武蔵野ステークス2019 予想

展開

逃げ馬がドリームキラリの一頭
他、先行馬も少ないメンバー構成。
ドリームキラリは何が何でも逃げたい馬なので、おそらく絡まれることはないだろう。
ややスロー。前の組が有利と見る。


◎ 9 タイムフライヤー
○ 5 エアアルマス
▲ 8 ドリームキラリ
△ 10 マジカルスペル
△ 13 スウィングビート
△ 14 アディラート
△ 16 カフジテイク
× 7 ワンダーリーデル

見解

◎タイムフライヤー
ここ二走は完全に展開不向き。
エルムステークスは超ハイペースを好位追走で六着。六着でも十分にダート適性を示した一戦。
シリウスステークスも前半1000メートルはハイペース。その後の2ハロンが緩んだ分、逃げたメイショウワザシが粘れたという印象。好位追走のこの馬からしたらちぐはぐなラップで厳しい展開だっただろう。二番手、三番手を追走した馬は止まっている。
また、ルメールによれば距離が長かったという。
マイルのここは適鞍だろう。
枠も外目のいいところ。
今回は好位追走でも粘れるはず。
追い切りは馬の後ろに置いて最後交わしていく内容。この馬にしては目立った時計ではないが、併走馬を突き放しているので問題ないはず。

○エアアルマス
ダートに替わってからの三戦が圧巻の内容。
前走は1000メートル通過59.2秒。不良馬場でもハイペース。それを好位追走して、みやこステークスを勝ったヴェンジェンスに完勝なのだから文句のつけようがない。
エニフステークスで砂を被って道中ズルズル後退していったので、問題はこの枠。
外からドリームキラリとタイムフライヤーが来るだろうから、上手く砂を被らないように川田がエスコートできれば。
追い切りは時計、動きともに絶好。
とにかくスムーズな競馬ができるかどうかだけ。

▲ドリームキラリ
スムーズな競馬ができた時のこの馬の粘り腰は凄まじいものがある。
欅ステークスはアルクトスが楽々交わすのかと思いきや、驚異の差し返しでハナ差二着。しかも59キロを背負ってのもの。
今回は56キロ。東京も得意コース。
二番手以降に可愛がってもらえば勝ちまであると見ての単穴。

△には前に行けて指数も良い馬を中心に選んだ。
マジカルスペルは休養前の準オープン勝ちが高指数。
スウィングビートも同様の理由。
二頭とも叩き二戦目で要注意。
アディラートはムラッ気のある馬だが、今回外枠でスムーズな競馬ができそう。勝った前走も大外枠。ハイペースを前目の中団から差し切る好内容。
カフジテイクは長期休養明け二回使ったが、衰えを感じさせない内容。二戦とも差しが決まらない展開になった。ここも展開向きそうもないが、得意の東京なので連下。
押さえにワンダーリーデル。近走は差しに回っているが、フェブラリーステークスでは好位につけてそこそこの競馬をしている。スピード指数的にも通用するので、ポジション次第。

他。
サンライズノヴァは最終追い切りでラスト1ハロン完全に止まるような内容。ここまで追い切りで止まったのは初めてのはず。しかも59キロ。追い込み脚質。自分の予想方法ではとてもじゃないが買えない。ここは自信の消し。

デュープロセス。前走はハイペースで展開は向いたはずだが、五着。
基本的にダート路線で三歳馬は買いにくい。
ダートは時計勝負になるから、昇級戦でも上がりの脚だけで通用する芝よりも基本厳しくなる。それと同様に三歳馬同士のダート競走は持ち時計が足りない。古馬2勝クラスの時計で通用するのが三歳馬のダート重賞。ユニコーンステークスの指数では足らない。枠も内を引いた。ここは思い切って消す。

グルーヴィット。何でダート出てきたのだろうという印象。芝ならG1でも通用する馬だと思うが……。ダートで古馬相手に通用するか適性を試してきたものかと思われる。枠も最内枠で流石に厳しいのでは。通用しなくて芝に戻ると予想している。