2023/7/16(日) 好走期待馬

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※軸自信度は、赤枠がA、黄色枠がB、青枠がC、緑枠が、勝ちまで自信あるS、となります。ロジックに添っていなければC評価になります。ロジックに添っていればB評価、中でも3着内が堅いと思えばA評価になります。

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まえがき・馬場予想

こんばんは。
土曜は本命・穴の成績が共に複勝回収率100%オーバー。好走率も十分な水準。
複勝だけ買ってりゃ勝ててる訳ですよ。
回収率上積みのために相手考えて買ってるのに、完全に逆効果のしくじり先生。
いつも競馬の最中はほぼ徹夜のような状態だから、脳がバグってるんですよ、自分じゃ気づきませんが、誤字・脱字がやたらと多いからそうなんだなーと。だから適当に買いすぎているのかなと。
本当の勝負は、自分に定期的により多くの収入が入るようになってからだ!と思っているので、いまはまだ試走期間と認識しています。安定した収入得るようになったらそれこそ競馬だけの生活になりそうですが、汗

馬場予想。
土曜のおかげで日曜は分かりやすくなったかと思います。
函館芝は日曜午前1時まで雨予報。土曜はずっと雨の中続いて、もう外枠差し有利でしょう。函館最後の日に外差し狙いで稼げるチャンスです!
函館ダートも不良馬場。回復しても重馬場まで。
完全に内、という訳ではないですが、内枠有利は確かでしょう。
風は4m/sまでなので気にしません。

福島芝も内が悪化してくれましたね!外差し有利で取ります。1200mだけは内目もカバーできたらする程度で。
福島ダートは乾いて外枠先行有利に戻ると思います。これも分かりやすい。ダートの乾き際もわりかし難しいですからね。
中京競馬場は晴れが継続!かなり暑くなるみたいですね。
中距離は差しが効いていて、短距離は先行です。内枠有利、内ラチ沿いを通れる馬有利は中京におけるデフォルト。先行できるなら外枠でも問題なしです。
中京ダートは中距離が何かハイペースになりやすいですよね。メンバーから読めたといえば読めたんですが。もう少し乾いてタフになり、より前が止まって差し有利傾向が強まると思います。これはメンバー次第で、行く馬が少なければ普通に先行有利がデフォルトです。

日曜も余力ラップ該当馬多めですよ。
では本日もどうぞよろしくお願いいたします。

余力ラップ該当馬一覧

※余力ラップ基準
該当馬には僅差負けを含みます。僅差負けの定義は、芝で0.3秒差以内、ダートで0.5秒差以内です。L1基準のみ0.2秒差以内で統一します。
基準をクリアしていても、僅差負けでないため漏れる場合があります。
古馬混合になりましたが、3歳馬、及び、今後出てくる2歳馬については全て載せる予定です。

2.3歳(芝)

L1L2L3L4L5
11.4秒以内
※距離不問
22.7秒以内
・1200mは3F通過35.2秒以内・1400mは3F通過35.5秒以内
上がり差で2位に0.5秒以上付けている45.9秒以内・1500m以上に限る
※距離が伸びれば伸びるほど評価できる
58.2秒以内・1500m以上に限る。
※距離が伸びれば伸びるほど評価できる

2.3歳(ダート)

L1L2L3L4
12.3秒以内
※距離不問
1150-1400mは24.4秒以内
1600m以上は25.1秒以内
※東京1400-1600mは多めに出て精度が下がるので他基準と合わせて確認する。
上がり差で2位に0.5秒以上付けている50.0秒以内(1700m以上)
東京ダート1600mは49.7秒以内

函館2R
1.ポワンキュルミナン(芝)
2.エマウリオマレプ
8.オボッチャマ
函館3R
9.マテンロウアネモス
函館6R
5.リコッチ
函館7R
4.エンプレスペイ
5.ミッキーマカロン
11.ワレハウミノコ
函館10R 駒場特別
4.ロイガヴェーグル
8ローズスター
14.スマートサニー
函館12R
湯の川温泉特別
2.アスクエピソード(ダートL2クリアだが、4走前はL5・L4・L2基準クリアを0.4秒差で芝でも強い)
福島2R
1.タガノエクレール
福島3R
3.ピンポイントドロー
福島4R
11.ゴールドバッハ
福島7R
12.コンフィズリー
福島8R
11.クイーンオブソウル(芝)
12.ヨリノサファイヤ
13.ニシノパプルブリリ
14.イサチルキュート
15.セイカティターニア
福島9R 信夫山特別
2.サヴォーナ
8.メイテソーロ(ダート)
福島12R
12.インザストーン
中京3R
9.カナウ(ダート)
14.ピヌスアモリス
17.カリブルヌス
中京4R
4.ミヤジシャルマン
中京6R
14.ピースオブザライフ
中京7R
5.ピエナパイロ
中京8R
1.カネトシフラム
15.スマートアンバー
中京10R 中京スポニチ賞
8.スプレモフレイバー
中京12R
10.アルルカン(ダート)
13.クインズエルサ

好走期待馬

福島1R ◎7.ニシノクラウン B評価 穴5.オーキッドロマンス
トラックバイアスがかなりはっきり出ているので、馬場に合わせた予想ができて本日は楽できるかもしれません。
ニシノクラウンの新馬戦はL4・L2基準クリアのハイレベル戦。ニシノクラウンは止まってしまいましたが、どうやら距離が敗因のような止まり方でした。追走力があり、メンバー内で速い上がりを使えている馬ということで評価します。
同様の理由でオーキッドロマンスを穴推奨。

函館1R ◎14.ピコサン A評価 穴11.フラムリンガム 穴15.ラヴオントップ
ピコサンの新馬戦はやや出遅れから二の脚の速さでリカバリー。L2が11.1-11.4の余力ラップ戦を0.5秒差負けなら能力上位。
フラムリンガムは初戦の上がり36.2秒から、2戦目は35.7秒と良化。34.5秒通過とまずまず流れて35.7秒の上がりはまずまずの評価。
ラヴオントップの前走は加速ラップに。ラヴオントップ自身は持続ラップ辺りで走っていて悪くありません。
3頭ともまずまずのテンの速力あり、外枠。しっかり差してきてくれると見ます。

中京2R ◎6.エランティス A評価 穴4.ホウオウマーメイド 穴5.カレンチャンキー
エランティスは1400mで終い大幅に減速するラップを刻んでいます。逆にいえば、1200mまでは速いラップを刻んでいる訳です。1200mを使った2走前はオーバーペースでの逃げで終い13.0秒でしたが、普通のペースなら12秒台でまとめられるレベルにあるはず。指数も最上位で軸に最適でしょう。
ホウオウマーメイドは2戦目まで出遅れていましたが、3戦目はようやくスタートを決めて逃げの手に。1.2着は余力ラップ該当のトモジャケーヤとエイシンレジュームだったので、差を付けられたのも致し方ありません。指数は96と良い方だったので、1200mに短縮して出遅れなければ圏内。
カレンチャンキーの前走は大きく出遅れて度外視。2走前はきちっと出て指数100での2着。3着には余力ラップ該当のアイファースキャンで、この馬は福島で勝ち上がりました。順番が回ってきても。

福島2R ◎11.ロジルーラー A評価 穴8.ポッドテオ
唯一の余力ラップ該当タガノエクレールが最内か……と思いましたが、個別を見ていくと良い馬が外枠にいました。
ポッドテオとロジルーラーの新馬戦がL4・L2基準クリア。ポッドテオは先行して0.4秒差でしたが、逃げ切り勝ちの馬と上がり自体は同じで、この馬も基準クリアかどうか、といったところ。ロジルーラーの方は33.5秒と2位の上がりなのでL2基準をクリアしているはずです。0.2秒差でポッドテオの方が先着していますが、ロジルーラーの方が上積みがあるという話。より外枠でもあるので、ロジルーラーを上に取ります。

函館2R ◎11.ノッテルーナ A評価 穴8.オボッチャマ
ノッテルーナの前走はマクって途中でハナに立ち、土曜に楽に勝ち上がったパラディと0.2秒差。L4は50.2秒でしたが、4-5F目でマクッたノッテルーナはかなり長い脚を使っているはずです。これは高く評価できる内容。元々、1800mでもハイレベル戦を使っていたから前走穴推奨にしましたが、1700mか滞在、もしくは両方がかなり向いているのだと思われます。前走通りなら1着まであると見て、ノッテルーナに本命を打ちます。オボッチャマは前走のL4が49.9秒。位置は取れなくとも、後半を安定して速く走れるので崩れません。
ポワンキュルミナンの余力ラップは芝で、エマウリオマレプの方は1200mでのもの。ポワンキュルミナンは指数1位ですが、L4が遅いのでオッズよりおそらくは弱いと見ます。

中京3R ◎14.ピヌスアモリス B評価 穴9.カナウ
ピヌスアモリスは新馬戦がL2基準クリアで2着。2戦目は、小倉で初めてL4・L5基準クリアが出たレースです。勝ち馬ロードラディウスや4着デルマソトガケはダートに行きましたが……。これだけの馬が伸び悩んでいるのはどうしてかと思いましたが、パトロールビデオを見て、折り合いを欠くからだと分かりました。1400mに短縮してのブリンカー着用。プラスに働いてくれると願います。外枠ですが、ブリンカー効果で悪くない位置を取れれば。
カナウはダートでの余力ラップなのですが、芝とさほど遜色のないラップを刻んではいます。母の産駒は基本芝向きに出ていますし、リアルスティール産駒なら芝向きなのではないでしょうか。テンも速く、通用すると見ます。内枠で人気の1.2は押さえておきたいところ。

福島3R ◎11.アナザームーン A評価 穴15.クツワファミリー
アナザームーンはずっと枠や展開の不利あり。それでいながら、さほど負けていない競馬を続けています。今回は外枠の差しが恵まれそうで、チャンスありでしょう。
クツワファミリーは出遅れ癖がありますが、改善してきています。前走はスタートを決めるものの、ダートスタートのせいもあってか行き脚がつかず。3走前はきちんと出たものの、大外枠でロスの多い競馬に。
今回は良い条件だと思うので、外差し決まると見ます。
ただ、先行馬が少ないのも事実で、できれば先行の強い馬もカバーできれば尚良しでしょうか。

函館3R 3歳未勝利 ◎11.ヴァルトラウテ A評価 穴9.マテンロウアネモス 穴16.アフターグロウ ※立川サロンアネックス無料予想

余力ラップは理論上、芝の道悪では成績が下がります。そこで今回は道悪の函館なので、函館でのラップを重視する方法を試してみようと思います。
このメンバーが函館で出してきた上がりの中で最も速いのは、ヴァルトラウテの2走前の34.3秒です。このレースのラップを見てみると、L2が11.4-11.7で、合わせて23.1秒。目視で確認したところ、ヴァルトラウテはL2を22.7秒の基準前後で走破していると分かりました。馬場は外枠差し馬が有利で、テンの速い馬が外枠に固まりました。内の差し馬は被されて位置を悪くするため、相対的に外枠差し馬が更に有利になるだろうと考えられます。
続いてヴァルトラウテの戦績を簡単に振り返ってみます。前走は1勝クラスに格上挑戦。34.5秒とやや緩めのペースで、ヴァルトラウテは例によって後方から。4コーナーで大外を回った分もありましたが、それにしても35.2秒と2走前の上がりを使えていません。これはおそらく、6/24の馬場が影響しているのだと思われます。今開催の函館はトラックバイアスの判断に苦しむことが多く、この日も前週の内容から外差し有利になっているだろうと予想していました。ところが、どの距離においても内枠先行馬が恵まれるレースに。それはともかく、ヴァルトラウテは4コーナーで大きく外を回った分と、前有利の馬場に苦しめられたものだと推測します。前々走は上がり34.3秒の脚を使って、メンバー最速タイ。同じく上がり最速で2着だったランドオブラヴは次走勝ち上がり。勝ったクリノリアルレディは土曜に福島1勝クラスで2着と好走しました。人気薄4着のビスケットも土曜に函館で2着。グリーンチャンネルの「先週の結果分析」が出しているスピード指数を見れば、未勝利としては好時計だったと分かります。二桁通過順の馬の中では最先着ではありましたが、このレースも前が止まらず前有利の結果になりました。
今は馬場の内が荒れて外差し有利になっている以上、ヴァルトラウテのパフォーマンスが向上するのは必至。道悪の新馬戦で上がり2位の脚を使って4着と好走しているので、馬場も問題なさそう。ヴァルトラウテを軸に据えます。
相手中心には枠にも恵まれた9.マテンロウアネモスと16.アフターグロウ。マテンロウアネモスは新馬戦が余力ラップ。1600mへの延長が失敗していますが、それ以外では全て馬券内と堅実に走っています。アフターグロウは新馬戦3着が優秀です。L5が58.4秒、L4が46.1秒、L2が22.7秒、L1が11.5秒で、L2基準のみのクリアではありますが、他も惜しい数字まで到達しています。アフターグロウを個別で見るとL4基準クリアしているかどうか微妙なライン。その後、馬券から飛んでいる時はオーバーペースになったのがほとんどなので、あまり出しすぎなければ。

中京4R ◎4.ミヤジシャルマン B評価 穴5.パープルクラウド 穴12.メイショウクーガー
ここはなかな粒ぞろいのメンバーが揃いました。人気が割れていますが、高いレベルで割れていますね。
とはいえ、余力ラップ該当はミヤジシャルマンのみ。2走前のL4が48.7秒とかなり速く、4F目からずっと12秒台で、11秒台も挟んでいます。高速ダートだからといってなかなか出ません。
3着に下したポルトドールは函館でも高いレベルで安定。4着には8馬身差を付けたので、実力は確かです。
前走は松山騎手が位置を取るために促していたのですが、その時間が長すぎました……。あれでは負荷が大きくなるし、2F目が10.9秒と速めに。前半の負荷が高かった上に、L4が50.5秒のハイレベル戦になってしまっては万事休す。度外視できる敗戦です。前走の大敗で人気が甘くなってくれるようなので買いです。
他も強いので軸を間違っていないか不安にはなりますね。
穴にまず、パープルクラウド。初戦はロードトラストが7馬身ぶっちぎったレースで、L4は48.7秒。パープルクラウドもL4を50秒は切って走っています。当然上積みを見込んで評価していたのですが、3戦目がきちんと走ってくれただけで他がイマイチ。陣営も微妙さを感じ取っているのか、今回は初ブリンカーで挑みます。能力さえ出せば強いので、ブリンカー効果に期待したくなります。
メイショウクーガーは初戦が既走馬相手に走って上がり最速。この馬はL4を50秒以内で走っているように思います。
2戦目は8着ですが、相手が強すぎました。1-7着までが余力ラップ該当馬。このレース自体が49.9秒の余力ラップ戦だったので、自動的に6着までが余力ラップにはなってしまうんですが、上位馬はその後もきちんと走っています。次走走っていない馬は5着馬だけですが、それ以外の1.2.3.4.6.7着馬までがすでに勝ち上がり!!!!さすがに1.5秒差の8着だとハイレベルな相手ばかりだったとバレていないようで、今回は人気落ち。12番枠はどうかですが、前走はテンが速かったのでこの馬もある程度の位置で流れに乗れそう。
強い馬が多くて軸を4だけで良いのかと考えさせられます。

福島4R ◎12.サトノミネルヴァ A評価 穴11.ゴールドバッハ
どちらを本命にするか迷ったのですが……。
サトノミネルヴァのテンが抜けて速そうで、ここは逃げてしまえば圏内でしょう。心配なのが、戦ってきた相手の勝ち上がり率が低いこと。長期休養明けなので、その間にもう少し勝ち上がっていれば信頼度も高いのですが……。とはいえ、1150mに短縮なのでそこまで気にしなくても良さそうと見て本命。前走は残り100mで甘くなっているので短縮がプラスに働くはずです。
ゴールドバッハは前走がギリギリ余力ラップ。2走前も破った相手たちの成績が良いので実力本物。兵庫の吉村騎手なんですよね。以前本命を打った時、中央の勝手をよく分かっていないような騎乗をされたので、その点は不安なのですが、山田敬士騎手よりは良さそうで。

函館4R ◎12.ラピッドベル A評価 穴10.イナホ
ラピッドベルが1000mに参戦。関西圏で強いレースをしていて、テンの速力も1.2の馬。指数も最上位で、崩れる危険性は低いと見ます。
テンの速さで対抗できそうなのがイナホ。以前に1000mを使った時よりもテンの速力が増しているので、今回は通用するでしょう。

中京6R ◎14.ピースオブザライフ B評価 穴10.サツキスマイル
ここはかなり低レベルなメンバー。
余力ラップ該当のピースオブザライフは新馬戦がいくらなんでもペースが遅すぎたので参考になるのかどうかと疑ってはいます。一応、勝ち馬がオープンファイアということで格好は付けているのですが……。
その後は展開不利ばかりなので見直せるとは思いますし、このメンバーなら……という感じです。
サツキスマイルは上がり性能だけは高いので、距離延長で多少なりとも位置を取れれば。まずはスタートを決めてもらいたいところです。

函館6R ◎5.リコッチ A評価 穴8.スワッグチェーン 穴6.スリーミスラピス ※立川サロンアネックス無料予想
リコッチは4走前の2400m戦のL2が22.7秒と非常に速くなりました。2400mで余力ラップはなかなか出ません。着差は0.1秒差で、上がりは4位でしたが、リコッチ自身もL2基準をクリアしていると目視で確認しました。ということは、リコッチは2600mへの延長をこなせて不思議のない馬なのですが、どうもその後の成績がひと息。
2走前は位置取りのまま、伸びずバテずの競馬になりました。スローペースで入って後半が速くなったのですが、この馬は他のレースを見ていても、ハーツクライ産駒らしく加速にかなり手こずるタイプです。狭いところにも入って加速できないまま終わってしまったという印象を抱きました。2600mに伸ばした前走は内の動きにくい位置に入ってしまいましたが、4コーナーで隣の馬と衝突したのか、少し下がる場面がありました(パトロールカメラの角度的にはっきりと確認できず)。そうなってしまっては、加速力のない馬なだけに巻き返すのは不可能。致し方ない敗戦です。
今回期待したいのは、道悪と横山和生騎手への乗り替わり。道悪になった方が急加速しないで淡々とレースが進みやすくなるので、加速力のなさを補えるという訳です。横山和生騎手の方は、北海道ではよくマクる競馬をしてくれる騎手。良いタイミングでマクれれば、これもまた加速力のなさをごまかせるでしょう。

相手には2頭。まずは6.スワッグチェーン。2走前は出遅れて4コーナーでは大外ぶんまわし。レースのL2が11.7-11.6で、ここまで速くなってはさすがに差せません。とはいえ、スワッグチェーン自身はL1を11.4秒辺りで走っているはずで、L1基準クリアと見て良いかもしれません。前走は内を突いてショートカットした勝ち馬に対し、スワッグチェーンはまたもや外を回す競馬に。進路取りの差が出ただけです。2走前が余力ラップだとしても、2000mから2600mへの延長は走ってみなければ分かりません。余力ラップが評価するのは1F延長までです。能力は確かでもその分、相手評価に下げました。
もう1頭は6.スリーミスラピス。2走前は同条件でダントツの上がり34.8秒をマーク。上がり2位に0.6秒差を付けているのでL3基準クリアと見ます。2000mに短縮した前走は脚を使えませんでしたが、未勝利で2.00.8ならまずまずの水準です。再度の2600mで、今度は外差しの利く馬場だと考えれば当然浮上してくるはずです。

中京7R ◎12.ネッスンドルマ B評価 穴8.スタボーンイメル
もう少し多頭数なら思い切り自信を持って、差し馬に振れるのですが……。内枠勢が速く、そのまま内枠主導になって案外落ち着く、ということはありそうなのですが、ここ最近、中京ダートがやたらペースが速くなりやすいのも加味します。騎手意識に差が出てきているのでしょうか……。良馬場でもあるので、止まってくれやすいとは思います。
ネッスンドルマは前走のパフォーマンスがかなり良いと思います。1.0秒差とはいえ、L4が48.9秒でこの馬は上がり最速。攻め強化が結果に出たという話ですが、3キロ減の効果もあったのかもしれません。
それ以前のパフォーマンスを度外視して狙ってみたい存在です。
スタボーンイメルは陣営が休み明けで……と弱気な発言。とはいえ、2走前はかなり骨っぽいメンバーの揃った世代限定戦で5着。上がり最速タイの36.7秒で、唯一後方から差してきているだけに価値は高いと見ます。
前走で脚が使えていないのは疲れか何かでしょうか。それで休んだというのなら、前走より悪くなることはないはず。100mでも伸びた方が良いはずで。

福島7R ◎8.ステラデルシエロ B評価 穴14.アリダンジェロ
ステラデルシエロは新馬戦勝ち馬がタスティエーラで、2戦目がアスコルティアーモ。どちらもかなりのパフォーマンスで勝ったので、1秒以上負けていても気にはなりません。あの2戦を経験したからでしょうか、芝では決め手に欠けると感じたのかどうかは知りませんが、ダートに行って好走。ですが、芝でも34秒台の上がりを使っていたので福島なら問題ないでしょう。
なるべく外枠が良いということでアリダンジェロは良いのですが、陣営が「切れ味勝負では分が悪いので前半の位置取りが重要」と述べています。このメンバーなら普通にテンの速度は上位。あまり前に行くと止まりそうな馬場なので、適度に前に行ってほしいと思います。行き過ぎる危険性を考えて穴推奨まで。

函館7R ◎5.ミッキーマカロン A評価 穴4.エンプレスペイ
余力ラップの3頭の内、内枠から先行できる2頭から。
ミッキーマカロンの前走は出遅れが響いただけ。スタートさえ決めれば巻き返せます。ここはそう速い馬がいないので、まずはスタートを決めてくれれば。
エンプレスペイの前走は戦前からハイペースが予想されたレース。実際にハイペースになり、外から被せられて馬が嫌気を出したような感じです。スローになる今回は巻き返せるはず。

中京8R ◎15.スマートアンバー A評価 穴3.シャープソーン
スマートアンバーはサロン内大会で2走前に本命を打った馬。上手く流れに乗っていたのに、3コーナーで何故か位置が下がってしまいました。2.7秒も負けたのは不可解でしたが、休んでの次走は好内容。強い3歳勢に交じって4着と差のないところまでは来ています。今回はチーク着用で、先行しやすい外枠。流れにすっと乗れる馬で、3歳馬が勝ち上がって減ってきた今回はチャンスでしょう。
シャープソーンはそのスマートアンバーが4着だったレースで2着。ずっとゆるみないペースで割と負荷は高かったように思いますが、コパノパサディナ以外には交わさせず。2走前は出遅れてもしっかり脚を使ってきました。これはかなり安心材料。内枠でも問題ないでしょう。

福島8R ◎12.ヨリノサファイア A評価 穴14.イサチルキュート 穴15.セイカティターニア
ヨリノサファイアの新馬戦のL2は24.0秒とかなり速く、L4も49.7秒。ドスローだったとはいえ、ハイレベル戦と見て良いでしょう。次走は8馬身差の圧勝。昇級戦も及第点の内容です。その後負けているのはどうやら不良馬場が駄目だという話。それなら巻き返せると見て本命とします。
イサチルキュートは2走前のプチボヌール戦が良い内容の3着。前走はL4が50秒ジャストで逃げ切り勝ち。牝馬限定戦なら普通に通用するでしょう。
セイカティターニアは前走、最内枠で内にいたところ、外から後続押し寄せて11番手まで下がってしまう不利。直線も狭くなるところがありながら良い脚で迫りました。中間緩んで、L2が12.3-12.5と速くなりましたが、この速いラップで差を詰めているのだから大したものです。ずっと世代限定戦で走っていましたが、その縛りが取れてレースも楽になっているのでしょう。牝馬限定戦なら普通に通用します。

函館8R ◎12.ピンクセイラー B評価 穴11.マイクロモザイク
ピンクセイラーは3歳馬が減ったここなら上位。外枠も良く、指数も安定。前走の上がりも速く、ここでも。
マイクロモザイクは芝でも強かったので問題なし。初戦はシャンパンカラーの勝った余力ラップ戦。2戦目は後方から鋭い脚を使えています。

中京9R 長久手特別 ◎2.デルマグレムリン B評価 穴8.サンライズロナウド
プリマヴィータの前走はかなりの衝撃でした。超ハイペースの大逃げで逃げ切るのだから驚きでした。ただ、今の中京では捕まるはず。
内のベリーヴィーナスにファベル辺りが追いかければ、まずまず流れてくれるはず。差せる脚を持つ馬から。
デルマグレムリンは前走、超ハイペースを離れた最後方からとはいえ、上がり最速で次点に1.2秒もの差を付けています。内枠でロスなく立ち回れればもう少し位置は取れそうで、ここでも。
サンライズロナウドも上がり性能上位で、今回はノリに鞍上強化。魅せてください。

福島9R 信夫山特別 ◎8.メイテソーロ A評価 穴2.サヴォーナ
ちょっと本日、サロン内でZoomを使ってレース観戦会を行います。自分参加するので少し寝たいのです。なので、見解はここからなしにします。

函館9R 臥牛山特別 ◎2.ラレーヌデリス A評価 穴11.コスモエクスプレス

中京10R 中京スポニチ賞 ◎4.サトノペルセウス B評価 穴8.スプレモフレイイバー

福島10R 会津ステークス ◎3.パウオレ A評価 穴1.スプラウティング

函館10R 駒場特別 ◎4.ロイガヴェーグル B評価 穴3.シンヨモギネス 穴9.リアルシング

中京11R 名鉄杯 ◎4.ニューモニュメント B評価 穴3.フィロロッソ 穴9.アーテルアストリア

福島11R 福島テレビオープン ◎13.スマートリアン A評価 穴7.スリーパーダ 穴11.クリノマジン

函館11R 函館記念 ◎8.ブローザホーン B評価 穴2.ユニコーンライオン 穴15.アルナシーム

中京12R ◎3.ウォータールグラン A評価 穴10.アルルカン 穴13.クインズエルサ

福島12R ◎9.スイッチオン B評価 穴13.カイザーレオン

函館12R 湯の川温泉特別 ◎10.シャークスポット A評価 穴11.シゲルファンノユメ 穴12.トーセンサンダー

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