2023/9/2(土) 好走期待馬

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※評価は軸自信度になります。好走率・回収率ともにA>B>Cになっています。Sは1着まで自信あるという意味です。
※勝負レース表記は、全レースの予想が終わってから付ける予定です。

競馬本出版しました!
『「永遠の初心者を脱する」ための競馬思考 第1巻』
競馬王2023年7月号に私の記事が掲載されました!優駿2023年8月号にて、余力ラップを取り扱った、山崎元様の記事が掲載されました。

まえがき・馬場予想

こんにちは!
ウマ娘の新シナリオが始まって……、やり始めたら面白い!
くっそ……飽きたと思ったらまたハメてきやがります。やっぱり慣れるまでが面白いですね。だいぶ新シナリオにも慣れてきたのでハマるのもほどほどにしたいところです。スピードのエルコンドルパサー完凸で、佐岳メイが3凸になりました。これで半年遊べそう。課金はもうしないぞ!

馬場予想。
札幌競馬場は22時くらいまで雨予報で、影響がどのくらい残るか分かりにくいのが厄介。
とはいえ、札幌芝は内が荒れまくりなので外枠差し有利と見て良さそうです。
札幌ダートは雨の影響具合によりますね……。外バイアスが強いのでやや外枠有利と見ておきます。
新潟芝はもうはっきり目に見えて内が悪化しています。外枠有利で、差しもだいぶ届くようになってきています。クッション値も先週より低くなっているので外差し有利で良さそうです。
新潟ダートは時計がかかる方向に傾いた2週間前から差しも届きやすくなっています。基本外枠先行ですが、強い差し馬を軽視しないようにします。
小倉も雨の影響が残りそうですが、雨は17時辺りまで。回復すると見ます。小倉芝は馬場の内がだいぶ荒れています。1200mでもそろそろ外枠差しに傾くはず。中距離は以前から差しが届いていますね。1200mは展開なども考えつつ。
小倉ダートは回復すると見ます。外枠先行有利と予想します。やっぱり夏場は乾きやすい印象です。
風は、新潟で5m/sの時間帯がありますが、北風で、直線横風になるので気にしません。

では本日もどうぞよろしくお願いいたします。

余力ラップ該当馬一覧

※余力ラップ基準
該当馬には僅差負けを含みます。僅差負けの定義は、芝で0.3秒差以内、ダートで0.5秒差以内です。L1基準のみ0.2秒差以内で統一します。
基準をクリアしていても、僅差負けでないため漏れる場合があります。
古馬混合になりましたが、3歳馬、及び、今後出てくる2歳馬については全て載せる予定です。

2.3歳(芝)

L1L2L3L4L5
11.4秒以内
※距離不問
22.7秒以内
・1200mは3F通過35.2秒以内・1400mは3F通過35.5秒以内
上がり差で2位に0.5秒以上付けている45.9秒以内・1500m以上に限る
※距離が伸びれば伸びるほど評価できる
58.2秒以内・1500m以上に限る。
※距離が伸びれば伸びるほど評価できる

2.3歳(ダート)

L1L2L3L4
12.3秒以内
※距離不問
1150-1400mは24.3秒以内
1600m以上は24.6秒以内
※東京1400-1600mは多めに出て精度が下がるので他基準と合わせて確認する。
上がり差で2位に0.5秒以上付けている50.0秒以内(1700m以上)
東京ダート1600mは49.7秒以内

札幌3R
9.モズマーカッシン
札幌7R
6.フォトンブルー
7.ヴァイルマティ
札幌8R
1.ツインビスケッツ
5.トゥーテイルズ(芝)
8.エイトスターズ
9.ミッキーマカロン
13.ランスノーブル
14.ヘニータイフーン
札幌9R 知床特別
9.アスクエピソード
札幌11R 札幌2歳ステークス
7.ギャンブルルーム
8.パワーホール
札幌12R
3.ウェザーコック
12.クラウドセイル(芝)
13.ショウナンカブト
新潟3R
12.ドナルビー
新潟6R
7.ハルオーブ
新潟7R
14.シエロエスティーボ
新潟8R
7.エコロレジーナ(芝)
10.アルメリア
新潟9R 瓢湖特別
2.フロムナウオン
5.セイウンパシュート
新潟10R 赤倉特別
3.シーウィザード
5.ロードデルレイ
新潟12R
4.ハリケーンリッジ
12.マルディランダ
15.ラッジオ
小倉2R
13.タガノエクレール(芝)
小倉3R
4.ハッピーアズラリー
7.ワンダーカラフル(ダート)
小倉4R
1.プロヴァーブ
10.グラシリスティラ
11.サンライズサラー
小倉6R
9.カナウ
小倉7R
14.バースクライ
小倉8R
2.カシノインディード
10.アリスヴェリテ
小倉9R 天草特別
1.タイセイウォリアー
7.フェルヴェンテ
小倉10R 筑後川特別
1.マイネルメモリー
小倉12R
2.イツモハラペコ
3.リヤンドメテオール(芝)
6.マルカブリッツ
12.プメハナ
16.メイショウクーガー

好走期待馬

札幌1R ◎6.キックアーサー A評価 穴5.ピューロマジック
連闘のキックアーサーは前走、最内枠で出遅れ。内をロスなく回ってきましたが、内が荒れていたことを考えれば不利だったと思います。外を回したリネンワルツは逆転できそうです。外枠替わりで、今回は恵まれるはず。
ピューロマジックの前走は2着馬が函館2歳ステークス5着のカレンナオトメ。5着馬が次走ダートで、8着馬が次走1200mで勝ち上がっています。4着オレンジダンサーも次走1500mで4着。このメンバーの中ではレベルが高かったはずで、3着だったピューロマジックも距離短縮であとひと押しが利きそう。配当が取れるなら4.ヒデシンイメルまで押さえても。

小倉1R ◎2.ルシフェル A評価 穴9.オイデレオ
2000m戦で全馬延長です。ルシフェルの新馬戦は出遅れましたが、タフな馬場だった福島でL3は12.0-11.6-12.0。上がりの35.0秒は同日芝で最速タイの数字。新馬戦で勝ったエコロヴァルツはコスモス賞で6馬身ぶっ千切った馬で、3着だったローンウルフも次走3着、その次が2着と早い内に勝ち上がれそうです。延長も問題なさそうなので軸として信頼して良いでしょう。
オイデレオの新馬戦は余力ラップ戦で、勝ったライトバックは32.8秒の脚を使っていて只者ではないはず。L4も46.2秒で水準以上のレベルにあったと思います。0.6秒差5着ならここでは上位の存在のはずです。

札幌2R ◎6.アンジュグルーヴ A評価 穴7.サンドブラスト 穴9.クロームノワール
アンジュグルーヴの新馬戦は超ハイレベルのボンドガール戦で5着。ダート替わりの前走は出遅れに加えて、5着馬に寄られて外に弾かれる場面がありました。砂を被っても全く問題ありませんでした。指数95ならダート替わりの馬にまとめてやれれる可能性もないでしょう。L4が51.6秒でしたが、2歳ダート戦で余力ラップは出にくいので水準以上の力は持っていると考えて良さそう。
初ダートの馬は馬格重視。
サンドブラストは494キロでヒルノドゴールに次ぐ数字。新馬戦は加速&余力ラップで、切れ負けしたという捉え方で良さそうです。父モーニンはヘニーヒューズ産駒なので、ダート替わりでパフォーマンスを上げてくる可能性が高そう。
クロームノワールの新馬戦はパワーホールがL2を11.2-11.1秒で逃げ切ったレース。最内枠を引いて終始、狭いところを通されました。上がり35.8秒なら別にそう悪くはありません。カリフォルニアクローム産駒で今回は初ブリンカー。馬格も472キロと及第点。カリフォルニアクローム産駒はまだ勝鞍がありませんが、カリフォルニアという馬がダートで2戦連続2着。カルフという馬がダート替わりで3着と好走しています。新馬戦でダートを使った馬は3頭が4着と、やはりダート適性は高いはず。クロームノワールの方をサンドブラストよりも上に見たいと思います。

小倉2R ◎13.タガノエクレール A評価 穴10.ドゥマイシング 穴12.アイスリンディ
タガノエクレールは新馬戦が芝での余力ラップ戦で2着。3戦全て先行しています。牝馬なので馬体重450キロなら及第点と見ます。4キロ減起用できっちり先行はできるはず。父のサンダースノーは、先週、産駒がダートで初めて馬券絡み。まだ産駒はダートで6戦しかしていません。多少ダート適性がなかったとしても、芝での強さや距離短縮、4キロ減などで何とかなるだろうと考えます。
ドゥマイシングは新馬戦がL1.11.4秒の余力ラップ戦。4コーナーでの手応えは余裕がありそうに見えましたが、最後に交わされて3着。自身が止まっている訳ではなかったので、切れ負けと考えればダート替わりはプラス。2着馬は次走、勝ち上がりました。ドゥラメンテ✕ストームキャット系で492キロならダートは問題なさそう。ここは勝ち負けしてくれそうですが、外枠勢にテンの早い馬が揃っているので被される点だけが不安です。
アイスリンディは陣営が「初戦は前で運べたとはいえ、追走に手一杯の感じでした」と述べています。レースを見ていても追っつけ追っつけで、あれじゃあ止まって仕方ないだろうという競馬。レース自体はハイレベル戦で、3着エスカルは次走2着で3戦目で勝ち上がり。エスカルには5馬身離されましたが、アイスリンディは延長でゆったり運んだ方が良さそうです。

新潟2R ◎11.ナミダノキス B評価 穴2.マイネルスピカ
新馬戦ダート1800m組が4頭いて全て同じレース。この新馬戦はL4が50.5秒。ライジンマルが8馬身差の逃げ切りではありましたが、L5地点から12秒台に入っていたのでまずまずのレベルにあると見て良さそうです。
最先着フィリップは上手に競馬を運べました。
一番、ちぐはぐなレースだったのがナミダノキスで、スタート後の初角でムチまで入っていました。止まるだろうという競馬ながらフィリップとマイネルスピカより早い上がりを使えたことを評価します。540キロの巨漢馬なので一度使っての変わり身も大きいはず。
マイネルスピカの方は4コーナーで外に逃げる面がありました。スタート後も外にヨレていました。今回はハミを換えて挑むという話。スムーズならフィリップは逆転できるだろうと読みます。

札幌3R ◎9.モズマーカッシン B評価 穴16.デュメイカズマ ▲8.イゾレエオリア △10.スマートヴィーヴル ×5.11.14.15
私は3歳未勝利の成績が良いのでもう終わってしまうのかと残念です。
ラストチャンスということでなかなかの好メンバーが揃った1戦です。ここはアネックスに出すかもしれません。出す場合は印増やしますね。
モズマーカッシンは3走前が余力ラップ戦で2着。前走は外からマクって上がっていきましたが、やや外を回った分、伸びを欠いたように思います。内を通したウマピョイとタイム差なしなら評価して良いでしょう。Cコース替わり初日だったので外すぎたのは不利だったはずです。
モズマーカッシンにハナ差先着したデュメイカズマを穴推奨。前走は出遅れましたが、モズマーカッシンの更に外から上がっていって4着確保。こちらも外を回すロスが大きかったはずで、スムーズなスタートを切れれば好勝負できるはずです。

小倉3R ◎14.ゴレアドール A評価 穴12.ジャパンノウレッジ 穴18.ジョーシーゲル
こちらも好メンバーが揃いました。
ゴレアドールのスピード能力が一枚上のように思います。前走は1.07.6での2着で、3着には1馬身半の差を付けました。2走前もハイペースの逃げで4着に2馬身差。外差し有利になりつつある小倉芝という点が心配ですが、馬券内には残してくれると見ます。
ジャパンノウレッジは力確かも、スタートの悪さが気になります。ただ前走は比較的ましで、ゲートで縛った効果があったという話。外差しが決まるようなら浮上するはず。
ジョーシーゲルはラストチャンスを狙ってなのか、3キロ減の田口寛太騎手に乗り替わりです。芝では7回走って6回掲示板内。だというのに、3着以内が0という珍しい馬です。リアライズには2度、0.2差先着されている馬ですが、今回は大外枠・3キロ減に期待して穴推奨とします。
ハッピーアズラリーは内枠を引いたので差しにくくなると考えて評価を落としました。
リアライズは11番枠……。堅実に差してこられる枠なんですよね……。配当取れるなら押さえておいても。ワイドは厳しいと思いおますが、馬連のみ押さえるなら意味は配当にありそう。

新潟3R ◎14.モノノフレッド B評価 穴12.ドナルビー
内枠の差し馬を狙うか迷いましたが、外枠で信頼できる2頭から。
モノノフレッドはテンの速度が1位で、おそらく楽に逃げられそう。前走のL1は12.4秒と、全く止まっていません。緩ませると追走できる差し馬が台頭するかと考えたのですが、やはり外枠先行勢の2頭が強いのでそれで良いだろうと考え直しました。
ドナルビーは東京ダート1400mでギリギリの余力ラップなのでどうかと思うのですが、3.4走前は東京で36秒台の上がりを使えるようになっています。1000mでは追走に苦労しました。この新潟ダート1200mは延長馬がよく走る舞台で、ここはドナルビーも一緒に先行して馬券に絡むだろうと予想します。

札幌4R ◎14.ブリリオ C評価 穴4.ジラルデ 穴7.サンマルリアン
雨で外枠差しが有利になるか不透明という点と、余力ラップに満たないけども準ずるレベルにはある馬が揃って大混戦。C評価にします。
ブリリオは札幌での2戦が好内容。2走前はL4が49.5秒の余力ラップ戦で0.9秒差。このレースは元々、余力ラップ該当馬が多くハイレベル戦だったと思います。前走は不利な最内枠。道中は最内で万して途中から上がっていきましたが、4コーナーでは進路をどうするか迷う場面がありました。結局、外を回しましたが、先に行かれたウインドワンピースを差しきれず。
何より今回は昨年のホッカイドウ競馬リーディングの落合玄太騎手が騎乗。石川倭騎手が来た時はよく穴をあけていましたが、落合玄太騎手も腕は確かのはずです。ここは鞍上にも期待を込めて本命にします。
相手も超難解ですが、まずはジラルデ。池添騎手がクレシューズからこちらに乗り替わりました。予約があったのかもしれませんが、クレシューズはスタートの悪さを池添騎手が上手くリカバリーしていたので、乗り替わりはマイナスと見て、思い切って軽視します。
ジラルデの前走はメイショウシナノがL1.11.9秒という破格の末脚を使ったレースで、3着ジラルデも最後は盛り返して伸びてきたので評価します。
サンマルリアンの前走はL4が49.6秒で1.1秒差。内にいてなかなか上がっていけませんでしたが、空いてからは2着グッドハビッツとの差を詰めていました。2走前は上がり性能で秀でているオシゲを交わすかという勢いでした。並んでからはオシゲに差し返されましたが、強い2着だったと思います。グッドハビッツは逆転できると見込んで穴推奨とします。

小倉4R ◎10.グラシリスティラ A評価 穴11.サンライズサラー ▲16.ウインエーデル △1.プロヴァーブ △12.コパノサントス ×5.9.13.14

※爆穴勝負レース

ここはおそらくアネックスに予想を出します。後ほど印を増やすと思います。
ハイレベルな3歳戦が多い中、ここはそこまででしょうか。
グラシリスティラは新馬戦のL1が11.4秒。このレースはマイネルラウレアの後方一気が決まりましたが、進路がなくなって最内を突いたグラシリスティラも強い競馬でした。勝ったマイネルラウレアはご存知、若駒ステークスを勝って、京都新聞杯は動けずにいながら5着に来た強い馬です。同タイムだった3着ニホンピロキーフもすでに2勝を挙げています。
2戦目は中京芝2200m。最内を突きましたが、外から寄られて内ラチに激突したかしていないかの不利がありました。結局、福永騎手も無理せず最後は全く追わずに惨敗でした。
3戦目は内枠先行有利の阪神芝2000mで出遅れ。例によって超スローペースになりました。道中最後方では厳しく、ロスなく乗りはしましたが、2位の上がりを使って8着まで。
4戦目も出遅れましたが、道中でかなり外を回される苦しい競馬に。これでは伸びません。
敗因全て明らかで、今回は1800mでやや外枠。内が荒れて、1800mでも外枠の方が良いでしょう。約半年ぶりで、今回は3キロ減のおまけ付き。おそらく、未勝利戦に間に合わせるために急仕上げになってきてはいるのですが、単勝万馬券に本命を打てるチャンスは滅多にありません。追い切りに目をつぶってA評価の本命とします。
サンライズサラーは距離短縮する謎ローテ。
前走は他馬と衝突する場面があり、度外視して良い内容。2走前はダートです。3走前は1200mを先行して脚を使わされたのでしょう。それ以前は1400mでも堅実に頑張っています。
新馬戦はラヴェルが勝った、L1.11.3秒の余力ラップ戦で2着。最後にラヴェルを追い詰めての上がり最速で、弱いはずはありません。エピファネイアの産駒なので道中ゆったり運べる距離延長はプラスに働くと考えます。この2頭が人気薄なのは、ヤバいレースです。

札幌6R ◎9.ダラムキャッスル A評価 穴5.サリーチャン 穴11.バスドラムガール
ダラムキャッスルは逃げても番手からでもしっかり走っています。高い指数で走破していて、テンの速さも上位で外枠。雨の影響が強くなければ、しっかり走ってくれるでしょう。
サリーチャンは何度も言っていますが、昨年の時だけ走れば馬券に絡める馬です。前走は叩き2戦目で4着好走。テイエムルンバ・ダラムキャッスル・バスドラムガールがなかなか強いのですが、1頭ぽかしてくれればチャンス浮上。
バスドラムガールの前走は先行争いに加わろうとしたところで、挟まれる不利がありました。それで位置を悪くしながらも崩れませんでした。外枠からスムーズな競馬ができれば、引き続きチャンスでしょう。

小倉6R ◎9.カナウ A評価 穴3.メイショウバラッド 穴14.ルクスメテオール
あまり速い馬のいない1000m戦です。
ここはメイショウバラッドがおそらく逃げられそう。前走は好発を切りましたが、内枠勢が押して押してだったのでペースも緩まず。もう少し楽なペースで逃げられれば残る可能性十分だと見ます。
カナウは余力ラップ該当馬で、今回はこの馬より外の馬がさほど速くありません。カナウはすんなり2番手を取れそうです。
ルクスメテオールは前走に引き続き大外枠で恵まれました。テンの速さで劣りましたが、上がりは34.9秒。前をまとめて呑み込める力は備えています。

新潟6R ◎15.エンパイアブーケ B評価 穴4.サムワンライクユー 穴11.ポーラライツ
余力ラップのハルオーブですが、どうも長く良い脚を使えない印象で、それが勝ち味の遅さに出ているように思います。
エンパイアブーケは前走出遅れ。直線も進路探しに手こずって3着まででしたが、33.3秒の上がりを使っているのなら素直に評価します。ノーザンファーム産の休み明けで、ここは川田騎手を配してきました。最後の未勝利戦を勝ちにきていると思います。出遅れても川田騎手で外枠ならある程度リカバリーしてくれるはずです。それで脚が鈍らないかだけが心配。
サムワンライクユーは持ち時計ナンバー1なのですが、着順のおかげで強さがバレていない印象です。2走前が1.33.6でした。時計の出る週ではありましたが、メンバーも強く、1-4着馬は勝ち上がり。予定を延ばして乗り込んだという話です。最後の未勝利に賭けてきたのでしょうか。内枠は不利ですが、上手く乗ってくれれば。
ポーラライツは前走逃げて4着で、今回は距離短縮。前走の1600m通過は1.34.6とまずまず。1F短縮でも逃げられる速力があります。良いペースで逃げてくれればチャンスでしょう。

札幌7R ◎16.タシット B評価 穴6.フォトンブルー 穴7.ヴァイルマティ
タシットは2戦連続2着ですが、どちらも決して楽なペースではありませんでした。むしろ厳しいペースで、しっかり粘っているのは強い証拠。内からツインクルトーズが行くかもしれませんが、2番手からでも普通に競馬ができます。この馬場では道中から内に入れることはなさそうで、差し有利とはいえ、タシットが不利になる危険性も低そうです。
余力ラップのフォトンブルーは前走、武豊騎手がペースを読めるが故に、マクるのが遅くなったのだと思います。今度はタシットを捕まえに行く可能性が高くなると見ます。
余力ラップのヴァイルマティの前走はマクるのが遅くなり、直線も馬場の悪いやや内側を通された分だと見ます。折り合いも欠いていました。使っての上積みもありそうです。

小倉7R ◎14.バースクライ A評価 穴15.トーホウジュナール 穴18.エリカフェリーチェ
バースクライはさすがに1勝クラスにいる馬ではありません。前走勝ったシャドウフューリーは2勝クラスでも3着。前々走勝ったマラキナイアは2勝クラスで2着と上でも通用する馬。それらにそれぞzれ0.3秒.0.2秒差なら力量上位です。人気でも仕方ありません。
トーホウジュナールは差し脚ナンバー1。前走は先行して好走しましたが、最内枠だったからでしょう。今回は外枠から流れに乗る競馬をすれば、自然と浮上してくるはずです。
エリカフェリーチェも穴推奨。前走はやや出負けに超ハイペースとなり、追走に苦労しました。上がりはトーホウジュナールと0.1秒差の33.7秒を使っているので、二度目の1200mでもう少し追走できれば。

新潟7R ◎17.デルマカタスカシ A評価 穴8.コスモシャングリラ 穴14.シエロエスティーボ

※勝負レース

最終週にデルマカタスカシが連闘で出てきてくれました。相手強化で人気薄になる模様ですが、この馬は内回り2000mよりも外回り1800mの方が良い馬だと思います。前走は2000mがやや心配でしたが、しっかり脚を使ってくれました。あと、元々は前走のように出遅れる馬でもありません。乗り慣れた永野猛蔵騎手に戻って、まずはスタートを決めてほしいところ。あと永野騎手は新潟で差しに回って負けるシーンが何度かありましたが、この馬は差す競馬の方が良いのでマイナスになることはありません。馬場の悪い内に入れることなく、外を目一杯終えばしっかり伸びてくるでしょう。
前走はあと、4コーナーで勝ったスターグロウに先に行かれて追い出しも遅れました。最後の伸び脚は一番でしたが、今回はあのようなことにはならないでしょう。
コスモシャングリラも内回りが向かないタイプで、前走は最内を通って差を詰めてきました。外回り替わりはプラスでしょう。出遅れ癖があってほぼ最後方からの競馬になりますが、新潟外回りはL1で止まってくれるはず。時計もややかかってきた今の馬場も良いはずです。東京で乗っていた柴田大知騎手よりは石川祐紀人騎手はプラス。
シエロエスティーボは新馬戦が同コースで余力ラップ。陣営は1400mがベストと言っていますが、新馬戦はL4も速かったので、1800mは普通にこなせるのでは? 中団辺りから差す競馬ができそうです。

札幌8R ◎14.ヘニータイフーン A評価 穴8.エイトスターズ 穴9.ミッキーマカロン 穴13.ランスノーブル

これで配当取るには馬連か三連複で取らなければ厳しそうですが……。
ヘニータイフーンは前走優秀で、ツイートでも書きました。L3が13.0-12.3-13.1と変則的なラップになりましたが、ヘニータイフーンと勝ったタマモタップダンスはこの12.3秒区間で後続を一気に引き離しました。指数も101と優秀で、ペースにも左右されません。これは堅軸で良さそう。
エイトスターズは2走前が余力ラップ戦で、L4・L2・L1もクリアしたレース。0.4秒差の5着なら評価できます。内で位置を下げたのが敗因の一つで、最後の脚色は同じだったからもう少し加速して上がっていければ良かったと思います。前走は中1週が響いたという話で、今回は中4週。巻き返す力はあります。
ミッキーマカロンは本当に噛み合わない馬で、前走はオーバーペース、2走前は出遅れて前残り、です。3.4走前は強い馬相手に差のない競馬をしています。今回は楽に先行できそうなので、外の2番手を追走できれば。
ランスノーブルは前走を高く評価。L4は50.5秒でしたが、どんどん加速していき、12.8-12.5-12.1の加速ラップになりました。L2・L1基準クリアでしたが、ランスノーブル自身はL1を11.8~11.9秒で走っています。これなら上でも通用するでしょう。

小倉8R ◎9.フラリオナ A評価 穴2.カシノインディード
ハイペースになりやすい2000mなら外枠差し有利と見ます。
フラリオナは前走、ハイペースになってよく追い込んできました。秋山真一郎騎手は今の小倉でバリバリ穴をあけていて、先週は2000mで5番人気・10番人気を勝利に導きました。ダート1000mでは単勝万馬券での勝利でした。やはり、脚を溜める技術は一級品です。1800mで4着でしたが、1F延長でアリスヴェリテ辺りは逆転できそう。小倉1Rで秋山騎手騎乗のスマートストラグルは少額押さえておいても良いかもしれません。
アリスヴェリテに関しては前走ハイペースで先行不利の中、3着に残したので広く買うなら押さえておきたい1頭です。
穴は末脚上位のカシノインディード。L2が11.2-11.1は京都とはいえ、かなり速い。これなら延長も苦にしないでしょう。松若騎手も距離を保たせるのが上手なジョッキです。

新潟8R ◎12.アンスリウム B評価 穴10.アルメリア
アンスリウムは2走前がかなりのハイレベル戦。1.2.5.7着がすでに1勝クラスを勝ち上がっています。恵まれたとはいえ、高く評価して良いでしょう。
不安は前走のような競馬になった時。前走は3F通過が34.6秒でL2が11.8-12.5と速くなりました。それで36.7秒の上がりを使ったアンスリウムが差し届かず。最近、新潟ダート1200mのスローが目立つんですよね……。たとえそうなったとしても馬券内には来てくれるだろうと考えます。
アルメリアは前走のL2が24.3秒でギリギリ余力ラップ戦に。ただ、アルメリアはなかなか追い出せない状況の中、L1は自身11秒台に入っての差し切りだと思われます。それならギリギリとはいえ評価しても。1200mでも追走負けしていませんし、後ろになりすぎなければ。

札幌9R 知床特別 ◎13.シルフィードレーヴ B評価 穴3.シゲルファンノユメ 穴12.ガリレイ
混戦で難解。
シルフィードレーヴは前走、内枠を引いて、ずっと馬場の悪い内を通って3着確保。今回は外枠で、馬場の良い外目を通れば巻き返せるだろうと見て本命にします。
シゲルファンノユメは3番枠がかなり気になりますが、どうせ最後方付近まで下げて、そこから外に出して追い込んでくるタイプなので内枠のデメリットは軽減できると見ます。前走に関しては、今年の函館開催の最終レースで、外枠差しが有利と皆分かってるからペースを遅くして3F36.5秒通過に。歴史に残るほどのスローペースだったので上がり最速を使ったことだけ評価しておけば良いでしょう。2走前がまさに内枠から外に出して追い込んできたパターン。今回、クールムーアが速いペースで飛ばしそうです。内のデルマカミーラも、外に出したい意識が働いて主張していくとなるとペースアップはほぼ間違いなさそう。シゲルファンノユメが届くかどうか。
ガリレイはスタートが安定しない馬ですが、前走は比較的ましに。今回もましなスタートを切ってくれれば、馬券に絡む確率も上がるはずです。

小倉9R 天草特別 ◎6.タイキドミニオン A評価 穴5.ゴッドブルービー 穴7.フェルヴェンテ 穴13.メイショウハナモモ
タイキドミニオンは小倉ダート1700mでかなり強い競馬をしています。L4が48秒台のレースでも好走しており、指数もナンバー1。前走はL3が12.6-12.5-12.1の加速ラップでしたが、タイキドミニオン自身は11秒台を刻んでいます。今回もペースは速くなりそうで、内から逃げたいスマートアリエルに、外のテーオーレガシーもいます。ハナ争いが苛烈になることはないでしょうが、どちらも割と飛ばすタイプなのでスローは考えにくく、差し馬が台頭してくると予想します。
ゴッドブルービーは先行馬ですが、前走でタイキドミニオンに先着。最後までしっかり伸びていました。ハイペースを先行して粘ったからには、またもや馬券に絡む確率はまずまず高そう。とはいえ、売れすぎだとは思うので、思い切って切る手もあります。のか、
フェルヴェンテの前走はスローペースで、こちらもL3が12.6-12.1-12.0と加速ラップになりました。これでは先に抜け出したレッドバロッサを差すのは厳しいと言えます。ペースが流れるはずの今回は差し切っても。
メイショウハナモモは道悪の方が良いタイプのようですが、前走は休み明けだったのでまだ言い訳は利くかなと思います。休み明けは本当に走らない馬で、6度の休み明け全て馬券外です。以前は良馬場でも勝っていたので、良馬場でも期待してみます。

新潟9R 瓢湖特別 ◎6.ピンキープロミス B評価 穴7.マイネルデステリョ
ピンキープロミスは前走時、ニシノプロポーズに先着して「ニシノプロポーズはピンキープロミスに負ける馬じゃあない!」とツイートしたのですが、ピンキープロミスもまずまず強い馬です。
未勝利勝ちのラップは平凡でしたが、昇級戦は出遅れて後ろから。馬場の悪い内を突いて2着とは0.1秒差と頑張っていました。圧勝したレーベンスティールがラップを引き上げましたが、ピンキープロミスは上がり2位でレーベンスティールと0.4秒差。L4.46.0秒はまずまず優秀ですが、ピンキープロミスも46秒台半ばでは走っていたように思います。今回は新潟芝2200mになりますが、このコースは新潟で最もマクリ差しが決まりやすいコース。ある程度行く馬はいるので少頭数でもマクる競馬が向く可能性が高いと見ます。
ピンキープロミスの方は軸で良いと思っていますが、問題は穴推奨。マイネルデステリョの前走は急仕上げだったという話ですが、気になるのが-14キロ。元々このくらいで走っていた馬なので問題ないかもしれませんが、なるべくなら増えてきてほしいところです。ただ、新潟外回りの成績はまずまず良く、新潟内回りに替わってパフォーマンスを上げてくる可能性もあると思います。こちらに関してはあまり自信がないので、ピンキープロミスの単複で遊ぶのもありかと思います。

札幌10R 日高ステークス ◎7.ショウナンアレス C評価 穴3.セッダレダスト 穴12.ジャスティンエース
難しい1戦です……。
ショウナンアレスは阪急杯でも5着に来た逸材ですが、速い上がりを使えるタイプでないのがデメリットで、勝ち味の遅さは決め手不足が原因ではないでしょうか。今の札幌なら上がりがかかってさほど決め手は要求されません。リオンディーズ産駒は道悪芝が得意です。今回良馬場ですが、荒れ馬場も得意なのではないでしょうか。
セッダレダストはハイペースで逃げる馬になりました。逃げ不利とはいえ、単騎逃げで好きな進路を選んで運べるのは有利になりそう。札幌芝1500mでは過去に圧勝しています。止まる可能性も高いと思いますが、よく分からないところで残してくる馬なので警戒しておきます。
ジャスティンエースは、未勝利戦で札幌芝1500mを2.1着。こちらも速い上がりを使えないため、今の馬場は合いそうです。距離短縮で自然と外差しを狙える枠も良い。3勝クラスの前走はやや速めのペースで逃げて0.4秒差の6着。現級に目処は立ったので、条件替わりでの一発を期待します。

小倉10R 筑後川特別 ◎1.マイネルメモリー A評価 穴8.デルマグレムリン
マイネルメモリーはA評価本命で問題ありません。外差しの決まる馬場になっていると思いますが、最内枠から外に出していけるでしょう。
穴推奨のデルマグレムリンは追走力皆無の馬で、速い上がりも使えない馬なので好走するにはいくつか条件が必要です。レース上がりがかかることと、ハイペースになることが必須と考えています。3走前のラリュエルがハイペースで逃げ切ったレースがまさにそれで、レース上がりが36.9秒とかかり、ポツン最後方だったデルマグレムリンが上がり最速35.4秒で2着に浮上しました。今の小倉の馬場は上がりがかかるので、その点はクリア。ハイペースの方は、マテンロウアレスがハイペースで逃げるタイプなので、これもクリア。2000mの方が良かったですが、1800mでも何とか頑張ってほしいと思います。

新潟10R 赤倉特別 ◎5.ロードデルレイ A評価 穴8.アラビアンナイト
少頭数で妙味もないレースです。ロードデルレイはデビュー2戦とも余力ラップで、特に前走のつばき賞はハイレベル戦。4.6.7.10着が1勝クラスを勝ち上がっていて、3着ドクタードリトルは毎日杯で4着、アーリントンカップで6着。6着ショウナンアレクサは2勝クラスも突破していて、8着ティムールは若葉ステークスと青葉賞で3着と好走しています。
ここはロードデルレイの末脚で勝つだろうと思います。S評価は妙味ある馬にしか打たないので1倍台半ばは妙味なしとみてA評価にします。
相手が問題。アラビアンナイトは上がり性能ナンバー2でしょう。新潟で好走歴もあり、33秒台の上がりを安定して使えています。
他、余力ラップのシーウィザードが33.1秒の上がりを前走マーク。新潟2歳ステークスでも33.4秒の上がりを使っています。馬連でならシーウィザードを押さえておくのが無難でしょうか。

札幌11R 札幌2歳ステークス ◎8.パワーホール A評価 穴7.ギャンブルルーム △3.4.6.10 押さえ9

※勝負レース

正直、どっちが本命でも良いので、それなら人気のない方に打ちます。
パワーホールの新馬戦はL2が11.2-11.1で、いくら時計の出ていた札幌とはいえ破格。4馬身差を付けたのも頷けます。スワーヴリチャード産駒は今のところ、時計のかかる馬場も全く問題にしていない印象です。控えても問題ないと述べていることから、控える気があるのでしょう。外差し決まると見ます。
ギャンブルルームの新馬戦はL2基準クリアのみですが、他馬が避けた最内を通って5馬身差。パワーはありそうで札幌の馬場も向くはずです。
この2頭のどっちかが勝ち、どっちかが2.3着を確保すると見ています。
なので三連単推奨ですね。
一応押さえますが、ガイアメンテが飛ぶことを期待しています。

小倉11R テレQ杯 ◎12.トーホウディアス C評価 穴13.タツリュウオー
このレースの前に芝は7レースも使われているので、1200mの外差しがハマりそうですが、見てみないと分からないということでC評価。
トーホウディアスの前走は出遅れながら5着まで差を詰めてきました。秋山真一郎騎手が良かったのですが、彼は出遅れ率が高いので、和田騎手ならすんなり出てくれそうと見ます。前走より一列前から差し切ると予想します。
タツリュウオーは長期休養明けの前走でそれなりに脚を使いました。まだ良化まで一歩という話ですが、前走以上は確実なら通用するのではないでしょうか。53キロのハンデも恵まれました。
メンバー的にかなり混戦で、先行馬が残す可能性もあります。かなり難解だと言えるでしょう。

新潟11R 古町ステークス ◎1.オンザライン 評価 穴4.ラブリーエンジェル 穴9.フームスムート
2.3が逃げそうで、内枠主導隊列になりそう。オンザラインは内枠で揉まれても問題ない馬で、現級上位の馬。新潟でも3着があり、中団よりやや前目を取れそうなここは崩れないと見ます。
相手も内枠勢を中心に狙います。ラブリーエンジェルは強くなってきています。元々、左回り巧者で新潟も得意舞台でしたが、指数も2走前が最高で、ラップを見ても1戦1戦強くなっている印象です。道悪ならなおのこと良かったかもしれません。
フームスムートは今週の札幌ダート1700mに3勝クラスがないから新潟に回ってきたのでしょうか。位置取りの安定しない馬でしたが、近走は比較的先行力が付いてきています。3勝クラスでも即通用していますし、こちらも強くなっているはず。56キロならまだトップハンデ馬よりは有利な方でしょう。自在性を武器にここでも。

札幌12R ◎13.ショウナンカブト ※S評価 穴5.フェニックスループ

※勝負レース

この時間には馬場はさすがに乾いているはずです。札幌ダート1700mはS評価成功率が非常に高いので、ここも狙います。ショウナンカブトの前走は東京ダート1600mでL4が49.7秒と基準クリアですが、差してきての勝利なので価値は上がります。L1は12秒フラットくらいで走っています。余力十分ながら時計も良く、指数にして100というのも好材料です。破ったデザイアーフェームは新潟で勝ち上がり、3着だったルーラーリッチも新潟で勝ち上がり。4着ビックアップラインは福島で勝ち上がりです。5着以下は5馬身離されて、上位4頭の強さが際立ちました。2着の時の勝ち馬も、1勝クラス突破が2頭、3歳限定オープンで3着の馬が1頭と、全て相手が強力でした。
速い上がりも使えて決め手も十分。
相手のメリタテスは馬格のない牝馬で、前走の圧勝には驚きましたが、不良馬場から良馬場に変わるのは馬格がないだけに決してプラスにはならないでしょう。あと今回は逃げ馬が多いので、前走のような楽な競馬はまずできません。
オウギノカナメは前走、ハイペースの差し競馬で2着に粘ったのは認めますが、L2は13.0-13.2で、強い差し馬がいなかったことが好走要因だと見ます。未勝利勝ちの時がL4.50.1秒とギリギリ基準クリアできませんでしたが、L1が13.1秒もかかっていて、あまり評価できるものではありません。
ダークモードは前走の惨敗が本来の姿でしょう。サンライズフォルスは負けすぎ。サムハンターは先行して好走する馬なので、今回のハイペース濃厚な一戦では疑問。ウェザーコックは力はあるものの、これも控えて味が出るタイプではありません。
唯一怖いのが前走が地方以来のダート戦だったフェニックスループ。前走は砂を被ってずるずる下がったという話ですが、地方でも砂は被っていたはずで、慣れであったり、上手く砂を被せないで運べれば怖い。前走はおそらく通用しないだろうと思ったからこその後方待機で、今回は位置を取ってくるでしょう。

小倉12R ◎16.メイショウクーガー ※S評価 穴4.ケイエイト 穴6.マルカブリッツ 穴9.プレイサーゴールド 穴12.プメハナ

※勝負レース

こちらもS評価を打ちます(ただし、良馬場まで乾く前提です。もし乾いていなければS評価扱いはしないほうが良いです)。
メイショウクーガーは距離短縮の前走のラップが破格。L4は11.9-12.1-12.4-12.2で、合わせて48.6秒。これは良馬場で簡単に出せる数字ではありません。芝並みです。
今回は行きたい馬が多くてハイペース濃厚ですが、大外枠で揉まれずに差す競馬に回れるでしょう。
2走前もかなりの逸材が揃った未勝利戦で、6.8.9着馬ですら次走勝ちあがっています。2着のジャスティンボルトは日曜に小倉で出走予定ですが、勝ち負け必至です(メイショウクーガーの2着だったセブンスストリートと一騎打ちになりそうです)。
余力ラップ該当馬多数いますが、ほとんどが逃げ・先行馬で、差して味の出る馬は少ない印象です。
穴に3頭。
ケイエイトは唯一、差して味のある馬。前走はドゥラリアルとタロントゥーズの3着で上がり最速。これは2着に警戒します。
マルカブリッツは強い逃げ馬で、未勝利勝ちの時の2着だったメイショウクモイは次走で2.0秒差の大差勝ちを収めています。これは1着も警戒しておきます。
プレイサーゴールドの前走はハイペースに巻き込まれてよく粘った3着。この馬は金沢戦の指数が異常に高く、今回差しに回っての激走もありそう。1着も警戒します。
プメハナが約6ヶ月ぶりの一戦になります。未勝利勝ちがなかなか味のある競馬でした。L4が11.6-12.2-12.6-13.2で、合わせて49.6秒。L1が13.2秒で余力ラップとは言い難い部分もありますが、11.6秒と速くなった地点はマクりが入りました。それに抵抗したプメハナはかなりのじぐざぐラップを刻んでいて負荷が大きかったはずです。後方でだんまりして2着に差してきたアルムエアフォルクは1勝クラスでも掲示板に乗るレベルにあります。3着のエリンアキレウスも、1勝クラスで3着があります。プメハナは1勝クラスで全く勝負になっていませんが、前走に関しては敗因は砂被り。1700mに戻って、休んでいる間に強くなっていると考えればなかなか怖い存在だと思っています。外枠なので砂を被らずに控える競馬もできそう。

新潟12R ◎12.マルディランダ A評価 穴11.コスモノート 穴15.ラッジオ

まずまず行く馬はいますが、このコース的にそんなに速いペースにはならなそう。
マルディランダを最上位に見ます。なかなか勝てませんでしたが、新馬戦はホウオウビスケッツに、2戦目はジュンフシナに逃げ切りを許しました。3戦目はエンデミズムに破れましたが、これはL2が11.1-10.9では位置取りの差が出ただけです。前走は好時計で楽勝。ここも好位から抜け出す作戦で通用するはず。
コスモノートはずっと出遅れていた馬ですが、ここ2戦はまともに出ています。前走に至っては先行しました。前走は内枠を引いて主張していった分、伸びきれませんでしたが、今回は外枠から出たなりの位置を取れれば。上がり性能は最上位です。
ラッジオは新馬戦のL4が46.3秒、L2が22.4秒でこちらは基準クリア。2戦目はレーベンスティール戦でしたが、5着で、2着とは0.1秒差。マイルならもっと末脚切れる可能性もあり、要警戒です。

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