2023/10/9（月）　好走期待馬

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※評価は軸自信度になります。好走率・回収率ともにA>B>Cになっています。Sは1着まで自信あるという意味です。
※勝負レース表記は、全レースの予想が終わってから付ける予定です。

自著『「永遠の初心者を脱する！」ための競馬思考』・「余力ラップ」について触れていただいた山崎元様の記事掲載の『優駿』2023年8月号・「余力ラップ」私の記事が掲載された『競馬王』2023年7月号・10月号になります。

こんばんは！
本日は完全に心が折れました……。なんてこったい。
本日の本命成績がひどすぎる……。

複勝率26.3％って、今年最低の記録更新したんでないですかね……。
なんでこんなにひどくなったのかさっぱり分かりません……。余力ラップの3歳馬ベタ買いでプラスになる結果だったのに、なんで自分の予想になると全然そうなっていないのでしょうか……。
ちょっと、今年一番心が折れたかもしれません。

何とか正気を保って明日の予想をしていくしかありません。
しばらくずっと悪い結果が続いているのもイマイチ理由が分からないだけに、不安でなりません。3歳未勝利がなくなったのはありますけど、それだけでないですね。今年の2月にラップの有用性に気づいて以来、「競馬が分かってきた！」と感じていたんですよ。ところがなんてことでしょう、私はレース選びが上手いと自負していましたが、自分で選んでいるアネックスですら当たらなくなっています。
何とか自分でスタンプを乗り越えるしかないですが、ちょっと気が抜けているかもしれません。レース映像を確認する頻度が下げっているように感じています。初心に戻って予想していきます！

馬場予想。
月曜は東京も京都も雨！
東京芝は外枠差し有利傾向が強まると思います。
東京ダートは差しが届きやすくなります。また、内枠有利にもなるはずです。
京都芝は上がり差が出なくなるので先行馬有利傾向が強まりますね。
京都ダートは雨降っても時計かかるんですよね。外枠有利のままで予想します。

どうぞよろしくお願いします！

※余力ラップ基準
該当馬には僅差負けを含みます。僅差負けの定義は、芝で0.3秒差以内、ダートで0.5秒差以内です。L1基準のみ0.2秒差以内で統一します。
基準をクリアしていても、僅差負けでないため漏れる場合があります。
古馬混合になりましたが、3歳馬、及び、今後出てくる2歳馬については全て載せる予定です。

2.3歳（芝）

2.3歳（ダート）

東京2R
2.ヴィントシュティレ
4.オメガウインク
東京3R
4.コガネノソラ
東京7R
3.メテオールライト
5.ナックダンス
7.プチボヌール
東京8R
7.アンタノバラード
8.ドライブアローカス
東京9R　昇仙峡特別
12.ソムリエ
15.ヨリノサファイア
東京11R　グリーンチャンネルカップ
5.ペリエール
東京12R
8.パイアイヤー
京都6R
4.クリノクリスタル
京都7R
7.ロードトラスト
9.ベストポイント
京都8R
6.ゴッドセンド
7.サンガネーブ
12.カゲマル
京都9R　りんどう賞
1.コートリーバウ
3.セキトバイースト
京都12R
5.レディフォース
7.ハンベルジャイト
13.スマートアイ

京都1R　◎6.イリスアスール　B評価　穴9.ディーエストッキー
イリスアスールの新馬戦のL5は58.5秒で、L4は46.4秒。水準以上の新馬戦で、イリスアスールは持続力の高さを見せつけました。1600ｍでも通用する馬ですが、1400ｍに短縮してきました。この馬の内の馬にテンの速い馬が少ないので、比較的楽にインに潜り込めるのではないでしょうか。スムーズに回ってくれば。

ディーエストッキーは新馬戦で33.7秒の上がりを使ったことから延長はこなせるだろうと考えて、2戦目で穴推奨。2着と健闘してくれました。今回は外枠がカギですが、外3頭目になると厳しそう。一列後ろでも構わないのでインを確保してほしいところです。

東京1R　◎13.フィリップ　A評価　穴12.スパイキーボウ
フィリップの前走は中山ダート1800ｍでL4が51.9秒。ここのメンバーが使ってきたダート戦の中では一番レベルが高かったはずです。柴田大知騎手騎乗という点が不安だっただけに、今回、横山武史騎手に乗り替わるのは好材料。枠も大外枠を引けたので、崩れることはなさそうです。
スパイキーボウは前走が初ダートでしたが、ダートでの走り自体は悪くありませんでした。レース内容は、ペースアップしたところで置いていかれる形になりましたが、特にL1部で急失速。1600ｍへの短縮は良さそうです。前走はフィリップと同じレースでハイレベル。他のダート1800ｍで好走した馬と力量差はありません。スパイキーボウの指数が70でしたが、たとえば、ソニックロプロスの3着は指数69。スパイキーボウは12番枠と良いところを引けましたし、他馬比較でそう差はないはずです。

京都2R　◎7.シャカシャカシー　B評価　穴2.メネラオス
シャカシャカシーの新馬戦は不良馬場でL2が11.8-12.1秒と速くなったレース。シャカシャカシ―は逃げ切った勝ち馬に1.4秒離されていますが、余力ラップ戦でL1まではよく粘った点を評価。新馬戦のパドックを見ましたが、明らかに太く、2戦目の上積みも大きいはずです。

メネラオスの新馬戦は不良馬場で、ラムジェットが凄まじい追い込みを決めたレース。メネラオスは外枠で出遅れ。そこから出していきましたが、外枠だった分、コーナーで外々回されました。L1近くまでは粘っていました。今回はチークピーシーズを着用。これで今回はスタートを決められれば。

東京2R　◎2.ヴィントシュティレ　A評価　穴8.セイウンチドリ
ヴィントシュティレの新馬戦は、サフィラが内ラチに激突して負けたレース。1着ニシノコマチムスメと合わせて良い競馬をしての2着だったと思います。

2番手候補で疑うならオメガウインクの方でしょうか。オメガウインクの新馬戦のL2は11.3-10.8ですが、ドスローに追い風の影響がありました。

セイウンチドリを2番手評価します。新馬戦はトーセンクライネが勝利したL2・22.6秒の余力ラップ戦。セイウンチドリは最内の伸びにくいところに入ってしまったように思います。

京都3R　◎5.ゲインサポート　A評価　穴4.カールスタード
ゲインサポートの新馬戦は、メイショウゴーフルがL3を11.9-11.8-11.6と加速ラップで勝利したレース。ゲインサポートも持続ラップ程度では走っています。2戦目はナムラフッカーの勝った余力ラップ戦。阪神Aコースはやや上がりが出すぎた嫌いがありますが、逃げ馬がL2を22.6秒でまとめた中、勝ち馬から離されず差を詰めれず、なら悪くはありません。
カールスタードは新馬戦で出遅れ＆外を回すロスがありました。L5が58.5秒と速くなったレース。ロスの多い競馬でも上がり2位の脚で5着と頑張りました。良い競馬をしています。

東京3R　◎4.コガネノソラ　A評価　穴1.ベストミーエヴァ―
コガネノソラは前走、スタートしくじり、それが響いての4着。相手も強力でした。今回は横山武史騎手に乗り替わるので、同様のミスはしないでしょう。巻き返すと見て本命を打ちます。
ベストミーエヴァーの新馬戦はL2が22.8秒ですが、本馬自身はギリギリ22.7秒を上回っているように見えます。L1が11.7秒と、ペースが遅かった分、もう少し速く走ってくれればと感じますが、ここでは2番手評価で仕方ありません。

京都6R　◎10.メイショウコボケ　B評価　穴4.クリノクリスタル
メイショウコボケは前走、クリノクリスタルより速い上がりで2着好走。
クリノクリスタルの方は先行馬の恵まれるペースも、昇級戦で2着と通用するところを見せました。
このレース、ライジングラパスやスマートケープなど、通用する馬が内枠に入ったので、素直にその外を引いた2頭から狙います。

京都7R　◎9.ベストポイント　B評価　穴7.ロードトラスト
ここは素直に余力ラップ該当馬2頭から。
ベストポイントはここ2戦とも枠が不利でした。京都ダート1900ｍでは未勝利戦で勝っているので、今度は外枠で変わってくるはず。

ロードトラストは2走前、内で揉まれて惨敗しましたが、本来は1勝クラスにいる馬ではなく、ここは圧勝しても驚けません。

東京7R　◎7.プチボヌール　A評価　穴9.エレボアブランシュ　穴11.ジューンポンポン
今、朝7時ですが、東京はこれからダートはやや重になっていくと予想しています。
道悪だと差せるようになるので上がり性能重視でプチボヌール。5戦全てで上がり上位の脚を使っていますが、重馬場の時はより速い上がりを使えています。7番枠もまだ良いところでしょう。

エレボアブランシュは先行馬ですが、余力ラップ水準で走っています。2走前はリバートゥルーが33.3秒という鬼脚を使ったレースですが、3歳勢が上位独占する中、古馬として4着に頑張りました。スローペースにも恵まれましたが、牝馬限定戦のここは再びスローペースになりそうです。

ジューンポンポンも古馬ですが11番枠と良い枠を引きました。差し馬なので道悪プラスだと思いきや、陣営は「良馬場なら」と述べています。前走は状態ひと息だったそうですが、34.4秒の上がりを使っており、単に相手が強かったり、展開的に届かなかっただけのように思います。

京都8R　◎12.カゲマル　A評価　穴6.ゴッドセンド　穴7.サンガネーブ
カゲマルは今のところ、全ての券種で売れていますが、まさか1番人気になるのでしょうか。馬三郎では18倍想定で人気薄だったのですが……。
カゲマルの前走は1400ｍで、ロードフォンスが勝ってハッピーロンドンが2着だったレース。1F長い距離で0.4秒差6着は強さを示しました。
2走前はL2を12.3-12.4で勝利。ほぼ余力ラップ水準で抜け出されては後続は為す術がありません。この馬は新馬戦の福島でもL2が12.4-12.3と速くなったレースで5着。強いことは間違いなさそうですが、ゴッドセンドより人気なのはやりすぎでは……。最終的なオッズを見て、どこから買うか決めたいと思います。

ゴッドセンドはブリンカーを着用した4走前から掲示板を外していません。前走はやや重で内有利ではあったと思いますが、3F通過が34.0秒と速くなりすぎました。2.3着に粘った馬はもっと長い距離が頑張れている馬。ゴッドセンドにはオーバーペースで苦しかったのだと思われます。2走前はかなり骨っぽい相手に好時計の2着。勝ったメタマックスは2勝クラスも突破。3着シラキヌは次走も3着。4着エメラルドビーチは昨日2着と、ハイレベル戦だったのは間違いありません。もし、こちらが2番人気ならこちらから買います。

サンガネーブはスタートひと息な点が不安。スタートを決めてくれれば。

東京8R　◎8.ドライブアローカス　A評価　穴7.アンタノバラード　穴12.レッドシュヴェルト
ドライブアローカスは初芝の前走で余力ラップ。L1が11.4秒と速い中、追い込んできました。スタートで不利があったので、今回スムーズなスタートなら勝ち負けでしょう。

アンタノバラードはここ2戦、1000ｍに1600ｍ。ベストは1200-1400ｍだと思っています。人気次第ではこちらから買っても。

レッドシュヴェルトの未勝利勝ちはL2が22.9秒ですが、自身は楽々基準をクリアしています。3走前が余力ラップ戦でしたが、0.4秒差で僅差負けから外れただけ。スタートが悪い馬だけにこういうことがありえますが、普通に出てくれれば勝ち負けでしょう。

京都9R　りんどう賞　◎1.コートリーバウ　A評価　穴3.セキトバイースト

※勝負レース

余力ラップ該当2頭がさほど人気になっていません。コートリーバウは前走のL2が22.4秒で余力ラップに該当。ただ、今年秋の阪神Aコースは上がりがやたら出ただけに注意しなければいけませんが、新馬戦がレディントンの3着なら弱くはないでしょう。

セキトバイーストは新馬戦が余力ラップ戦でルージュスタニングに0.2秒差。位置取りの差だけだったと鞍上が述べていました。2戦目はその言葉通り、4馬身差の圧勝。ここでも当然通用します。

東京9R　昇仙峡特別　◎12.ソムリエ　A評価　穴15.ヨリノサファイア
ソムリエの東京ダート戻りを狙います。東京ダートは道悪で差しやすくなるはずですが、1勝クラスで3.1着の時はL4がそれぞれ49.3秒と49.5秒。馬券内には差してくるのではないかと考えています。

ヨリノサファイアは1勝クラス圧勝で、L2は12.5-12.5。超スローペースだったことにも恵まれましたが、まだまだ脚はありました。新馬戦はL2を11.9-12.1で走破しており、東京に替わって末脚が活かせそうです。

京都10R　大山崎ステークス　◎13.エーティーマクフィ　A評価　穴9.メイショウクリフト
エーティーマクフィはハイレベルだった甲州街道ステークスの3着馬。6着のヴァーンフリートこそ昨日惨敗でしたが、2.4着は勝ち上がっています。3.4走前は余力あるラップで好走・勝利を挙げており、3勝クラスでも当然通用の器。1200ｍも、大外枠から競馬を運べるなら苦にしないでしょう。
メイショウクリフトは1勝クラス勝ちが余力ラップ。しかもタフだった中京ダートで、です。前走はダートーと戻りで5馬身差圧勝。3勝クラスでも当然通用するでしょう。

東京10R　六社ステークス　◎5.キングズパレス　A評価　穴2.ワープスピード
キングズパレスは現級上位の存在。
ジューンステークスはハイレベル戦でした。リバティハイツを出したドバウィハイツが母で、キングカメハメハ産駒なら多少芝は渋った方がプラスに働きそうです。しっかり差してきてくれるだろうと期待します。

ワープスピードの前走・ジューンステークスは完全に差し有利のレースになりましたが、2番手から3着に残したのは驚異的。ここも楽に先行はできると思います。スローでも2勝クラス勝ちの時、L5を58.5秒で走破不利。ペースも問わないはずです。

ダノンザタイガーがどうか。まず、共同通信杯は前残りの凡戦だったと思っています。東スポ杯もハーツコンチェルトが出遅れて差し損ねたという印象で、内から伸びてきたガストリックを捉えられなかった通り、終いは止まっています。2400ｍで古馬3勝クラス、今回、楽ではないと見ます。

京都11R　京都大賞典　◎11.ウインマイティー　B評価　穴4.ディープボンド　穴10.ヒートオンビート　△2.6

※勝負レース

ゴールドシップ産駒は平坦向きで、京都開催が復活すれば成績を上げてくるだろうと以前から言っています。春はあまり産駒が出走しませんでしたが、まずまず好成績でした。ウインマイティーがまさにゴールドシップ産駒。阪神が得意に映りますが、京都でパフォーマンスを上げてくるかもしれません。この馬にとっては雨が降ってくれる京都もプラスに働きそうです。速い上がりを使えるタイプではありません。あとは松若騎手がなるべく先行策を取ってくれればチャンスも大きくなるのではないでしょうか。

ディープボンドは阪神内回りだと3コーナー付近から手応えが悪くなるので、京都の方が良いと思っていました。京都新聞杯も勝っています。京都の天皇賞では手応え良く2着と好走してくれました。やはり京都向き。ここは簡単には崩れないでしょう。配当を取れるならディープボンドから勝っても。

ヒートオンビートは川田騎手が騎乗。この馬も元々、京都を得意としています。
あとは2.6まで押さえておく予定。余裕があれば、1.5.7.12も押さえた三連複を購入したいところ。

東京11R　グリーンチャンネルカップ　◎8.ハセドン　A評価　穴15.ブラックアーメット　穴7.スマッシングハーツ　穴9.オメガギネス　穴5.ペリエール

※勝負レース

東京ダート1600ｍなら3歳馬も古馬相手に買えるかなと思っています。1700ｍ以上になると3歳馬は厳しくなります。
ハセドンは元々、東京で凄まじい上がりを使ってくる馬。古馬になってからも東京で好走している通り、東京、しかも道悪なら買わなければなりません。

ブラックアーメットは外枠が良いですし、3歳時には東京の青竜ステークスで良い競馬をしています。強くなった今、東京でまた見てみたい馬です。

スマッシングハーツは東京巧者。まだまだ狙える馬です。
オメガギネスはレース巧者という印象で、広い東京でその持ち味が活きるか分かりませんが、レパードステークスが強い競馬。ライオットガールよりも速い上がりで2着なら。
ペリエールは消せませんね……。ユニコーンステークスの時だけ走れば、勝負になって良い馬ではあります。

京都12R　◎13.スマートアイ　A評価　穴5.レディフォース　穴7.ハンベルジャイト
余力ラップの3頭から。
スマートアイの前走は1200ｍの内枠でダッシュがつかず。それでも4着まで差してきており、万能性も見せつけました。1400ｍの外枠なら先行できるはずです。

レッディフォースは1勝クラスの勝ちっぷりが出色。かなり良い馬が揃っていましたが、先行しつつ速い上がりを使って封じ込めました。

ハンベルジャイトは集中力が切れてしまうそう。ただ、今回は1400ｍに戻るので巻き返しがあっても。

東京12R　◎5.ダノンミカエル　A評価　穴8.パイアイヤー　穴11.カズオ
ダノンミカエルはダートでは全く崩れておらず、2.3.4走前は相手が悪すぎただけです。前走は内枠が響く形になりましたが、それでも3着と崩れておらず、このメンバーならまず崩れないでしょう。
パイアイヤーは未勝利勝ちが余力ラップ。タフだった東京ダートでL1を12.3秒で走ったのならまだ余力があります。2走前は世代限定戦で相手が強く、前走は強敵相手に上がり最速と良い脚は使えています。
カズオは前走、穴推奨にしましたが、内有利馬場だったので度外視。しかも出遅れて引っかかるという最悪の競馬でした。連闘でも上積みはあるという話で、2走前のような上がりを使えるようなら。道悪の方が良い馬だと思います。もう少し内枠が良かったですね。