2023/2/3(土)「余力ラップ2.0」予想

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※評価は軸自信度になります。好走率・回収率ともにA>B>Cになっています。Sは1着まで自信あるという意味です。
※勝負レース表記は、全レースの予想が終わってから付ける予定です。

まえがき

こんにちは!
東京新聞杯の動画はもう撮影・編集し終えたので、これで明日は楽になります!
馬場が変わる危険性を考えて、土曜を見てからが基本ですが、おそらく馬場傾向に変化はないだろうと考えて予想しました。

先日、パソコン・ピンマイク・ウェブカメラを購入しました!
これで動画編集のエンコードが速くなり、わざわざスマホのカメラで撮影してパソコンでダウンロードして編集……、という手間も減るはず。
クオリティはどんどんと上げていかなければ……!

では本日もどうぞよろしくお願いいたします!

馬場予想

東京芝のクッション値は9.3。下がっていますが、これは芝の含水率が高いからでしょう(散水の影響だと思います)。土曜はもう少し乾いて、先週通り、先行馬も残せる馬場になると予想します。
東京芝が余力ラップが通用しにくいんですよね。今まで速い上がりを使えていなかった馬が、速い上がりを使って来ているなと感じていましたが、その感覚通りのようです。
差しももちろん利くので、その場合は余力ラップは有効でしょう。前で残るだろう馬に関しては上がりをあまり気にしないでおこうと思います。
あと、あまり深い位置からの追い込みは利きにくい傾向にありますね。
風は横風なので気にしないことにします。

東京ダートの含水率は2.1%。
だいぶ下がって、凍結防止剤の影響はないでしょう。
タフな東京ダートは差しが利きにくいので、外枠先行有利が強くなります。2100mだけは迷うところで、フラットと見て良さそう。
余力ラップは有効です。

京都芝のクッション値は8.8。低いですね。
今週からCコース替わりになります。こちらはタフすぎて余力ラップの精度が著しく下がっています。
先週の枠傾向を調べましたが、内空けになっている影響か、1桁馬番までの馬でなければ厳しいのだと分かりました。枠番で見ると外枠も来ているんですよ。枠番は意識せずに、1桁馬番という点を意識します。Cコース替わりでもあるので、内の優位性も上がるでしょう。
先行有利です。
差しはマクったりペースが速くならなければ基本的に厳しい。

京都ダートの含水率は8.2%。先週の金曜とほぼ同じです。
先週はやや時計が出ているくらいかなという程度で脚質はフラット気味。外枠有利です。
展開に応じて予想します。こちらも余力ラップは有効。

小倉芝のクッション値は8.8。芝がやや重と含水率が高めの分、低くなったのでしょう。
案外、余力ラップの精度が高かったです。
枠は内空け馬場でギャンブル要素になる以上、フラットというか、どの枠でも外には出しますね。
ただ、余力ラップの精度が高かったのは力差はきちんと出る馬場だということでしょう。
差しが有利なのもあるかもしれません。枠をあまり気にせず、差し馬を狙っていきます。

小倉ダートの含水率は7.4%でやや重。
先週に撒かれた凍結防止剤の影響が残っていて乾きにくいはず。夕方にどこまで乾いているかは確認した方が良いでしょう。
凍結防止剤と水分が混ざって、差しにくい馬場になると予想しています。先行馬で馬格ある馬が有利でしょう。余力ラップの精度が下がりそうなので気をつけたいと思います。

余力ラップ基準

※余力ラップ基準
該当馬には僅差負けを含みます。僅差負けの定義は、芝で0.3秒差以内、ダートで0.5秒差以内です。L1基準のみ0.2秒差以内で統一します。
基準をクリアしていても、僅差負けでないため漏れる場合があります。
古馬混合になりましたが、3歳馬、及び、今後出てくる2歳馬については全て載せる予定です。

2.3歳(芝)

L1L2L3L4L5
11.4秒以内
※距離不問
22.7秒以内
・1200mは3F通過35.2秒以内・1400mは3F通過35.5秒以内
上がり差で2位に0.5秒以上付けている45.9秒以内・1500m以上に限る
※距離が伸びれば伸びるほど評価できる
58.2秒以内・1500m以上に限る。
※距離が伸びれば伸びるほど評価できる

2.3歳(ダート)

L1L2L3L4
12.3秒以内
※距離不問
1150-1400mは24.3秒以内
1600m以上は24.6秒以内
※東京1400-1600mは多めに出て精度が下がるので他基準と合わせて確認する。
上がり差で2位に0.5秒以上付けている50.0秒以内(1700m以上)
東京ダート1600mは49.7秒以内

予想

京都1R 頭に自信あり!絞っての三連単勝負……!

穴狙い!
東京1R 理由ある敗戦からの巻き返しに期待……!

小倉2R 小倉芝は理論が通用する馬場で……!

京都3R ◎1.グランドセントラル A評価 ○2.アストラカ △7.12
配当が付かないと思っていたら想像以上に付くので買います。
前走優秀なのはグランドセントラルとアストラカの前走・キャピタルサックス戦。L1が12.2秒まで加速した余力ラップ戦です。前からは離されましたが、3着グランドセントラル、4着アストラカも十分に優秀な水準で走っています。
先行馬が少なくて前に行けた方が良いので、先行して3着だったグランドセントラルに本命。
差して4着のアストラカを対抗。
次に優秀なのが12.キングツェッペリンですが、差し脚質がどうか。坂井瑠星騎手なら出してはくれそう。
前で残せる7.タマモキャリコまで。

東京4R ◎2.ニシノアウェイク A評価 ○7.セントラルヴァレー ▲3.ジョージテソーロ △8.ライングッドマン
ニシノアウェイクは前々走のL2が12.5-12.1の余力ラップ。抜け出して、エースアビリティが追い込んでくるともうひと伸びして余力十分の勝利でした。
前走はスタートを決めたものの後方まで下げました。陣営が「スッと反応できないので、もう少しポジションを取る競馬の方が良さそう」と述べているので、今回は位置を取ってくるはず。
3走前もスタートを決めたものの、位置を取らず中団から。終いはジョージテソーロを上回る脚で差を詰めているだけに位置取りの差が出ました。
位置を取る競馬で改めて。
セントラルヴァレーは大きく負けた前走ですら水準級の時計。新馬戦、2戦目ともに好時計で走っています。外から先行すれば崩れないはず。
ジョージテソーロはカトレアSで2着。ニシノアウェイクに勝っていますが、位置取りの差が出たと思うので、ニシノアウェイクも力はあるはず。
ライングッドマンは一戦毎に力を付けてきた印象。先行力あるので、スローになれば粘っても。

京都5R ◎15.ガロンヌ A評価 ○2.ランスオブクイーン
好メンバーの揃った一戦。
中でもガロンヌは抜けているでしょう。前走はキャプテンシーがL5・L4・L2基準までクリアしたハイレベル戦。上がり最速で、ジュニアC超抜時計勝ちのキャプテンシーを追い詰めたのは評価できます。
ランスオブクイーンは新馬戦で出遅れたものの、終いはよく伸びてきて、もう少しで勝つ寸前。L1が11.5秒まで加速したので、差せませんでした。とはいえ、タフな京都をこなせたのはここではアドバンテージ。2戦目でスタートさえ改善すれば、勝ち負けでしょう。

小倉6R ◎11.ジューンサレンダー A評価 ○6.オオナミコナミ
ジューンサレンダーの新馬戦はL2が11.2-11.3の余力ラップ戦で0.1秒差2着。前走は外から被されて若さを出したという話ですが、1000m通過60.4秒も速かったのでしょう。今回も先行してしまいそうなのが不安ですが、前走の大敗で人気落ち。狙います。
オオナミコナミの前走はL1で11.5秒まで加速。タフだった京都を考えれば余力ラップ相当でしょう。3着ランスオブクイーンを京都5Rで評価している以上、こちらも評価。

穴狙い!
東京6R 前走は評価できる一戦で……!

小倉7R このローテでひと押しが利く……!

東京7R ◎2.レッドロスタム A評価 ○7.ペリファーニア
ペリファーニアは桜花賞3着馬で、前走も相当にメンバーが揃った1勝クラスで、走破時計も1勝クラスの水準ではありません。ここも勝ち負け必至。本命にしても複勝回収率が稼げないと思って対抗にしただけです。
今の馬場は先行有利が強く、上がり時計を出せない馬が上がり出るようなイメージ。逃げて変わってきたレッドロスタムの出番でしょう。この馬、新馬戦が完璧な余力ラップで勝ったのですが、その後どうして出世しないのか不思議でした。逃げて開眼したので、ここはペリファーニアとの一点で。

小倉8R ◎12.モディカ A評価 ○10.クリノグローリー
小倉は午後に雨予報で凍結防止剤と混じって差しにくくなるはずです。
馬格ある馬重視。
前走、距離短縮で狙ったウェザーコックはやたら売れていますが、440キロ台では買いにくいところ。
モディカは未勝利勝ちが大差勝ちで、L4を49.2秒でまとめた素質馬。レースラップを見てもまるで芝!昇級戦はハイペースに巻き込まれ、その次走は揉まれて早々に後退。長期休養明けの3走前は出遅れからリカバリーして先行するも、ハイペース&力んでいて後退。前々走は芝で参考外ですが、逃げられたのは良かったと思います。
前走は行く馬が揃った中で逃げたのは好材料。L2が13.4-13.2と、実質的に差し有利の展開でしたが、2番手抜け出しのショウナンライシンが強すぎました。2着に残したモディカも十分に強い競馬。500キロ超えで馬格も問題なし。凍結防止剤の影響で粘れるはず。

クリノグローリーは未勝利勝ちのL4が49.6秒で、余力ラップとしても優秀な方でした。2.3走前の1800mはやや長い。1700mでは安定して走っています。番手は取れるはずで、前走で480キロ台まで増えたのも好材料。前走はタフな馬場もあって粘れませんでしたが、凍結防止剤で差しにくくなるのは歓迎でしょう。

東京8R ◎15.スイッチオン A評価 ○1.ブレイゼスト
スイッチオンは余力ラップ該当ではありませんが、7着だった昇級戦の時計が1.37.0。1.9秒差の7着とはいえ優秀で、チェックはしていました。今回、ブリンカー着用で、ようやく買えるところが来た!という印象です。外枠もプラスで、積極的な石橋脩騎手も良いでしょう。
ブレイゼストは東京ダート1600mなら崩れないでしょう。最内枠は試練になりましたが、馬券は外さないのでは。スイッチオンが7着だったレースで2着で、1.35.2で走破。1勝クラスの馬ではないのは確かで。

小倉9R ◎6.アートフォーム A評価 ○10.ペアポルックス ▲9.シュークリーム

アートフォームの前走は追い切りで遅れていて、仕上がり面が微妙でした。単穴を打ちましたが、評価したというよりは評価を落としての単穴でした。出遅れて最後方からになったので参考外。レース映像ではひどく汗をかいているのも見えました。今回は坂路で自己ベストを0.1秒更新。
前々走はこの馬が突き抜けたことで、L2が12.0-11.9の加速ラップに。2着だったグレースルージュは次走、余力ラップで勝利した実力馬。上でもそれなりにやれています。
アートフォームのこの人気落ちは狙い目でしょう。
ペアポルックスの新馬戦は好時計のマーシーラン戦で2着。前走は1.07.8の好時計で勝利。力はあるでしょう。
シュークリームは前走、負けたとはいえ0.1秒差。二の脚が抜群に速く、1200mでは安心感があります。新馬戦内容からはもう少しやれるはず。前走は休み明けの分という話です。
2.クリノハレルヤは怖がりという話で、ファンタジーSは惨敗。その後は逃げられたからの好走で、今回は逃げられないはず。危険だと見ます。

京都9R ◎14.タマモダイジョッキ A評価 ○16.ラヴケリー ▲11.オンザダブル
行く馬が揃って差し届くと見ますが、ドンアミティエは前走、3F通過33.6秒で逃げても3着に粘ったので……、どうかなという感じもあります。
差し馬最上位はタマモダイジョッキ。良馬場ダートなら外枠もプラスで。
ラヴケリーは3勝クラスでもずっと崩れて来なかった馬。休んでのフレッシュ効果もあるようで。
オンザダブルは前走、ダートスタートで躓くようなところがあり。終いよく伸びてきただけに勿体ない敗戦。それでも強力メンバー相手に通用するところを見せました。前々走は内枠で恵まれてはいますが、終いしっかり。

東京9R 力量差明確!絞っての三連単に妙あり……!

京都10R ◎5.スウィープフィート A評価 ○2.ライトバック
スウィープフィートの前走・阪神JFは出遅れて外を早めに押し上げていくかなり厳しい競馬。あの競馬で7着ならむしろ強さを示したと考えています。執筆現在単勝4.8倍。これだけ付くなら単勝も押さえたい。
ライトバックは新馬戦の上がり32.8秒が次点に0.7秒差も付けるダントツの数字でした。前走のアルテミスSは余力ラップ基準全クリアの超ハイレベル戦。最内枠でスタートが良くなく、揉まれて口を割る仕草を見せていました。最内枠ゆえに仕掛けが多少遅れる格好で4着なら十分に評価できる内容。

東京10R ◎12.トーセントラム A評価 ○1.ココリホウオウ ▲4.キタノブライド △15.シャドウフューリー
トーセントラムは追走力が出て、安定感が出てきました。元々、キングズレインのハナ差など素質は示していました。前走は前が残る中、終いは良い伸び脚を見せています。前々走は前残りに加えて、4角でかなり外を回されました。3走前は指数優秀で、加速ラップ。時計の掛かっていた札幌で終い11.6秒はさすがに速い!
何故か人気にならないタイプ。
終い堅実なので、外枠がどうかだけ。1400mでも脚は鈍りません。

ココリホウオウ、キタノブライドは内枠差し狙い。先行馬は揃ったので前は止まると見ています。
外が普通に走れた時用にシャドウフューリーまで押さえます。

小倉11R ◎11.シランケド A評価
単勝だけ買っておけば当たるんじゃない?知らんけどw行く馬も揃っているので展開向くはず。

京都11R ◎10.ハピ A評価 ○12.オーサムリザルト
メインが全て堅いように思うんですよねえ。差しは決まるようなメンバー構成。2頭とも決め手上位で。

東京11R ◎10.マイネルケレリウス B評価 ○4.ダノンギャラクシー ▲9.キングズレイン
ここも堅いと思うんですが、3着でもオッケーということでマイネルケレリウスに本命を打ちます。前走は好メンバーの揃った一戦で、先行馬に厳しい展開になりました。外枠だったこの馬は外をずっと回されています。見直せる敗戦です。地力のある馬で、前有利の馬場も味方に。折り合いがスムーズになったので距離を延長してみるという話です。
ダノンギャラクシーの前走の2.22.8は重賞クラスの好時計。ペースが緩んでも速い上がりでまとめられます。素直にこれから行く手も。
キングズレインの前走・ステイヤーズSは前残りの展開にやられた部分が大きい。セントライト記念で5着はここでは威張れる実績で。

小倉12R 戦ってきた相手を評価して……!

自信あり!
京都12R 前走はせっかくの武器を活かしていない……!

東京12R 東京ダートの傾向を読み解いて……!

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