8/28　好走期待馬

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※軸自信度は、赤枠がA、黄色枠がB、青枠がC、緑枠が、勝ちまで自信あるS、となります。
※筆者の言うペースは、前が残るかどうかの目安となるペースであり、前傾か後傾かを意味しません。前が苦しくなるペースをハイ、前が楽なペースをスロー、中間をミドル、としています。
※馬三郎の前日オッズを参考に、期待値込みで予想しています。今年の成績を振り返った時、その方が圧倒的に割に合うと判断したためです。そのため、当日のオッズを見て本命を変えることがありますのでご了承ください。

本日、体調が悪いため、見解等簡単に済まします。

◎　2　デフィ

1勝クラスでも低調なメンバー構成。
テン速い馬も少ないため、前の組から買いたいところ……なのですが、あまり積極的に推せるような馬も不在です。未勝利勝ちの3歳馬はいつも通り嫌いたいところ。
ここはスタートセンスの良いデフィを本命にします。
この馬、内枠で砂をかぶって揉まれても全く問題ないようで、外を回すくらいなら内でじっと我慢していた方が成績が良好です。
ここはそれが叶いそうな枠順と相手関係。
内枠から逃げ、もしくは番手から上手く競馬出来れば、4キロ減も活きて粘ってくれるはず。
不安点はやはり休み明け。
しかしながら追い切りは普段通り動いていますし、陣営も「夏はあまり良くないタイプだけど、今回は順調に進められた」というコメントを残しています。
3走前くらい走れれば十分に勝てるメンバーですから、人気もないでしょうし本命にしたいと思います。

◎　9　アポロリリー

朝の時点で想像より遥かに人気になっていますが、アポロリリーを本命に。
三連単や馬単のオッズを見てもこのくらいの人気になってしまいそう（有名な予想家が推してたりするのでしょうか……）。極力、人気が落ちてくれることを願います。
前走がハイレベル戦でペースもかなり速かったアポロリリー。
2番手から競馬して最後止まったとはいっても、今回人気になるリキサンハートとは0.3秒差しかありません。前半1000ｍ通過60.1秒ですから、牝馬限定1勝クラスとしては超ハイペースといっても良いと思います。あれは逃げ切ったマーチリリーを褒めるべきです（49キロがかなり効いたのだとは思いますが）。
楽に先行ができるメンバー構成で、サクラカレントを活かせて二番手なら普通に残ってくれるでしょう。

◎　6　ウインアルバローズ

指数ダントツのハディアはすんなり行けなければ脆いタイプ。
ここは先行力ある馬が他にもいるため、危うさの方が先立ちます。
ウインアルバローズを本命。
2走前がハイレベル戦で10着も0.7秒差、指数97と高く出ています。
一緒になって先行したウエストンバートが芝ですがすでに1勝クラスを勝ち上がっていますし、2つ上の着順のキープイットシンボも勝ち上がっています。
3走前の指数は80と低いのですが、メンバーレベルは高くて1勝クラス勝ち上がりが複数頭出ています。
前走は休み明けで出遅れ、行きっぷりも悪かったという話ですから度外視で良いでしょう。
中山ダート1800ｍでも割とギリギリまで止まりませんでしたから、新潟ならもっと粘れて良いと見ます。

◎　15　ララクリュサオル

△　10　ミフトゥーロ
△　13　モリトユウブ

現級上位のララクリュサオルが馬券の軸で良いと思います。
3枠の3歳2騎も強いとは思うのですが、シャマルの方は昇級戦に不安あり、グランパラディーゾの方は先行馬揃ったここで距離短縮、しかも前走を見ると1200ｍ通過の時点でメイショウマサヒメに突き放されているため不安。嫌うなら3歳馬の方かなと思いました。とはいえ、普通に勝っても不思議はないと思います。

ララクリュサオルに関してはこのクラスは楽に突破できると思っているので特に語ることはありません。
行く馬が相当揃ったので、外枠から内を見て競馬できる二頭に△を打ちました。

◎　10　アスタースウィング

こちらの方も行く馬ばかり。
しかも先行出来なければ脆そうなタイプが多いので、それならと差し馬のアスタースウィングに本命を打ちました。
この馬、小倉ダート1000ｍで2着した時の指数が96と高く、これがメンバートップですから前さえ止まれば頭まであっても良いと思います。
現実的には前の馬が勝つだろうと思うので複勝メインで。

◎　8　クリノフウジン

門司ステークスの内容が相当強かったクリノフウジン。
G1レベルにあるソリストサンダーをあわや負かすのかというシーンまでありましたから、オープンでも低調なメンバーのここなら通用するでしょう。
総武ステークスも最後こそ止まりましたが、残り100ｍくらいまでは粘っていました。新潟なら大丈夫だと思います。
オアシスステークスは東京ダート1600ｍで度外視で良さそうですが、指数93と優秀です。
マリーンカップは休み明け、前走の阿蘇ステークスは内を通った先行有利でしたが、後方からただ一頭追い込んできています。
良化気配伺えるここは絶好の狙い目。
藤田菜七子騎手は外を回しやすいですが、コーナーで上がっていく脚のある馬ですからそういう騎乗で良いと思います。

◎　3　ライヴクラッカー

人気が予想されるシンヨモギネスですが、競馬が下手すぎます。
ここ二戦とも出遅れ、菱田騎手が内枠から上手く外に出して揉まれないようにしていました。
スタート良化に期待して本命にしていましたが、この競馬っぷりではもう買えないなという印象。
本命のライヴクラッカーはレースっぷりを見ていても明らかに1200ｍは短いなと感じさせる内容です。勝ち上がった東京ダート1300ｍでも追っ付け通しでしたから、本質的にはもう少し長い距離が良さそう。1800ｍだと未勝利でもバテていますから、1700ｍなら。
最近、ホッコータルマエ産駒は良い種馬だなと思ったのですが、成績を見ていても回収率ベースで相当優秀。ダートなら単複ベタ買いで回収率プラスの好成績です。地味な印象なので人気にもなりにくいのでしょう。ちなみにダートでもスピードある馬が多い印象で、代表産駒のレディバグなんかはスピードを武器にする馬。レディバグはレース巧者、という感じですが、ライヴクラッカーは行き足鈍くて距離が伸びた方が良いはずでしょう。

競馬予想本を本ブログ、noteにて執筆しています。
全て書き終えたら、推敲してKindleダイレクトパブリッシングにて出版しようと思っています。
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『「永遠の初心者を脱する！」ための競馬思考』