6/26 単勝推奨馬

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※軸自信度は、赤枠がA、黄色枠がB、青枠がC、緑枠が、勝ちまで自信あるS、となります。
※筆者の言うペースは、前が残るかどうかの目安となるペースであり、前傾か後傾かを意味しません。前が苦しくなるペースをハイ、前が楽なペースをスロー、中間をミドル、としています。

単勝推奨馬

函館1R ◎12 ヒルノローザンヌ B評価
東京1R ◎12 プラチナジェット A評価
阪神1R ◎10 サンライズタイタン A評価
函館2R ◎1 ケデシュ A評価
東京2R ◎6 ヴェルトクリーガー A評価
阪神2R ◎14 アカノストロング C評価 ○8 ナリタイチモンジ
函館3R ◎4 フェアリーランド A評価
東京3R ◎10 クロシンジュ A評価
阪神3R ◎1 ジョーヌヴェール ◎3サルサディーバ C評価
函館4R ◎12 マイネルユヌスール C評価
東京4R ◎15 ベッサスタージル A評価
阪神4R ◎18 モズベイパーコーン B評価
函館6R ◎2 ハヤブサウィッシュ A評価
東京6R ◎1 オーシャンズヨリ A評価
阪神6R ◎10 クレスケンスルーナ C評価
函館7R ◎9 デルマラッキーガイ C評価
東京7R ◎12 ヴィクトゥーラ A評価 穴9 ミツカネムーン
阪神7R ◎8 アップデート B評価
函館8R ◎5 クールライズ B評価
東京8R ◎5 カンリンポチェ B評価

※残りの特別と最終レースは寝て起きてから予想します。

起きました。

阪神8R 城崎特別 ◎11 サンストックトン A評価
函館9R 松前特別 ◎11 リンフレスカンテ C評価
東京9R 八ヶ岳特別 ◎7 ノワールドゥジェ A評価
阪神9R 舞子特別 ◎1 アルママ B評価
函館10R HTB杯 ◎14 グラウクス B評価
東京10R 甲州街道ステークス ◎10 ドンカポノ A評価
阪神10R 花のみちステークス ◎8 シェパードボーイ C評価
函館11R 大沼ステークス ◎3 アイオライト B評価
東京11R パラダイスステークス ◎12 リレーションシップ A評価
阪神11R 宝塚記念 ◎1 オーソリティ A評価 ○4 エフフォーリア ▲7 デアリングタクト △2.6.8.11.12.14.15
函館12R ◎3 グレイトミッション C評価
東京12R ◎13 アイスマン B評価
阪神12R ◎8 クリノイコライザー ◎16 ハクサンライラック B評価

まえがき

こんばんは。
土曜の本命成績は良かったです。

[6.2.4.20] 計32R
単勝回収率138% 複勝回収率94.6%

単勝狙いなので複勝回収率は気にしていませんが、こちらも優秀でしたね。良いに越したことはありません。
2択で迷って失敗したのが2Rありました。
函館メインと東京最終ですね。
どちらも本命が3着だっただけに、ワイドは買えるなと。資金難のために買いたくてもなかなか買えない訳ですけども。
本日の勝ち分をキープ出来れば、宝塚記念で三連複を買えます!
そのために頑張ります!

馬場情報。
東京芝はやはり外目の枠が恵まれやすいですね。かといって、内枠も特別嫌う必要はない感じですね。内空け馬場なので先行有利傾向が強いです。

東京ダートはかなりの先行有利でしたね。
外枠有利の1600mで1.2.3番枠決着があって驚きました。
これ、芝も同様ですが、強風の影響です。
向正面が追い風で、直線向かい風のため、全く差せません。理屈分かるかと思いますが、追い風だと逃げるのが楽になって、向かい風だと加速出来ません。そのため、位置取り通りの結果になる、という理屈だと思います。
日曜も同様の風予報らしいので、土曜以上に先行有利で取ります。土曜は能力面を見て失敗しました。

阪神芝は先週よりも内を通った馬が有利。コーナーで外を回した馬は伸びきれません。
ハイペースが多くて差し馬も来ていましたが、その割には先行馬も残しています。
これも風の影響が大きいはずです。日曜も直線向かい風予報という話です。
宝塚記念も内をロスなく回ってある程度の位置を取れる馬がかなり恵まれると見ています。

阪神ダートも先行がかなり有利。
メインと9Rはかなりのハイペースでしたが、それでも前が残りました。
前に行く馬が揃って先行馬を買うというのは、心理的に抵抗があるのですが、極力、先行馬を狙います。風の影響はダートの方が大きいみたいですね。

函館芝はスローペースでなければ外差し有利でしたね。
ローカルは中央場所よりも丈夫な馬場造形をしていません。乾いても悪化した馬場は回復しなくて、引き続き外差し優勢と見ます。

函館ダートはかなり雨の影響を受けて、延長馬も普通に走っていました。
1000mから1700mへの延長のメッザノッテの単勝は美味しかったです。
追走力が必要なため、とにかくテンが速い馬から狙います。
水はけ良くないため、おそらく日曜は多少回復してやや重でしょう。

日曜も単勝一点勝負で、宝塚記念までに三連複買える資金を残したいところ。
では本日もどうぞよろしくお願いします。

見解
函館1R
長期休養明けで、休み前に強い競馬をしていた馬から。

◎12 ヒルノローザンヌ

前走本命を打ったラミアヴィータは、消極的な柴山騎手だったので控えるのが心配でしたが、まさかのハイペース逃げ。そこまで行かなくて良いと思いながら見ていました。結局、強敵エナジーグランに差される競馬になりました。指数99。
オマツサマは前走指数98。
前走、追い切り悪いと評価したショウナンラブリーは12番人気2着で指数99。前々走の指数から人気するのだと思っていましたが、こんな人気薄なら追い切りに目をつぶって買えば良かったかなと。岩田康誠騎手が外枠から最内に入れるファインプレーもありました。
ここは先行馬揃ったので、外差しを狙える馬から。

ヒルノローザンヌは未勝利の身で挑んだフェニックス賞が4着。上がりも3位と優秀です。
1着ナムラクレア、2着テイエムスパーダ、3着デュガ、5着トーホウラビアンと良い馬揃いの中に割って入ったのは評価出来ます。
馬場差測定不能で指数が出ていません。しかも雨が降り続いていたため、同日同距離の時計もアテに出来ません。
すぐあとの10R2000mのアリーヴォの勝ち時計が2.05.1なので相当時計がかかっているのは間違いありません。
ヒルノローザンヌの走破時計1.11.5の価値が測りかねますが、相手関係から優秀だったはず。
それに1600mの新馬戦も指数99。セリフォスの勝ったハイレベル戦でしたが、2着ベルクレスタ、3着トゥードジボンも重賞戦線で活躍している馬。
今の未勝利なら力は上と見ます。
キズナ産駒なので力の要る函館も合うでしょう。

東京1R
逃げ候補は数頭いるが、テンの速力重視。

◎12 プラチナジェット

風の影響が強くなりそうなので先行馬から。
前走本命を打ったプラチナジェットは、最後に距離短縮馬に差されて2着。
ハナを奪ったのは途中からでしたが、テン1ハロン12.2秒、3ハロン34.8秒、4ハロン47.0秒とハイペースの逃げでしたから、多少かかり気味だったにしても、我慢した方が良かったように思います。今回はデムーロ騎手から戸崎騎手に乗り替わり。番手追走になりそうですが、テンの速力は一番だと思うので、行っても番手からでも。
前走指数95で勝つ力はあります。

指数最上位がホイットニーの前々走99。
前走はスローに落としすぎて、ペース補正が入っての指数92。
どちらかから行くのが無難と思いますが、より外枠でテンの速力もあるプラチナジェットから。

ダートも走るエイシンヒカリ産駒のキラリヒカルゲームも馬格があって良さそう。
前走超スローを2着したクイーンカトリーヌは3キロ減。ですが、土曜に久しぶりに原騎手に本命を打ったのですが、ハイペースだったにしてもきちんと先行してくれませんでした。やっぱり原騎手は個人的に買いません(笑)

阪神1R
前狙い徹底。

◎10 サンライズタイタン

風の影響で前狙いです。
サンライズタイタンは前走、3ハロン34.5秒の逃げで追い込み決着を誘発。この馬だけ逃げてハナ差2着、指数98だから能力はかなりあります。
5走前の指数103が抜けているラニカイは、前走、最内に突っ込んだら進路がなくて下げて、そこから外に出して差してくる強い内容。不利がなければ勝っていたと思います。
ですが、何だかんだ前を捉えきれないレース続き。風の影響で今回も取りこぼすと判断。
芝での指数優秀なアドマイヤジェイはロードカナロアにライラプスならダートは走りそうですが、内枠では買いにくいです。

函館2R
前走本命も除外に。

◎1 ケデシュ

ケデシュは前走で本命を打ったのですが、競走除外に。
寝ていたため、詳しい状況が分かりませんが、陣営コメントでは「返し馬で暴走」という話。
先日、競馬予想本の記事でリオンディーズ産駒の距離延長は走らないと書いたのですが、延長でも本命を打ちます。
ダート初戦は4角まで良い手応えでしたが、道中でかなり力んでいて直線は失速。当時よりも短くなるのはプラスです。
芝では勝ち上がれる指数で走破している馬ですから、ダートで改めて。

東京2R
距離短縮の先行馬から。

◎6 ヴェルトクリーガー

サイキョウノオンナの前走指数が100でこのメンバーでは抜けていますが、今の東京ダートで果たして差しきれるかどうか。
内枠のヴェルトクリーガーに期待します。
前走は1レースで本命を打ったプラチナジェットが途中からハナを奪ったハイペースのレース。ヴェルトクリーガーは直線では2番手で、一瞬、プラチナジェットを交わすかという見せ場がありました。残り200mまでは2番手確保しており、その後に失速しているため、この距離短縮はハマると見ます。
距離短縮とはいえ、前走は芝スタートでその後も速かったので、テンの速力では負けないはずです。気になるのは、調教師が「気分良く行き過ぎたのでもう少しためたい」と述べていること。今なら行ってしまった方が良さそうに思います。

阪神2R
芝の素質馬とダート組入り混じって難解な一戦。

◎14 アカノストロング
○8 ナリタイチモンジ

アカノストロングの前走は、同コースで前半3ハロン34.5秒のハイペース。
阪神ダート2000mは芝スタートなのでこういうハイペースがまま見られます。
アカノストロング自身は先行体勢に入ろうとしましたが、ペースが速すぎて後方から。普段と違う競馬になったからか、道中の手応えも悪かったのですが、最後はしぶとく伸びて5着は確保。1.2着は強すぎました。2着のハイエンドは指数100で、次走は指数107で勝っています。
前走は度外視して見直します。
前々走は中京ダート1900mで逃げ。1000m通過こそ63.2秒と緩みましたが、その後は全く緩みませんでした。直線に入ってすぐにアカノストロングは交わされましたが、そこで止まらずにしぶとく粘っていました。指数93とまずまず。
今や買えるジョッキーとなった松本騎手に乗り替わりで改めて期待します。

芝路線からはナリタイチモンジ。
母はダートで走っていたフレンチデピュティ産駒で、父キズナの大型馬なら即通用しそうです。おそらくスタートの速さは一番です。逃げてしまえば楽勝もあると見ています。

他、ダートの指数上位馬は差し脚質で割り引き。
ゲイングラウンドは最内で割り引きです。

函館3R
前走、既走馬相手に好内容。二戦目で変われる。

◎4 フェアリーランド

前走、同条件の馬が揃いました。
指数はどっこいどっこいで、最高がマーブルケイケーの93。
トキメキナイト、フェアリーランドが92で続きます。

カルーナブルガリスとトキメキナイトはダートスタートが苦手なのでは?と前走時に書きましたが、カルーナブルガリスの方はダッシュが付きませんでした。またそこそこ人気になるとは思いますが、軽視します。
注目はフェアリーランドでしょう。
前走は既走馬相手のデビュー戦。
スタートは五分も、二の脚が付かずに後方から。道中は砂を被って嫌がる素振りも見せていました。最後はメンバー中、1の伸び脚で4着。
今回、最終追い切りでは函館Wで時計をかなり詰めています。さすがに上積みは期待出来るはずです。
指数も走破時計もトキメキナイトと全く同じ。
フェアリーランドの前走のテン3ハロンは34.9秒。トキメキナイトの逃げは3ハロン35.7秒。一回使ったことと相手比較から追走も楽になりそうです。あとはダンカーク産駒は道悪ダートで成績を上げてきます。
ここは期待の方が断然大きいですね。

東京3R
前走はハイレベル戦。距離短縮で勝ちきれる。

◎10 クロシンジュ

人気のカヨウネンカは指数こそ上積みありですが、距離延長で連闘。
チューウィーは柴田大知騎手で買いにくいです。
他は差しの二頭が人気になっていますが、今は先行有利馬場。

クロシンジュに本命を打ちます。
前走はハイペースの逃げを打って5着ですが、指数は98と優秀です。
勝ったビーナスローズは1勝クラスで超スローペースにハマって惨敗しましたが、2着ルージュアルルは次走・同コースで完勝。
前走時は京王杯スプリングカップの日で、内も使える馬場でしたが、今は内空け馬場のため、先行有利傾向になっています。
先行して押し切りを期待します。

阪神3R
牝馬限定戦で低レベル。芝からの組も微妙。ダブル本命で穴を狙う。

◎1 ジョーヌヴェール
◎3 サルサディーバ

ここはダート中距離で指数90以上の馬がいない低レベル戦。
セオリーに反して内枠から二頭抜てき。

ジョーヌヴェールは前走・金沢での指数が優秀です。
中山ダート1800mを毎回ハイペースですっ飛ばすメルトのハナを奪ったことで、おそらくはハイペースだったのではと推測します。
すぐ手応えは悪くなりましたが、しぶとく粘っていました。2着馬は次走・中京ダート1200mで大穴をあけました。3着メルトも未勝利で3着が2回ありますし、マイペースで行ければ勝ち負けになるだろうなというレベルの馬。
指数の高さは信頼出来ると見ます。
その前に使った笠松の指数は平凡ですが、3着馬は次走・東京ダート1400mで5着とまずまず実力があります。
気を抜く面があるという話で信頼出来ませんが、すんなり先手を取れれば。

サルサディーバは前走、既走馬相手のデビュー戦。スタート悪くて殿からでしたが、上がり2位の脚で7着。指数78も、このメンバーなら使った分で逆転は出来そう。
マジェスティックウォリアー産駒で使いつつ良化するはず。

この二頭の単勝を買います。

函館4R
距離短縮。着順は指数は安定している。

◎12 マイネルユヌスール

土曜にエイシンフラッシュ産駒狙いがハマったのもあり、ここもエイシンフラッシュ産駒。距離短縮馬から。
マイネルユヌスールは着順こそ奮いませんが、ここ4走の指数は前走から90.85.92.85、と安定しています。
今まで位置を取れなかった馬が、前走函館では出遅れながら初角6番手で競馬が出来たのは、洋芝向きの証拠かもしれません。しかも途中でマクり気味に2番手まで押し上げました。このレースは差し決着で、前で粘ったのは土曜に勝ったブローザホーンのみ。積極的すぎる競馬だったように思います。
丹内騎手から菱田騎手への乗り替わりは素直に鞍上強化でしょう。
4走前のやや重の阪神芝2000mは、スタート悪くて最後方から。コーナーでも内を極力避けて外目を通っていました。スローで前有利のレースだったのですが、4角も大外を回しながら6着まで追い上げました。かなりロスある競馬であそこまで頑張れたのは、やや重も向くのでしょう。

前走の止まり方からしても1800mの方が良さそうです。
外差しに期待して本命を打ちます。

東京4R
前走ブリンカーで内容良化。今度こそ。

◎15 ベッサスタージル

ベッサスタージルは前走、ブリンカー着用。
東京ダート1600mでは今まで先行出来ていませんでしたが、前走はしっかりと先行出来ました。指数94とメンバートップなのもさることながら、このレースはラスト1ハロンでほとんど減速していません。ラスト3ハロンは12.6-12.0-12.1で、ラスト1ハロンは勝ち馬が引き上げた分もありますが、ベッサスタージル自身もさほど落としていないはず。
3着馬にも2馬身半差を付けて良い競馬でした。

前々走は指数92で5着。不良馬場で、一瞬は差し切るかという勢いでしたが、最後は失速。このレースの2.4着馬はすでに勝ち上がっているのでレベルも高かったように思います。

強敵不在で、先行有利の今なら勝ち上がり濃厚と見ます。

阪神4R
指数上は大混戦で、逃げ馬も不透明だが……。

◎18 モズベイパーコーン

指数面では混戦模様。
ただし、逃げ・先行馬が少なくて、馬場的にも前有利でしょう。
何が逃げるか、ですが、騎手でセレクト。
今年の逃げ率が15%超えの坂井瑠星騎手。昨年は10%以下だったのでかなり先行意識が高くなっています。テンの速さもあり、大外枠で外々を回されるロスを避けるためにも主張していくと予想します。
前走は1400mに距離短縮しましたが、馬場の悪い内を通らされてしまいました。
前々走はかなり速い流れを先行して失速。先行馬は全滅で、同じような位置にいてここでも人気のショウナンナダルに先着ならさほど悪くはないでしょう。
新馬戦は超スローを2番手から。逃げ馬を捉えきれず、勝ち馬に差されるという競馬。勝ったのは2勝を挙げているゼッフィーロですから気にする必要はありません。
グランプリボス産駒なだけあって切れる感じはないので、先行してどこまで粘れるかでしょう。

函館6R
前走は内枠に速い馬が多すぎた。今回は内枠に替わって改めて。

◎2 ハヤブサウィッシュ

4走前の内容の良さからその後推しているハヤブサウィッシュ。
前々走の指数101と、勝てるレベルにはあります。
2度の3着はやや重と重馬場なので、雨の影響が残っている函館ダートはプラスでしょう。
前走は13番枠。函館ダート1700mは比較的外からも主張しやすいのですが、内に速い馬が集まって先行出来ず。ハイペースにもなりました。前半3ハロン35.8秒、5ハロン60.6秒は速すぎです。
ラスト3ハロンは全て13秒台の消耗戦になりました。
好走しているレースのラップから、こういう消耗戦は向かないと判断します。
今回は道悪なので前走のような消耗戦にはならないでしょうし、過度なハイペースにもならないはず。
内のノアラヴィータが前走ハイペース逃げを打った馬ですが、内からすんなり隊列は決まるのではないかと読んでいます。
番手から競馬が出来れば、今度はスピードで押し切れるはず。

東京6R
スロー濃厚で先行馬から。

◎1 オーシャンズヨリ

オーシャンズヨリは今まで負けた馬全てが勝ち上がっています。
4.4.3着でこのパターンはなかなかありません。レベルの高い時期の未勝利戦を使っていただけに、ここでは地力上位と判断。先行力もあり、今の馬場に向いています。
前走の指数は99と、指数の裏付けもあります。

他狙うならキャリア少ない馬でしょうか。
追い切り水準以上でここがデビュー戦のキタサンブラック産駒パロマル。
一番の強敵になりそうなのは、イクイノックスの勝った新馬戦で6着の長期休養明けウィルソンテソーロでしょうか。
しかし先行力からもオーシャンズヨリからが一番信頼できそうです。

阪神6R
夏競馬のダートで妙味あるのは、世代限定戦を高い指数で負けた3歳馬。

◎10 クレスケンスルーナ

夏競馬は、未勝利戦を平均的な指数で勝った三歳馬も人気になりやすいのですが、妙味あるのは世代限定戦で高い指数をマークしてきた馬です。
クレスケンスルーナは指数96で未勝利勝ち上がりですが、これは出遅れ。そしてかなりのハイペースをリカバリーするという無理の多いレースでした。終い13.9秒とかかっているのも仕方ないでしょう。
前走はスタートを決めましたが、ここもハイペースになって差しに回る競馬。
重馬場で前が残る中、差して3着は立派です。
1着馬は土曜に2勝クラスで2着。2着馬は次走勝ち上がっています。
クレスケンスルーナの指数は98。世代限定戦なので古馬1勝クラスに換算すると96ですが、それでも十分このメンバーでは上位。2キロ軽くなって有利でもあります。

ドゥーベより力はあるように思います。
より強敵そうなのが、ヴィゴラスダンサー。前走は3ハロン通過33.9秒という超ハイペース。1.3着は超人気薄が突っ込んできました。
このペースを2番手追走して2着、指数94ならこちらの方が上の可能性が高いと見ます。
ですが、オッズ差でクレスケンスルーナから。
岡田騎手は消極的なのでどこまで前で競馬してくれるか分かりませんが、執筆現在17.0倍なら妙味抜群と見て買います。

函館7R
函館長距離は開幕週から差しが決まっていた。荒れてより差し有利になるはず。

◎9 デルマラッキーガイ

前走本命を打ったデルマラッキーガイは大きく出遅れ。もう少しまともに出られる馬です。
ラップもラスト3ハロンが12.2-11.8-11.7、と加速ラップになってしまい、これでは外を通して、直線入り口でも狭くなったデルマラッキーガイが浮上する余地はありません。
前走でずっと内で我慢していたタイラーテソーロには逆転できそう。
ウインヴァカンスには前走で先着しています。
能力比較は非常に難しいですが、この人気二頭に逆転する余地があるなら本命を打ちます。
鞍上の石川裕紀人は小回り向きの騎手。函館は騎乗経験が少ないですが、小回りですから上手く立ち回ってくれるはず。

東京7R
レッドランメルトは前走指数だけは優秀だが……。

◎12 ヴィクトゥーラ
穴9 ミツカネムーン

人気のレッドランメルトですが、前走指数103と優秀であるものの、ペース補正が0.6秒分入ってのもの。ペースが流れた場合は追走に苦労する危険性も考えて買いません。

安定した先行力を誇るヴィクトゥーラに本命を打ちます。
前走は完全に抜け出したところを、オメガロマンスの強襲に遭って2着。
前々走は中盤緩んで外マクリが決まるレース展開。内で先行したヴィクトゥーラには展開が向きませんでした。
3走前は内から先行するも、外差し有利の展開に屈する形。
4走前は大きく出遅れで、近走は本領発揮が出来ていません。
指数は安定して高いですし、1800mも函館で101と優秀なものをマークしています。
外枠に行く馬が多くて、外枠先行勢が恵まれる隊列になるはず。
今度こそ。

おそらく逃げそうなミツカネムーンは、前走、緩ませないペースで逃げて指数97の4着と優秀です。50キロも向いたのでしょう。
別にハイペースで行く馬という訳ではありませんので、1800mでもう少しペースを落とせば粘り込みがあっても。アドマイヤムーン産駒なので距離に疑問符が灯りますが、3歳牝馬の逃げということで一発には警戒したいと思います。

阪神7R
宝塚記念と同条件。どういうレースになるか見もの。

◎8 アップデート

阪神芝2200mはハイペースになりやすいコース。
先行馬もある程度いることから、前有利の馬場は承知の上で差しで取ります。
アップデートの前走・京都新聞杯の指数は、1勝クラスに換算すると104。
ハイペースに引っ張られた影響ももちろんありますが、1勝クラスを勝てる素質があると分かりました。
前々走はスローになりやすい阪神芝2400mで超スロー。
二頭を除いた六頭までが上がり33秒台をマークしたレース。アップデートはスタート出遅れから、外を回して早めに進出。一度は先頭に立ちましたが、外を回した分でしょうか、内を突いた二頭に差されて同タイムの3着に。
未勝利戦も2400mの超スローペースの中、中団から上がり最速を使って差し切りました。
破ったスワヤンブナートはすでに1勝クラスを勝利している馬。
その馬より展開不利で圧勝しているのですから実力は本物。
おそらくこのメンバーなら多少流れて、たとえ前有利のトラックバイアスでも切れ味の違いで差し切ると思うのですが、さてどうでしょう。

函館8R
単騎逃げは確実。距離が保つかどうかだけ。

◎5 クールライズ

函館ダートが延長馬場とはいえ、クールライズが1700mで勝てるかはどうか……。
でも勝ってみたいと思います。
新馬戦は中山ダート1200mだというのに、ラスト1ハロン加速するラップで大楽勝。
二戦目は超ハイペースの逃げで2着ですが、走破タイムの1.10.5は、同日古馬オープンの6着に値します。
その後の二戦はハイペースの上、包まれてしまって終了。
とにかく揉まれなければ強い馬ではあります。
ダートスタートだと出が悪い馬ですが、この枠なら多少遅れてもリカバリー可能です。
単騎逃げでどこまでペースを緩めて、どこまで粘れるかの勝負でしょう。3キロ減も魅力です。
父ダノンレジェンドは中距離馬を出していますし、母の父はエーピーインディ系なので距離をこなせる血統的下地はあるように思います。どうなるか。

東京8R
前で決まる想定なら一騎打ち。

◎5 カンリンポチェ

前で決まる想定で決めつけています。
カンリンポチェか、トモジャワールドかの二択。
トモジャワールドは前走ハイペースの逃げを打って失速も、強敵相手に指数99。
カンリンポチェは前走、距離延長がハマって、ローズボウル、ピュアブラッドというダート長距離の強い馬相手に3着。
カンリンポチェの方を取ります。人気がないから、というのもありますが、今の東京ダートはかなり時計が出ていて、いわば追走力が重要なダートという認識。
追走力重要な新潟ダート1800mで逃げて、現級換算105という高い指数で勝ち上がっています。中山ダートのような時計のかかるコースよりは時計の出るコース向きでしょう。

あとは休み明けが課題。
遅れが目立つのはいつもどおりで、時計自体は出ています。陣営も「いきなりから楽しみ」と述べているなら不問に付します。
先行押し切りを期待しています。

阪神8R 城崎特別
先行出来る指数上位から。

◎11 サンストックトン

人気のアルナシームは過剰ではないでしょうか。
現級換算指数101ですが、先行力のない馬です。

未勝利勝ちの指数が現級換算99、京成杯も98あるサンストックトンから。
不利な大外枠は不安ですが、横山武史騎手が乗った時は先行しています。
少頭数なのでそう外は回されないはず。
1800mで勝ち上がった馬ですし、距離短縮も良いでしょう。共同通信社杯は後ろすぎました。積極的に乗ってくれれば。

エバーシャルドネーは休ませて追い切り時計が良くなっています。坂路自己ベスト更新。こっちも良いのですが、距離延長でもあるので。

函館9R
外枠距離短縮から。

◎11 リンフレスカンテ

先行馬多くて、ペースも流れやすい函館芝2000mということで外差し狙い。
2000mは久しぶりのリンフレスカンテですが、陣営によれば「洋芝は合いそうなタイプで前走後はここを目標に」という言葉。ルーラーシップ産駒なら力の要る馬場は合うはず。
ほぼ上がり1位を使っていますから、2000mへの短縮で期待します。

東京9R 八ヶ岳特別
先行馬狙いだが、良い先行馬が少ない。

◎7 ノワールドゥジェ

これといった先行馬が少ないメンバー。
ミズリーナは前走、スローの逃げに落として3着ですが、上がり34.2秒以上の脚を使ってもらいたかったし、距離延長。的場勇人騎手ということもあって軽視。
ノーダブルディップもスローに持ち込んで上がり34.7秒なら大したことはなさそう。
ジュンブルースカイは-10キロと馬体が減りすぎです。

人気でもノワールドゥジェから。
前走上がり33.6秒ならこのメンバーでは切れ味一番。
外枠も良いですし、しっかり先行出来る馬です。
しっかり勝ちきってもらいたいところです。

阪神9R 舞子特別
長期休養明けから走る。

◎1 アルママ

アルママは長期休養明けですが、過去、長期休養明けで2度とも好走しています。
加えて今回はルメール騎手鞍上。ルメール騎手を乗せてくるということは、下手な仕上げでは出走してこないはずです。
3走前の東京マイルの指数が106で、現級換算では100。
メンバートップの指数の上に、最内枠なら狙って良さそうです。
テンも、3走前に東京マイルで3ハロン34.2秒通過を2番手から競馬しています。
行く馬が揃って距離短縮でも位置は悪くしないはずです。
いきなりの勝利を期待します。

函館10R HTB杯
前走は優秀。どうしてここまで人気がないのか。

◎14 グラウクス

ここはある程度速く流れそうなメンバー。
グラウクスは前走、3ハロン33.1秒の超ハイペース。
短縮のオタルエバーはマイルの重賞でもやれていたので先行しての押し切りは納得出来ます。
2着モンファボリは後方待機策がハマりました。
当時は内有利の馬場の中、外枠から早めに押し上げて3着はかなり優秀な内容と言えます。
指数は96。
今は外枠有利なくらいに変わっているため、ここは上位に来られるはず。
また、函館に替わって位置を取れたのも好材料で、洋芝が合う可能性大と見ます。
3走前は指数99で能力上位でもあります。
55キロと背負わされたことと、鞍上、年齢で人気がないのでしょうか。

東京10R 甲州街道ステークス
先行馬少なくて前の組から。

◎10 ドンカポノ

昇級初戦からトップハンデかよ……というのが本音ですが、そのくらい3勝クラスにしては低レベルなメンバー。
ドンカポノの前走は距離延長を微妙に思っていましたが、難なくこなして指数101。現級換算で93になります。これでも十分メンバー上位。
前走は大逃げ馬がいて、3ハロン34.4秒、4ハロン45.7秒のハイペース。
丁度恵まれる位置にいたと思いますが、2着のウインジョイフルには交わされそうにない完勝。

先行馬少ないので他の馬についても少し。
ボルサリーノは2走前の指数が96でトップですが、当時は54キロでデムーロ騎手。今回は1キロ増えて木幡巧也騎手なので減点です。
エターナリーは3勝クラスに上がってからハイペース続きで自分の競馬が出来ていません。ここなら先行出来るでしょうし、2勝クラスで101の指数を持っています。しかしこの指数はその後を見る限り、少し高く出すぎている印象で鵜呑みに出来ません。

阪神10R 花のみちステークス
先行馬多くてハイペースの可能性高い。

◎8 シェパードボーイ

シェパードボーイは80台後半で指数がずっと安定しています。
末は堅実ですが、正直、やや足りないかなとも思います。
前の馬がハイペースになって止まってくれれば、良い差し馬が他にいないのでこの馬が台頭するはず。
ローウェルは強くてハイペースにも適応出来ますが、3勝クラスをすぐ突破出来るかはまだ半信半疑。
ゴールドパラディンは前走距離短縮で先行して2着。ペースも流れました。阪神に替わってどうかでしょう。

函館11R 大沼ステークス
近走、まともな競馬が出来ずに人気落ち。

◎3 アイオライト

アイオライトは前走距離短縮。3ハロン33.7秒の逃げではいくらなんでも止まります。
前々走・マーチステークスも逃げて5ハロン60.9秒。差し決着になったため、これも度外視出来ます。
その前の東海ステークスは5ハロン61.0秒の逃げ。冬場の中京ダート1800mにしては厳しい流れと言えます。来た先行馬は強い馬揃いだったので、これも度外視します。

その前はスローペースの逃げに落として、今やかしわ記念まで勝つ大活躍のショウナンナデシコを撃破しました。
その前の福島民有カップもマイペースの逃げ。1000m通過62.0秒なら遅いですね。
ダノンファストに交わされましたが、他の強豪は抑えて2着は確保。

ここは逃げ馬三頭。
クロパラントゥは札幌ダート1700mの1勝クラスを指数107で楽勝した馬ですが、クラスが上がるにしたがって指数が低くなっています。オープンでは厳しい戦いが続きそうだなと思っていましたが、案の定の結果に。ただし、距離延長でこの馬が逃げるかもしれません。
アイオライトはその外枠なのでこれに付いていく競馬でもオッケー。
しかし外のロードエクレールもなかなか速い馬。逃げれば全て馬券内の馬です。
アイオライトにはどうにか主張して最低でも2番手を確保してもらいたいところ。

東京11R パラダイスステークス
近走は無駄の多い競馬が多い。巻き返せる。

◎12 リレーションシップ

ここは内空け馬場に加えて先行馬も少ないメンバー。前の馬から。
リレーションシップは阪急杯で本命を打った馬です。
内枠で途中控えるところがあって位置を悪くしました。最後は4着まで追い込んできただけに、下げてしまったのは勿体ない競馬でした。
京王杯スプリングカップは、普通にスタートを決めるも、戸崎騎手が控える競馬を選択。33秒台を使った馬が多いレースで、切れ味が武器の馬ではないから負けたという内容。
それでもリフレイムには先着しています。
前走の安土城ステークスは、逃げたエントシャイデン、内を通ったルプリュフォールが3着のレース。大外枠から2着を確保したダディーズビビッドは強かったですが、比較的外を回ったリレーションシップも内で溜めていられれば、という内容でした。
今回は良い枠でしょう。
前有利と見ているので、逃げるリフレイムを交わせば勝機十分。

阪神11R 宝塚記念
阪神は内有利が顕著になっている。内の中団やや前目に付ける馬が恵まれると見る。

◎1 オーソリティ A評価 ○4 エフフォーリア ▲7 デアリングタクト △2.6.8.11.12.14.15

YouTubeでヒシイグアスを切ると発言したのですが、これ、もしかすると先行する可能性があると見て、押さえるかちょっと迷っています。位置取れないとは思うんですけどね。
外から先行しそうなギベオンは、スタート遅い逃げ馬、という点は目をつぶるにしても、2200mがキャリア初なんですよね。長持ちする持続力系ディープ産駒で力に衰えはないと思いますが、距離面を考慮して切りました。ヒシイグアスも2200m初で、大阪杯の内容から距離保つとは思いますけど……迷いますね。一応、上の印で買う予定です。

函館12R
洋芝は昨年好成績。前走は惨敗だが、期待したい。

◎3 グレイトミッション

グレイトミッションは昨年、北海道シリーズで3戦して97.98.98という高い指数で安定していました。
四歳になって斤量の恩恵はなくなっていますが、近走の指数からは力の衰えはないはず。
前走は得意の函館で12着惨敗。指数90。スタートが悪かったにもかかわらず、位置を取りに行き、外からマクられて位置を悪くしたのも敗因かなと思います。
中1週ローテは連闘より良いはず。
変わり身を期待します。

東京12R
前走指数が優秀。延長の先行馬多くてペースは流れるか。

◎13 アイスマン

アイスマンの前走指数は102。
ゼンカイテンの逃げ切りですが、この馬は土曜に2勝クラスで3着と強いところを見せました。時計も0.1秒だけ詰めました。
その馬にハナ差まで迫ったアイスマンも当然、力量上位のはず。
また、このレースは3着のパウオレが相当な素質馬でした。中山ダート1200mで同日2勝クラスを1.2秒も上回る時計を出した馬です。
4着以下は4馬身離れてます。
前走までは90程度の指数しか持っていない馬でしたが、素直に信頼して良い指数と判断します。
延長先行馬が多いため、ペースはある程度流れるはず。
能力最上位馬が人気薄だと考えれば美味しいオッズです。

阪神12R リボン賞
先行馬はいるが、逃げ馬不在のメンバー。位置を取れる馬から。

◎8 クリノイコライザー
◎16 ハクサンライラック

宝塚記念はオーソリティ除外が無念だったことと、ヒシイグアスが位置を取り、最内に潜り混んで絶好位を確保したことがショックでした。まだまだだなあと感じました。

本日最後はダブル本命にします。
ハクサンライラックは位置を取れれば高い指数を出してきます。
国分恭介騎手も行く時は行くのでマイナスにはなりません。
前々走の指数が97。
また、園田で逃げ切った時の指数がかなり優秀です。破ったステラータも強い馬。
今回はメンバーレベルが下がっているので、チャンスは十分と見ます。

ハクサンライラックは柴田未崎騎手の引退レースになります。
この手の引退レースは忖度があるため、もしかしたら楽逃げも可能かもしれません。
前走は指数95で1勝クラスを突破。距離短縮分を考えればこのメンバーで通用しておかしくありません。
休み明けですが、乗り込み量は十分。引退の花道を飾れれるか期待します。

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