クイーンカップ2020 予想 上位拮抗。

展開

レース傾向から。
過去、1200、1400を使ってきた馬が多い影響か、前傾ラップになる場合がある。これは出走馬次第。
今年はメルテッドハニー、インザムービー、ヤマニンプレシオサ辺りがいて、平均ペースにはなるのではないか。
平均的に流れて、最後の直線は力勝負になると読む。

◎ 10 アカノニジュウイチ
○ 9 マジックキャッスル
▲ 12 ホウオウピースフル
△ 6 シャンドフルール
注 1 ミヤマザクラ

見解

◎アカノニジュウイチ
非常に迷ったが、この馬のポテンシャルに期待したい。
新馬戦は出遅れながらも、上がり32.9秒の脚を使って楽勝。
指数も高い。
問題は1ハロン延長だが、上が長い距離で走っているので問題ないと見る。
新馬戦時には追い切り、軽めの時計しか出ていなかったが、今回はしっかりと時計を出してきている。

2020/02/12(水)美坂助手-53.4(15.0)38.4(13.5)24.9(12.7)12.2(12.2)馬也仕上上々B

3着内、というよりも頭の可能性が一番高いのはこの馬と見て本命。

○マジックキャッスル
ここ二戦2着だが、負けたのがマルターズディオサとレシステンシアという阪神ジュベナイルフィリーズの1,2着馬。
特にファンタジーステークスの2着はメンバー中一位の高指数。
レースっぷりを見ても、展開に応じてポジションを決められる器用さがある。
この馬も、今までよりも追い切り時計を出してきている。

2020/02/12(水)南W助手-66.9(15.3)51.6(14.1)37.5(25.1)12.4(12.4)外ヒラボククイーン強めを5Fで0秒6追走1F併せで0秒4先着2馬也態勢万全A

本命が崩れた場合、勝機ありと見ての対抗。

▲ホウオウピースフル
デビューからの二戦は共にスローからの瞬発力勝負。
そのため、指数は高くないが、先行して上がり最速の脚を使えるのは能力の証拠。
追い切りは目立つものではないが、元々時計の出ないタイプ。
オルフェーヴル産駒は前向きな気性で距離短縮が得意。
一発の可能性はある。

△シャンドフルール
前々走の惨敗はおそらく距離だろう。
マイルに短縮した前走は逃げて快勝。
この指数がそこそこ。このメンバーなら通用する。
中間の調整は、CW長め主体で十分な好時計をマークしている。
上積みはあるだろう。
連下ならあるはず。

注ミヤマザクラ
正直、無印にしようか迷った。
まずこの馬、ミスパスカリ産駒だが、とにかく血統が重い。
ポポカテペトル、マウントロブソン、ボスジラと全て消耗戦タイプに出ている。
近親のアイスバブルもそう。
東京マイルは明らかに向かないように思えるのだが、とにかく追い切りが抜群。
また、元々の能力が高いのであっさり対応してくる可能性もある。
今夜、多少雨が降るようだが、おそらく良馬場だろう。
万が一、雨がかなり降るようなら本命はこの馬に変える。


他。
人気になるだろうルナシオンは新馬戦が超スローで時計的には全く評価出来ない。また、レース上がりもルナシオンの上がりも評価出来たものではない。
不利がありながら勝った、鞍上ルメール、ということで人気になるのなら、思い切って無印にする。