2023/11/19（日）　レース回顧

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※評価は軸自信度になります。好走率・回収率ともにA>B>Cになっています。Sは1着まで自信あるという意味です。

自著『「永遠の初心者を脱する！」ための競馬思考』・「余力ラップ」について触れていただいた山崎元様の記事掲載の『優駿』2023年8月号・「余力ラップ」私の記事が掲載された『競馬王』2023年7月号・10月号になります。

こんばんは！
今週は交流重賞があるんじゃあないですか！
明日のYouTubeのためにも回顧さっさと済ませます！

土日合わせての回顧になります。

東京芝はCコース替わりでしたが、外枠差しが有利でした。外枠先行が続き、内枠先行、内枠差しという順番。分かりやすいですね。ウマい馬券では東京傾向が分かりにくいと考えて日曜は東京予想0でしたが、次週は外枠差し・先行に狙いを絞れそうです。

東京ダートが意外や意外、外枠圧倒的有利でした。内枠はほぼ走っていません。雨が降ったから内枠が走れると考えていたんですが、この傾向は本当に意外です。雨が降った分、差しも届いていましたが、ほぼ外枠勢。1600ｍ以外もです。次週は今のところ晴れ予報なので、外枠先行で狙いを絞れそう。

京都芝もCコース替わりで内が復活。内回り・外回り問わず、ほぼ内外フラットでした。
追い風が強かったので差し馬も届いていました。
今週は追い風が強かったから差しが届きやすかったとは覚えておいて良さそう。次週は、風さえなければもう少し先行有利になるはずです。
雨の影響はしっかり受けていて「先週の結果分析」の馬場差もかなりタフ寄りに。次週はずっと晴れなのでもう少し芝が回復するかもしれません。どうでしょうかね。

京都ダートは雨の影響を受けても外枠優勢。まじで傾向読みにくいんですが、相当雨が降ってこない限りは、外枠有利と見て良さそう……かな？こちらも読みにくくてウマい馬券を躊躇してしまいました。

福島芝はもう終わるので個別は簡単に済ませますが、最終週は案外、外差しにならないんですよね。土曜はフラット気味でしたが、日曜なんて内枠有利でしたよ。
外も荒れてきていることだったり、全馬外に持ち出すから外枠が更に外を回される、などの理由が考えられます。

福島ダートは先行圧倒的有利でした。内外関係ないですが、雨の影響が強く残った土曜の方が内枠有利でした。日曜は外枠先行寄りに。福島ダートは稍重程度では内枠有利にならない、とデータで確認しています。重馬場以上になると内枠有利で良いのではないでしょうか。

東京1R　◎16.エースアビリティ　A評価　2着　○12.ニシノアウェイク　1着　▲6.ベイジーニョ　10着

余力ラップ戦　L1・12.1秒

アネックス予想は夜10時くらいまでにどのレースをするか決めているんですが、穴っぽい馬がいなくて選択失敗したかも……。的中しているから良いんですが、1.2番人気ですしね。とはいえ、堅いと思っていたので良かったかと。
L1が12.1秒だったのでエースアビリティは差せなかったですね。11秒台は使っています。
上位2頭が強かっただけです。

福島2R　◎3.ワイドカイゼリン　B評価　6着　○5.トウロウノオノ　4着　▲2.アンジュール　13着
ハイペース。ランスオブサターンは展開に恵まれたとはいえ、加速ラップで上がりダントツ。力を付けているのと、1700ｍも向いたかもしれません。上でも差し有利の展開なら。
注目はワイドカイゼリン。先行不利の展開で先行馬最先着。やはり1勝クラスではやっていけるはずですが、道悪・1700ｍが良さそうですね。とはいえ、パフォーマンス改善で次走、相手に買うなら。

福島3R

余力ラップ戦　L4・49.1秒

指数優秀で、5着までは元々強い馬でした。
重馬場とはいえ、L4・49.1秒は優秀。
注目は6着のブレイクザアイス。元々、未勝利勝ちが優秀でしたね。とにかく後方一手なので届かない馬ですが、今回は3角で不利。上がりも過去最速。近走、上位の上がりを使えるようになっており、そろそろ届いても良さそう。

東京4R

余力ラップ戦　L4・49.1秒　L2・23.8秒　L1・12.1秒

これは勝ったタイセイリアルは相当な器ですね。1.37.8も優秀で、ラップも素晴らしい。終い押さえ気味でまだまだ余力十分。
2着ダノンストラーダも勝ち馬が抑えたところで差を詰めていました。これも未勝利を勝てる時計で走っていて、高く評価。

京都4R

余力ラップ戦　L2・22.7秒　L1・11.1秒

勝ったシヴァースは最内をタイトに回ってきたのが良かったと思います。
外から強襲した2.3着馬も評価できます。

福島5R
これは地味にハイレベルなのでは。このタフな馬場でL2が11.8-11.7はなかなか出ないでしょう。勝ち馬が最上位評価で、2着が2番目。3着馬も良かったと思います。

東京5R
勝ち馬チャンネルトンネルは終い伸びての勝利。L1・11.5秒でしたが、自身は余力十分。
人気のグロッシェンも終いの伸び脚は勝ち馬と互角でした。

京都5R

余力ラップ戦　L1・11.4秒

アドマイヤテラは残り100ｍでぐいっとひと伸び。これは余力あり。
2着も後方から追い込んで余力ありです。

東京6R　◎13.タマモロック　A評価　1着　○14.マイショウチャン　4着　▲9.コブラ　2着　△10.スイッチオン　✕11.12

余力ラップ戦　L4・48.9秒　L2・24.1秒　L1・12.0秒

タマモロックは能力抜けていると思っていました。前走は前残りをよく差してきて好内容。
コブラを本命にするか迷ったんですよね。このコース、1800ｍから200ｍ短縮がここしかない訳で、パフォーマンスを上げてくる馬が多いです。ただ、コブラはコーナリングが上手いから中山得意だろうなあと思って本命を躊躇。東京でどこまでパフォーマンスを上げるか不安でしたが、内からすんごい脚でした。
ホワイトクロウは外をスムーズ。強いのでこのくらいは普通。

京都6R　◎12.ロードマゼラン　A評価　3着　○14.カフェノワール　2着　▲7.エアフォースワン　4着
カフェノワールは前走が余力ラップでの逃げ切りで強い馬でした。
勝ったパンデアスカルはダートが向きましたね。
ロードマゼランとエアフォースワンは3歳時に余力ラップを出していた馬。差し馬だけに届くかどうかですが、差し利くところならやれる馬。

福島7R　前走のハイパフォーマンスが全くバレていない！　◎16.スマートオリーヴ　2着　○8.ヒビキ　1着　▲4.マジックタッチ　13着
スマートオリーヴは前走・メイショウナナクサ戦でやはり強かったとは思います。ハナを奪えそうだったのですが、内から抵抗されて外目を回されたのが響いた印象。次走もやれますね。

東京7R　◎2.アルメリア　B評価　11着　○5.レッツリブオン　9着　▲7.ドライブアローカス　1着

余力ラップ戦　L2・24.3秒

アルメリアは案外ですが、11秒台の多いラップで結構厳しかったのでは。前走からやれるはずで、相手落ちや良馬場替わりで。
レッツリブオンは上がり最速は使っていますが、最後方からでは無理。
ドイラブアローカスは芝でもやれていましたが、やはりダート。負けたきたのは全てハイレベル戦でした。

京都7R

余力ラップ戦　L4・49.9秒　L2・24.5秒　L1・12.3秒

余力ラップ該当馬が上位でそのまま決まってはいますが、ここも余力ラップ。追い風がハマったんでしょうかね、前残れるペースだったと思いますが、差し決着に。

東京8R　◎6.サハラヴァンクール　B評価　9着

余力ラップ戦　L4・49.8秒

ビップスコーピオン、昇級でもやれるのかあーという印象でした。さすがに3勝クラスはキレ者揃いだから時計的にどうでしょうか。
逃げて残したキタサンドーシンも評価。
サハラヴァンクールは復調気配にあると思いますが、もっと前が苦しくなる展開でないと厳しいか。

京都8R
13着メイショウナナクサは前走が超ハイレベル戦だと書きましたが、最内でどん詰まり。手応え抜群で、勝つかと思って見てました。13着とはいえ、もう諦めて追っていなかったので度外視。

東京9R　赤松賞　◎2.シュシュトディエス　B評価　7着　○6.ステレンボッシュ　1着　▲4.セキトバイースト　5着　△3.9

余力ラップ戦　L5・58.1秒　L4・45.9秒　L2・22.4秒　L1・11.3秒

メンバー微妙かと思っていましたが、ラップが超優秀！これはハイレベル戦です！
シュシュトディエスは前走はハミを取らなかったという話でしたが、今回は引っかかってひどかった。オメガウインクに新馬戦で勝っているだけに強いはずですが、難しい。
6着まで全て評価して良いと思います。

京都9R　秋明菊賞
これ、ダノンマッキンリーの勝ちタイムの1.20.7は時計のかかる馬場だったことを考えれば超優秀です。7着までが水準以上の時計。
7着フェンダーは引っかかって抑えが利かず。力あるんですがねえ……。

東京10R　秋色ステークス

余力ラップ戦　L5・56.8秒　L4・44.5秒　L2・21.7秒　L1・10.9秒

ここ、余力ラップ該当馬ばかりでメンバーレベル高かったんですが、にしてもL5の56.8秒って（笑）スプリンターより速いですよ（笑）L3が全て10秒台ってなかなか見ません。
行く馬が少なくてスローだったとはいえ、高く評価して良いでしょう。8着までが32秒台。引っかかって殿負けのレイベリングも巻き返せそうで、このレースはチェックしておいた方が良いでしょう。

福島11R　福島民友カップ　過小評価が著しくて……！　◎11.ワールドタキオン　1着　○1.ブラックアーメット　2着　▲2.ダノンファスト　8着　△8.ニューモニュメント

余力ラップ戦　L4・50.0秒

1000ｍ通過58.7秒はさすがに速すぎました。ワールドタキオンはレコードでやはり強い。差しに回れるとより良いんですがね。
ブラックアーメットは展開向いたとはいえ、道悪1700ｍは強い。ニューモニュメントもインをさばいて良い脚で、3着も惜しかったです。オープンでは地力上位。

東京11R　霜月ステークス　◎8.サクセスローレル　B評価　9着　○10.デシエルト　4着

余力ラップ戦　L2・24.3秒　L1・12.3秒

ペースが読みにくかったんですが、ハイペースでした。
デシエルトはハイペースを先行した分で、次走は巻き返せます。
サクセスローレルは出遅れた分で、自分の競馬ができなかった割には1.1秒差と頑張っています。スロー先行ならオープンでもやっていけそう。

京都11R　全頭解説＆見解動画あり。セルバーグの存在が展開予想を難解に。変則的な購入方法で魅せる！　◎8.ソーヴァリアント　12着　○9.シュネルマイスター　7着　▲16.セルバーグ　16着　△7.16

余力ラップ戦　L5・58.2秒　L2・22.7秒　L1・11.2秒

時計のかかる馬場だったということを考えればハイペースだったと見て良いと思います。
完全な差し決着で、追い風があると考えれば差しに振っても良かったかなあと後悔。
追い風もあって分かりにくいですが、結構タフなレースだったと見ています。ナミュールはハイペース型追い込み馬と見ていたので納得。ソウルラッシュも切れで劣るからハイペースが良いと見解に書きました。ジャスティンカフェは位置取りがカギと書きましたが、これなら特に関係なかったですね。
エルトンバローズはやはりマイルでパフォーマンスを上げてきました。
ソーヴァリアントとシュネルマイスターはスタート後に接触。シュネルマイスターは位置が取れなくなってきてるんですよね。衝突がなくても位置を取れていたかどうか。

東京12R

余力ラップ戦　L2・22.4秒　L1・11.4秒

ベガリスは前走道悪新潟で狙いにくかったですね……。
スローで前有利に。