京王杯スプリングカップ2020 予想 東京は向く。

展開

先週のマイルカップはスローになったのもあり、内・前有利の馬場になった。
明日は雨予報で、稍重想定。また、Bコース替わりになる。
これで馬場傾向がどう変化するか、ちょっと予測が付かない。
展開的にはセイウンコウセイの逃げか。
先週も差しが全く届いていなかったわけではなく、レースによるところがあった。
前有利となればおそらく騎手心理からペースは速くなるだろうし、脚質はあまり考慮に入れず、馬場適性を中心に予想する。

◎ 2 グルーヴィット
○ 1 ラヴィングアンサー
▲ 7 ストーミーシー
△ 4 ドーヴァー
△ 9 セイウンコウセイ

△ 13 ダノンスマッシュ

見解

◎グルーヴィット
最終追いきりが4ハロン51.5秒で自己ベストに近い時計。
前走は33.2秒の上がりを使って6着。出遅れたのを考えれば、上々の内容だろう。
この馬はとにかく反応が鈍いので、長い直線が良い。
ニューイヤーステークス、京成杯オータムハンデの敗因は中山だろう。
それ以外では、不利のあったNHKマイルカップ(なければ馬券内はあったと思っている)、中京記念、高松宮記念と好走している。
雨も歓迎のクチ。
賞金を加算しなければ安田記念出走が危うい立場。
ここは勝って優先出走権を確保したいところ。

○ラヴィングアンサー
追いきりの動きが良いところではラヴィングアンサー。
昨年のオーロカップでは不良馬場の影響か、惨敗してしまったが、晩春ステークスの指数がかなり高い。
明日は稍重想定なので、問題はないだろう。
絶好調、東京1400となれば、台頭してくるはず。

▲ストーミーシー
この年齢になって先行出来るようになったのは驚き。
前走は明らかなオーバーペース。前総崩れの中、この馬は0.5秒差の7着と踏ん張った。
前々走もかなりペースは速かったが、先行して勝ちきった。
ここも速くなるだろう。距離短縮に加えて、ハイペース適性があるのなら一発があっても不思議のない一頭。

△ドーヴァー
昨年の不良馬場のオーロカップを勝ったように、重馬場巧者。
稍重想定ということで、どこまでやれるかは疑問だが、押さえてはおきたい。

△セイウンコウセイ
この馬も重馬場巧者。
意外に1400でもそう負けていない。
追いきり抜群。
前走の一週前追いきりで全盛期以上の好時計をマークしたが、今回も好調キープだろう。前残りになれば、残って不思議なし。

△ダノンスマッシュ
前走は何故かこれまでにないCWのみでの調整。
今回は最終追いきり場所を坂路に戻してきたので、好感が持てる。
レーンへの乗り替わりにも期待。
これだけの実績馬が56キロで出走出来るのなら押さえたい。