カペラステークス2019 予想 超ハイペースに対応できる馬は……。

展開

中山ダート1200は極端な前傾ラップになって我慢比べになる。
このレースも速い年は前半3ハロン32秒台に突入する。前半33秒前半はザラ。遅くても34秒前半。
今年はながつきステークスを前半33.0秒で逃げ切ったゴールドクイーンがいるため、速くなるのは間違いないだろう。
また、このレースの傾向としては差し馬の方が優勢。下級条件なら前有利になりやすいが、さすがに重賞ともなると、後ろも止まらないで伸びてくる。
あとは言わずとしれた外枠有利のコース。
前半超ハイペースからの我慢比べになる。

◎ 10 レッドアネラ
○ 12 テーオージーニアス
▲ 4 ゴールドクイーン
△ 7 コパノキッキング
△ 15 ヒロシゲゴールド

見解

◎レッドアネラ
追い切り時計を見た時に、ん?となった。
ラスト1ハロンがかかりすぎている。

正直、この時点で本命は止めようと考えた。が、調べてみると、先週・今週の美浦坂路は時計がかかっている。元々追い切りで動く馬ではないので、許容範囲だと考えた。
また、加藤征弘厩舎はダート厩舎で休み明けの信頼度も高い。
この馬も休み明けで2連勝しているのだから問題ないと判断。追い切り時計で人気が落ちているのなら美味しい。

ここ二走、中山と福島でハイペースに対応しての連勝。
前者が前半33.2秒を二番手追走から抜け出し、後者が前半33.1秒で逃げて楽勝。

これなら重賞の流れに戸惑う訳がない。
スピード指数も優秀で、重賞でも通用する。

正直、ちょっとの展開のアヤで着順がガラッと変わりそうなので、あまり力を入れて買うレースではないと思っている。この馬の単複メインで購入。相手は絞って馬連・ワイド・3連複で流す予定。

○テーオージーニアス
差しが決まる流れになるのだから、差し馬最有力のこの馬を順当に対抗。
追い切りも動いている。
ここ三走は安定して高指数。

不安は中山ダートに適応できるかどうかだけ。

▲ゴールドクイーン
ながつきステークスを前半33.0秒という超ハイペースで逃げて逃げ切っているが、疑ってかかりたい。あのレースはやや時計の出る馬場で、結果的に前残りのレースになったから。
今回も同じくらいのペースで逃げるだろうが、同じようにはいかないと見る。
それでも追い切りに不安はないし、絶対能力も高いので、逃げてどこまで粘れるか。

△コパノキッキング
今回は3,4番手で良いとのこと。まさか逃げることはないだろう。
追い切りも指数的もケチをつけるところはないが、不安は58キロという斤量。
ダートの短距離では流石に響く。

この斤量で勝てるほど強いとは思わないのだが、それでも連下評価はせざるを得ない。

△ヒロシゲゴールド
追い切りは元から動く馬だが、今回も凄く良い動き。
前走は出遅れた分の負けだろうが、今回、速い馬が揃ってどの辺りのポジションを取れるか。
外枠から内を見ながら競馬できるのは良いが、差して来られるイメージはない。好位さえ取れれば。

今回はスピード指数上位の馬に印を付けた。
能力通りに決まってくれれば。