9/4　好走期待馬

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※軸自信度は、赤枠がA、黄色枠がB、青枠がC、緑枠が、勝ちまで自信あるS、となります。
※筆者の言うペースは、前が残るかどうかの目安となるペースであり、前傾か後傾かを意味しません。前が苦しくなるペースをハイ、前が楽なペースをスロー、中間をミドル、としています。
※馬三郎の前日オッズを参考に、期待値込みで予想しています。今年の成績を振り返った時、その方が圧倒的に割に合うと判断したためです。そのため、当日のオッズを見て本命を変えることがありますのでご了承ください。

ちょっとした気まぐれなのですが、平場の芝も少し推奨してみたいと思います。
このままダートメインでも良いのですが、幅を広げれば買いたいレースの選択肢も増えて難解なレースを避けられるかなと思いまして。
芝は分かりにくいんですよね、スピード指数がアテにならないし、トラックバイアスの影響も大きいし、レースをよく見る人向けだなと思います。
今後、もっとレースをよく見直していこうと思っているので練習がてらです。

小倉は不良馬場ですが、どこまで乾くか……。
小倉ダート1700ｍは不良馬場くらいになると時計が速くて外回すロスが多く内前有利になるのですが、稍重～重くらいだとハイペースになりやすい分、差しが決まりやすいです。
一応、前有利と見て予想しましたが、当日の馬場が極端に差し有利だろうとなれば変えたいと思います。

新潟も雨模様が不安定……。
1200ｍは前有利で良いでしょうが、1800ｍがどうなるでしょうか……。
先週の土曜が馬場差-0.2秒で、日曜が何故か馬場差-1.7秒と高速馬場に変貌しているんですよね……。この感じだと渋って高速馬場でしょうか。
重馬場適性ある馬を狙ってみたいところです。

札幌は晴れですね。
札幌のダートが今に始まったことではないですが、タフで差しが割と決まりやすい。
1鞍だけなので、能力も考えて予想しました（訂正：2鞍ありました）。

では9/4の好走期待馬へ。

追記：1レース忘れていました。札幌6Rを追記です。

◎　6　アポロリリー

前走より相手強化されたような感じはないのに、人気にならない模様のアポロリリー。
前々走はハイペースを粘りましたし、前走もハイペースの差し決着の中、直線入った時はこの馬が勝つ、というシーンを演出しました。
評価を上げるべきところで上がってこないのですから俄然買いです。

◎　2　カルネアサーダ
○　8　プラソン

これは自分の予想というより、人の予想を見て、なるほどと思ったので推奨します。
前走が前半33.5秒のハイペースで逃げたカルネアサーダ。
このペースで行けば止まるだろうという流れをプラソンと共に後ろを引き離して逃げましたが、直線入口ではこのまま逃げ切るのかという見せ場を作りました。
流石に失速して6着でしたが、この競馬を出来るのは強み。
もう少しゆっくり運べればチャンスはあるでしょう。

そのレースで2番手だったプラソンを対抗。
前々走もカルネアサーダと同じレースで33.5秒のハイペース。
逃げて2着に残っているこちらの方が強いとは思うのですが、妙味を考えてカルネアサーダを本命にします。

二頭のワイドメインで。

◎　10　オメガロマンス

新馬戦を非常に高く評価しているオメガロマンス。
スローの流れを33.5秒の上がりで差し切ったのですが、これが非常に速いです。
2位34.1秒で、3位に至っては35.5秒ですから如何に一頭図抜けた末脚を繰り出したかが分かるかと思います。
同日同条件の菜の花賞もスローでしたが、上がり最速が33.8秒、2位が34.0秒。
秘めてるポテンシャルはかなり高いと思います。
休み明けの前走はまさかの逃げに出ました。
スローでしたが、途中から横山和生騎手お得意のマクリに出られて苦しい競馬になりました。それでも直線、一旦は前に出ました。
このレースが出来るなら安心でしょう。
行き脚の付くようになったハーツクライ産駒は成長している証です。
他馬を詳しく見られていないため、複勝メインで購入します。

◎　5　シーオブドリームス

オキザリス賞の指数が98と高いシーオブドリームス。
前走は逃げましたが、前半4ハロン46.7秒のハイペース。
1200ｍ通過が1.11.0で、この馬はその時、2番手辺りにつけていました。
オールダートでこれだけ走れるならここでも通用の器。
ホッコータルマエ産駒は重馬場ダートが得意です。
土曜の雨予報も味方するでしょう。
他に徹底先行型もいませんし、ここは逃げられるのでは。
S評価は与えませんが、自信ある本命。
単勝のみ、にします。

◎　4　ブリエヴェール
△　5　クリノウマーベラス

前走、一気の距離延長を逃げ切ったブリエヴェール。
遅めの流れでしたが、好タイムで逃げ切りました。
同日の2勝クラス・苫小牧特別で勝ったショウリノカンパイよりも0.1秒速い時計なのですから、1勝クラスも突破出来る器です。
タフな札幌ダートとはいえ、逃げ切れる能力を秘めているでしょう。

一応、△に前走本命のクリノウマーベラス。
見限りたいのですが、前残りになれば。
高い指数を出しているのが渋ったダートなので、厳しいかとも思いますが、相手で少額買っておきます。

◎　5　テイエムマジック

前走のレパードステークスで対抗評価を与えたテイエムマジックですが、スタート一息。
馬群に入って先行は出来ましたが、早々に手応えがなくなりました。
この馬は中京での不良馬場で行われた1勝クラスの指数が104と高い。
前走時にも書きましたが、阪神ダート1800ｍの1勝クラスは60.5秒という超ハイペースで逃げて終わったかと思いましたが、先に他馬がバテるという競馬で2着に粘りました。
かなり破格の2着だと思います。
その次走は順当に勝ち上がり。
ここは速い馬が他にいるので好位追走になりそうですが、きちんと先行さえ出来れば、距離短縮も活きるでしょう。

◎　10　トーセンヴァンノ

例年よりも札幌の芝の状態が良いですが、札幌2歳ステークスはタフなレースになると相場が決まっています。逃げ切り勝ちの馬が多く、今年もそうなるので外差し優勢と見ます。
本命はタフな流れを2番手から押し切ったトーセンヴァンノ。
元々差し馬ですからここは控えて差す競馬でしょう。
函館2歳ステークスは進路取るのに手間取りましたし、力を出し切ってしない。
前走は時計平凡ですが、展開向くと見て本命。

リューベックとトップキャストは危ない人気馬の典型かなと思います。
超好時計で新馬戦を勝ったトップキャストは結構キツイラップでの逃げ切りなのでその点は評価出来ますが、馬場の良い新馬戦を好時計逃げ切り勝ちはこのレースの質に合いません。実際、この手のタイプは飛びまくっているので軽視します。
リューベックは超スローからラスト3ハロン戦になっての逃げ切り。
ここは流れて上がりのかかるレースと見ているのでこれも危険視したいと思います。

人気馬で安心出来そうなのがジオグリフ。
新馬戦はラスト4ハロン戦でしたが、好位からの競馬で勝ったのが高評価出来ます。
新馬戦はラスト2ハロンを見ますが、11.0-11.3、で差し切りならかなり評価して良いでしょう。
ワイドならジオグリフ相手にします。

◎　1　メイショウヨソユキ
△　14　ゴールドパラディン

前走本命にして1着。美味しい配当をもたらしてくれたメイショウヨソユキにもう一発決めてもらいたいと思います。
勝ち上がった1勝クラスの指数からして能力を秘めているなと思いましたが、まともな競馬になれば前走くらいやれる馬なのでしょう。
前走の勝ち上がりの指数が100で、3勝クラス換算で92。3勝クラスでも弱いメンバーが揃ったのでこの指数が上位です。
他に確固たる逃げ馬不在ですし、1枠を引いたから行くのみ、でしょう。

指数高いフルデプスリーダーはおそらく渋ったダートは向かないのでは。
対して高速ダート向きのゴールドパラディン。
3勝クラスでは評価していませんでしたが、前走2着でこのクラスでもやれることを示しました。3勝クラスでも上位の馬とは思っていませんが、馬場が渋れば当然浮上します。

◎　7　テイエムグレイト

前走本命のメイショウハナモモは出遅れて2着に来てくれましたが、ここは最内枠で他にも速い馬がいるので競馬がしにくいでしょう。それに前走は好騎乗と展開が向いた側面もあります。人気になると思うので他の馬から。

テイエムグレイトの二走前は指数106、現級換算でも97と高いです。
勝ち上がった小倉ダート1700ｍでは指数94と取り立てるものではありませんが、前走とは変わってかなり渋った馬場。
前々走の高い指数は渋ったダートで出したもの、しかもハイペース先行で勝ち馬を追い詰めたのですからパフォーマンスは前走よりも上げてくるはずです。
休み明けで追い切りも悪いのですが、この馬はいつも追い切り動かないし、攻めより実戦向きと調教師も発言しています。
休み明けでも能力出せれば面白い存在だと思います。

以上。
ちょっと眠いので見解が手短になりました（予想が終わってからウマ娘にハマっていました……）。

競馬予想本を本ブログ、noteにて執筆しています。
全て書き終えたら、推敲してKindleダイレクトパブリッシングにて出版しようと思っています。
スキしてくれると励みになって書く気になりますので、内容が良いと思ったら是非、お願いします。

『「永遠の初心者を脱する！」ための競馬思考』