6/13　好走期待馬

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※軸自信度は、赤枠がA、黄色枠がB、青枠がC、緑枠が、勝ちまで自信あるS、となります。
※筆者の言うペースは、前が残るかどうかの目安となるペースであり、前傾か後傾かを意味しません。前が苦しくなるペースをハイ、前が楽なペースをスロー、中間をミドル、としています。
※馬三郎の前日オッズを参考に、期待値込みで予想しています。今年の成績を振り返った時、その方が圧倒的に割に合うと判断したためです。そのため、当日のオッズを見て本命を変えることがありますのでご了承ください。

明日の競馬は「やばい」気がします。
予想していて、頭堅いだろうという馬、大穴狙える馬がそれぞれ複数いて、妙味もあるはずです。S評価も二つ打ちます。
明日オッズ見て、がっかりするかもしれませんが……。
土曜はプラスで終われましたので、明日も頑張ります。

では、6/13の好走期待馬に入ります。

◎　2　タイセイエクセル

○　12　タガノペカ

前走はハイペース先行バテ、のタイセイエクセルですが、このレースはハイレベルで指数が96もあります。多少高く出過ぎな気もしますが、土曜はこの時に2着のフクウンがしっかり差し切りましたし、他、すでに勝ち上がっている馬もいます。
悪い着順続きなので人気はないでしょうが、先行力は中京ダート1400ｍで活きるでしょう。
加えて、3キロ減の49キロは裸同然です。
かなり期待の穴馬です。

対抗タガノペカ。
こちらは前走指数99で、このメンバーなら普通に上位です。
角田騎手から幸騎手になって1キロ増えるため、斤量面のアドバンテージがなくなります。
その点もあり、本命は穴のタイセイエクセルにします。

◎　1　グッドリドゥンス

○　2　オンザライン

グッドリドゥンスはすでに1勝クラスを勝ち上がっている馬です。
小倉ダート2400ｍでしたが、指数108と高く、この馬自身の上がりも36.4秒と速いです。
これなら東京ダートにも対応可能と見ます。
その時破った相手もシゲルヒカルダイヤ、ヤンヤノカッサイ、と1勝クラス上位の馬です。
前走は謎に伸びませんでしたが、的場勇人騎手でしたし、今回は溜められるタイプの柴田善臣騎手。普通にかなりの鞍上強化だと思います。
前々走もワンダーラジャのハナ差2着で、すでに2勝馬と言っても良いレベルにある馬でしょう。
前走1番人気がここで人気急落なら俄然書いです。
追い切りもしっかり動いています。

オンザラインは前走、ローズボウルが勝つと思っていた1勝クラスで差のない3着。
そのローズボウルの敗因は差しの効きやすい馬場でダノンブレットが走りすぎたことだと思いますが、この馬は先行して僅差なので普通に評価して良いでしょう。

◎　1　ショウリノカンパイ

S評価を打ちます。
札幌ダート1700ｍは新馬戦で楽勝した舞台。
中山ダートでも東京ダートでも高い指数を持っている馬で、圧倒的1番人気になって不思議ない馬だと思っているのですが、おそらくそうはなりそうもありません。
横山和生騎手に乗り替わりも鞍上強化でしょうし、52キロになるのも好材料。
札幌競馬場は小回りのイメージに反して、大回りでコーナーは回りやすいため、函館のように前有利にはなりません。早めに進出していけるようなポジションに付けていれば、まず大丈夫と判断します。1枠ですが、もし、内で上がっていけず……となっても後悔はしないことに決めています。

◎　6　ヤンヤノカッサイ

4戦連続で好走期待馬に挙げ続けているヤンヤノカッサイ。
前走は展開向くだろうと読んでも速い上がりの必要な東京では厳しかったのでしょう。
タフな中京ダート1900ｍなら持ち味が活きると思います。
とにかく揉まれると良くない馬ですが、外のサウザンドスマイルが行くかなくらいで、揉まれる心配は少ないでしょう。
単勝も買いますが、3着内は堅いと見てのA評価です。

◎　9　グレートバニヤン

打点の高いグレートバニヤンですが、スタートミスや内枠で行けない競馬が続いており、力を出し切っていません。
幸いにして、ここは確固たる逃げ馬不在のメンバー構成。
この馬より前に行きそうな馬は全てこの馬より内枠です。
揉まれずに先行出来れば、打点の高さから十分好勝負になるはず。
追い切りは坂路で自己2位の時計で動いていますし、鞍上に松山騎手を配してきました。
その分、多少人気になりそうですが、松山騎手なら前にこだわって乗ってくれるでしょう。
頭まで期待しています。

◎　10　ペルセウスシチー

前走も好走期待馬に挙げたペルセウスシチー。
その前走は力を見せた2着でしたが、カフェスペランツァの末脚に屈しました。
中山も向くタイプでしょうが、中京、不良馬場で36.9秒の上がりを使っていることから東京も問題ないと見ます。
実際に、以前、東京ダート1600ｍを使った時は、内・前有利のレース質・トラックバイアスで、上がり2位の36.9秒を使っています。後方勢では最上位の6着なら評価出来ます。
1勝クラス勝ちの指数は107と非常に高く、このクラスも楽に突破出来る指数です。
前に付けられる脚質なのも、スロー濃厚なメンバー構成なら武器になるでしょう。

◎　9　スマッシングハーツ

2勝クラスの勝ち上がり内容が破格のスマッシングハーツ。
その指数108もさることながら、2着に下したのはオープンで連勝しているタガノビューティーです。東京ダートの鬼に0.6秒差も付けたのですから、コース適性は抜群でしょう。
近走は長い距離でも崩れていませんし、距離短縮のここは大チャンス。
1番人気で妙味はありませんが、それでも美味しいと見ます。
この日、二頭目のS評価を与えます。

◎　1　アスタールビー

難解で自信は全くありません。
土曜見る限り、内目は有利ですし、最内をずっと走れる1番枠は有利でしょう。と
アスタールビーは洋芝巧者と言える馬です。
近走はハイペースで崩れていますが、札幌なら変わってくると見て本命を打ちます。
前に行く馬がことごとく外で、それなら最内のこの馬に展開が向く方に賭けます。

◎　3　タマモサンシーロ

○　9　ダイシンインディ

▲　7　ミヤジコクオウ

内枠先行有利の中京ダート1800ｍで外枠差し馬が人気になるというレース。
タマモサンシーロは前走大敗でオープンでは厳しいと見られて人気にならないでしょう。
しかしながら、3勝クラスの勝ち上がり指数は優秀で、このメンバーなら普通に通用する馬です。
同じく先行馬で3勝クラス勝ち上がったばかりのサンライズホープが人気になるようなメンバー。
あちらの前走は指数低く、オープンで通用するレベルにあるかは疑問です。前行く馬なので押さえようとは思いますが。
ハンデも54キロ。ここは逃げ切ってくださいと言わんばかりの展開になるのを期待します。

◎　14　ガロアクリーク

中距離なら世代ナンバー3の馬でしょう。
皐月賞3着がその証明です。
前走除外になりましたが、出ていれば普通に勝っていたと思います。
外差し有利の馬場で外枠、スローペースもスプリングステークスで圧勝しているように向くタイプだと見ます。
セントライト記念は時計のかかる馬場でロンスパ戦。
菊花賞は距離不向きな上に前不利なレースでしたからかなり頑張った方だと思います。
ディセンバーステークスはスローを後方から外を回して届く訳がありませんでした。
これだけの馬が20倍前後付くのなら間違いなく買いです。
マイラプソディの前走は「先週の結果分析」でも言われていましたが、「全く強さを感じない勝ち方」で、それと同じくらいの人気なのはおかしすぎます。
能力はこのメンバーでナンバー1。それが11番人気、なのだと評価しています。

◎　2　フルデプスリーダー

指数ダントツで、中山ダート1800ｍも東京ダート1600ｍもこなしています。
追い切りもきちっと動いています。
それ以上言うことないですが、前走の大敗が不可解、というか、不良馬場が敗因でしょうが、それを込みでも負けすぎ、のため、A評価に留めました。
人気面考えても妙味は少ないですが、頭はほぼ堅いのでは、と思っています。