2023/12/28(木)「余力ラップ2.0」予想

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※評価は軸自信度になります。好走率・回収率ともにA>B>Cになっています。Sは1着まで自信あるという意味です。
※勝負レース表記は、全レースの予想が終わってから付ける予定です。

自著『「永遠の初心者を脱する!」ための競馬思考』・「余力ラップ」について触れていただいた山崎元様の記事掲載の『優駿』2023年8月号・「余力ラップ」私の記事が掲載された『競馬王』2023年7月号・10月号になります。

まえがき

こんにちは。
ウマい馬券の回収率が100%を切ってしまった……!
96%近くですね……。
最終日で100%を何とかオーバーさせなければ!と本気も本気!
幸いにして1日だけなのでレースを見まくって、クッタクタになっても問題ない。
明日の東京大賞典のことは忘れて、燃え尽きる覚悟でラストデー頑張りたいと思います。

ではラストデー、どうぞよろしくお願いいたします。

馬場予想

有馬記念週の中山芝は内枠先行有利が強く出ていました。
ここの読み間違いは少し痛かったかなという印象。ただ、内も悪くはなっているので、やや内有利程度で良いと考えます。
クッション値は9.3と変わりはないので、やや内枠有利と見ます。

中山ダートは含水率の低い割には時計が出ていて、それに伴って内枠勢もよく来ていました。
1200mは外枠先行、差し馬は内目で良さそうです。
1800mは外枠有利で良いと思います。内枠から来ていたのは強い馬が中心でした。
水曜時点で含水率は2.1%。少し下がりましたが、微差ですね。有馬記念週と同じ馬場だと予想します。

阪神芝はBコース替わりで内枠有利。
クッション値は9.0で、土日から少し下がった程度です。
差しが思いの外、決まっているという印象です。ペースが流れていたのもありますが、しっかり差しも決まる馬場だと考えて良さそう。

阪神ダートは土曜はかなりイン前が残していて、阪神ダート、どうした……という印象でしたが、日曜は普段通りの阪神に戻っていました。
土曜は含水率の高い良馬場だったことくらいしか原因が思い当たりません。
水曜時点で含水率は4.1%。日曜と同じなので、いつもの外枠有利の阪神ダートと予想します。

余力ラップ基準

※余力ラップ基準
該当馬には僅差負けを含みます。僅差負けの定義は、芝で0.3秒差以内、ダートで0.5秒差以内です。L1基準のみ0.2秒差以内で統一します。
基準をクリアしていても、僅差負けでないため漏れる場合があります。
古馬混合になりましたが、3歳馬、及び、今後出てくる2歳馬については全て載せる予定です。

2.3歳(芝)

L1L2L3L4L5
11.4秒以内
※距離不問
22.7秒以内
・1200mは3F通過35.2秒以内・1400mは3F通過35.5秒以内
上がり差で2位に0.5秒以上付けている45.9秒以内・1500m以上に限る
※距離が伸びれば伸びるほど評価できる
58.2秒以内・1500m以上に限る。
※距離が伸びれば伸びるほど評価できる

2.3歳(ダート)

L1L2L3L4
12.3秒以内
※距離不問
1150-1400mは24.3秒以内
1600m以上は24.6秒以内
※東京1400-1600mは多めに出て精度が下がるので他基準と合わせて確認する。
上がり差で2位に0.5秒以上付けている50.0秒以内(1700m以上)
東京ダート1600mは49.7秒以内

予想

阪神1R ◎14.グランドエスケープ A評価
グランドエスケープの新馬戦はL1が12.5秒に加速したレースで、この馬自身も終い伸びていて好内容でした。
2戦目はポッドロゴがL4を50.1秒でまとめて勝利したハイレベル戦。
4番手にいましたが、6F目からペースアップすると置いていかれました。そこから盛り返してきたのは悪くない内容です。
3戦目は不良馬場の福島ダートで外々を回されて脚を失う競馬。
4戦目の前走は内から伸びずバテずの内容でしたが、1.0秒差とだいぶ現実味がかってきました。
今なら低レベル戦なら通用する馬だと見ていますが、ここがその低レベル戦。芝からの馬も2頭しかいません。
坂路では52.2秒の自己ベストを更新しています。
人気馬が内枠に固まり、相対的に有利な外枠となったので、ここはチャンスだと見ます。

阪神2R 条件替わりで一変が期待できる!

阪神3R 速い上がりを使える馬が少ないところがカギ。

中山3R ◎2.ゴヴェルナーレリコ A評価 △6.8.10
ゴヴェルナーレリコの新馬戦はラスト2Fが10.9-11.5。3F通過36.5秒のスロー戦なのでL2は参考ラップですが、水準以上のラップを刻んで4着好走。
2戦目の前走は中山芝で2F目以降全て11秒台で勝ち時計が1.33.5のハイレベル戦。
3.5着馬が次走2着に好走しています。ちなみに6着キタノマキシムは中山4Rの方に出走するので、これも注目でしょう。
同条件で、同じ内枠なら崩れるシーンは考えづらく、軸として信頼します。

6.ロンフォンの新馬戦はL1が10.9秒。出遅れた分の負けで、ここで人気のインクルージョンと同じ上がり時計は使っています。このレースで2着だったインクルージョンも当然、高く評価。シアブリスは前走のL1が11.3秒の余力ラップ戦で、0.2秒差。ここまでとします。

中山4R ◎3.キタノマキシム A評価
キタノマキシムは前走、中山でパフォーマンスアップ。1.34.1は好時計です。
有利な内枠を引けて、先行力もあり。
前々走は勝ったマイネルレグルスが元々強い馬でした。
あまり速い上がりは使えないだけに、後半の中山は合うはずです。

阪神6R 能力差を見極めて三連単を仕留める!

自信あり!
阪神7R 堅実に取っておきたい一戦!

中山7R ◎6.マリネロ A評価 ○10.ランプシー ▲9.レッドバレンティア

ランプシーは前走出遅れて上がり最速。余力ラップ戦で前も残る流れでは厳しかったと言えます。
2走前は中山でL5が58.4秒のハイレベル戦。相手も強く、素質馬もヒシルリアンとロードプレイヤーが、ブービー、殿負けだったのも納得してしまうレベルでした。ここで3着なら1勝クラスでは上。
レッドバレンティアの前走は稍重とはいえ馬場が悪すぎました。サトノヴィレが4着で上位馬は強力でした。前々走もハイレベルでしたが、出遅れて5着まで追い込んできたのは強い内容です。
この2頭に比べれば、アルヴィエンヌは戦ってきた相手が1枚劣るはず。ヴィスパメンテは現在、売れすぎ。今の3番人気からは人気が落ちるのでは。

阪神8R ◎8.スピリットワールド A評価 ○14.メリタテス ▲12.ローラスノビリス
スピリットワールドはダートの方が走る馬で、3走前はサンライズフレイム、コパノパサディナ、ダノンミカエルに次ぐ4着。オープン、3勝クラス、3勝クラス相手と渡り合ったのだから1勝クラスでは上。4走前で敗れたブレーヴジャッカルも3勝クラスまで出世しました。
休み明けで仕上がりがカギですが、楽に前には行けそうなメンバー。
メリタテスは未勝利を勝った時から1700mでは評価していませんでした。相手に恵まれての逃げ切りだろうと。
1400mに短縮して好走してきているのは想定通り。
前走は強いメンバー相手に3着、前々走はダノンミカエルが3着した中での4着。崩れないでしょう。
ローラスノビリスは3走前の名古屋のタイム指数が優秀。
短距離の方が良いのでしょう。
前々走は出遅れて上がり最速。
前走はエリカコレクトの楽逃げで、L2が11.9-12.5と速くなったレース。2着は評価できます。

穴狙い!
中山8R ここ2走は自分の分を走れていない!馬具工夫で改めて!

阪神9R ◎11.サムハンター A評価 ○13.ブラーヴィ ▲5.マテンロウガイ △6.トゥルブレンシア
サムハンターは前走、ハイペースを押し切り。今までとは全く別のパフォーマンスでした。
何が起きた!?!?と混乱したのですが、陣営の話ではメンコを外したことで行きっぷりが良化したという話。今までデバフがかかった状態で走っていたのか……と判断します。前走内容からは昇級でもやれます。
ブラーヴィの前走は差し決着で位置取りが前すぎたかもしれません。伸びてはいます。世代限定戦の1勝クラスで通用していた馬だけに2勝クラスでも。
マテンロウガイはハイレベルのレパードSで6着。
トゥルブレンシアはセン馬になってから全く行き脚が付かない馬でしたが、前走は良い位置で競馬できました。あの競馬ができるなら。

中山9R 巻き返す態勢・条件は整った!

阪神10R ◎9.クレバーテースト A評価 ○6.ラレーヌデリス ▲1.エグランタイン
前残りを狙いたいのですが、前走、破格の好時計を出して、上がり性能も高いラレーヌデリスがいて難しいところ。
クレバーテーストは逃げて安定。前走負けたマイネルモーントは上でも2着している馬で相手が悪かった。L2は11.2-11.7と止まっている訳ではありません。このコースでもうひと粘りできそうで。
ラレーヌデリスは前走が中日新聞杯と同タイムの超抜時計。上がり性能も高くて。
エグランタインは鼻出血で休養が長引きましたが乗り込み本数は十分。内から先行すれば崩れなさそうです。

中山10R ◎1.クリノアルバトロス B評価
クリノアルバトロスは1勝クラス勝ちの上がりが35.8秒。最内枠で恵まれたとはいえ、届かないという位置から終い凄まじい脚で差し切りました。
その後も脚は使っています。
前走は大外枠から最内を突いて僅差。陣営は「大外枠が響いた」と述べています。
今度はずっと内を回って来られます。もう一押しが利くはず。

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阪神12R ◎1.メイショウエニシア A評価 △2.3.4.5
メイショウエニシアはどうも評価が上がってきませんが、ハイペースを刻んでもバテず、相当に力を付けています。
内枠勢が強いので流しておけば安泰だと考えたのですが、こういうのって見解書きにくく、ウマい馬券に出しにくいなと思いました(笑)枠買いはありだと思うんですが、思考していないようで(笑)プロスペリダードはそろそろ危ない。

中山12R ◎8.リサリサ A評価
リサリサの前走は進路差の負けで、終いはフィールシンパシーを追い詰めています。
ターコイズSに出てきてもどうするか迷っていたくらいで、フィールシンパシーはターコイズSで2着に好走。距離が長いだろうと考えていたローズSも好タイムで走破しており、決め手もある馬で崩れなさそう。
人気が割れていますが、一枚上に思います。
単複でオッケーなんですが、今思うとワイド5F%アップは買いたくなる……。単勝も5%アップなんで単勝で貰います。

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※評価は軸自信度になります。好走率・回収率ともにA>B>Cになっています。Sは1着まで自信あるという意味です。
※勝負レース表記は、全レースの予想が終わってから付ける予定です。

自著『「永遠の初心者を脱する!」ための競馬思考』・「余力ラップ」について触れていただいた山崎元様の記事掲載の『優駿』2023年8月号・「余力ラップ」私の記事が掲載された『競馬王』2023年7月号・10月号になります。

まえがき
馬場予想
余力ラップ基準

※余力ラップ基準
該当馬には僅差負けを含みます。僅差負けの定義は、芝で0.3秒差以内、ダートで0.5秒差以内です。L1基準のみ0.2秒差以内で統一します。
基準をクリアしていても、僅差負けでないため漏れる場合があります。
古馬混合になりましたが、3歳馬、及び、今後出てくる2歳馬については全て載せる予定です。

2.3歳(芝)

L1L2L3L4L511.4秒以内
※距離不問22.7秒以内
・1200mは3F通過35.2秒以内・1400mは3F通過35.5秒以内上がり差で2位に0.5秒以上付けている45.9秒以内・1500m以上に限る
※距離が伸びれば伸びるほど評価できる58.2秒以内・1500m以上に限る。
※距離が伸びれば伸びるほど評価できる

2.3歳(ダート)

L1L2L3L412.3秒以内
※距離不問1150-1400mは24.3秒以内
1600m以上は24.6秒以内
※東京1400-1600mは多めに出て精度が下がるので他基準と合わせて確認する。上がり差で2位に0.5秒以上付けている50.0秒以内(1700m以上)
東京ダート1600mは49.7秒以内

予想
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