2/28 好走期待馬 結果・回顧

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。

馬券は「2/28 好走期待馬」の方に全て載せた。

日曜は、ちょっと難解なレースが多くてあまり自信がない」と書いたにもかかわらず、前日の大勝ちで図に乗ってしまった感がある。
しかし、不運も多かった。軸馬が来たと思えば相手が来ない、軸が来なければ相手が来る、とちぐはぐな結果。
とはいえ、不運が多いのが自分の買い方(相手を絞りすぎる)で、もう少し的中率・回収率が上がるような買い方はないものかと考えている。現状に決して満足しておらず、もっと上を目指せるはずだが、その方法がなかなか浮かんでこない。
好走期待馬の本命の精度は変わらず良い結果だったので、あともう少し、何かを掴めれば。

本日の結果。

不運があったにせよ、的中が2レースだけなのは少なすぎる。
買いすぎたのもあり、年間回収率は99.2%とマイナスになってしまった。
3月からはほぼイーブンの地点からスタート出来るので、コツコツ頑張っていきたい。

では、結果・回顧へ。

結果・回顧

中山7R 自信度C
牝馬限定戦らしく、低レベルなメンバー構成。
前走控えて伸びなかったスペロデアが指数で抜けており、おそらく今回は逃げそう。メンバー的に、スローかミドルの逃げになるだろう。前有利と読む。
スペロデア本命だが、他に推奨出来る馬不在で、消去法の本命。1番人気で妙味もないが、コツコツ稼ぐようなレースと判断。

◎ 2 スペロデア 1着 単勝170円 複勝110円

○ 1 ジュネス 11着

▲ 3 ホウオウサマンサ 3着 複勝180円

結果的にはレース上がり39.4秒もかかるハイペースになった。
スペロデアはスローも苦手だし、高速ダートも苦手なのだろう。今回ではっきりしたと思う。
指数の高かった前々走と同じくらいの走破タイムで押し切る。
このペースが見方したのが2着のアドアステラ。東京向きで、中山向きでないと評して、その通りだとは思うが、メンバーの弱さもあって2着に来たのだと思う。3.3倍の2番人気の価値はないと思っていて、その通りだったとも思うのだが、2着に来られてしまった。
3着にホウオウサマンサで、一瞬は2着かと思ったが、クビ差交わされた。
これが2着に残ってくれていれば、馬連1000円、三連単100円を取れていただけに惜しい結果。
1~5番人気の馬で堅いと思っており、中でも2~5番人気は差がないと思っていた。
スペロデアの相手は4頭だった訳なので、買えることは買えるが、馬連260円の配当に見合うかと言われれば全くそうでない。
結果、三連複300円だけ的中のトリガミ。
割り切るべきか、三連単で押さえておくべきだったのか、ちょっと考えさせられる結果。

ジュネスはハイペース逃げで失速。ファストーゾもハイペース先行バテ。
相手次第で巻き返し可能だろう。

中山8R 自信度B
ここも低レベルなメンバー。
過去1年半、中山ダート1200mに限れば、最高の指数がヤンチャプリヒメの94。1勝クラスの1200mで最高が94というのは、相当低い。
行く馬はいるが、1勝クラスになるとペース云々よりも前有利。差せるような馬が少ないのだ。純粋に能力を重視する。

◎ 12 ヤンチャプリヒメ 4着

○ 2 ファインダッシュ 3着 複勝440円

▲ 16 アイアンユウキャン 12着

△ 10 デルマシャンパン 2着 複勝330円

本命ヤンチャプリヒメが4着で、相手が2.3着に来ているだけに……。
ヤンチャプリヒメはレースを見ていてもテンが遅いながら押して先行していた馬で、そこに危険の予兆は見えていた。差し決着にはなったものの、位置取りがいつもより悪かったのが4着という結果だと思う。
オッズを見て驚いたのがファインダッシュ。10番人気20.7倍は付きすぎだろう。勝ちはなくとも、馬券圏内は十分あると思っていた。前走は単に馬場・ペースが向かなかっただけなので。
この馬場なら堅実に差してくると思ったので馬連・ワイドを厚めに買ったが、3.4着ではハズレ。
馬連BOXならともかく、ワイドBOXで6点は多すぎて買えない。1.5.6.7着も印を打っていただけに、軸を間違ったというのか、単に巡り合わせが悪かったというべきなのか……分からない。

中山10R ブラッドストーンステークス 自信度C
逃げ馬多数でペースは流れるだろう。
ハンデ戦で混戦。実力馬はやはり背負わされている。
ハイレベルだったフェアウェルステークス組の3頭が無難そうではあるが、その順序付けが難しい。それなら、距離短縮のヒルノサルバドールに期待したい。1200m通過1.10.0くらいの流れは何度も経験しているので、ここで流れに戸惑うことはないはず。

◎ 16 ヒルノサルバドール 2着 複勝250円

想像通りのハイペースで差し決着に。
こちらは軸は2着に来た。ハイペース適性はあり、距離短縮で美味しい5番人気だったとは思う。
相手が8頭残ったのだが、本線はフェアウェルステークス組の3頭。コカボムクイーンが4着だった。
1.3着馬も残していただけに、馬連なら取れたが、相手8頭に流すのはちと多い気がする。馬連で万馬券なのだから流した方が良かったのだが……。ダート1200mは紛れが多いし、自分の成績も良くないので、手広く買って当てにいき、付いたらラッキー程度に考えるのが良いのかも、しれない……。

中山11R 中山記念 自信度C
土曜を見る限り、時計は出る。また、内枠先行有利の馬場状態。
中山1800mは緩みやすいし、元々内枠先行有利。
トーセンスーリヤがコースロス全くなく回ってくれば馬券内は堅いと見る。

◎ 1 トーセンスーリヤ 5着

内前有利の馬場だったが、57.8秒は幾らなんでも速すぎる。
トーセンスーリヤは追いかけすぎた。
このくらいのペースになると、流石に前の組は厳しい。
ペースが速くてもバテないウインイクシードだけが唯一3着に残ったのは納得の結果。
離れた4番手に付けたヒシイグアス、ケイデンスコールに完全に向いたレース。

中山12R 自信度A
先行馬は多いが、逃げ馬は少なく、そうペースは流れないと読む。
近走、中山で高い指数をマークしている馬は、バルサミックムーンくらいで、他が混戦。
セイヴァリアントは東京向きで、中山だと指数を落とす。
それなら一発の可能性がある馬を推奨。

◎ 14 バルサミックムーン 6着

○ 9 グログラン 9着

▲ 2 ポートロイヤル 14着

一番自信があったレース、というか、対抗単穴はともかく、バルサミックムーンは堅いと思っていたレース。
とにかくペースが速すぎた。
ブルーノジュネスが引っかかって逃げてしまった結果。
中山向きではないと思っていた3頭に上位独占されてしまった。
これはペースの問題なので、バルサミックムーンは度外視出来る。この結果で多少は人気を落とすだろうから、次走は間違いなく買いになる。もちろん、メンバー次第というところもあるが、それでも1勝クラスの勝ち上がりの指数は2勝クラスで即通用するレベルなので。
グログランはブリンカー効果はあった模様だが、早めの競馬になって苦しかった。
ポートロイヤルはハイペースにハマったので度外視。これは次走全く人気なくなりそう。

阪神6R 自信度A
牝馬限定戦でメンバーレベルは低い。
ただし、この時期の3歳戦らしく逃げ馬多く、ペースは流れそう。
未知の魅力を買うなら、純粋に1勝クラスで実績ある馬を買う方がベター。

◎ 4 メイショウマンサク 2着 複勝230円

○ 16 コモレビキラリ 4着

苦笑いするしかない結果。
◎○の単勝、馬連、ワイド、相手二頭へ三連複を購入していた。
コモレビキラリは直線、3番手に上がりそうで、メイショウマンサクも大外から突っ込んできていたので、少なくともワイドは取れた、と思ったのだが……。
2.4着ではどれも取れない、ハズレ。
距離延長組を嫌ったのだが、勝ち馬は1200mの新馬戦で108という指数で、これは新馬・未勝利の組ではダントツの指数。あまり距離延長を嫌いすぎても……ということが何度かあったので、この手のパターンは押さえておいても良いのかもしれない。3番人気とそう人気もなかったことでもあるし。
1番人気がチカリヨンだったのが全く不可解。未勝利の指数は97しかなかったし、ルメールからユタカへの乗り替わりだった。

阪神7R 自信度C
クラウンデザイアーとサウンドテーブルの逃げ争いだと思うが、両馬の近走見る限り、そうスローにはならなそう。サウンドテーブルに阪神ダート1800mは厳しく、勝手に脱落していきそうで、クラウンデザイアーの残り目はありと見る。
その後ろ辺りにつけるであろうワイドレッジャドロがここは押し切ると読む。

◎ 7 ワイドレッジャドロ 3着 複勝110円

○ 2 サンライズシェリー 6着

▲ 3 クラウンデザイアー 8着

62.8秒は馬場差を考えればやや速かったか。前の組は失速。
早め進出のワイドレッジャドロも止まって3着。
前有利の展開にならなかった時点で、予想的に負け。
致し方ないか。

阪神9R 甲南ステークス 自信度B
逃げ馬3頭。アスターマリンバ、ワイドソロモン、グレースゼット。まずまず流れるだろう。
軸に最適そうなのは、その後ろ辺りに付けられそうなテンザワールド、ウインフォルティスだが、ここは一発穴狙いをする。

◎ 1 アスターマリンバ 9着

○ 2 テンザワールド 8着

▲ 7 ウインフォルティス 1着 単勝530円 複勝190円

4.5.6ハロン目が13秒台で、平均的な流れだろう。
復活を期待していたアスターマリンバは4角の手応えが良く、これなら!と思ったが、抜かれてからまたもや逆噴射。これは完全に精神的な問題で、ブリンカーでも着用してくるか、何かの兆しが見えなければ買わない方がベターか。
このレース、自分の指数中心の予想では絞りきれなかった。
そういうのもあって、アスターマリンバに期待をかけたが、ウインフォルティスは分かる人には分かっていたようなのでもう少し見る目が必要だと痛感させられた。

阪神11R 阪急杯 自信度B
レシステンシアがすっ飛ばすだろうが、正直、この馬の成長力に疑問を抱いている。
古馬で通用する指数を全く持っていないのだ。
1400mに距離短縮は間違いなく良いので通用するかもしれないが、そこに賭けるよりは、すでに1400mで走っている馬をチョイスしたい。

◎ 10 インディチャンプ 4着

○ 2 ダノンファンタジー 5着

レシステンシアに謝らなければならない。1400mでレコード。
成長もしていたようだ。マイルチャンピオンシップはペースと、仕上がりがイマイチだっただけだろう。内前有利の馬場もあったが、それでも2馬身差のレコードは完勝という他ない。
怖い、と言っていたミッキーブリランテが2着に来て、ちょっとは救われた。
ダノンファンタジーは出遅れが致命的だった。
インディチャンプは思った通り、前走よりも位置を取りに行ったが、伸びが案外。
1600mでこその馬なのか、距離短縮は問題ないと思っていたのだが……。もう少し考えたい。

阪神12R 自信度C
メラン、スエーニョブランコが逃げたいだろうが、メランの方は最内枠で距離短縮。逃げられないのではないか。そうなれば、逃げにこだわる馬おらず、前有利になりそう。
ポジション取れて指数高い馬を。

◎ 15 ダンケシェーン 4着

○ 7 スエーニョブランコ 15着

▲ 12 ハードカウント 2着 複勝650円

ハイペースだったが、基本、前の馬での決着。
ダンケシェーンは直線で反応一息で、駄目だと思ったが、しぶとく伸びてきて4着。見ていて惜しくもない4着で、よくあれで4着に来たなというのが本音。過去のレースをきちんと見ていないため、そういう馬なのか復習しなければ。
ハードカウントは前走の負けが響いて人気がなかったが、前走は好走期待馬のところに書いたように超ハイペースに巻き込まれただけ。前々走だけ走れば通用するレベルにあった。
ダンケシェーンはまだ物足りないという話だが、叩き3走目で前走より上積みが期待出来る」と書いたが、前走の指数ではハードカウントよりも下だった。人気を考えてもハードカウントから行くべきだったかもしれない。一度決めた予想を変えるのは、きちんとした理由があれば良いが、後悔も伴う場合があるのであまりしない。今回、指数を上積みしてくるという大した根拠もない理由で本命にしたのが間違いだったか。追い切り好時計だったが、一杯に追っていることが、まだ物足りない証拠だったと言えるだろう。
スエーニョブランコは前走、中京でスタミナ切れしたというように書いたが、状態一息だったのかもしれない。馬体重が減り続けている。メシ馬さんという競馬予想本を書いている人が、馬体重とローレーションで調子は判断するから追い切りは見ない、と発言している。追い切りは時計だけでは分からない面も多いし、馬体重とローテーションの重視は良い方法かもしれない。が、どう判断しているのかが不明なのは厄介。

あとは勝ち馬。初ダートだったが、1800mでも勝っている馬でスタミナは豊富。母系もダート血統で父ダイワメジャーもダートをこなす。馬体重も480キロ台半ばと大きい方で、こなす下地は十分にあった。初ダートだからと言って切る場合が多いが、それで何度か失敗しているので、これだけ人気がなければ、買い、だったのだろう。
3着馬は大して見もせずに無印にしたが、休み明け中京で、ここでも通用する指数で勝ち上がり。最終追い切りは強めに追って終い13.0秒。仕掛けて終い13.4秒だった前走よりは少なくとも評価出来るもので、今度から調教も↑→↓くらいの印を打っておきたい。
可能なら馬体重とローテーションで調子を判断出来るようになりたいが……。

小倉10R ネモフィラ賞 自信度A
逃げ・先行馬ばかりで、速くはなりそう。高い指数を持っている馬不在で、新馬・未勝利からの組は危険すぎる。1勝クラスで指数の高い馬を順当に。

◎ 8 ポールスター 2着 複勝210円

○ 6 タイキドミニオン 3着 複勝180円

2レース的中した中で、唯一、プラスになったレースだが、運が悪い。
1着とはハナ、クビ差なのだ。
ハナ差は運の違い程度だと思うので、不運で片付けても良いだろう……。
ポールスターが勝っていれば単勝1000円を取れたし、よく追い込んだタイキドミニオンとの馬連も惜しいといえば惜しかった。
ワイドを2000円にしたのは良かったのだが……。
勝ち馬は印を付けていた馬で、2頭軸の相手になるのは8頭いた。
8頭流しは多いので、割に合わない人気馬を切って、5頭まで減らして流していれば、という思いもある。買い方はとにかく難しい。
ダート1勝クラス以上での本命の3着内率は50%くらいあるので、的中率が50%にもっと近くなっても良いはずなのだ。年頭からここまでで33.8%しかない。これはもう少し上げることが出来るはずだ。資力がもう少しあれば、本線馬券と押さえ馬券の差を付けることが出来るのだが、更に資金を投じるのは流石に厳しい。

以上。タラレバ、外れた悔しさを中心に書いたが、買い方は本当に筆者を悩ませているファクターなのだ。

◎全頭均等買いの場合
単勝 購入1100円 配当170円 的中1/11 的中率9.0% 回収率15.4%
複勝 購入1100円 配当910円 的中5/11 的中率45.4% 回収率82.7%

芝が2つ含まれているので、それを抜けば、ダートでは5/9で3着内に来ているし、複勝回収率もギリギリプラスになる。メシ馬さんの話では、本命の複勝回収率95%あれば、馬連・ワイドで勝てるという話。もちろん、相手が駄目なら勝てない、とも言っていたが、今のところ、自分はその相手のセレクトが上手くいっていない。

次の火曜に、Targetで本命馬の成績が反映されるはず。
そのため、火曜に2月の収支の記事をアップしたい。
本命の勝率・連対率・複勝率をそれぞれ分析して、どういう買い方が効率的かよく考えようと思う。

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