京都金杯2021 レース回顧

ラップタイム
200m400m600m800m1000m1200m1400m1600m
12.523.835.246.958.51:09.81:21.11:33.1
12.511.311.411.711.611.311.312.0
※スマホからの場合、左右にスクロールして見ることが可能です。
指数

タイムランク:D
メンバーランク:D
勝ち馬指数:95
馬場差:-0.7

トラックバイアス:

※タイムランク、メンバーランク、馬場差等は、グリーンチャンネルの「先週の結果分析」における数値を利用しています。
※トラックバイアスはスマート出馬表を利用しています。「コース取り」と「位置取り」から判定されているものです。
コース取り:超外(有利)・外(有利)・超内(有利)・内(有利)
位置取り:超差(有利)・差(有利)・超前(有利)・前(有利)
※特に偏りがなかった場合は・。

※空白はまだ未記入。

レース回顧

予想へ

元々、緩めのペースになりやすいコース形態だが、それでも前半4ハロン46.9秒は遅い。
逃げ馬不在で、エントシャイデンが注文を付けて逃げたが、元々、テンの速くない馬の逃げなので結局、緩めの逃げが必然だったということだろう。
スローペースは想定通り。

何かが注文を付けて行くのも想定内だったので、驚くことはないが、それでも対抗のボンセルヴィーソが楽を出来なかったのは多少痛かったところ。

結局、ボンセルヴィーソは最後の直線、エントシャイデンを交わせそうで交わせず。エントシャイデンの方は逃げて3着に残ったので、位置が逆だったら、と少し悔やまれる。

本命、及び複勝推奨馬のシュリはまず、出遅れの程度が大きかった。
元々、出は悪いと書いたが、少し出遅れすぎ。二の脚が速いのでリカバリー出来たのも想定内だが、まともに出ていればもっと前目で競馬が出来たのではないか。
結局はほぼ前残りの競馬だったので、タイセイビジョンの位置を取りたかったところ。

直線もケイデンスコールの岩田が内から強引に外に出して、外にヨレる不利もあった。
また、ユタカが「馬場が悪いところを通って、脚を取られた」と述べている。

そうは言っても、そのくらいの不利があっても3着は確保出来ると踏んで複勝推奨馬にしたつもり。
想定外だったのは、指数。
指数は足りる、と書いたが、勝ち時計と推測馬場差から考えるに、シュリは3勝クラスを勝った時の指数くらいでは走っている。それで足らなかったのだから、読みが甘かったと言わざるを得ない。
4着という結果は、そこに尽きる、と反省。

今回、ラップを見ると初めの1ハロンが12.5秒、2ハロン目が11.3秒とマイルにしてはかなり遅い。
ここでポジションを取れた元々の差し馬が、次走でも前に行けると思ったら大間違い。

ピースワンパラディは元々スタートが危ういので、マイルでは安定して強いが、差し馬、として引き続き見るべきだろう。それでもテンの1ハロンは速くなってきており、きちんと出さえすれば、そこそこのポジションは取れる。

ケイデンスコールはポジションが上手く取れたことに加え、内をロスなく回れたのも大きかった。
ここ2走は着差も少なく、復調気配は見えていた。今回はイレギュラーだと見るべきだが、それでも今後どこまでやれるか見ものではある。

タイセイビジョンは正直まだ半信半疑。
指数が古馬に通用するには低いものばかりで、展開に恵まれてようやく通用するレベルなのでは。タートルボウル産駒は成長力があるようなので、成長すれば、という印象。
あとは今回の指数を見てみたい。
まだどの程度になるか分からないが、高いのなら次走から印を打つことも検討。

ボンセルヴィーソは中京1600mというのだけが不安だった。
スローになっても、1600mがギリギリの馬で中京というタフなコースは厳しいかもしれない、とも思っていたのだ。交わせそうだったエントシャイデンを交わせず止まったのを見ても、中京1600mは長いのかもしれない。

後方で負けた馬は度外視で良いレース、というのは覚えておきたい。

馬券

複勝転がしを検討していたが、出鼻を挫かれてしまった。
ちょっと初回にしては大きく張りすぎてしまったのは反省したい。
慎重になるべきだった。

馬連・ワイドに関しては、現状これで正解なのではないか、と思っている。
前に行けるのがほぼ確実だった2頭を選び、先行してくれたのだから。
他の不確定要素に賭けるよりは、シンプルに行くべきレースだった……という現時点での感想。
もちろん、その感想も変わってくるかもしれないが。