※中央での指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。
※地方での指数はnetkeibaのタイム指数を参考にしています。
◎ 10 サクセスエナジー
○ 5 リュウノユキナ
テンの遅い先行馬・サクセスエナジー。
昨年の天王山ステークス、栗東ステークス連勝時の指数が高く、6歳にしてついに本格化したのかと思ったものです。
しかしながら、テンの遅さがこの馬の本領発揮を妨げてきました。
負けてきたレースは全て言い訳が利きます。
栗東ステークスの次走、プロキオンステークスはハイペース。
サクセスエナジーは位置取りに苦労。早めに押し上げていきましたが、ペースを考えれば早め進出は苦しい競馬だったと言えます。サンライズノヴァとエアスピネルの差し馬が1.2着だったのもあり、度外視で良いでしょう。
オーバルスプリントも行き脚が鈍かったですが、大外枠が功を奏しました。4角では速くも先頭、ベストマッチョに2馬身差を付ける強い内容でした。
JBCスプリントは前半3ハロン33.4秒の超ハイペースに。出遅れて位置取れず、全く自分の競馬が出来ていないのでこれも度外視可能です。
それ以降はほとんど内枠に泣かされています。
兵庫ゴールドトロフィーは勝ちこそしましたが、内容的にはこの馬の完全な負けパターン。
内枠から行けず、馬群に揉まれる苦しい競馬でした。それでも勝ち切ったのはかなりの驚きでした。ラプタスの大外枠からの出遅れ、早めマクりというポカも味方しました。負けパターンだったのもあり、指数的には凡戦です。
根岸ステークスは外枠から先行出来ましたが、超ハイペースに。
テイエムサウスダンやスマートセラヴィーといった実力馬も先行しましたが、サクセスエナジーより下の着順でした。上位はアルクトスを除いて差し馬でしたので、これも度外視出来ます。
フェブラリーステークスは出遅れて自分の競馬が出来ず。
黒船賞は元々高知で不利な最内枠。当然位置が取れず、砂の深いインコースを通って位置を押し上げる他ありませんでした。これも度外視出来る大敗です。
前々走のサマーチャンピオンも驚かされました。
コロナの影響で地元の倉富騎手に乗り代わりましたが、これも不利な最内枠で位置を取れず。加えてサクセスエナジーは序盤のコーナーで砂を被って外に大きく膨れてしまいました。
その影響もあってかなり置かれてしまったので、前に行った中央馬三頭の競馬になるものだと完全に思い込んでいました。それを砂の深い内目を突いて2着まで追い込んできたのですから、驚きという他ありません。ノドの手術明け、59キロでしたからなおのことです。
この馬は不利な展開になっても能力だけで来られる、そのくらいの馬なのでしょう。
前走のオーバルスプリントも内枠。
スタートで内のベストマッチョにぶつけられる不利がありました。
案の定位置を取れませんでしたが、上がり2位の脚を使って追い込んできています。3着とは0.2秒差しかありませんでした。
そして今回は待望の外枠です。
この馬の外のワールドリングとサイクロトロンも速いので、どういう展開になるか分かりませんが、これだけ枠不利続きの馬が外枠を引いたのだから黙って買い、でしょう。
展開的には1000mで強いクルセイズスピリツの逃げでしょうか。
サイクロトロンが続き、あとはサクセスエナジーより内のニシノレオニダス、ブルミラコロ、フランシスダイゴ辺りも主張してハイペースは必至。リュウノユキナも位置を悪くはしたくないでしょう。
ようやく斤量も57キロまで減ってダッシュ力もある程度戻ると思うので、外の二頭を先に行かせてしまうか、行き脚さえ付けばワールドリングよりも前を取れれば。
位置さえ悪くしなければ確実に伸びてくるかと思います。
1400mベストの馬でしょうが、天王山ステークスの3馬身差圧勝がありますし、このレースも2年前は3着でしたので、こなせる舞台ではあるでしょう。
とにかくスムーズに。
松山騎手はこの馬のことをよく分かっているはずなので、下手なレースはしたくないでしょう。
リュウノユキナは現役最強ダートスプリンターと常々言い続けている馬です。
ちょっと前までは重馬場巧者でしたが、ジャニュアリーステークスはタフな馬場で大楽勝。2着に1.0秒差を付けました。次走も良馬場で勝ったので、今では良馬場もさほど不安材料になりません。
東京スプリントでは前半34.3秒のハイペースで、展開的には差し優勢でした。
これを先行して押し切っているのだからここでも当然期待です。
当時、サブノジュニアと2キロ差ありましたが、今回も2キロ差と変わらないので逆転の可能性はさほど高くないはず。
2走前の北海道スプリントカップは、不利な最内枠、過去最高馬体重もあってヒロシゲゴールドを捉えられませんでしたが、まともなら上位は当然のレベルにある馬です。
時計の出やすい盛岡のクラスターカップを楽勝していることからも、速いダートがベターでしょうが、昨日の大井を見る限り、速い時計が出ている模様です。昨日の9Rの1-3着馬が持ち時計を更新しましたし、今日も昨日に続いて稍重なので問題ないでしょう。
枠もまずまずなところを引けたのではないでしょうか。
元からレッドルゼルやコパノキッキングより上の馬だと思っていますので、順当に対抗。
というよりも、単に人気で対抗にしているだけで、勝つ可能性が高いのはリュウノユキナだと思います。
馬券は二頭で決めているので印も二頭だけ。
三連単にするか、馬連・ワイドにするかは検討中です。
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