※中央での指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。
※地方での指数はnetkeibaのタイム指数を参考にしています。
◎ 2 ラプタス
○ 9 イメル
▲ 10 コパノキッキング
△ 1 サクセスエナジー
まず、最内枠のサクセスエナジーについて語ろうと思います。
最内枠だと見た瞬間、これは前走同様苦しい競馬になると思いました。
この馬の特徴をいくつか挙げてみましょう。
1：テンの遅い先行馬。
2：揉まれるとサッパリ。こうなると気持ちが切れてしまうのか、別馬のように凡走します。
3：1.2より、外枠から逃げ・先行出来る競馬がベスト。
4：近走、中央より時計のかかる地方での行きっぷりが特に悪い。
すぐ隣に速いラプタスがいるため、これより前に行くのはほぼ不可能と見ます。
ラプタスに蓋をされてしまうと砂を被って行き脚が鈍る、というのは考慮に入れておくべきだと思います。
速いのが中央勢だけならまだしも、地元勢にも速い馬がいる点も不安材料になります。
例年、地元勢の逃げ・先行馬なら、前半はきちんと勝負になる位置を取りにいっています。
その筆頭が6ハッピーハッピー。
過去動画を見る限り、出ムチを入れて先行するタイプです。
出ムチが入るということはテンがさほど速くないのでしょう、実際、2番手からの競馬が多い馬になります。それでも出ムチを入れて先行しているということは、あまり揉まれたくないタイプに映ります。速い馬がいるため、そこから離れた後ろの外目に付けたいのではないでしょうか。
中央勢のラプタス、イメル、コパノキッキングを行かせて4番手には付けそうです。
また、今回は52キロで出られますので、おそらくテンの加速力は増してくるでしょう。
となってくると、丁度、サクセスエナジーの外が良い位置になりそうです。
実際、この展開予想通りになるかはともかく、サクセスエナジーにとっては内で行き脚付かず凡走した黒船賞の悪夢が頭をよぎります。
また、サクセスエナジーを語るには兵庫ゴールドトロフィーも必要でしょう。
このレースは勝つには勝ちましたが、その内容は全く褒められるものではありません。
ここでも内枠に入ったサクセスエナジーはスタートこそ出たものの初角を8番手で入りました。
地方馬のサロルンやナチュラリーよりも後ろだったことを考えると、ここもハッピーハッピーより後ろになって不思議ありません。
完全なこの馬の負けパターンになりながらも勝った点は評価出来ますが、これとてラプタスの大出遅れ（園田の外枠は滑りやすい、と聞きます）、早めマクり、全体時計が平凡だった、という複数の要因に助けられての勝利だった、のですから鵜呑みに出来ません。
ここは前が止まってくれないでしょう。
他、休み明けで陣営が「少し余裕がある」「今回は地力に期待」と口にしているのも減点材料になります（ただし、追い切り自体は動いています）。ノド鳴りの一種DDSPの手術明けでもありますが、競走能力に影響ないものなのでその点は安心材料です。
一応、△評価を打ちましたが、馬券は保険で三連単の3着付けのみとします。本当は消したいところですが……。
松山騎手からの乗り替わりについては、倉富騎手のことを存じ上げていないため、どう出るかは分かりません。純粋に馬を見ての△評価です。
本命はラプタス。
ジャニュアリーステークスは超ハイペースで前崩れの競馬。
兵庫ゴールドトロフィーは大きく出遅れて早め進出する強気すぎる競馬でした。園田の外枠は滑りやすいと言いますから、あの時のような出遅れは今回ないと見ます。
東京盃も超ハイペース。
プロキオンステークスもハイペース前崩れ。
敗因明確で度外視でも良さそうですが、そうもいきません。
この馬がスピード有り余る故にハイペースを演出しているからです。
しかし、それも杞憂に終わるでしょう。
地方の馬場は戦績からして向いているでしょうし、前走は1400ｍのダートで現役トップクラスにいるテイエムサウスダンを完封しています。
短距離でもコーナーが4つもあれば流石に緩むところが出てきますので、その点が地方の1400ｍに向いているのだと推測しています（推測、というのは地方のラップは南関以外見られないため）。
馬券は頭固定にする予定ですが、それで失敗していることも多いため、2着付けも少額押さえるかもしれません。
○イメルはオープンでも通用する指数で3勝クラスを勝ち上がり。
前走は出遅れて万事休すかと思われましたが、外から追い込んで3着。確かに差し届くペースでしたが、馬群に入ってもしっかり競馬を出来ると分かったのは強み。
連闘でわざわざ使ってくる意図が分かりませんが、元来、ハイペースを逃げ・先行してもバテない馬で、平坦コースなら、と色気を持っての参戦かもしれません。
55キロも有利ですし、バテて止まるようなことはないはず。
▲コパノキッキングは海外遠征帰り。
追い切り4本は今までの休み明けと同じです。途中から坂路追いメインに変えたようなので、今回坂路のみも心配ないでしょう。馬なりのみ、なのは昨年と同じです。時計は出ているのですが、「少し体に余裕がありますが、直前追いと輸送で絞れてくると思います」という陣営コメントに不安あり。
当日の馬体重は見てから買いたいと思います。
昨年のサマーチャンピオンは各馬の上がりや全体時計を見る限り、スローペースだったのでしょう。
あまり時計を要求されると息が保つのか心配ではあります。
それでもこれだけの馬。
順序を付けるならラプタス＞イメル＞コパノキッキング＞サクセスエナジー、の順に何度考えてもなると思います。
展開はスピード溢れるラプタス、イメルが行き、そのまま残る決着を期待。三着に来るのが地力の高さでコパノ、という予想です。
馬券は三連単で、印に応じた金額配分をして購入する予定です。
以上。
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