※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※軸自信度は、赤枠がA、黄色枠がB、青枠がC、緑枠が、勝ちまで自信あるS、となります。
※筆者の言うペースは、前が残るかどうかの目安となるペースであり、前傾か後傾かを意味しません。前が苦しくなるペースをハイ、前が楽なペースをスロー、中間をミドル、としています。
※馬三郎の前日オッズを参考に、期待値込みで予想しています。今年の成績を振り返った時、その方が圧倒的に割に合うと判断したためです。そのため、当日のオッズを見て本命を変えることがありますのでご了承ください。
本日も随時アップしていきたいと思います。
日曜は寝坊してはまずいので、中山4Rだけ先にアップしておきます。
スプリンターズステークスはほぼ決まっているのですが、本命・対抗の順番で迷っています。
◎ 8 マイネルエンカント
予想の際、私は持ち指数上位馬から印を付けていくのですが、2位に挙がったのがマイネルエンカント。その94の指数は小倉ダート2400ｍのものなので信頼に足りませんが、ハイレベル戦だった前走も91と高く、過去のレース映像や陣営コメントを遡って見ていました。
マイネルエンカントはローテーションが不可解。
1月には小倉遠征して、連闘・中1週使いをしてきましたが、一応、全て8着以内で賞金は稼ぎました。その後、休み明けの新潟戦での陣営コメントを読むと「結果的に小倉は合わなかった」との弁。それはそうだろうという馬です。
それ以前も1700ｍを中心に使われていますが、速い脚がある訳でもないので、1800ｍ、特に中山ダート1800ｍは確実に向くと思います。
デビュー2戦目の未勝利戦が中山ダート1800ｍでした。
スタート一息から、早めに押し上げていって4角では勝つかという勢い。
アドマイヤルプスに突き放されましたが、この馬は昇級即3着。4着を挟んで、1勝クラスを勝ち上がる能力の高い馬でした。マイネルエンカントの評価が下がるものではありません。
3戦目の中山はちょっと酷い内容の競馬。
スタート後に狭くなって首を割って後方から。早めに押し上げていきましたが、直線に入った時には脚がほとんど残っていませんでした。それでも伸びずバテず、と言った感じでしぶとさは見せています。
94の指数は小倉ダート2400ｍのハイレベル戦で、グッドリドゥンスが指数108で勝ったレース。
早めに前に付けていなければ厳しいレースで、最後方からだったこの馬も上がり3位の脚を使いましたが、勝負圏内には入れませんでした。
とはいえ、2400ｍでバテないのなら1800ｍは全く問題ないだろうと判断出来ます。
前々走の船橋戦は内にいたまま惨敗でしたが、船橋の砂質が合わなかった、という話です。また、砂被りを嫌がっていたとも。中央での砂被りは慣れているので、ちょっと本音なのかどうかよく分かりませんが。
前走が好内容でした。
ハイレベル戦で、勝ったクロパラントゥの指数は107。
2着フームスムートは次走中山で2着しましたし、3着だったモズマゾクも中京で2戦続けて3着です。
モズマゾクから6馬身離されましたが、それでも指数は91なので上々でしょう。
低レベルなメンバーのここなら十分通用します。
札幌で未勝利を勝ち上がった時の相手は、すでに1勝クラス勝ち上がりのサンロックランド、今年の札幌1勝クラスで強い内容の競馬を続けたアポロリリーで、メンバーも弱くありませんでした。
能力はごく普通に足りるはず。
あとは展開でしょう。
前有利傾向の強い今の中山ですから、早めに押し上げていくことが出来れば。
人気は全くないようなので、ここは厚めに買っておきたいと思います。
◎ 5 ハーツオブシャカ
ここは最内枠のダンツトレノが主張しそうなメンバー構成。
外のテイケイラウレア、ハイオソラール、メガゴールドが続いてスローペースになりそうです。
しかしながら、2番のマリオンエールがマクれるタイプなので、前はそう楽は出来ないでしょう。
初ダートの前走が好内容だったハーツオブシャカに本命を打ちます。
指数的には混戦ですが、ハーツオブシャカの前走は指数94と及第点。
前走は4着のヤマニンスプレモに8馬身差を付けました。そのヤマニンスプレモも1勝クラスで安定して走る馬なので上位三頭は強かったと思います。
前走勝ったルーチェットは新馬戦でキャリアリズムとケイアイロベージを破った馬です。昨日の2勝クラスでも6着とまずまずやれました。
それとクビ・クビ差で上がり最速なら勝てる力は備えているはず。
人気のサハラヴァンクールは後方一手の馬でしたが、ポジション意識の強い松山騎手が乗るようになって一列前を取れるようになってきています。自分の分は走ってくる馬ですが、1番人気で積極的に買いたい馬ではありません。
混戦だとは思うので、相手を買うなら手広く。あるいは単勝のみで勝負したいところ。
◎ 7 マイヨブラン
指数的には1番人気のキミワテルの99がトップで、マイヨブランの3走前98が2位になります。
キミワテルが普通に能力上位なので本命でも良いですが、1倍台というのは買いにくい。
ルメールを配してきたのならきちんと仕上げてきているはずのマイヨブランに本命を打ちます。
追い切り3本というのは、ノーザン産で外厩で乗ってきていると思うので問題なしと見ます。
その3本全て馬なりなのもすでにほぼ出来ているからでしょう。全て美浦坂路を53秒台で上がってきています。かなりの大型馬ですが、馬体重も-2キロなら良いでしょう。
指数の高かった3走前は最内枠から出負け。
4走前も出負けですが、ここ2戦はきちんと出ているので問題ないかと思います。
前走の新潟は外々を回された分、伸びあぐねた印象。
2走前の東京はスローを先行して止まっているため、正直物足りなく感じますが、好走している中山替わりとルメールに期待します。
ルメールは、騎手人気と思われる馬でも持ってきます。
この人気なら不気味です。
◎ 13 トーホウスザク
○ 14 キタノエクスプレス
1800ｍで100.99という高い指数をマークしているトーホウスザク。
1勝クラス上位の馬が距離短縮ですから、ここは順当に本命を打ちたいと思います。
前走の中京戦は少しペースが速かった。2番手から押し切ったキャリアリズムは相当な器です。他は待機策を取った馬が上位だったので惨敗は気にしなくて良いでしょう。
追走力に関しても、未勝利3着だった時に促すことなく先団のすぐ後ろに付けられたので問題ないと思います。
鞍上不安ですが、減量が活きるダートの短距離戦。ここは積極的な競馬をしてくれれば。
キタノエクスプレスが前走の指数106で、現級換算でも97と優秀です。
引き続き松山騎手。スプリンターズステークス同日なので、中京は空き巣です。
ここも勝てる器だと思います。
他の人気馬も強いと思います。
レッドブロンクスは現級上位で押さえは必要。
テイエムファルコン、前走はメディーヴァルとクビ差まで差を詰めて能力上位。
穴っぽいところでは、ダイメイイースター。
中京未勝利2着時の指数が現級換算で92と優秀。
他、レディステディゴーまでか。
ちょっと私の予想方法ではあまり穴を狙えそうにありません。
人気馬でもタガノネクステージは切って三連単で購入したいと思います。
◎ 9 エマージングロール
前走は単勝1.2倍という明らかな過剰人気だったエマージングロール。
能力だけなら1勝クラスの指数が107だったので2勝クラスも突破出来る馬ですが、スタート一息な馬が最内枠、すぐ外に先行馬揃った前走で1.2倍は危険すぎました。
ここはこの馬より外枠で前に行きそうなのがタマモヒップホップくらいで、それも大外枠。
中枠のここは安心出来るでしょう。
前走で嫌ってここで買うのが正解と見ます。
頭固定にします。
オンリーワンボーイはきちんと先行出来た前走内容が今ひとつ。指数も77と平凡。
おそらく、もう少し時計のかかるダートの方が良いのでしょう。
◎ 1 コパノリッチマン
指数上位のゲンパチルシファー、コラルノクターン、デッドアヘッド、の三頭が外枠三頭という並び。中京ダート1900ｍは内枠有利ですので、これはちょっと波乱もあると見ています。
最内の絶好枠を引けたコパノリッチマン。
前走は1700ｍの速いペースで追走に苦労。最後は脚を使っていました。
前々走は中京ダート1900ｍで、内枠から「他の馬行ってくれないかな？」と外を見る素振りをしながら先行。1000ｍ通過は62.3秒と緩いのですが、6ハロン目からペースアップしたレースで、差し有利の展開になってしまいました。前目で受けたこの馬には厳しくなったはずですが、先行も出来るというのはここなら有利。積極策に出そうなのが、キタノインディと、揉まれたくないポートロイヤルくらいでしょうか。初ダートのドゥーカも行くかもしれません。
いずれにせよ、内有利でしょうからコパノリッチマン。
中京では2勝クラスの時に最内を突いて2着しています。直線で最内が空きやすいコースですので、当時と同様の競馬が出来れば。
◎ 9 クリノガウディー
○ 14 ダノンスマッシュ
前走も本命にしたクリノガウディーですが、予想した時にはデキが8割とは知らずに本命にしてしまいました。
どうやら中間に疝痛があって万全ではなかったという話。
結果、的中だったので良かったのですが、クリノガウディーの本来の姿はあんなものではありません。
中京1200ｍで1.07.1で駆けられる馬ですし、実際に指数を見ても落としています。
2戦前の1400ｍ戦も1200ｍ通過が1.07.2で、本当に前走はデキが8割だったのでしょう。
一度叩いて、今回は変わってくるはず。
前走は不利な外枠でもありました。
岩田騎手が上手く内に入れたのでそうロスはなかったと思いますが、ここは他の有力馬が外に集まったため、中枠は相対的に有利なはず。
右回りは特に不安ありません。
左回りだと内にヨレますが、右回りだとほぼほぼまっすぐ走っています。
唯一、昨年のスプリンターズステークスが直線で内にヨレていましたが、それで5着なら上々でしょう。
週中に本命を予定していたダノンスマッシュは枠順が少し外すぎるという印象。
昨年は不利な内枠から川田騎手が上手く先行、外目に出して好結果を残す強い内容。
内の馬場が完全に死んでいたので、相当強い2着だったと思います。
香港で勝ったのも頷けるなという内容で、高松宮記念も本命に出来ました。
使い込むと良くない馬なので休み明けも好材料。
昨年の香港スプリントはハイペース、今年の香港戦はスローを後ろからでした。
ここはモズスーパーフレアがいるのでハイペース必至。
今年の香港戦は度外視で良いでしょう。
あとは外枠さえどうにかすれば普通に上位だと思います。
◎ 15 テーオーポシブル
○ 6 エターナリー
▲ 11 スナークダヴィンチ
ここはオッズ的に妙味ある馬が多いなという印象。
テーオーポシブル、前走は休み明けで少し行きたがる面を見せていたという話。
距離を短縮して成功してきた馬ですし、長期休み明けの東京ダート1600ｍで98と高い指数を持っています。
3走前は内で包まれながらもしぶとく2着を確保しました。
2走前はやや出負け。ペースが流れたのもありますが、長い脚を使って追い込んできました。
長い脚を使えるので中京は向くでしょう。
エターナリー、前々走の日野特別の指数が101と優秀です。
前走は差し決着になってバテただけ。
3走前は出負けして内で包まれました。それでもしぶとく差を詰めましたから、ここなら上位でしょう。
スナークダヴィンチは元々1700ｍを中心に使っていた馬です。1勝クラス勝ちが優秀で、指数103、現級換算95あります。能力は足りる馬です。
1200ｍへの距離短縮は3.4着続きですが、出負けや前残り等があり、巻き返し可能。
1200ｍでも追走は全く苦にしていなかったので、1400ｍへの延長は問題ないでしょう。
他に指数高いのはタケルラスティですが、これは4キロ減を活かして逃げ切ったもの。2勝クラスでは苦戦続きで、やはり斤量面の恩恵が大きかったのだと思います。
指数上位3頭に印を打ちましたが、これらがそう人気になっていないのだから妙味ありのレースと見ます。
◎ 15 バーニングペスカ
指数的には大混戦です。
ダート1200ｍは1Rと6Rが行われましたが、どちらも外枠が上位独占。
ここは外枠優勢なのだと判断したいです。
指数上位からバーニングペスカを抜擢。
前走は前半3ハロン33.2秒の激流を早めに押し上げていって3着、指数93。
トップハンデでもありましたし、今回も引き続き外枠ですから特に疑う必要はないと思います。
2走前は芝で度外視。3走前は最内枠で出遅れましたが、それでも4着ですから地力は上位でしょう。
5走前の2着時、指数95がメンバー中2位になります。
1位はニシノホライゾンの5走前、4着ですが、追い込み脚質が届くかどうか微妙な馬場とメンバー。
おそらくはミスズグランドオーの単騎逃げだと思います。
競馬予想本を本ブログ、noteにて執筆しています。
全て書き終えたら、推敲してKindleダイレクトパブリッシングにて出版しようと思っています。
スキしてくれると励みになって書く気になりますので、内容が良いと思ったら是非、お願いします。
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