新潟2歳ステークス2020

展開

枠はほぼフラット。
勝率に限れば外枠優勢だが、複勝率では内も外も差はない。
例年、超スローからのラスト3ハロン戦になる。
同様のラップを刻むようなレースの組は当然来やすいが、穴を開けるのなら短距離組。
おそらく、前半が超スローなのでスタミナ不要、短距離を使うくらいだから3ハロンのスピードならあるため、穴を開けやすいのだろう。
配当妙味を考えて、短距離組を狙いたい。

◎ 6 セイウンダイモス
○ 5 フラーズダルム

見解

◎セイウンダイモス
ごく単純に考えて、この馬の前走のタイム指数はメンバー中1位のもの。
前半の超スローを折り合えるか、と考えた場合、この馬はかなり促しながら追走しているので全く問題ないと思う。
むしろ、こういう動かさなければならない馬にウチパクは合う。
あと、上積みがあるかどうか。
中間の追い切り時計だけ見れば、新馬・未勝利の時よりも遥かに時計が出ていて問題ない。
厩舎はまだ出来たてのところだが、新馬勝ちがなく未勝利勝ちばかりなので、新馬では仕上げてこないタイプなのかもしれない(あくまで推測)。
この人気なら積極的に買いたい材料が豊富。

○フラーズダルム
前走は上がり3ハロンだけ見れば35.5と大したものではないが、ラスト2ハロンの瞬発力が秀逸。時計のかかる稍重の阪神でラスト2ハロンを11.4-11.8で刻んだ。
この脚を使ったのだから、2着以下を引き離しているのも納得。2着馬は次走、高指数で未勝利勝ちを収めている。

新馬戦はラスト2ハロンが重要。
このメンバーの上がりの脚で最も価値あるのはこの馬のものだと思うので、対抗。他は微妙だったり、良馬場未知数だったりする。

馬券は◎の単勝、◎○の馬連・ワイドで。