5/15　好走期待馬

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※軸自信度は、赤枠がA、黄色枠がB、青枠がC、緑枠が、勝ちまで自信あるS、となります。
※筆者の言うペースは、前が残るかどうかの目安となるペースであり、前傾か後傾かを意味しません。前が苦しくなるペースをハイ、前が楽なペースをスロー、中間をミドル、としています。

昨日、馬券収支の記事を書きました。
よければ目を通してください。

「2021年中央競馬　年頭から5/11までの馬券収支」

明日の好走期待馬へどうぞ。

◎　3　ジョーミニスター

前走出負けもあって惨敗したジョーミニスターは新馬戦の指数が100と優秀で、1勝クラス換算でも90あってこの牝馬限定戦のメンバーなら能力上位。
新馬戦と前走の鮫島良太から和田竜二への乗り替わりなら鞍上大幅強化と言えます。
小崎鞍上の1勝クラスはハイペース先行してそのままという結果でしたが、指数は95と優秀。
和田なら強気に乗ってくれるはずですし、そう人気にもならないはず。
不安材料は馬体重。元から小柄な牝馬ですが、前走は新馬戦から20キロも減っています。今回、関東遠征で減るようならちょっと検討し直しも考えています。

◎　13　ノーブルプルート

久しぶりのダートだった前走は馬込みで揉まれてずるずる後退したノーブルプルート。今回は外枠なので、その心配はないと言えます。また、逃げ・先行馬がかなり揃いましたが、内を見ながら競馬を運べるので外枠は有利でしょう。
元々、ダートでは現級上位の能力を持っている馬。
芝を使っている間にテンのダッシュ力が落ちていないか、過去のレースを振り返りましたが、位置が悪いのはほとんど出していかなかったのが原因で、ダートならダッシュ力を活かしてくるはずです。
能力はメンバー最上位のはずで、それが芝での惨敗で人気落ちなら断然買いでしょう。
新潟ダート1200ｍも3回使って3度2着と得意舞台です。

◎　12　カズオルヴァル

ここ2走はオーバーペースの逃げで惨敗のカズオルヴァル。今回はブリンカーを外してきて、ゆっくり運びたいという話。ステラータを行かせて外から2番手で運べればベストでしょうか。
以前、1200ｍでもやや長そうと話した馬ですが、前有利の中京ダート1200ｍなら粘れるはず。4走前の7着は指数92と悪くありません。
メンバー的にも前残りを狙うのが得策そうで、カズオルヴァルの残り目に期待します。相手も先行勢でグルーピングして大きく勝ちたいところ。

◎　8　ヤンヤノカッサイ

スタミナ豊富なヤンヤノカッサイはスタートが遅い先行馬ですが、前走はスムーズに競馬が出来ましたし、距離延長でここは楽に先行出来るはずです。
新潟戦と中山戦は前にはかなり厳しい展開になりました。それでもしぶとく粘ったことからスタミナは十分すぎる程兼ね備えています。
東京の軽いダートがどうか、という問題ですが、リピーターが多く出やすい東京ダート2100ｍでもその手の馬は不在。素直にこの馬の先行力とスタミナが活きるメンバー構成だと判断します。

◎　11　リュウグウハヤブサ

先行馬少なく、前の組から狙いたいメンバー構成。
前の馬に強力馬が不在で、昇級でもリュウグウハヤブサで通用すると見ます。
他に前に行く馬ならアストロブレイクが人気しそうですが、この馬は現級で特別高い指数を持っていません。リュウグウハヤブサにやや劣るか、くらいに見ています。
他の先行馬より能力高いのなら位置取り的にも有利に働きます（物理的に差し馬が交わさなければならない頭数が増えるため）。

◎　6　テイエムマジック

前走も好走期待馬に挙げたテイエムマジックですが、60.5秒の逃げで「終わった……」と思いました。ところが、付いていった他の馬もバテるような感じになり、2着に粘り込むという非常に強い内容。指数も98あり、素直にこの馬を信頼したいと思います。1番人気で当然の馬だと思うのですが、馬三郎の想定では3番人気。
当日のオッズもきちんと見て買い目を決めたいところです。

◎　2　ロードリバーサル

内枠先行有利の中京ダート1800ｍですが、これといった逃げ馬は不在で、他の先行馬の大半が外枠に入りました。
それなら内枠を引けたロードリバーサル。
昇級戦の前走は、それまでの指数が低かったこともあってか、14番人気と全く人気がありませんでしたが、タイガーインディのハイペース逃げを3番手追走して4着に粘るという強い内容。普通ならバテても仕方がないし、手応え的にもバテるような感じでした。指数91あり、現級で目処を立てたと言えるでしょう。
中京は3戦3勝と得意コースにしています。

◎　7　デンコウリジエール

○　15　オヌシナニモノ

▲　11　ピアシック

前走も好走期待馬に挙げたデンコウリジエール。昇級でも即通用の器で、実際に2番人気に推されましたが、出遅れた上にスローペース。後方のまま終わりました。
ピアシックのような鋭い脚を使える馬ではないので仕方がないと言えるでしょう。
先行馬がかなり揃ったレースですが、新潟ダート1200ｍはそれでも前の組から買いたいコースです。
人気を考えてデンコウリジエールを本命にしましたが、大外枠を引けたオヌシナニモノは競馬がしやすいはずで有利。当日の人気次第ではこちら。
また、ピアシックはとにかく届くかどうかだけで、自分の分の末脚は使います。この手のタイプは昇級を全く苦にしないどころか、ペースが上がる昇級戦でこそ、のタイプが多い印象です。これも人気面を見て。
前から買うか後ろから買うか、ちょっと難しいメンバー構成でもあります。

◎　16　シーズンズギフト

先週の東京の芝を見ていると、切れ味ある馬優位の馬場に映りました。
雨でも降らない限りは、ここと明日のヴィクトリアマイルは切れ味ある馬で行こうと決めていました。
シーズンズギフトの距離短縮に期待したいと思います。
前走は序盤から力む競馬で、1400ｍは向きそう。
溜めればキレるのは、ターコイズステークスを見ても明らかでしょう。
メンバー見渡しても切れ味が武器の馬が少ない印象。
強い差し馬も、レース上がりがかかって差してくるような馬ばかりです。
距離短縮、東京替わりで、シーズンズギフトがここでは最も鋭い脚を使えると見ています。

◎　7　ハードカウント

テンテキセンセキの逃げ濃厚で、ペースはそう速くならなそうです。
それなら前の組から。
テンテキセンセキはそこそこ人気になりそうなので、ハードカウントから行きたいと思います。
現級で2.3着があるように勝ち上がれる力は持っています。
前走は出遅れて後方からになり、惨敗。
前々走はハイペースになり、前には苦しい流れになり、7着。
その時に2着したサンライズラポールがいますが、指数だけ見ればハードカウントとそう差はありません。人気面を考えてハードカウントから。

◎　9　タイセイビルダー

○　3　スズカゴウケツ

逃げ馬はモズピンポンくらいでスローペース濃厚でしょう。
そのモズピンポンは、陣営が「休み明けで体に余裕がある」と話しています。
人気面を考えてもモズピンポンからは行きたくありません。
人気のウインドジャマーは前走こそ高い指数で駆け抜けましたが、1勝クラスで取りこぼしてきたように前走を除けば指数はそこまで高くありません。これも人気を考えれば嫌いたいところです。
タイセイビルダーに期待します。前走は内枠で馬群に揉まれて後退する内容で度外視出来ます。ここは外枠で先行出来ますから問題ないでしょう。元々、1800ｍでも好走していた馬なので距離延長に不安はありません。
不安は、長期休養明けで3着していますが、その指数が高くないことの方。
着順こそ3着でしたが、馬体が増えていたのも影響したのでしょう。前走は減らしてきましたが、今回も馬体重はきちんと見て判断したいところ。
タイセイビルダーが人気になるようなら、スズカゴウケツから行くことも検討しています。東京ダート1600ｍなら安定していますし、ここも先行出来そう。指数も前走は高いですし、その前の5着も高い方です。