有馬記念は瞬発戦になったり、消耗戦になったり、差が激しいのだが、今年は飛ばすアエロリットにキセキが出る。
また、雨も多少降るという予報。
消耗戦になるだろう。
アエロリットが逃げてキセキが二番手か。
最後は持久力比べ。
◎ 3 エタリオウ
○ 9 アーモンドアイ
▲ 6 リスグラシュー
△ 10 サートゥルナーリア
△ 11 キセキ
× 1 スカーレットカラー
× 14 ヴェロックス
◎エタリオウ
まず、この馬は天皇賞・春からずっと展開が向いていないということを踏まえておいてほしい。
天皇賞・春はポツン。
宝塚記念は前が異常に伸びる馬場になった。
京都大賞典は内枠先行有利の開幕週馬場。
ジャパンカップは回顧にも書いたように、内を通った馬しか来ていなかった。
この馬は外枠が響いてずっと外々を回された。
それでスタミナを浪費したのだろう。
見せ場は十分で、最後止まっての1.0秒差ならば、これはむしろ評価できるレースだ。
特筆すべきは先行できたこと。
ここも先行できれば。
また、この馬は消耗戦の経験が非常に少ないのだが、消耗戦タイプの可能性が高いと見ている。ジャパンカップが消耗戦だったが、あれを高評価とするのなら消耗戦タイプだろう。
追い切りは併せで遅れているが、時計は出ており、追走した分もあるだろう。
元々、追い切りは大した動かない。菊花賞時でも遅れており、これは問題ないだろう。
元々古馬戦線でもトップクラスの評価を受けていた馬。
汚名返上の舞台はここだ!(有馬記念なので気合入っています)
○アーモンドアイ
この馬に関しては説明不要だろう。
追い切りでも時計出ているし、日本なら出走していたくらいの微熱なので熱発の影響はないと見る。
枠も良いところを引けて、あとは出遅れさえなければ当然の勝ち負けだろう。
▲リスグラシュー
とにかく安定感がある。
ハーツクライ産駒で先行できるようになった。
これは完全本格化の証明だろう。
距離にも不安はない。
もし、崩れるとすれば、ポジションが取れない場合だろうか。
枠も最高のところで、ここも崩れにくいと考える。
△サートゥルナーリア
中山なら、の期待がある。
皐月賞は古馬でも通用するスピード指数を叩き出している。
しかもあのレースは加速ラップ。
今年の三歳馬は決して弱くないと思っている。
特にクラシック上位組は。
単に東京が苦手なのならば、ここで巻き返しは十分あるだろう。
△キセキ
昨年はちょっとペースアップが早すぎた。
まともなら消耗戦は間違いなく向くので、あとは相手関係。
今ひとつ勝ちきれないところがあるので、あとひと押しが利くかどうか。
海外遠征の効果で顎を引いて走ることができるようになったという話も聞いているので、そのひと押しになるか。
追い切りは入念に乗り込んでいて問題ない。
角居厩舎の仕上げに抜かりはないだろう。
×スカーレットカラー
印を打つか迷ったが、最内枠を引いたので一応打つことにした。
消耗戦タイプだとは思わないが、エリザベス女王杯は回顧にも書いたように、スローで外を回った馬が伸びなかった。その一頭がこの馬。
距離も不安だが、陣営は自信を持っているので、押さえる。
最内をロスなく回ってこられれば。
×ヴェロックス
内枠を引いていれば上位の印を回したのだが、この枠は痛恨。
内回りの阪神、京都、中山で好走しているように、舞台自体は向くだろう。
菊花賞は負けて強し。前行った馬壊滅の中、唯一粘った。
それがワールドプレミアより人気ないのなら、当然こちらを買いたい。
印はここまで。
他馬について。
スワーヴリチャード。
最終追い切りの時計がいくらなんでも遅すぎる。
自己ベストを出したジャパンカップとは正反対。
こんな追い切りなら迷わず切る。来たら事故だと思うことにする。
スティッフェリオ。
オールカマーは展開が向いただけ。ステイゴールド産駒なので、消耗戦は向くだろうが、宝塚記念でも通用しなかった。それを考えればここも厳しいだろう。
ワールドプレミア。
基本的にズブくて中山は不向きだろう。
菊花賞はユタカが上手く乗った分、勝てたが、有馬記念ではまだ通用しないのではないか。器用さがあれば良いのだが。
フィエールマン。
完全な瞬発戦タイプなので、思い切って切った。
中山内回りも向くイメージは全くない。
雨が降るならなおさら不要だろう。
レイデオロ。
正直、もう燃え尽きた馬だと思っている。
クロコスミア。
相手関係も厳しい上に、外枠。厳しいだろう。
アエロリット。
内枠なら買う予定だったが、この枠……。
この馬らしさを見せてほしい。
シュヴァルグラン
一叩きしての上昇はあるだろうが、大外枠。
これも内枠なら買う予定だったが、枠で切る。
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