※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※筆者の言うペースは、前が残るかどうかの目安となるペースであり、前傾か後傾かを意味しません。前が苦しくなるペースをハイ、前が楽なペースをスロー、中間をミドル、としています。
函館1R ◎6 ミスヨコハマ A評価
小倉1R ◎2 フェルヴェンテ B評価
函館2R ◎14 ワンダフルヘヴン B評価
小倉2R ◎7 イプノーズ A評価
福島2R ◎12 キットクル B評価 ○6 ソニンクヴァース
函館3R ◎14 ジャスティンエース A評価
小倉3R ◎2 ホウショウルイーズ A評価
福島3R ◎14 クロシェノワール A評価
函館4R ◎11 シゲルハナミザケ C評価
函館7R ◎8 フラリオナ B評価
小倉7R ◎2 テイエムシルバー B評価
福島7R ◎7 シャドウマッドネス B評価
函館8R ◎8 エヴィダンシア ※S評価
小倉8R ◎1 ダイシンビヨンド A評価
福島8R ◎9 アテンフェアリー C評価
函館9R 長万部特別 ◎14 ラキエータ B評価
小倉9R 秋吉台特別 ◎5 ナリタローゼ B評価
福島9R 開成山特別 ◎9 ヴィブラツィオーネ A評価
函館10R 洞爺湖特別 ◎9 プレトリア B評価
小倉10R 彦島特別 ◎4 ハーツオブシャカ A評価
福島10R 松島特別 ◎2 エレヴァテッツァ A評価
函館11R TVh杯 ダブル本命 ◎13 クリノアリエル B評価 ◎15 ショウナンバニラ B評価
小倉11R 九州スポーツ杯 ◎6 ラボエーム B評価
福島11R TUF杯 ◎2 ショウナンバービー C評価
函館12R ◎13 カズラポニアン B評価
福島12R ◎1 サクセスミノル A評価
※9Rからの特別戦、最終レースは昼に起きてから予想します。おやすみなさい。
※結局、所用があってほぼ眠れず予想開始しました。
こんばんは。
今週の予算は地方で少し増やして2200円!
頑張って予想します!
今週も単勝勝負になります!
馬場状態。
福島芝は変則開催が続いていますが、2020年夏開催の開幕週は雨が降っても先行有利。
逃げ馬はほぼ馬券に絡んでいるため、内枠先行有利と見ます。
福島ダートは含水率5.9%とまずまずですが、明日はもっと乾くはずです。
延長よりも距離短縮馬を上に見ます。
小倉芝のクッション値は9.3。むちゃくちゃな高速馬場だった昨年は土曜日が9.9だったので、そこまで異常な馬場ではないはずです。こちらも内枠先行狙い。
小倉ダートは含水率3.8%。明日はもっと乾くはずです。
あんまり重いダートだと前が止まりますが、外枠有利だけは間違いないでしょう。
外枠先行馬を中心に。
函館芝はもう荒れているので、差しは利く馬場ですが、前も残るので展開次第。ほぼフラットと見ます。
函館ダートが狙い目でしょうか。1700mでは単勝でかなり儲けています。含水率12.1%の重馬場。乾きが遅いのと、多少夜に雨が降りそうですので、土曜も重馬場想定で。
延長馬を狙いで大丈夫そうです。
では本日もどうぞよろしくお願いします。
◎6 ミスヨコハマ
この時期の未勝利は、前も言いましたが素直にレースレベルを信頼して良いです。
指数最上位のミスヨコハマは、出こそ微妙でしたが、二の脚が速いので位置を悪くすることはないでしょう。
陣営によれば「他馬を怖がり、外へ張っていた」という話。
レースを見ると、道中からずっと外を回されて、4角では外に張って膨れてしまいました。
直線も外にヨレながらも、しっかり伸びて2着。
これなら指数以上の評価ができます。
今回も外に張る危険性は高いですが、二戦目で少しでも改善していれば。
◎2 フェルヴェンテ
前走のテンの1ハロンの速さではフェルヴェンテとサイレントストームが12.8秒と互角。
フェルヴェンテは前走1600mですから、距離短縮有利でも先行できるならと考えて本命を打ちました。このレースはハイレベル戦だったので、この馬でも指数89あります。ラスト400mまでで手応え悪くなっていましたから不安ですが、軽い小倉なら。
サイレントストームは4キロ減の永島まなみ騎手ですが、ダートならともかく芝ではまだ買えないかなという印象。
人気のウメムスビは前走好発を切りましたから、行かせれば行けそうです。
他は東京芝1400mで好発を切って、指数91のシャープソーンでしょうか。の
ウメムスビとシャープソーンは新種牡馬ファインニードル産駒なので頑張ってもらいたいですね。
フェルヴェンテの父ダノンバラードは、初年度産駒の活躍によって故・岡田繁幸氏が海外から買い戻したらしいですね。
ロードブレスやダノンレジーナなどのダート馬が目立ちますが、中央では芝の方が勝っています。産駒はスピードもあるので1200mも苦にしないはずです。
◎14 ワンダフルヘヴン
ワンダフルヘヴンは前走、ダート2400mに距離を伸ばして逃げの手に。
指数は103と優秀で、負けたミアステラは中京ダート1800mで96の指数を持っていた馬です。
5着馬は函館ダート1700mで指数91を出していた馬です。距離が保たなかったのもあるでしょうが、決して弱いメンバーではなかったとは言えるはず。
他に逃げ馬不在。
テイエムシチーボーは1000mからの延長のため、控える手に出る可能性が高いと思います。
ワンダフルヘヴンは前走1F13.0秒の逃げのため、行けるか分かりませんが、行ききれるものと見て本命を打ちます。
ちなみにスマート出馬表は函館1700mのテン1Fの数字がやたら遅く出ていて、合っていないと思います。どう測定してるのか謎すぎますね。
1700mのためにラップ計算に困って、初めの100m+2ハロン目を半分、を逃げ馬の100mにしているのでは?と疑っています(笑)
手動計算していると聞いたことあるんですがね、どうなんでしょう。
◎7 イプノーズ
イプノーズは前走、中京ダート1200mでテンの1F12.2秒、3F34.7秒という超ハイペースの逃げ。止まて当然ですが、残り200m地点では、ここにも出走のロックユアハートと並んで先頭でした。指数は100と優秀で今回は4キロ減。
若手の割にはあまり逃げない今村聖奈騎手ですが、陣営が「何とか押し切りを」を述べていることから逃げて欲しいと伝えているのではないでしょう。
他、迷ったのが、10アジュール、5キルステン、辺りです。
アジュールはロードカナロア産駒という点は良いのですが、馬格がありません。初ダートで馬格ないのでは買いにくいと考えました。
キルステンは1度ダートで大惨敗。砂を被ってやる気をなくしたのかなとも思いましたが、パトロールビデオを見てもそういう仕草はなく、また、陣営も「ダートはサッパリだった」と述べています。アメリカンペイトリオット産駒は基本的に芝向きです。ダート種牡馬と思われているためか、ダートの回収率が非常に低くなっています。代表産駒もビーアストニッシドを筆頭に芝の馬ばかり。5頭いる2勝馬の内、4頭までが芝馬になります。という訳で選びませんでした。
◎12 キットクル
○6 ソニンクヴァース
キットクルの前走はハイペースのレースを二番手追走。
逃げた馬がすぐバテて、早めに先頭に立ちましたが、4角ではもう手応えがありませんでした。
ペースを考えれば度外視して構わないでしょう。
すぐ後ろにいた3着馬ヴァドマルヌは芝のレースを挟んでダートで勝ち上がっています。
これまた後ろにいた5着馬ブロードリーチは次走、東京ダート1600mで2着好走。
先行して負けた馬は比較的巻き返せています。
前々走は1000m通過63.6秒でしたが、その後があまり緩みませんでした。
バーリンギャップが圧勝でしたが、キットクルはラスト1ハロンを14秒台半ばまで落としているはずです。この時の指数が87。
ハイペース競馬で追走できるのですから、ここでもテンの速さは上位のはず。
東京芝1600mからの延長馬との比較は難しいですが、乾いたダートなら距離短縮が有利に傾いているでしょう。
ハナに立てなくても、1600m路線の馬はバテて、キットクルが浮上してくると見ます。
対抗に東京ダート1600mの指数が96でメンバートップのソニンクヴァース。
デビュー3戦目の指数ですが、そのレースは2.5着馬がすでに勝ち上がっています。
中山ダート1800mでの惨敗は、砂を被ってハミを取らなかったという話です。
その次走も砂を被っていましたが、こちらは5着と頑張りました。
前走はブリンカー着用と距離延長で先行策を取れました。
今回は休み明けですが、ブリンカー継続、陣営が「ここにきて馬が良くなっています」と述べている通り、最終追い切りは坂路自己ベスト更新です。
ロジユニヴァース産駒はダートの方が勝率の高い種牡馬。
その父ネオユニヴァースも産駒がダートを走るのでその血を受け継いでいるのでしょう。
名牝ソニンクのクロスがある珍しい血統でもあります。
対抗に落としましたが、もしかするとこちらも単勝を買うかもしれません。
◎14 ジャスティンエース
ジャスティンエースはデビューから3戦続けてルメール騎手が手綱を取った素質馬。
2戦目の指数は96と優秀で、4着には青葉賞で3着のエターナルビクトリがいます。
それと同じ上がりの34.5秒を使っていますから、今の未勝利なら能力上位のはずです。
前走は函館芝1800mを使いましたが、飛び上がるようなスタートで出遅れ。道中、最後方付近にいてはさすがに差せません。2位の上がりを使っているため、馬自体は出来ているはず。
「この中間はゲートで縛って駐立は改善されてきた」と陣営が述べています。
本来はスタートの速い馬ですので、巻き返し濃厚と見て本命を打ちました。
◎2 ホウショウルイーズ
ホウショウルイーズは初芝の前走で指数99の好走。
外国産馬で父を知りませんが、その父が芝向きの産駒を出すドバウィなのできっと芝向きだったのでしょう。テンも速い馬で、前走のテン1Fは12.2秒と優秀。
先行馬が比較的揃ったメンバーでも、最低限、内の好位は取れそうです。
前々走はダートスタートで出遅れているため、スタートの上手い松若騎手の継続騎乗も好印象。
前走で先着を許したマメコが強力です。
ホウショウルイーズは前走最内枠だったのでロスがありませんでしたが、マメコは外々を回される苦しい競馬に。とはいっても、今回、どちらも同じような枠に入りました。外から主張するか微妙だと思っています。
前走は中京芝1200mで33.5秒通過というかなりのハイペース。
小倉なら行けば簡単に止まらないはずです。
◎14 クロシェノワール
クロシェノワールの新馬戦は、新馬の割にはペースがかなり流れました。
1000m通過62.6秒だけならまだしも、その後が12.8-12.9とペースアップ。そこから減速し続けるレースに。
相手は強力でした。
勝ったオリは1勝クラスで3着2回。すぐに勝ち上がれそうです。
2着タマモタップダンスは2着が3回続いた後、勝ち上がり。1勝クラスでも4.3着と安定しています。
3着スパークルアイズもずっと馬券を外すことなく、7戦目にしてようやく勝ち上がり。1勝クラスでも即2着と好走しました。
4着がこの馬で、5着がパルガン。この馬は次走すぐに勝ち上がり。1勝クラスでは6.5.10着ですが、指数が高いレースもあるため、いずれ勝ち上がるように思います。
指数こそ84に留まりますが、この強豪相手に好走したのなら素質上位のはず。
2戦目は敗因不明とのこと。
3.4戦目は休ませたというのに馬体が減っていたことが敗因でしょう。
「体が細くなったので放牧で立て直した。肉づきが良くなったし福島で改めて」とコメントが出ています。
なるべく馬体重を見てから買いたいですが、おそらく私は寝ています(笑)
不安は鞍上の原騎手。
昨年よりも逃げ率が上がってきて、積極性が出てきたかと思いきや、先日本命を打って消極的な騎乗をされました。
それでもパッとしないメンバー揃いの一戦。
人気馬から買うよりも素質馬の復調に期待して本命を打ちます。
◎11 シゲルハナミザケ
シゲルハナミザケは1200mからの距離延長になります。
まず、こなせるかの判断が重要でしょう。
芝では阪神1800mを一度使っています。このレースは1000m通過64.5秒という超が付くスローペース。ペースアップも遅くて完全な3ハロン戦になりました。
シゲルハナミザケは好位に付けましたが、直線は馬場の悪い内へ。
外差し有利の決着になったため、負けたという印象です。馬場の悪いところを通って上がり34.5秒ならバテたというより、切れ負けしただけと言えます。
現在、勝ち馬含めて4頭勝ち上がっているレースですから、メンバーが弱かったということはないと思います。
その次走が小倉ダート1700m。馬場差は+0.6秒と、かなりタフなダートでした。
シゲルハナミザケは2番手追走。
1000m通過62.3秒は普通ですが、その後が緩まず、やや前に苦しい流れだったと言えるでしょうか。4着馬までは全て勝ち上がっています。
その辺りから考えると、重馬場ダートの函館なら先行して粘り込めるのでは、と思えます。
前々走の指数は91で、小倉ダート1700mの指数は79。
上はブラックタイド産駒が芝2000mの新馬戦を勝利。
もう一頭はカレンブラックヒル産駒で小倉ダート1700mの未勝利を勝利しています。
母自体はスプリンターですが、これなら距離をこなす下地はあります。
鞍上の横山琉人騎手について知らないため、少し調べてみました。
重賞は根岸ステークスに乗っています。1月は集計期間が短すぎるのですが、出遅れ率は一応12.9%と優秀な部類。
昨年は調教中の骨折で2ヶ月ほど離脱したため、9勝に終わりましたが、関係者からは評価されているようです。実際、今年の勝利数は21勝で、これは同期では松本騎手に次ぐ数字になります。
あと、現在通算30勝なので、ギリギリ3キロ減というのも魅力。腕だけなら3キロ減の騎手ではないはず。今開催の函館ではすでに4勝。色んな条件で勝っています。3キロ減の最後の週になりそうですから、今週で固め打ちして欲しいところです。
ちなみに、人気のレディベルはハナから負けると踏んでいます。
馬に勝つ力はありますが、鞍上の古川奈穂騎手が全く卸せていません。
3走前は強引にハナを奪う競馬で3着。
前々走は位置を取れず、しかも勝負どころで更に位置を悪くして最後方付近まで下がりました。4着。
続いての前走は、位置を取れませんでしたが、強気の早仕掛けで途中からハナに。
見ていて、明らかに下手だと分かります。
この時期の未勝利ですから、1勝してからまた戻せば良いと思うのですが……。
他、函館での指数ではレディベルの前々走が93。前走が90。クオーレドーロの前走が90。
この程度が目安だと考えると、他路線の馬にも十分チャンスがあると思います。
◎5 ウォーターレクラ
ウォーターレクラは好枠を引けましたし、そろそろ順番ではないかと思います。
前走は中京芝2000mで1000m通過60.4秒。ハイペースと言えますが、逃げたヘクトパスカルは1000m過ぎからどんどん後ろを引き離して逃げ切りですから力が違いすぎました。
普通なら差しが決まるレースですが、付いていった馬も苦しくなるような競馬に。
2番手追走のウォーターレクラも苦しかったはずですが、3着で指数97。
新馬戦からずっと90以上をマークしている馬です。
負けてきた相手も強いので、さすがに順番だろうと考えました。
矢作厩舎のシエロフェイスが強敵でしょうか。
ゲート練習併用で調整してきたという話ですので、先行すれば怖い存在だと思います。
カイザーは前走惜しい競馬。逃げ切りもありえそうです。
◎8 フラリオナ
フラリオナの前走は、ペース補正が0.4秒分入っていますが、勝ち馬で指数106。最後はろくに追っていなかったフラリオナでも91あります。
敗因ですが、休み明けで馬体が増えすぎていたこと、道中、ずっと内から3-4頭目辺りの外を回されたこと、が挙げられます。
近走は大体、90前半の指数を出している馬です。
昨年は札幌芝2000mで3着。指数91を出しています。
新馬・未勝利と札幌を使って勝ち上がった馬のため、洋芝は向くでしょう。
また、関西・関東から馬が集まる北海道シリーズは、当然ながら関西馬優勢です。
函館芝では関西馬が30勝しているのに対して、関東馬12勝のみ。
関西馬の単勝ベタ買いでプラスになっています。
で、このレースは関西馬が二頭しかいません。
もう一頭の関西馬・マイネルエニグマは血統面はともかく、距離短縮で勝ち上がった馬。
2000mはどうでしょうか。
フラリオナは2000mは守備範囲だと思います。
忘れな草賞はハイペースで力量差が出たかなという印象。指数は古馬1勝クラス換算で95と優秀です。
札幌では3着と好走しています。
中京戦は不利な8枠でずっと外を回されたのが響いた分でしょう。
小倉戦はやや重の内空け馬場だったため、スタミナが削がれたのかもしれません。その次走に調教師が「馬場が悪いと良くないみたい」と述べています。あ、前走はやや重だったのも敗因かもしれませんね。
7Rには良馬場になっているはずです。
あとはストロングリターン産駒が2000m以上で0という点が気がかりですが、ストロングリターン産駒は晩成傾向が強くて4歳後半の好走率が高くなっています。フラリオナには丁度良い時期だと言えます。
前走より前は、ずっと5番人気以内に推されていた馬です。
最低人気かそれに近いオッズなら妙味抜群と考えて本命を打ちます。
◎2 テイエムシルバー
テイエムシルバーは前走、ハイペースを二番手追走。
1000m61.3秒通過は上級条件でも速いと言えるレベルです。
前が止まるだろうなと思いながら観ていましたが、テイエムシルバーは直線に入ると手応えが悪いながらも勝ち馬モズブーナ―にしぶとく食い下がりました。
テイエムシルバーの指数は100。3着以下には1.8秒の大差を付けたのですから、十分すぎるほど強さを見せつけました。
前々走は一見、スローペースで惨敗していますが、3コーナーでテーオーロワが並んできて、12.2秒という速いラップで3角に突入しました。阪神ダート1800mは3角に速いペースで突っ込もうと前が確実に止まります。
今まで3角のラップがどこになるか調べていなかったのですが、ようやく分かりました(笑)ラストから4番目が3コーナー部のラップになります。
という訳で、前々走は度外視できます。
3走前もかなり速いペース。
中京ダート1900mで1000m通過62.6秒。その後も12.6-12.9と速くなったので、前の馬に不利な流れでした。実際、テイエムシルバー以外は差し馬台頭のレースに。負けたトウセツは、1勝クラスを3.2.1着でクリア。
テイエムシルバーは未勝利にいるレベルではありません。
小倉ダート1700mで内枠からは買いたくないのですが、能力が違うと見てテイエムシルバーに本命を打ちます。
行く馬が多いため、外から被せられると位置を悪くする危険性も十分にあり得ます。
なのできちんとスタートを決めて位置を取ることが好走条件になります。
ハイペースの方が付いてくる馬がバテてこの馬にとっては良さそうに思っています。
◎7 シャドウマッドネス
シャドウマッドネスは前々走の指数が94とまずまず優秀。ここでは先行もできました。
そのため、スローになりやすい東京芝1800mなら残るのではないかと思って穴推奨に抜てき。
ところが、今度は出遅れ。案の定スローペースになりましたが、上がり3位の脚を使って5着ならまずまず頑張ったと言えるでしょう。
福島芝2000mはハイペースになりやすいコースなのですが、ここは開幕週の少頭数。
ですが、前走先行した距離延長馬も多く揃っています。
スタート決めれば先行すればいいし、出遅れても展開が向く可能性あると考えて本命に決めました。
父オルフェーヴルも母父ネオユニヴァースも延長をこなす種牡馬ですから、開幕週の2000mなら心配していません。前々走は内空け馬場の1800mだったので、比較的スタミナを要したことも理由になります。
ここも原騎手。
原騎手は相変わらずスタートが下手くそです。エプソムカップに乗っていたので見てみましたが、出遅れ率が22.0%と完全に下手な部類。原騎手の分だけオッズが付くと考えて目をつぶって本命です。
◎8 エヴィダンシア
※S評価
施行数の少ない函館ダート2400m。
2014年まで遡って12Rありましたが、初角3番手以内の馬が10勝。4番手以内まで広げて11勝です。差して勝った馬は1頭のみで、それも2014年のものです。
外枠圧倒的有利で、1.2枠はかなり好走率が下がります。
施行数が少ないため、道悪成績になるともっと少なくなってしまいます……。
意味あるのか分かりませんが、2000年まで遡ってみて、良馬場以外はようやく9Rありました(笑)
複勝率は1.2枠が並んで1位ですから、やはりこのコースも道悪になると内有利になるのでしょう。しかし、1.2枠の勝利数は0。勝ち馬に限っては、馬場問わず、3枠から外の馬だけになっています。
ここはブリンカー着用のエヴィダンシアに本命を打ちます。
未勝利を指数104で勝利。現級換算でも89に値する高い指数での勝利でした。
しかも勝ったレースは、ラスト2ハロンが12.5-12.6と全く止まっていません。
ですから、エヴィダンシアは余力十分あったはずです。
足踏みしているのは敗因がきっちりあります。
前々走は先行体勢に入りましたが、内に速い馬が入ったことで、外枠のこの馬は位置を悪くしてしまいました。位置が取れないと気分を害してやめてしまう馬だそうです。
前走はスタート後に挟まれる不利があって位置を取れず。このレース、地方帰りのブラッティーキッドが112という高い指数で勝ったレース。ハイペースでもありました。
エヴィダンシアはまたもややめてしまったそうですが、指数87なら着差ほど悪くありません。
今回は距離延長✕初ブリンカー✕横山武史騎手鞍上、ということで逃げるのは必至です。
この距離ということもあって、先行力ある馬少ないですし、2.3辺りが比較的速そうですが、外から被せてハナを奪えるでしょう。
枠も非常に恵まれました。この馬より外の馬は全てテンが遅い馬です。
距離だけが心配ですが、母母のオーサムフェザーは日本に輸入されている繁殖牝馬。
そこからスーパーフェザーという馬が出ています。この馬が東京ダート2100mで2着しているため、おそらくは問題なくこなせると思います。
母系について少し調べたんですが、母父のメダグリアドーロはサドラーズウェルズ系で、父のエルプラドはサドラーズウェルズの後継種牡馬として初めて北米に輸入されたんですね。そこから短距離馬が多く出てくるんだから不思議なものですね。
執筆時点で10倍以上付いていますが、本当にこんなに付くなら大額突っ込みたいくらいです。
そういう訳で、S評価とさせていただきます。
◎1 ダイシンビヨンド
指数面と脚質を考えると、三歳馬四頭の中のどれかが勝つかと思っています。
ダイシンビヨンドとシゲルイワイザケ、サンクフィーユ、ジャマンです。
まず、ジャマンは減り続けている馬体が不安です。
今回も陣営が「輸送を挟んで体の維持が鍵になる」と述べています。大幅に増えていれば買いたくなりますが、多少のプラスでは食指が動きません。
シゲルイワイザケは前走、逃げれば勝っていただろうというレース。何故、距離延長で先行力を活かさなかったのか不可解です。
新馬勝ちの舞台でエピファネイア産駒。
1800mは全く気になりませんが、どういう競馬をするのかが気になります。最終追い切りは坂路自己ベスト更新ですので、デキは良さそうです。陣営も「走りのバランスが良くなってきました」とのコメント。
この馬もありですが、指数がやや低いにもかかわらず、最終的にはダイシンビヨンドと同じくらいの人気になりそう。
サンクフィーユは前走、既走馬相手に指数110で勝利。現級換算で103。ハギノモーリス相手だったので強いのは間違いないと思いますが、出遅れて位置を悪くする危険性も十分あります。
ここはダイシンビヨンドから。
前走一変しました。指数109での勝利で、現級換算102ならサンクフィーユにも劣っていません。
血統的にも1F延長も問題ないはず。
ここ二走とも出負けしている点が気になりますが、前走はスッとリカバリーできました。
内枠から先行して押し切るのはこの馬と見て本命を打ちます。
◎9 アテンフェアリー
正直、陣営に勝つ気が見られないアテンフェアリー。
なんで前に行く気がないのかと思ってコメントを辿ったところ、5走前に積極策を打ったら次走でハミを噛んだ、とのことです(笑)
それならそれで、新潟ダート1200mや福島ダート1150mで差してどうにかなるとでも思っているのでしょうか。着だけ拾って帰ってくることをむしろ望んでいるように思えてきます。
ここ二走は最後にはしっかり上位の上がりを使って差を詰めています。
前有利の新潟では致命的な位置にいるため、話になりませんが。
今回、「色気を出すと良くないので今回も末脚に懸けてみる予定です」というコメント(笑)
色気を出すとかじゃあなくて、せめて、その馬に合っているから末脚に懸けると言ってほしいです(笑)
まあ、幸いにして少頭数ながらも先行馬は揃っているため、差し競馬でも問題なさそうです。
昨年、川崎の1600mで逃げた時は3着に好走しています。
当時は中央勢の中で再先着ですし、2着馬はちょっと前まで中央の2勝クラスで頑張っていた馬です。
昨年の5月に東京ダート1600mを使った時は、指数87で6着。
上位馬に、フィナールショコラやティケイプルメリア、シャーレがいるため、1勝クラスを勝てておかしくない馬ではあります。
おかしいのは陣営かもしれません(笑)
距離延長も差す競馬もどうかと思いますが、一応、宗教馬なので単勝を勝っておきます。
◎14 ラキエータ
ラキエータの前走は8枠のため、かなり外を回されました。あれでは当時の阪神で止まって当然です。
前々走は出遅れて最後方近くから。内空け馬場でしたが、それでも外を回されて不利だったように映ります。上がり2位で5着なら力は見せたかなという引用。
3走前を見る限り、1400mよりも1200mというタイプ。
前走はイレ込みがきつかったので滞在競馬に会わせて調整」との話です。
今回はユタカが枠なりに乗って最後は追い込んでくるでしょう。
◎5 ナリタローゼ
ナリタローゼは未勝利戦で小倉芝1200mを勝ち上がった馬。
32.7秒の逃げで、1.07.9で逃げ切りました。この指数が現級換算で96
休み明けですが、追い切り6本なら及第点。
ですが、この馬、休み明けは前走くらいしか走っていないんですよね。中7週ならまだ何とかなるかもしれないと考えました。
テンはこの馬が一番速いでしょう。
小倉芝1200mは減速ラップになりやすいので、同じ新潟芝1000mとリンクしやすいと言えます。
ここは指数抜けているのがシュライエン。
1400mで102.103と強いので、1200mで更に上昇する可能性はあり。
ニシノデフィレもここ二走、前走から98.101と安定しています。
そのため、逃げ切れるか微妙とは思いますが、逃げ濃厚な馬からがベターと見て本命を打ちます。
◎9 ヴィブラツィオーネ
グランシエロの青葉賞が現級換算指数104。
これが抜けているため、1.8倍もうなずけますが、ほぼ毎回出遅れていて、後ろから行く馬。
三浦皇成騎手があまりチンタラしていると取りこぼしもありそうです。
マクる可能性も十分ありますが、どうでしょう。
ここはヴィブラツィオーネから。
前走はやたら前が残れない週で、直線だけ馬場が良かったのか、ペース問わずにほぼ加速ラップになっていました。
先行して3馬身差付けたヴィブラツィオーネの実力もなかなかのものだと思います。
よく出遅れて後方からになっていた馬ですが、普通に出れば先行できるでしょう。
前走は破った相手もなかなか強力でした。
2着のキングズパレスはプリンシパルステークス2着で、次走は1勝クラスを勝ち上がりました。
4着馬も函館で勝ち上がり。
5着のセキテイオーはその後、ずっと人気に推されてますが、決め手がないため勝ち上がれないだけの馬。
このセキテイオーが逃げて5着に沈んだということはかなり差し有利だったはず。
先行して押し切ったヴィブラツィオーネはキングズパレス並に強いと判断。
前々走の指数が現級換算で96と高いので、ここでも通用の器。
あとはグランシエロの競馬次第、でしょうか。
◎9 プレトリア
プレトリアの前走は急仕上げ気味だったという話です。
今回のコメントにも書いてありますし、前走時にも言っていましたから間違いないでしょう。
前走は出遅れて最後方から。上がり最速で2着と0.2秒差なら上々の結果です。
前走は馬群に突っ込んでサバくのに苦労していましたから、今回の少頭数は良いと思います。
ほぼ毎回出遅れる馬のため、今回も後方からでしょう。
少頭数ですが、グレースオブナイル、ルヴェルソー、ロッソモラーレ、延長のデルマセイシ辺りがいるので極端なスローはないでしょう。
展開も向いてくれれば。
◎4 ハーツオブシャカ
もはや使い古されたフレーズのようになっていますが、「ハーツクライ産駒の距離延長」です。
芝2000mの小倉4Rは、1200mで好時計が出ている割には遅いなという印象。
マクりが決まりました。
小倉芝2600mはさほど逃げ馬有利なコースではありません。
初角5番手以下の馬が半数以上勝利しています。脚質では先行馬有利になっていますが、これは差し馬が位置を押し上げて先行判定されているからでしょう。
マクり判定は優秀ですね。どこでも優秀です。マクれるということはそれなりの余力があってやっていることが多いですから。
ハーツオブシャカは同コースで勝ち上がり。ペース補正が0.3秒入って102です。現級換算95になります(1800m以上はクラス上がる毎に0.7秒基準タイムが短くなるというのはルーズすぎる判定法に感じますが……)。人気のシルキーヴォイスは同コースで指数98。現級換算で91になります。
ペース補正を外せばほぼ同じ指数ですが、同じなら人気のない方を優先します。
また、枠も中枠優勢なのでハーツオブシャカの方が良いでしょう。
先行馬も揃ったため、力ない馬はバテて、ハーツオブシャカが4角では好位に付けているはず。そこから押し切れるだけのスタミナを十分持っている馬です。
◎2 エレヴァテッツァ
エレヴァテッツァはこの中間に坂路の自己ベストを更新する時計が2つ。
一つは終い失速しましたが、その翌週は終いも速いラップでまとめています。
これなら休み明けでも上積みの期待の方が大きくなります。
指数99を持っていて、これはメンバートップタイです。上積み分もあれば勝てると見て本命を打ちます。
サンカルパは前走の1勝クラス勝ちの指数が106。現級換算で99です。嫌う理由はないので、これに負ける危険性はあります。
ワーフデールは前走指数105。現級換算98。これも劣ってはいませんが、外枠差し馬ということで減点します。
◎13 クリノアリエル
◎15 ショウナンバニラ
外枠の差し馬から穴っぽい二頭を。
クリノアリエルは前走、勝ち馬と0.3秒差。伸びてはいましたが、前有利の展開になってしまいました。
1200mでは、94.95.97辺りの高い指数を持っているので、ハマれば。
ユタカ鞍上でハンデも1キロ減って52というのも魅力です。
ショウナンバニラは昨年、函館1200mで前が狭くなるところがありながら、勝ち馬と0.1秒差なら紙一重。
その後、休みに入りました。
阪神は不利な外枠に入って惨敗。
次走は中京で1400m。道中は最後方で溜めていて、上がりは一応2位で勝ち馬と0.5秒差。適性外の距離にもかかわらず、よくやれた方でしょう。
続く中山も不利な外枠でしたが、上手く内に潜り込みました。
直線も内を突きましたが、直線は外を通した馬が来ていた日なのでさほどメリットもなかったように思います。
前走は新潟芝1000mで不利な内枠に入りながらも4着で上がり3位。
こう見てみると、枠の不利などがありながらも頑張っているので力は全く落ちていません。
53キロは他馬の斤量を見る限り、見込まれたという印象ですが、今回は枠も展開も向くでしょう。
◎6 ラボエーム
小倉ダート1700mは大の得意としているラボエームから。
前走は頭差まで追い詰めました。重馬場の福島ダート1700mで、内で我慢していたキムケンドリームにしてやられた、という印象でしょうか。
馬場を考えればペースはスロー。
差し不利のペースで、フラーレンやノーブルシルエットに先着しているのですから力は見せました(3着ステイブルアスクは普通に強すぎます)。
前々走は1400mで伸びきれず。
3走前は小倉で、タフなダートを苦にせず、差し切りました。指数96。現級換算88なら悪くありません。小倉ダート1700mは高い指数が出にくいように思っています。
トーセンアランの逃げになりそうですが、ダッチマンも行かなければどうしようもない馬。
他、先行タイプが多いのでペースは流れると見ます。
◎2 ショウナンバービー
逃げ馬少ないため、内枠先行のショウナンバービーから。
指数が足りるかかなり微妙ですが、休み明けでも体調は良いという話で、一週前は自己2位のタイムを美浦坂路でマークしています。
その点と枠順にも期待して本命を打ちます。
陣営は「その気にさせる積極策が良かった」と振り返っていますので、ここも先行はするはず。
本当に指数が微妙なので、8枠2頭とのワイドか馬連を買うかもしれません。
◎13 カズラポニアン
カズラポニアンは函館ダート1700mで2歳レコードを出した馬です。
その後の二戦も93.95と高い指数で安定しています。
前走はスタート悪くて位置を悪くして気持ちが途切れたという話です。
しかし、差しに回る競馬を経験したのは好材料。
今回は大外枠なので揉まれないで競馬ができるでしょう。
横山和生騎手が上手く導いてくれるはずです。
アウグストは前走指数が抜けていますが、これだけ行く馬が揃って最内枠だと位置を悪くする危険性の方が心配になります。
◎14 ゴッドクインビー
ゴッドクインビーは条件が揃いすぎました。
外枠・逃げ脚質・3キロ減起用、です。
しかし、現在1番人気はやり過ぎではないでしょうか(笑)
最終的にはもう少し下がると思いますが……。
正直、1勝クラスで通用する指数を持っていないのは不安ですね。
それでも49キロなら裸。逃げてそのままを期待します。
◎1 サクセスミノル
ここはサクセスミノルとレッドラパルマの指数が抜けています。
サクセスミノルが前走104。レッドラパルマは前走こそ93ですが、前々走が105。
脚質の差で人気にも差が出ているのだと思いますが、前行く馬が多いので、サクセスミノルの方が上と見ます。あと、サクセスミノルの前走は進路確保に精一杯でしっかりと追える時間が少なかったです。陣営も「脚を余すような形」と表現しています。
しっかり力を出し切れば。
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