チューリップ賞2021　予想　スローペース濃厚。一発あるなら前の馬だと腹をくくる。

※予想方法だが、重賞中心に購入していた昨年と違い、今年は平場中心にやることになったので、重賞でも当てにいかず、穴が来るだろうと感じた時は思い切って穴狙いをすることが出来るようになった。
配当妙味を考えたり、印も極力絞ったりするが、的中率よりも回収率重視で予想する。

馬場差。
先週日曜は1600ｍがなかった。
1800ｍでの馬場差が-1.6秒。
金曜は雨が降ったようだが、これからは降らない模様なので明日も高速馬場が濃厚だろう。

先週は差しがよく決まっていた。
内有利は終わって、伸びどころはイーブンと見て良さそう。

展開はスロー濃厚だろうが……。
逃げ馬不在で、確固たる先行馬はエイシンピクセル、タイニーロマンス、マリーナの3頭。
未勝利で高い指数をマークし続けながらも、なかなか勝てなかったマリーナは速い上がりを使えるタイプではなく、極力、持続力勝負にしたいはず。

メイケイエールはファンタジーステークスの指数102でレコード、阪神ジュベナイルフィリーズも外々を回った分、最後は止まったが、一瞬は全て呑み込むかという勢いだった。距離ではなく、外々を回った影響が大きかったのだと思う。
1枠1番を引いて後方待機が濃厚。どこでどう動くかが見もの。

◎　1　メイケイエール
○　10　マリーナ

◎メイケイエール

阪神ジュベナイルフィリーズ組がこの馬だけという異例のチューリップ賞。
ハイレベルの阪神ジュベナイルフィリーズで4着のメイケイエール本命で良いだろう。
最内枠は前に馬を置いて競馬が出来るから好材料。
思えば、阪神ジュベナイルフィリーズの時は大外枠で引っかかるのではないか、と誰もが懸念していた。

追い切りは短距離馬らしく元々動くタイプだが、2/27の栗東坂路が強めに追って自己最速。この追い切りこそ終い12.9秒と止まり気味だったが、他では末を伸ばす追い切りばかりで好印象。

ここはヒモ探しで良い。

○マリーナ

何度も好走期待馬に挙げてきたが、未勝利での指数は前走から、103.107.101.103.103.105.105と、ずっと100以上だった。
ここまで100以上の指数を継続しながら勝てなかった馬は今まで見たことがない。

勝ち味に遅いのは、決め手がないからだろう。
これだけの馬でも、上がり最速は阪神マイルでの35.0秒が最高。
その時の3着馬がタガノディアーナ。

この馬を対抗に推すのは、まず、岩田への乗り替わり。
パワータイプの騎手なので、こういうタイプは向くはず。
また、外枠からインを取るのが上手く、ここは逃げてインコースを取りきってしまうのではないか。

騎手の乗り方については上記の本を参考にしている。
常々述べているが、最高の騎手本だと思っているので購入を勧める。

ポジションが取れるのは良いとして、あとはペース。
速くてもバテないので、極力速い方が良い。

もう一点の対抗理由は追い切り。
散々使い詰めだったのもあり、リフレッシュ放牧の効果が著しい。
陣営も短期放牧で成長を感じると述べているし、現に追い切りも好時計連発。

入厩1本目が栗東坂路で、52.8-25.7-25.7-12.7、と自己ベストだったのだが、最終追い切りでは更に自己ベストを更新。

3/3　栗坂　重　古川奈　52.0-52.0-24.3-52.0-24.3-12.0　位置1　一杯
外バスラットレオン一杯と併せで併入

映像を見ても、バスラットレオンより手応え優勢。ジョッキー騎乗とはいえ、追い切り動くバスラットレオンと五角以上の動きなら十分高評価。

タフなキズナ産駒だが、母父ガリレオで、タフさに更に磨きをかけたような馬。
そのタフさを活かすようなレースをしてくれれば、一発あっても何ら驚けない。

「3/6　好走期待馬」も是非、閲覧していってください。
ダート1勝クラス以上で勝負している男の、一番の勝負所です。