1/16 好走期待馬・穴推奨馬

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※軸自信度は、赤枠がA、黄色枠がB、青枠がC、緑枠が、勝ちまで自信あるS、となります。
※筆者の言うペースは、前が残るかどうかの目安となるペースであり、前傾か後傾かを意味しません。前が苦しくなるペースをハイ、前が楽なペースをスロー、中間をミドル、としています。

好走期待馬

小倉3R ◎9ムジック A評価
中京6R ◎1ラルフ B評価 ○6クリノクラール
中山7R ◎9ライヴクラッカー B評価
中山8R ◎6サイモンルグラン B評価
中京10R 遠江ステークス ◎5コラルノクターン B評価 ○14オーマイガイ
中山10R ジャニュアリーステークス ◎13イモータルスモーク A評価
小倉11R 門司ステークス ◎12ハギノアトラス B評価 ○3ベルダーイメル
中京11R 日経新春杯 ◎4ステラヴェローチェ ○3マイネルウィルトス △8フライライクバード
中山11R 京成杯 ◎11 テンダンス
中京12R ◎13メイショウオーギシ

穴推奨馬

中京11R 日経新春杯 穴12エフェクトオン
中山11R 京成杯 穴2トゥーサン

まえがき

こんばんは。
土曜は敢えて人気馬を優先して好走期待馬に推奨しましたが、精度は上がりますね。
しかし、回収率が取れるかは別だなと感じました。
軸は人気馬でも構わないと思うのですが、あまり元取れないとなると考えものですね。
まだ今年は始まったばかりなので、もう少し人気馬優先で予想してみようと思います。

馬場状態は昨日書いた通りで良さそうです。
中山ダート、中京ダートは凍結防止剤を撒いたところに雨が降った影響でタフ。
小倉ダートは乾燥しているので、外枠先行有利、また、持続力ある馬がよく来ていました。
特に土曜の馬場想定と変える必要はないかなと感じます。

では、日曜もどうぞよろしくお願いします。

見解
小倉3R
小倉ダート1000mは行ったもん勝ち。また、外枠有利。テンが確実に速い馬から。

◎ 9 ムジック

テンの1ハロンの時計、レース映像を見る限り、ムジックのテンが一番速いと判断しました。
そして前に行く馬の中では一番外の枠を引けたので、これは流石に崩れないのではないでしょうか。
指数面でも、前走から、94.101.91、と高水準で安定します。
ここは堅軸としてムジックを推奨します。

中京6R
前走は初の1800mということで半信半疑だったが、難なくこなした。ここも有利な内枠を引けたので。

◎ 1 ラルフ
○ 6 クリノクラール

ラルフは前走、初の1800mということで少し評価を落としましたが、難なくこなしました。
超スローペースということも味方したかと思いますが、ここも少頭数なのでそう流れることはないでしょう。
前走同様、1枠1番を引けたました。鞍上は中京得意の松山騎手に乗り替わり。
ここもロスなく運んで、前走指数92だけ走れば上位濃厚でしょう。

クリノクラールはノリへの乗り替わりが魅力。
前走は多少ロスある競馬でしたので、もう少しロスを少なくすればラルフと差はそうないはず。

1番人気のステイブルアスクは強いとは思いますが、乗鞍の少ない古川奈穂騎手という点が不安です。
アシェットデセールは久しぶりの中距離戦。長距離で高い指数を持っていないので未知数。
メイショウカリスマは指数低く、追い込み脚質という点が不安。
それならクリノナイスガイの方を上に取りたいと思います。

中山7R
ロードミッドナイトの前走は強いが、今回は外から被されそうな枠の並び。距離短縮で持続力補完出来る馬を狙う。

◎ 9 ライヴクラッカー

ライヴクラッカーは馬体面からもスプリンター寄りの馬。
3走前の1700mは距離不向きでした。
ここ二走は着順ほど悪い印象はなく好印象。特に前々走は、残り200mまでは先頭。直線の途中まではこのまま押し切るのかなという手応えでした。

問題は1200mへの距離短縮。
新潟ダート1200mで二度、イマイチな結果に終わっています。
しかしながら、当時は二戦とも不利な内枠で窮屈な競馬になりました。
今回は外寄りの枠で、新潟よりも持続力が求められる中山ダート1200mです。
距離短縮が活きる舞台だと言えるでしょう。
人気のロードミッドナイトは、前走、内有利の高速馬場を外を回って好走。
指数101とこのメンバーでは抜けているのでそう崩れないでしょうが、今回は外から、アンジュソレイユやライヴクラッカーに被されても不思議のない並び。人気面からも評価を少し落としたいと思います。

ライヴクラッカーは逃げても二列目からでも問題なく競馬が出来る馬。
揉まれるのも苦にしません。
人気面も考慮して本命に抜擢します。

中山8R
少頭数だが、逃げ・先行馬そこそこ揃って超スローはなさそう。前走、超スローから大マクりを決めたハイエストエンドは乗り替わりで同様の競馬が出来るかは不安。

◎ 6 サイモンルグラン

ハイエストエンドの前走は超低レベル戦。
追い込み脚質ということで、勝ったホウオウルバンと共に評価しませんでしたが、どちらも高い指数を持っていました。マクる競馬を想定していれば……と非常に後悔したレースでした。
今回は行く馬もいて、丸山騎手へ乗り替わり。前走と同様の競馬が出来るかは微妙と判断します。

本命はサイモンルグラン。
前走は外から被せられて頭を上げてしまったという話です。今回は外で速いのはアイソウザスターくらい。強気な和田騎手でもあるので今回はスムーズに運べると思います。
指数は90前後を安定して出せる馬。
今回のメンバーでそれだけ出せれば上位になります。

他。
ゴールドブリーズは夏負けが尾を引いて立て直しに時間がかかったという話。
長期休養明けになりますが、地力を発揮出来れば上位でしょう。
パノティアは未勝利勝ちが平凡。前走惨敗で、低レベル戦とはいえ、1勝クラスで通用するかはまだ未知数。
ヒートヘイズ、前々走だけ走れば圏内。前走は外から他馬にこられて気難しさを出した、という話です。
カガジャスティス、ダートで好走歴がありませんが、1400mでは一度、指数90を出しています。タフな今のダート、1800mが鍵ですが、馬格はある馬なのでこなせれば。
アイソウザスターは未勝利勝ちの指数が98。1勝クラスでは82が最高の指数。能力がやや足りないと思いますが、先行して展開さえ向けば残り目があって不思議はありません。
トレイトセオリーも同様でしょう。1勝クラスで指数を出していないので、スムーズに先行してどこまでか、という馬だと思います。

中京10R 遠江ステークス
メイショウマサヒメ、ハリーバローズ、オーマイガイと内・中・外に行く馬が揃ってハイペースで流れるか。内枠からちょい差しが出来る馬を抜擢。

◎ 5 コラルノクターン
△ 14 オーマイガイ

オーマイガイは昇級戦の前走、34.1-45.9の超ハイペースを二番手から運ぶ競馬で4着。
この馬は前走・前々走でもハイペースで逃げていますから、ここも緩むことはないでしょう。

今のタフな中京ダートなら差せる脚を持っている馬がベター。
コラルノクターンは前々走、不利な最内枠で多少出負け。ハイペースを中団から競馬を運んで2着。指数99と優秀な時計でした。2勝クラスも東京ダート1600mで指数102(現級換算94)という高い指数で勝っています。
地力はここでも上位。
前走は1400mに距離短縮して先行。遅めの流れで前有利な流れ。指数83と平凡でしたが、これはペースによるものが大きいでしょうから気にしなくて良いと思います。
地方からの連勝を積み重ねたクロパラントゥには交わされましたが、今回出走のメイショウマサヒメにはしっかり先着しています。
内目の枠を引けて、内からのちょい差しをするには良い枠。
除外が伸びた分、更に乗り込めたという話でデキも問題なさそう。
揉まれるのも問題ない馬なので、ここは堅実に伸びてくるはずです。

流れると思うので差し勢にも警戒しておきたいところですが、あまり良い差し馬が見当たらないメンバー構成。

オーマイガイは前々走が指数100(現級換算93)での逃げ切り圧勝。前走も2番手から運んで指数90で4着。ハイペースでも止まらないので警戒すべき一頭。
ハリーバローズも前で競馬して残って不思議ない一頭でしょう。
メイショウマサヒメはやや能力劣ると思いますが、内で上手く溜められれば。
グランパラディーゾ、フルヴォートの人気二頭も当然、強力で無視出来ません。

差しなら、ダイシンイナリ。内で溜められる好枠なので前が止まるようなら。
エピックアン、スズカコーズマンボも末堅実ですが、外枠。道中、外を通して脚が溜まるか微妙ですが、少額は押さえておきたい二頭になります。

中山10R ジャニュアリーステークス
内中外に速い馬が揃ったので、差せる馬から入りたいメンバー構成。

◎ 13 イモータルスモーク

前走本命を打ったイモータルスモーク。
差し有利と見て本命を打ちましたが、結局、それほど速くならず前有利の流れに。
3角7番手からしっかり差を詰めてきました。デュアリスト、サイクロトロン相手の好走ですから1200mならオープンでも通用の器でしょう。
ペースが流れて、前の組がタフな馬場を苦にすれば堅実に差してくるはずです。

内から差して来られそうなのは、アポロビビ、チェーンオブラブ、シャイニーブランコ辺りでしょうか。

前の組も全て飛ぶことは考えにくい。
ミスズグランドオーは前走、高速決着で外を回す馬が不利なレースになったカペラステークス。この馬は外を回されましたから度外視可能です。オープンでも通用の器だと思うので、人気落ちのここなら押さえておきたい一頭だと思います。

小倉11R 門司ステークス
追走力が重要になる小倉ダート1700m。追走力に担保があり、持続力も備えている馬を抜擢。

◎ 12 ハギノアトラス
○ 3 ベルダーイメル

ハギノアトラスは前走、アメリカンシードの大逃げでハイペースになったレース。後続はミドルだったかとは思いますが、早め2番手から2着好走。指数96と優秀でした。
前々走のラジオ日本賞は前半1000m60.6秒のハイペース。先行馬はケイアイパープル以外崩れたレースなので、9着は度外視で良いでしょう。
小倉ダート1700mの阿蘇ステークスは前半59.4秒と、かなり速いペースでの逃げ。
これで3着なら上々の結果です。
1800mでも粘れる持続力を備えているので、距離短縮のここでも先行して崩れないでしょう。

ベルダーイメルは小倉ダート1700mで見直したい馬。
前走は前有利の展開でしたが、伸びあぐねて6着。
前々走のラジオ日本賞は1000m通過60.6秒のハイペース逃げ。中山ダート1800mをこのペースで逃げては止まってしまいます。本命ハギノアトラスには5馬身差を付けているので、悪くない8着とは言えるでしょう。
小倉ダート1700m同様、追走力が重要になる新潟ダート1800mのBSN賞は、1000m通過61.5秒というやや速めのペースで逃げて2着。指数は96と優秀でした。
この時だけ走れば、ここでも圏内でしょう。
1400mで勝ち上がってきたように、1800mはやや長いと思うので、1700mで見直したいところです。

他。
ダート4連勝で勝ち上がってきたホールシバンは強力だとは思いますが、昇級戦で1番人気なら様子見したいところ。勝たれたら仕方ないと考えて押さえまで。
レディバグはホッコータルマエ産駒らしくスピードに溢れる馬で、1700mへの距離延長はプラスに働くとは思いません。斤量が54キロに増えますし、そう簡単な競馬は出来ないのでは。
スマッシングハーツは切れ味抜群の馬。夏至ステークスは超スローペースを上がりだけで差し切りました。差し決まるならこの馬が最右翼でしょう。

中京11R 日経新春杯
ステラヴェローチェ堅軸も、相手は難解。今の中京なら長く脚を使えるタイプを抜擢。

◎ 4 ステラヴェローチェ
○ 3 マイネルウィルトス

△ 8 フライライクバード
穴 12 エフェクトオン

多頭数の中京2200mなら簡単には前残りにならないはず。
先週までの前残り傾向も終わったので、差しは決まると見ています。
強力メンバーの揃った有馬記念で4着のステラヴェローチェは同舞台の神戸新聞杯を快勝していますから、堅軸でしょう。

マイネルウィルトスは前走のチャレンジカップ、超スローの展開に泣いただけ。
消耗戦になった福島民報杯を大差勝ちしているように、持続力なら随一の馬。
函館記念も2着とは0.1秒差でしたし、ハイレベルの札幌記念でも4着。
ロンスパ戦となったアルゼンチン共和国杯で2着していますから、ステラヴェローチェ以外これといった馬がいないメンバーなら上位を張れる馬です。

フライライクバードは中京芝2200mで3戦2勝2着1回。
本命を打ったアルゼンチン共和国杯は3着でしたが、勝ったオーソリティはJCで完璧に乗ったとはいえ2着した実力馬。
2着はここ本命のマイネルウィルトスでしたし、4.5.6着のレクセランス、ディアマンミノル、アイアンバローズも長距離では堅実な馬たち。
人気になっていて妙味はありませんが、得意舞台のここならそう崩れないでしょう。

穴推奨馬にエフェクトオン。
持続力タイプのディープインパクト産駒です。
新潟記念で本命を打って、外枠なのに内を突く謎騎乗に泣かされましたが、元々重賞級の馬と評価していました。
福島記念でも後方からよく差を詰めていますし、引き続き53キロ、鞍上がアーティスト秋山騎手なら溜めて一発があっても驚けません。

中山11R 京成杯
世代限定戦の中距離なら先行馬多くてもスロー濃厚。外枠からかぶせて先行出来るタイプを優先。

◎ 11 テンダンス
穴 2 トゥーサン

テンダンスは未勝利戦が持続力戦を圧勝。
イクイノックスの勝った東スポ杯2歳ステークスはスローの瞬発戦だったと判断していますが、ここでも3着と好走。地力の高さは疑いようがありません。
未勝利勝ちの馬が多くて能力比較が難しいメンバー構成ですが、イクイノックスとアサヒと好勝負しているのですから世代で見ても高い能力を備えているはずです。

穴推奨にトゥーサン。
新馬戦はフラフラしていて以下にも幼い印象でしたが、超スローから上がり3ハロン、12.2-11.3-11.7、これを馬場差測定不能の重馬場で出しているのですから、能力は高そう。
2着のインプレスが追い込んできたらもう一伸びして差を詰めさせませんでした。そのインプレスは次走未勝利戦を勝ち上がりました。
まだまだ幼いながらも、新馬戦のラップからトゥーサンを穴推奨とします。

中京12R
先行しにくい内枠に先行馬が揃った。ある程度の位置から差せる馬を抜擢。

◎ 13 メイショウオーギシ

前走本命を打ったメイショウオーギシ。
その前走は内枠で少し位置を悪くしすぎたかなという印象。1.2着が強かったレースですが、3着とは0.3秒差。この馬自身、前走から指数が92.94.95と、1400mでは安定して自分の力を出しています。
内が渋滞しそうですし、外枠からある程度位置を取れるこの馬向きの展開になるはず。
ユタカならハイペースに巻き込まれることなく、馬なりで良い位置を取ってくれるでしょう。
人気のテーオーダヴィンチは指数がなくて過剰人気に感じますので、執筆現在2番人気でも妙味あるオッズと判断します。

馬券ギャラリー

競馬予想本を本ブログ、noteにて執筆しています。
全て書き終えたら、推敲してKindleダイレクトパブリッシングにて出版しようと思っています。
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『「永遠の初心者を脱する!」ための競馬思考』

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