※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。
※ダート1勝クラス以上に限れば、本命の複勝率は約50%あります。印を複数打つ場合がありますが、太字までが好走期待馬と捉えてください。
6日はすんなり本命が決まるレースが多かった。
小倉ダートは金曜の時点で不良馬場。雨の影響は確実に残るだろう。
中山、阪神は稍重で、このあとは雨が降らないようなので、良馬場まで回復するはず。
引き続き、ダートの1勝クラス以上で勝負する。
成績の悪い中山ダート1200mだが、集計が12Rあり、馬連・ワイドが一つも当たっていなかった。軸馬の複勝率は4/12で、33.3%。
「2021年2月、及び年頭からの中央競馬・馬券収支」の記事にも記したが、やはり馬連が足を引っ張っている模様。
特に中山ダート1200mは荒れやすいので、相手を手広く買った方が良さそう。
他のコースでも馬連は極力点数を増やす。流石に1R平均購入点数が3.4点は絞りすぎている感が強い。上手くいかなければ、また作戦を変更すれば良い。
また、自信度を前回から付け始めたが、軸自信度に変更する。
単純に、オッズ関係なしに本命馬が3着以内に来る自信を、S、A、B、C、で評価する。
理由は、オッズ妙味などを加味して推奨すると集計の時にどういう理由で評価付けしたのか分からなくなるからだ。単に、軸が3着内に来る自信とした方が、今後の役に立つ。必然的に人気馬の自信度が高くなるだろうが、オッズよりも的中の方を重視して予想しているため、そう単純に人気馬がA、人気のない馬がC、にはならないだろう。
一応、先週の自信度の本命馬成績を、結果・回顧のところに書き忘れていたのでここに記載する。
S なし
A [0.2.0.1]
B [0.0.0.3]
C [1.1.1.2]
オッズ妙味も加味しているため、やはりこれだけ見ても中身がどうなっているのか分からない。
3月の開始。
スタートダッシュを決めたい。
中山4R 軸自信度B
3歳限定1勝クラスの中山ダート1200mにしては、逃げ・先行馬が少ない印象。
このクラスで水準級の指数を持っている馬が複数頭。
勝ち上がり組よりもそちらの方を当然信頼する。
◎ 16 ナリノペッパー
○ 14 ノアヴィグラス
▲ 8 リンカーンテソーロ
本命ナリノペッパーはここ二走出遅れ。
それでも指数は、101、94と高い。
未勝利勝ちの時はきちんと出ているので、スタートの上手い三浦に乗り替わりでポンと出れば当然勝機あり。出遅れても堅実な末脚で追い込んでくるはず。前走は結果的に前残りのレースだったが、3着まで差を詰めた。
ノアヴィグラスは前走33.6秒の逃げで、最後に苦しくなった。もう少しだけ楽に行ければ残り目十分。前走の指数は97ある。
そのノアヴィグラスの前走で3着したリンカーンテソーロが三番手。
なお、ゲンパチフォルツァの格上挑戦の前走の指数が最も高いが、不利な最内枠、このメンバーでは先行出来そうになく、距離短縮でも押さえまでとしたい。
中山7R 軸自信度A
ここも徹底逃げ馬不在。
そう速くはならなさそう。
混戦で印を付けた馬もかなり残ったが、軸は前走の敗因明らかのタイキスウォード。
◎ 11 タイキスウォード
○ 6 ジッピーレーサー
▲ 8 タマモキャペリン
タイキスウォードの前走は、出遅れ、スローで外々を回すという苦しい競馬。
それでも上がり3位の末脚を使って差を詰めて、勝ち馬とは0.3秒差。
出遅れだが、出の悪さ以上に二の脚の付かなさが目立った。これはおそらく初のダートスタートの影響。芝スタートなら出遅れの回数は少ないので、安心出来る。
初ダートの前々走が好内容。指数96という高さもさることながら、前総崩れの苦しい展開で2着に粘ったのは、高いダート適性の証。通過順位では7-8、と表示されていると思うが、先団はかなり固まっていたので、この馬は先行した、という見方で良い。
相手難解だが、ジッピーレーサーは先行策を示唆している。上手く先行出来れば。
タマモキャペリンは休み明けの前走、追い切りの悪さで評価を下げたが、+10キロで指数は87。評価を下げたのは正解だった。
今回は時計こそ出ていないが、併せ馬で遅れていないから上積みはあるだろう。
心配なのは、末脚を活かせるようなら、という陣営コメント。このメンバーなら前に行った方がベターだと思う。
中山10R 軸自信度B
逃げにこだわるのはテリオスベルくらい。
3勝クラスで水準級の指数(100前後)を持っている馬は不在。
ハンデ戦でもあり難解だが、軸は前走の惨敗で人気を落とすだろうテリオスベル。
◎ 11 テリオスベル
○ 12 オーケストラ
▲ 15 ジュンスターホース
テリオスベルの前走は追っ付け追っ付けながらも先行出来ず、早々に失速して惨敗。
その理由だが、おそらくは51キロから54キロへ一気の斤量増、それと不良馬場だったこと、だろう。また、逃げたアメリカンシードも速かった。
今回はハンデ戦で52キロ。明日は良馬場想定で、逃げにこだわる馬も他に不在。
前々走がハイペースで逃げながらも逃げ切り、その指数102は、3勝クラス換算だと94あり、ここでも十分に通用する。展開が向くと見て本命。
相手はかなり残ったが、中山成績の悪いオーケストラ。
中山でのここ二戦は、どちらもスローペースにハマったもの。
その前の1勝クラスでは2着、指数97ある。
中山の次にタフな中京で、三走前に2着、指数96とこのメンバーでは高いものを出しているので、中山実績に関しては気にしなくて良いはず。
ジュンスターホースはここ二戦、復調の兆し。中山ダート1800mで2勝クラスを勝ち上がっており、東京からの転戦も問題ないはず。
中山12R 軸自信度A
徹底逃げ馬は不在だが、逃げ・先行馬が揃い、平均的には流れると読む。
能力の上下差激しく、消せる馬も多いが、上位馬はまずまず拮抗しているかもしれない。
負ける時は敗因はっきりしているカフェスペランツァの1勝クラス勝ち上がりはハイレベル。軸に最適。
◎ 6 カフェスペランツァ
○ 4 ダイワドノヴァン
▲ 1 グレンマクナス
昇級の前走・東京戦はハイペースに巻き込まれた。4着で指数94ならこのクラスにも目処を立てたと言える。
前々走の勝ち上がりが非常に強い内容で、指数は106、2勝クラス換算で98。
2着アメリカンフェイス、3着バルサミックムーン、4着オンリーワンボーイもすでに1勝クラスを勝ち上がっている。
このメンバーなら。
ダイワドノヴァンは明らかに中山向き。東京での配線で人気を落とすと思ったが、そこそこ人気になってしまいそう。それでも中山なら上位。
グレンマクナスも中山巧者なのだが、こちらはそう人気になりそうもない。オッズ妙味は十分ある。
阪神5R 軸自信度C
ここは3歳限定の1勝クラスらしく、逃げ・先行馬が揃ってハイペース必至。
逃げ馬有利のコースだが、逃げ・先行だけで好走してきた馬は危ない。
ジャスパーゴールドはこの日デビューの松本騎手鞍上で3キロ減。ダートの短距離ならそう腕の差は出ないので、減量の有利さを重視したい。
◎ 8 ジャスパーゴールド
○ 9 ディオスクーロイ
▲ 6 ロードリスペクト
ジャスパーゴールドの未勝利勝ちの指数は107。これは3歳1勝クラス換算だと100あり、水準級にあることが分かる。
前走は距離延長だったし、速めのペースながらバテなかったこと、控えて競馬が出来たことは評価出来る。指数は90でも1200mなら違う。
ディオスクーロイも前走控えて2着。指数は99と順当に評価出来る。
ロードリスペクトは初ダートだが、ダートでも成績を落とさないキズナ産駒で、未勝利の1400mでの指数が高い。勝ち上がって距離短縮では上手い競馬を出来ていないが、ダートなら一発の魅力を秘めている。
阪神6R 軸自信度C
少頭数でスロー濃厚。
阪神ダート2000mというタフなコース設定でスロー、ちょっとどういうレースになるか読みにくい。
堅そうなところは人気どころだし、それならいっそ、大穴を狙う。
◎ 3 プロ―ス
前走、好走期待馬に挙げたプロ―スだが、追い切りで不安があり、買いにくくもあった。そのため、対抗に下げたが、判断は正解。馬体重は+12。内有利のトラックバイアスもあり、9着敗退。それでも、完全に止まったというところから伸び始めており、指数は85と悲観するレベルではない。
今回は関東から遠征、しかも2000mへの距離延長と、意図は不可解だが、人気妙味はあるので。
前走時にも書いたが、中央転入初戦の1勝クラスがハイレベル戦で、1勝クラスを勝ち上がった馬を5頭輩出。末は切れる脚を持っているし、スローペースでスタミナがそう要求されなければチャンスありと見る。
阪神7R 軸自信度B
能力的には混戦模様だが、逃げ・先行馬の少ないメンバー。
これなら前の組でグルーピングする価値ありと見る。
◎ 5 シュガーサンダー
○ 4 タケルラスティ
▲ 10 マテラサンオウ
好走期待馬は3頭。
シュガーサンダーは距離延長したここ三戦全て2着で、97、95、99、という指数。
全てタフな中京ダートでマークしたものであり、バテて大崩れは考えにくい。
タケルラスティの前走は休み明けが影響しての大敗だと見る。
一回使って上積みあるなら、この馬の先行力が活きる。女性新人ジョッキー騎乗で4キロ減というのは大きすぎる。
マテラサンオウは1800,1700中心に使ってきたが、流れ込むだけの競馬が続いたこともあり、距離短縮。1800でも高い指数を持っており、距離短縮がハマれば。
阪神10R 播磨ステークス 軸自信度A
アサケパワーが逃げにこだわりそうだが、1400mは長いし、このクラスではやや足りない。これが逃げなければ、ピンシャンが行くだろう。ダートは新馬戦以来のメイショウモウコ、前々走逃げてアッと言わせたセイウンクールガイが行くかもしれないが、どう出るか未知な部分が大きい。
ここはハイペースになってもバテないピンシャンが軸として最適。
◎ 8 ピンシャン
○ 13 イモータルスモーク
▲ 12 グレートウォリアー
好走期待馬2頭。
ピンシャンは前走、46.4秒というハイペースで逃げ、差し決着になりながらも頭差の2着で指数は96。このクラスでも通用する。
前々走も46.1秒というハイペースの逃げだったが、楽々逃げ切り。
ハイペースでバテないというのは、相当な強みで、ここで崩れるのは考えにくい。
イモータルスモークの前走は、そのピンシャンのハイペース逃げを二番手追走したもので、8着敗退も致し方ない。指数90とまずまずで、自分のペースで追走出来れば指数は上積み可能。
グレートウォリアーは前々走、かなりの出遅れながらも追い込んで3着。
前走は距離延長だったので伸び欠いたのは度外視で良いだろう。
2勝クラスの勝ち上がり指数は103あり、3勝クラス換算で96。ここまでの成績で終わるような馬ではないはず。
阪神12R 軸自信度C
逃げはハイパーノヴァくらいでスローペース濃厚。
前残り警戒したいところだが、前の組が弱すぎる。末がしっかりしている馬を買った方が確実に入着してきそう。
◎ 11 ドスハーツ
15戦して9回上がり最速のドスハーツの3着内は堅いのではないか。
軸自信度をCにしたのは、明日デビューの新人が乗るから。
ダートの短距離の先行馬ならまだしも、ダート中距離の追い込み馬を上手く導くことが出来るか。3キロ減もあって期待も出来るが、不安の方がやや大きい。
一応の対抗はリトルクレバーだが、これは3走前のアメリカンシードの2着が過剰評価されているような気がする。このレース、リトルクレバーでも指数は118もあるのだが、重馬場でのものだし、このレースを使った馬は、このレースが最高の指数、という馬が多く、高く出過ぎた指数なんだと思う(アメリカンシードですらこのレースの指数が最高)。指数のインフレというのはたまにあり、これに引っかかってはいけない。川田に乗り替わりであっさり勝つ可能性も高いが。
重馬場なら軽いダート巧者のマンハッタンロックを狙いたかったが、どうやら明日は良馬場になりそうなので……。
小倉9R 自信度A
かなり低レベルのメンバー。小倉に出てくる強い馬は勝ち上がって、弱い馬が残ったというような感じ。連闘を続けていたスズカパンサーも不在。勝っちゃうからでは?と疑ってしまうくらいだが……。逃げ・先行馬はまずまずいるが、その馬たちの過去を見ても速くはなりそうもない。先行有利と見る。
◎ 15 モズピンポン
自信度Aなのは、小倉ダート1700mの成績が良いというのもある。
モズピンポンはハイペースの前走、先行して2着、後ろは8馬身も引き離した。勝ったのはフラッグアドミラルで、この馬は昇級戦の次走も2番手追走から2着した。
モズピンポンの前走の指数94は抜けているものでもなんでもないが、叩き二走目で出した指数という点、また、明け4歳馬で成長しているだろう点を考慮して本命。
相手6頭まで簡単に絞れた。
ゴールドパラディンは前走人気になりすぎだと感じていたが、2着で指数87。
ここでも大崩れはないだろうが、堅い軸馬とは言えず、モズピンポンに分があると見た。
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