影響も少ないのかなと考えて狙ってみます。今後、去勢の効果が体に出てくるのかちょっと気になるところですね。
セイクリッドゲイズの前走は凄まじい脚を使っています。中京ダート1800mで1000m通過63.7秒のスローペースでしたが、L4は49.4秒で、L2は12.0-12.0。これでは通常差せないのですが、セイクリッドゲイズはただ1頭、L1部分で追い込んできました。タフなダートで11秒台半ばは使っており、破格といっても良いと思います。2走前の京都ダートは、やたらと低速ダートになっていたので外枠先行勢が恵まれるレースに。改修後の京都ダートは阪神のように考えても良いかもしれませんね。セイクリッドゲイズは内でなかなか上がっていけず、前残りにもなったので苦しい競馬でした。5着だったキュールエフウジンも内枠だったのは同様ですが、外を回して上がっていけました。
3走前はL4が48.3秒。これでは差せません。前残りに。4走前はタフな馬場の平均ペース。スムーズな競馬はできましたが、船橋のマリーンカップを勝ったペルアアに残されてしまいました。近走は特に末脚に磨きがかかっているように思います。有利な大外枠でスムーズな競馬ができれば馬券内まで突っ込んできてくれるはず。
中枠の馬らが速いので、ある程度は流れて差し届くと思っています。3勝クラスで差しが届きやすいのもあります。
ロコポルティの前走は加速ラップを勝つ寸前のハナ差まで追い詰めました。フルヴォートに並んだところでもうひと脚使われましたが、フルヴォートは、ワールドタキオンの勝った甲州街道ステークスで2着の馬。このレースはハイレベルでお宝レースとなりました。
キュールエフウジンの特徴は「砂被りNG」「高速ダートの方が良い」ですが、明日は後者には当てはまってくれそうです。砂被りに関してですが、この馬の外枠勢が全て速いので、案外、砂を被ることなく運べそうだなと感じています。前走は外枠で砂を被らないだろうと狙ったのですが、モロに砂を被っていました。また、前有利の展開にも泣かされました。2勝クラスは高速ダートの中京で外々を回る強引な競馬で勝利。力は3勝クラスでも足りる馬なので、スムーズな競馬ができるか、追走に苦しまないか、そこだけです。
ホウオウルーレットは4走前の韓国馬事会杯が好時計。前走は岩田康誠騎手で良い競馬をしています。継続騎乗で改めて。

中山10R 茨城新聞杯 ◎12.ウィズグレイス C評価 穴14.クレバーテースト 穴11.ウインシュクラン
後半にかけてどんどん訳が分からなくなってきています……。
外枠に速い馬が揃いましたが、カギはウィズグレイス。この馬は中山芝2000mで逃げた2戦で縦長馬群にする速めの逃げを打って、差しの届かない展開にしました。今回もそうなると見ます。2走前はハイペースを先行しても止まっておらず、しぶとい馬で、簡単には止まらないでしょう。
相手1番手にクレバーテースト。ここ2戦はフェアエールングと好勝負をしています。1勝クラス勝ちの時計面からして2勝クラスでも通用する馬。速い上がりでも遅い上がりになっても堅実です。
ウインシュクランは2走前が好内容。レイトカンセイオーには負けましたが、キミノナハマリアに先着。もっと上のクラスでやれる馬相手に健闘しています。久しぶりの2000mがどうかですが、5走前は、オープン入りしたマイネルクリソーラと、3勝クラスで健闘しているカヨウネンカに先着を許しただけ。相手比較から通用するはずです。

阪神11R ポートアイランドステークス ◎9.ドーブネ A評価 穴5.グラティアス 穴8.カレンシュトラウス
スローペース濃厚なメンバー。
ドーブネはスローペースで逃げて速い上がりを使う馬なので、ここは最適な舞台。道悪だけが心配ですが、函館記念では不利な展開で0.6秒差8着と粘っています。阪神のやや重程度なら問題にしないはず。
グラティアスもスローペースを先行させれば強い馬。5走前の睦月ステークスの時のように先行して速い上がりを使えます。六甲ステークスは馬場が悪くなりすぎて、イーブンラップになったのでこれは度外視しても。
カレンシュトラウスは前走もでしたが、追い切り内容からはできているように感じます。その前走は9着でしたが、ノルカソルカの大逃げもあり、後続もハイペースに。上がりも36.4秒とかかってしまいました。一応、4位の上がりは使えているので、マイルに戻ってかつての上がりを使えれば。

中山11R スプリンターズステークス ◎6.ママコチャ A評価 穴1.ナムラクレア 穴8.メイケイエール
ママコチャの前走は、外を回されたロスが響いた分の2着。インをロスなく回ってくれば勝っていたレースでした。1600mよりも1400m、1400mよりも1200mの馬だと思っていたので、一応納得の結果ではあります。今回は内に潜り込めると思うので、ロスなく回ってくれば。
ナムラクレアはママコチャの後ろになりそうなのが不安です。最内枠は恵まれたので、位置を下げなければ勝ち負けと見ます。
メイケイエールはずっとG1では枠に恵まれていませんでしたが、今回の8番枠はまだ恵まれた方です。G2、G3では力の違いを見せつけている馬。ここで悲願達成しても。

阪神12R ◎10.ニホンピロクリフ B評価 穴13.ワーズワース 穴6.ケイアイメビウス
ニホンピロクリフは前走の名古屋戦の指数がやたら高かったのでレースを見てみましたが、砂の深い内を突いてのマクリで圧勝。タフな馬場をこなせたことや相手が弱かったのもあるかと思いますが、距離短縮と3キロ減がハマった側面もあるはずです。1勝クラスでの戦績を振り返ってみると、余力ラップ基準クリアのレースで大きく負けていないことがほとんど。中央の1400mなら通用するはずと見て本命を打ちます。
ワーズワースの前走は外目を回された分もあるでしょう。陣営は休み明けと述べていますが、いずれにしても叩き2戦目の上積み濃厚です。
ケイアイメビウスは前走交流戦で逃げて2着。この指数も優秀です。2.3走前も頑張っています。3走前はL2が12.0-12.3と速くなった中での好時計なので余力十分。流れに乗れれば。

中山12R 外房ステークス ◎11.ロードオブザチェコ 穴1.テーオーステルス 穴9.ヴァンデリオン
ロードオブザチェコは3走前、初の中山ダート1200mで圧巻のパフォーマンス。当時だけ走れば通用するのですが、2走前は最内枠で揉まれて終了。2走前は外枠から先行できず、追走で一杯に。ここはそんなに速い馬がいません。スペロデアが距離短縮でも芝スタートで飛ばせそうですが、これは垂れてくると思うので、ロードオブザチェコにお誂え向きの展開になってくれそうです。
テーオーステルスは距離短縮がハマりました。先行して内からちょい差しができそうで。
もっと差しが決まるならヴァンデリオンまで。中山を得意としています。

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