7/17　好走期待馬

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※軸自信度は、赤枠がA、黄色枠がB、青枠がC、緑枠が、勝ちまで自信あるS、となります。
※筆者の言うペースは、前が残るかどうかの目安となるペースであり、前傾か後傾かを意味しません。前が苦しくなるペースをハイ、前が楽なペースをスロー、中間をミドル、としています。
※馬三郎の前日オッズを参考に、期待値込みで予想しています。今年の成績を振り返った時、その方が圧倒的に割に合うと判断したためです。そのため、当日のオッズを見て本命を変えることがありますのでご了承ください。

私事ですが、左足が痺れたり、メンタル的に滅入ったりしていて現在働いておりません。
資金的に厳しくなってきたため、本日はレートを一気に下げようと思います。
レートが低くても全然競馬は面白いので、健全で良いかなと感じています。

土曜は函館、福島のダートはパンパンの良馬場になりそうです。
小倉は小雨が続く予報ですが、金曜の含水率が低かったため、先週のような馬鹿速い高速馬場にはならないと見て予想します。

では17日の好走期待馬へ。

◎　14　オーホンブリック

能力断然のオセアダイナスティがいますが、ここは初のダートスタート、前走出遅れ、最内枠、と危険な要素が揃っています。
単勝1倍台濃厚ですから、嫌ってみたいところです。

本命オーホンブリックは、執筆現在単勝22.7倍ですが、おそらく3.4番人気にはなりそう。

話が脱線しますが、単勝オッズの予測方法で良い方法を先日知りました。
単勝は売り上げが低いため、変動が激しくなりますが、3連単と馬単の1着固定全頭流しの合成オッズを見れば、おおよそ最終的なオッズが予測出来るという話です。
それを見て、3.4番人気になりそうだと判断しました。

オーホンブリックは前走が好内容。
札幌ダート1700ｍは外枠不利ですが、この馬はずっと外々を回されてロスの多い競馬でした。
未勝利の勝ち上がりの指数は101、勝ちタイムは1.47.0ですが、同日の1勝クラスの勝ちタイムが1.46.8で2着に相当します。
同日の牝馬限定の2勝クラスの勝ちタイムが1.46.9で、こちらでも2着に相当する時計でした。
それだけの時計を出していればここでも通用するはず。
函館ダート1700ｍは１コーナーまでの距離が329mあるので外枠は全く不利になりません。
札幌ダート1700ｍは約240mしかないため、外枠が不利です。
不利な札幌ダート1700ｍで好走して、不利でない枠になっていると考えれば有利でしょう。

休んで成長しているようですし、ここは強力な逃げ馬不在。
積極的に運んでくれれば好勝負必至と見ます。

◎　14　サンマルエンパイア
○　13　エターナリー

この馬、元来揉まれると良くない馬だと聞きました。
大外枠は、高速ダートの内有利にさえならなければ有利でしょう。
前走は外枠から2着。
前々走はゴール前でカットされる不利がありながら4着好走でした。
その前はハイペースを早めにマクっていき、最後は脚が上がって5着ですから、力負けではありません。
マクっていける競馬が出来るタイプなので小倉ダート1700ｍも問題にしないでしょう。

あとは相手関係。
最内のタガノウィリアムが秋山鞍上でも逃げそうですが（前走、秋山鞍上で押して逃げています）、川田鞍上のフルヴォートら、先行したいタイプは多いので、スローにはならないと見ます。
フルヴォートは1勝クラスの指数は優秀ですが、2勝クラスで古馬に通用するかは未知数。過剰人気だと思います。
タガノウィリアムは強いと思いますが、最内枠では競馬がしにくいはず。

エターナリーは前走が相当強い内容で、指数も101と高いです。
こちらを本命にしても良かったのですが、おそらく執筆現在7.9倍よりも売れてしまうはず。
小倉では勝ち上がれなかった馬ですし、人気妙味も取ってサンマルエンパイア本命にします。

◎　3　イチローイチロー
○　5　カワキタレブリー

△　8　トーセンヴァンノ
△　10　リトス
△　11　ナムラリコリス

このレースに関して先日、競馬予想本の方に追記しました。

『「永遠の初心者を脱する！」ための競馬思考』11　夏競馬の三歳馬・古馬の比較などについてあれこれと。

逃げで勝ち上がってきた馬ばかりになり、まずハイペースになるレース。
デビューした馬ばかりの重賞で、基本的にタイムが人気に大きく影響します。
が、ハイペース必至のため、逃げしか経験のない馬は圧倒的に不利です。
また、1000ｍ組、ダート組もほぼ壊滅的な成績になります。
他には、1戦1勝の馬が好成績。
馬場もまだ良いようなので、差すにしても内枠の方が良いでしょう。
その辺りを考慮に入れれば、妙味ある馬券を取れるはず。

連闘のイチローイチローの前走は新馬ながらもハイペース。
2.3着に差されてもおかしくない流れでしたが、ハナ差粘りました。
一回使って良化しているでしょうし、3番枠と良いところを引けました。
北出厩舎は短距離厩舎で、アクティブミノルでこのレースを勝っています。
その辺りを考慮して本命にします。

対抗カワキタレブリーも3番手から勝った馬。
時計を持っていませんが、1回使えば変わるものですからやってみなければ……という感じです。
父ドレフォン産駒は芝で勝ち上がっていますし、母父もディープインパクトなら何ら問題ないはず。
厩舎は2年目なので傾向が分かりませんが、早期から結果を出しておきたいはず。若駒でもきちんと仕上げてきていると見ます。

他、逃げ以外で好走してきた馬をチョイスします。

◎　8　エルデュクラージュ
▲　9　スマートセラヴィー

ここは行く馬が少なくて前有利と見たいです。
エルデュクラージュは小回りの1700ｍは如何にも向かなそうなのですが、検討した結果、問題ないと判断しました。
船橋で行われたダイオライト記念では、道中のコーナー部分で逃げたアナザートゥルースを追い抜かす勢い。最終コーナーでもアナザートゥルースを早めに潰しました。
あれを見れば小回り自体は問題ないでしょう。
もう一点は右回りですが、これに関してはネットの馬三郎のバックナンバーを振り返ってコメントを読んでみましたが、不安点として挙げているようなコメントは見当たりませんでした。
1700ｍでも行く馬少ないので先行は出来るでしょう。
問題は59キロ。
斤量で嫌われてよく人気を落としますが、確か重い斤量は回収率は高いはず。
それよりも長距離で走ってきたスタミナが活きる、と判断したいところです。
福島は35℃まで上がるようなので、ダートも乾ききってタフになるでしょう。
元々、距離短縮の方が向くタフなコースですから、本命を打ちます。
前走は出遅れ、残り100ｍまで粘っていましたが、そこから急失速。
スタミナ切れ、というような負け方でしたし、今なら短い方が良いのかもしれません。

スマートセラヴィーはこのコースで2着があるので向くでしょうが、不安は馬のデキ。
矢作調教師はまだ完調手前と言っていますが、追い切り自体は動いています。
しかし、妙味を考えて本命にした前走があまりにも早々に後退してしまったので、強く推しづらいです。鞍上に野中騎手を配してきたことも、あまり勝負気配ではないのかな、と感じました。

他も前に行けるタイプを相手に買いたいところ。

◎　15　マイグレーション

50キロで出られるノアヴィグラスが人気でしょうが、ここは行く馬が多くてすんなりな競馬は出来なそうです。それでも50キロは有利なので、押さえてはおきたいなと思います。

マイグレーションの距離短縮に期待します。
前走はここで人気になるベストマジックと頭差。それでオッズには大きな開きがあるのならより外枠でもあるこちらを上に取ります。
その前走はベストマジックに一旦離されましたが、しぶとく盛り返して頭差まで詰めました。
直線は遊んでいた、という話で、今回はチークピーシズを着用するとのことです。
1200ｍは新馬を上がり最速で勝っていますし、昇級戦は出遅れ。しかも3.4角を一桁で通過した馬が上位を占めるようなレースだったので度外視出来ます。
積極的に運んでくれれば。

以上。

競馬予想本を本ブログ、noteにて執筆しています。
全て書き終えたら、推敲してKindleダイレクトパブリッシングにて出版しようと思っています。
スキしてくれると励みになって書く気になりますので、内容が良いと思ったら是非、お願いします。

『「永遠の初心者を脱する！」ための競馬思考』