1/10　複勝推奨馬

※「スピード指数（指数）」はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」でのものを差します。その指数が正確かどうか、netkeibaのタイム指数を参考にすることもあります。
※「テンが速い」「テンの1ハロン」は、亀谷競馬サロンが無料で公開している「スマート出馬表」を参照しています。
※筆者の言う「ハイペース」は前傾ラップ、後傾ラップを意味しません。それだと中山ダート1200ｍは全てハイペースになってしまいます。前が比較的不利になりやすいペースをハイペース、としています。

1/9の馬場を見る限り、中山は今までの指数が通用するが、中京が凍結防止剤の影響でかなりタフに。大荒れも多かった。

1/9　複勝推奨馬　結果・回顧

そのため、中京は見送る手もあるが、タフだと分かったのならタフな馬場をこなせる馬を狙えば良いと判断して購入することにした。的中率は下がるかもしれないが、回収率を狙って勝負する。
（何だか早くも複勝推奨馬ではなく、単なる好走期待馬になってきた気がするこのコーナー……。もしそうなりそうならネーミングを変更致します）

中山2R
14　レディヴィクトリア

推奨理由
低レベルの牝馬限定戦。
全場で最もタフな中山ダートで水準級の指数を出しているのが、レディヴィクトリアのみ。前走が93。
次点に至ると、デルマフゲン、ディスバッドマムの77まで下がる。
これだけ差があれば、まず中山を使ってきた組には負けない。

芝を使ってきた組も、行き脚が付かない馬か、距離延長、芝でてんで話にならなかった馬が多い。勝負になりそうなのが、3フローズンカクテル、あとは強いて挙げれば9クアドリフォリオ、2エアーレジーナくらい。

東京の組も、スパラキシスの94が最高で、負けるならこの馬か。
他は中山も使って指数を落としている馬か、指数的に話にならない馬ばかり。

有利な外枠を引き、ここは多少出が悪くてもまずまず位置を取っていけるだろう。一回使って行きっぷりが良くなっている。

指数80だった東京戦も見どころはあり、上がり最速、それも土曜の黒竹賞で2着のディールクルムと最速タイのもの。
基本的に新馬戦だけはスタートが悪い馬が多いもので、一度使って改善されれば競馬を覚えて出るようになるから前走の方を信頼して良い。

周りが弱すぎる。

中山5R
4　ソーヴァリアント

推奨理由
前走は勝って、カフェイン検出で後に失格だから実質1勝馬。
東京だがどちらも上がり最速で、前走破ったセルジュ（繰り上がり1着）は葉牡丹賞でも6着、指数90と勝負になった。
超スローの新馬戦は上がりで次点に0.5秒差をつけて追い込むも、前有利すぎて差し届かず。その時に勝ったのがレインフロムヘヴンだから悲観する内容ではない。

相手もかなり弱く、2着に入った馬不在、3着に入ったのが他に3頭いるだけ。
中でもノワールドゥジェが未勝利戦で加速ラップを追い込んで3着に来たのが指数100で優秀なくらい。負けるとすれば上がりも使えるこの馬くらいか。

ソーヴァリアントは、マジックキャッスル、ソーグリッタリングの下。そのどちらもタフなレースをこなせるし、この馬はオルフェーヴル産駒なだけに、中山替わりは特にマイナスにならないだろう。

中山芝もすでに差しが届き始めていて、トラックバイアスもそう不利にならない。

流石に3着は堅い。

中山11R　ポルックスステークス
11　エイコーン

推奨理由
近走イマイチな馬ばかり。
別定戦で実績馬は斤量を背負わされる中、この馬の56キロはかなり有利。
長期休養明けから指数を安定して上積みしてきている。

人気になるだろうダノンスプレンダーはずっと低レベル戦で上位に来ているだけで、はっきり言って弱い。

ミヤジコクオウも古馬ダート戦線で通用する指数を出しておらず、前走の大敗は必然。常々言っているように、古馬ダートオープンで三歳馬は指数が足りなくて通用しない場合が多い。この馬もそういうタイプだろう。

エイコーンは完全に中山向きだから使ってくるのを待っていた。
タフな東京大賞典5着、これまたタフな中京ダート1900ｍのシリウスステークス3着、タフな展開になったみやこステークス3着と、とにかくダート馬の中でもタフな部類だから、全場で最もタフな中山が向かないはずがない。特に今の中山ダートは時計がかかってより向く条件になっている。

外目の枠を引けてここは末堅実に伸びてくるはず。

中京1R
8　タマモヒメギミ

推奨理由
中京は初めに書いたように、タフなダートをこなせると確定している馬を狙っていく。
どういう馬が当てはまるかといえば、中山ダートをこなしている馬（土曜1レースで大穴を空けて勝った）、距離短縮馬、ハイペースで差してくる馬、など。

この馬は距離短縮。
加えて、逃げた前走のラップが相当厳しかった。

ラストは14.0秒と止まったが、芝スタートなのを考えても単純に1200ｍ通過タイムが1.12.6なのだから1200ｍへの距離短縮なら未勝利は勝てる。

他に速いのは5アイスリアン、11ポケットロケットくらいで、能力ではこちらが断然勝っているのだから行かせても問題ない。

この馬ならタフなダートでも崩れないはず。

中京2R
2　ウエスタンスパーダ

推奨理由
これは中山組。
前走は新馬戦にしてはまあ流れた方かと思うが、最後の1ハロン加速しており、残り100ｍまで先頭だったこの馬も止まってはいない。

上位が強かっただけ。
中京ダート1800で有利な内枠を引けた。
他速いのが、芝を使ってきた13コスモチョコラトル、10タイガーブルズアイ辺りだが、枠の利と一回使ったことでまた逃げられる可能性は高い。逃げられなくても、どちらも距離延長で通用しそうにないため、行かせても問題ないと見る。

純粋に97という指数自体、メンバー中トップ。
粘ってくれるはず。

中京5R
2　マリーナ

推奨理由
シンザン記念の予想のところにちらっと書いたが、この馬、5戦続けて指数を100超え。
これで未勝利を勝てていないのは非常に珍しい。ちょっと見た記憶がない。
負けた馬は勝ち上がっているか、すぐに勝ち上がりそうな馬ばかり。

消耗戦に強いので、阪神1600ｍでは切れ負けする。
中京1600ｍの方が良い。

ここも指数100超えが他に4頭いるが、3頭が距離延長。もう一頭も前走大敗。
タフな時計勝負になれば負けないし、内やや有利なトラックバイアスも味方するはず。
切れる馬も少なく、1600ｍ以上で34秒台の上がりを使った馬不在。

グレナディアガーズにも先着した馬。
流石に大丈夫だろう。

中京7R
6　ワンダーラジャ

推奨理由
距離短縮組。
休み明けだが、ルメールを配してきているということは下手な仕上げでは来ていないだろう。
元々、休み明けの成績は悪くないし、併せ馬で中間と最終追い切りで遅れているが、時計自体は出ている。

1勝クラスでの中京成績は良くないが、2回とも時計の出る馬場。
時計の出る馬場でも上がりのかかった未勝利戦では2着。
ダートの長いところなら、上がりのかかる決着、上がりの速い決着、共に崩れておらず、とにかくスタミナ要するレースなら勝ちきれないが堅実。

他の馬が今の馬場を苦にする分、浮上してきてくれるはずと読む。

中京8R
3　カリーニョミノル

推奨理由
中京成績良く、1勝クラスを中京で勝ち上がり。
2勝クラスで馬券圏内に来ているのは、タフな流れになった時のみ。
昨年1月の馬場差+0.4と重い中山の指数が高く、103あり、これはメンバー中トップの指数。
馬場は苦にしないはず。

テンの速さにばらつきがあるが、そう流れそうもないので極力前には行きたいところ（スローでも上がりはかかるのは確認済み）。
だが、11頭という少頭数なら後方からでもマクっていける。

シーシーサザンの前走は指数低く凡戦。
タンタラスはダート未知。しかもいきなり重いダート。
ドゥラモットも2勝クラスで通用する指数を出していない。
グラマラスライフは平坦新潟が良さそう。

人気馬に不安が多いメンバー構成ならやれる。

中京12R
15　シンゼンブースター

推奨理由
中京を主戦場にしている馬。
追い込み一手だが、分かりやすく前傾ラップの方が来る確率は高い（福島は参考外にする）。
中京の3着は2.5秒もの前傾ラップ。
阪神の3着も1.9秒の前傾ラップ。
二走前は2.0秒の前傾ラップになったが、指数97と高いものを出しても届かなかった。これは相手が悪かった。
今の馬場ならこのくらいの前傾にはなるはず。

今回、ダート1200ｍではカイルアコナの99が最高値で、そこから分かるようにメンバーは大したことがない。タイムランクだけ見てもこの馬の出している指数が目立つ。

ここはこの馬が届くレースだと見て問題ない。

追記：
お知らせ　明日は夜まで仕事のため、予想アップがかなり遅くなります。