「1/31 好走期待馬」に購入馬券は全て載せた。
全体的な回顧
期待馬の方に「ちょっと妙味も加味して予想した」と書いたが、それは主に東京の前半のレース。
妙味を考えない方が良いと思っていたが、やはりそういう結果。
今回、単勝と、ワイド購入なら堅そうな馬に1点、という買い方をしたが、その大半が、ワイドの相手の方を好走期待馬にしようと思っていた。
問題は単勝の買い方。
ちょっと偉そうにも「先週の結果分析」の馬券サマリーというコーナーみたくなってしまうが……(単に文章が堅いだけで、普段、偉そうな人間では全くないのでお見知りおきを……)。
単勝というのは、当然、1着馬を当てなければならない。
ここでオッズ妙味を加味して馬券を買うと、その場合、ほとんどが1番強くない馬を買うということになる。その時点で、単勝馬券の期待値は大きく下がる。1番強いだろう馬のポカを願わなければならないから。
「1番人気が抜けてる人気だから2番人気の単勝を買おう」というのが、その典型的パターン。この思考ではおそらく勝てないだろう。
だからといって、1番人気の単勝馬券ばかりを買え、という意味ではない。
そのレースで一番強いと思う馬を買え、という意味だ。
昨日的中した小倉最終の開聞岳特別。
M8の印・アルファベットに注目して欲しい。
これはスマート出馬表の位置取りポイントを単に転載したもの。
スマート出馬表では15.30.50という表記だが、自分が分かれば良いのでA,B,Cにしている。
その印順に、前に行くことにこだわる馬。
16頭中、12頭に印が付いていて、差し馬を探す方が難しいレース。
なかなかこういうレースは見ない。
人気馬も先行馬多数で、その馬たちは危険と見た。
と、説明していて気づいたが、印が付いていない馬が、1.2.4.12着ではないか!
馬連も買っておけば良かった……という後悔は冗談である。
差し馬の中で、最も高い指数を持っているホウオウライジン、スマート出馬表には上がりのポイントもあるのだが、これも上位だったこの馬の単勝を購入。
差し馬テイエムクロムシャが意外にも1番人気だったが、さほど評価するポイントが自分の予想ファクターでは存在しなかった(結局、先行していたし)。
前の組は壊滅するだろうから「差し馬の中で一番強い」と評価したホウオウライジンの単勝を買えた。
言いたいのは、2番目に強いと思う馬の単勝をオッズだけで買ってはいけない、ということ。
そのコースを得意としている、前走不利あり巻き返し期待出来る、持っている指数が1番高い、持っている指数はそう高くないが、他馬の高い指数は信頼できない、等、グーンと評価を上げられる馬の単勝を買った方が良いだろう、と筆者は考える。
単勝以外も、上位馬のポカ(危険な人気馬、という意味ではなく、意味も分からず走らないという意味のポカ)を期待するような買い方はあまり良いとは思えない。
筆者は昨年の中盤、重賞で穴馬を中心に推奨していたが、上位人気の能力をほとんど見ていなかった(予想で楽しようとしていた)。その結果は全く良くなったので、良い穴馬を見つけた場合、上位の能力までしっかり測って通用するかどうか判断した方が良いと考える。
長くなってしまったが、結果・回顧に。
東京1R 7 サンエルセントロ
6着
スタートの出遅れに加え、直線最内で詰まり、全く追えなかったのが敗因。
すぐに追い出せていたらどういう結果になったか分からないが、少なくとも着順は上がっただろう。
次走、見直せる。
こういう明確な不利はオッズに反映されてしまうので、美味しくはならなそうだが……。
このレースが「2番目に強いと思った馬」を買ったレース。
ワイドの相手にしたタピテールを好走期待馬にしようと思ったのだが、そちらの結果は1番人気で3着。こちらも追い出しを我慢させられるシーンがあったが、着順には全く影響しない程度のもの。ルメール人気の馬と、距離延長をこなした馬にやられたなという印象。
東京2R 11 ホウオウリアリティ
11着
出遅れてメチャクチャなレースになった前走と比べると、今回はまともに先行出来てスムーズだったが……。距離か?
低レベルメンバーだったが、他の指数上位馬が来たなという印象。
東京3R 9 シーズナルウィンド
11着
出遅れたが、惨敗では言い訳出来ない。
バテているので、距離短縮してきたら見直したい。
相手にしたビーマイセルフを期待馬にしようと思っていたが、こちらは1番人気3着。
東京4R 4 マイネルイリャルギ
8着
最内で詰まって、一度下げてから?、外に切り替える大きなロスがあった。
再加速を要求されて、それでも終いはまずまず伸びてはいた。
東京マイル自体はおそらく向くはず。
外枠で、スタミナはあるのでもう少し先行しても良い馬のように感じる。
ここ、期待馬にしようと思っていたグロリアスホープが1着。
2番人気4.4倍だから素直に期待馬にしておいた方がプラスに出来た。
東京8R 10 プレイヤーズハイ
12着
結果的に前決着。
上位が軒並み速い上がりを使っていて、この馬が36.6秒を使っても全く届かない流れ。
展開が完全に向かなかった。
東京9R セントポーリア賞 1 ヴェルトハイム
5着
直線最内でどん詰まり、終いには下げて、再度追い出すという競馬。
全く競馬になっていないので、次走、もう一度見てみたい。
東京11R 根岸ステークス 1 ワンダーリーデル
2着 複勝600円 実馬券 単勝2000円の他、ワイド1000円購入 配当25300円
これは馬券妙味も期待したのだが、展開的に差し有利になりそう、普通にタイムフライヤーよりも強いし、1キロ有利になる、休み明け走らないとはいえ、言うほど指数を落としている訳でもない、そしてノリのこの馬での騎乗っぷりに不満があったので、勝春への乗り替わりは不安に思っていなかった。勝春のおかげで信じられないオッズになったのだろう。
直線途中までは「勝てる!」と思って見ていたが、レッドルゼルが並ばれてからしぶとかった。
レッドルゼルの1番人気にはちょっと驚いていて、競馬ファンは上手いなと感じた。
筆者は騎手をきちんと見ないので、よく以下の本を参考にしている。
騎手は上手い・下手で見るものではなく、その特徴で見るべきものだ、という筆者の考え方にマッチしている。
勝春はダートの方が良い、と本書に書いてある。重賞は駄目だとも書いてあるが、無難に乗ってくるという話。
この本、全騎手が載っているので本当にオススメしたい。
中京11R シルクロードステークス 11 リバティハイツ
4着
「シルクロードステークス2021 予想 最強スプリンター爆誕の時。ここと高松宮記念を連勝して引退する。」
以上の予想に詳しく書いたが、4着という悔しい結果。
敗因。
スタートは今度はきちんと出たのだが、騎手が促し促しの追走で、前走よりましとはいえ、位置取りを悪くしてしまった。またすぐ後ろにシヴァージがいるような位置では厳しい。
行きっぷりの悪さは、ブリンカーの効果が薄れてきたのか、ハイペースになったからか、休み明けの分か、推測するしかない。
あとは、ハナから直線、外に出しておくべきだったなという印象。
上手く馬群はさばけたが、前に進路が出来てからの脚はシヴァージに劣らないくらいのものだった。
脚は余しているだろうし、長い距離を使ってきたタフな馬だけに、簡単にはバテない、今回もバテていない。
最後に高松宮記念を使ってくれるかどうか、使ってくれれば、もう一度買いたい。
そう思わせてくれるだけのレースはした。
小倉3R 1 キャンユーキッス
3着
初めて小倉1000mのハナ争いを的中させた!
が、単勝だけだったので3着では意味がない。
小倉1000mは逃げ馬の勝率が4割程、複勝率で7割近く行く。
買い方が悩む。逃げ馬争いが当たりにくいので、単勝2点買いというのもありかもしれない。
ワイドでは何か意味分からない馬が突っ込んでくることが多くて……。
検討する。
小倉8R 6 スズカパンサー
2着
中央未勝利、園田で連勝してきた1番人気ヴェルテックスが圧勝。
スズカパンサーは1000m通過は前走と同じくらいだったが、馬場差、今回は逃げたことを考えればちょっと速かったか。
それでも完敗。
中央未勝利では安定して高指数だったヴェルテックスだが、結局、未勝利での指数は1勝クラス換算するとかなり低くなるので……。
スズカパンサーが普通に1番人気だっただけに、美味しいオッズと見るべきか、見逃しがあるのか……。
小倉12R 開聞岳特別 11 ホウオウライジン
1着 単勝1420円 複勝370円
馬券サマリー?のコーナーに記載した。
速いメンバーが揃ったからといって前壊滅になるとは限らないが、今回はハマってくれた。
これが当たると外れるでは大違いだったので、一安心した。
来週もきちんと馬券を買える。
全頭均等買いの場合
単勝 購入1100円 配当1420円 的中1/11 的中率9.0% 回収率129.0%
複勝 購入1100円 配当970円 的中2/11 的中率18.1% 回収率88.1%
実馬券は、根岸ステークスのワイドと小倉12Rの単勝的中で、購入38900円、払い戻し53700円、収支+14800円。
2月からは馬券の購入額を少し控えようと考えている。
1月は多少余裕があったが、このままでは流石に資金が回らなくなる。
ダートだけなら回収率は優に100%を超えているし、ダート中距離に限ればもっと高い。
中京はやるべき開催ではなかったが、これが毎回なのか、今開催だけなのか、はしっかり復習したいところ。
あとは芝の回収率が酷い、というか、的中が1回のみ。
流石に収束してくるはずだが……。
他、単勝は均等買いが一番だと思うようになった。
10倍を1回当てれば、他で9回外しても±0になるという計算なのに、大きいオッズの時に購入額を控えているからそうならない。これは勿体ないなと思い、主にダートでの単勝均等買い、推奨二頭にして単勝の2点買いも考慮に入れる。
1月の筆者の精度でも、ダートでそう買えば確実にプラスになる。
収支報告なのだが、Targetだと開催毎の収支を簡単に出せないのでひと月単位で出すことにする。
1月の収支報告は後ほど記事にしようと思っている。
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