8/21　好走期待馬

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※軸自信度は、赤枠がA、黄色枠がB、青枠がC、緑枠が、勝ちまで自信あるS、となります。
※筆者の言うペースは、前が残るかどうかの目安となるペースであり、前傾か後傾かを意味しません。前が苦しくなるペースをハイ、前が楽なペースをスロー、中間をミドル、としています。
※馬三郎の前日オッズを参考に、期待値込みで予想しています。今年の成績を振り返った時、その方が圧倒的に割に合うと判断したためです。そのため、当日のオッズを見て本命を変えることがありますのでご了承ください。

先日、引っ越しが無事終わりました。
実家なのですが、放っておいても食事が出てくるのは本当にありがたいですね。
栄養がかなり偏っていたので、これで健康面も改善してくれるよう願っています。
数ヶ月前から左足に痺れが出て、足首のグリップが利かなくてよく転びそうになるのですが、この原因は一体何なんでしょう……。
札幌で一度整形外科に行ったら「寝方かも」と言われました。確かに左を圧迫するような寝方はしていますが、お酒辞めて寝相にも影響が出たのでしょうか……（私は昨年、アルコール依存症で入院しています）。
折を見て病院にも行こうと思っています。

今はとにかく馬券生活！
馬券生活しか活きる術はない！（笑）
金曜は大井で12R中8R的中という大当たり。
基本、穴党の自分にとってはかなりの高確率です。
軸も10Rを除けば全て4番人気以下だったはず。
レートを下げて健全にやっていたのでそう大勝ちという訳ではありませんでしたが、精神的に健全な額の方が予想にも悪影響が出なくて良いかなと感じました。

土曜の馬場ですが、小倉が執筆現在、稍重です。
とはいえ、そこまで含水率が高い訳でもないので、フラットに予想しました。
札幌も良馬場にしては含水率が高めですが、明日は気温も高いので乾くのではないでしょうか。
新潟もパンパンではないですが、これも明日はもう少し乾くはず。

では、8/21の好走期待馬へ。

◎　7　ランランウイング
△　4　フロイデ

あまり1000ｍは積極的にやらないようにしているのですが、ここでこそ買いだろうと感じるランランウイング。
前々走は休み明け+16キロで、グリーンチャンネルのパドック解説でも太いと言われていました。度外視で良いでしょう。
前走は-8キロと絞れてきましたが、スタート後に挟まれて後方からの競馬に。
スタート抜群のランランウイングにしては珍しい競馬になりましたが、最後の伸び脚は一番の追い込みで4着。ハイレベル戦で指数も優秀です。
知る人ぞ知るこの馬のテンの速さ。
逃げるか番手に付ければそのまま押し切れるでしょう。
この馬より外で速い可能性があるのはエンジェルティアラくらいでしょうか。譲らず主張してくれれば楽勝まであると思っています。

ランランウイングを積極的に買いたいのは、ルメール人気するであろうブーケオブアイリスの存在もあります。
ブーケオブアイリスの前走は、函館ダート1000ｍで通過順10番手から上がり最速2着、と字面だけ見れば良いのですが、好走要因はスローペースで隊列が固まったこと。
時計的には全く凡戦ですので、強調出来る材料は少ないと思います。
1200ｍ、1400ｍでも現級上位と言える力は持っていないでしょうから、ここは危険な人気馬だと判断します。

穴候補にフロイデ。
昨年も札幌で使って使って良化してきて最後は3着でしたし、その指数も97と優秀。
今年も休み明けから叩き三走目。そろそろ走り頃かもしれません。

◎　1　タイセイパワーズ
○　8　ワイドレッジャドロ
△　14　マテラサンオウ

全くの人気薄であろうタイセイパワーズに、軸自信度は強気のAを打ちたいと思います。
ちなみに前走も本命でした。
この馬、過去のパトロールビデオを振り返りましたが、砂を被るのを極端に嫌がります。4度あって4回ともそのような仕草を見せていました。
前走はスタートで躓くような感じになって後方から。ペースも速すぎましたし、砂を被って嫌気も差したのでしょう。度外視可能です。
強調材料は盛岡での好時計。
netkeibaの指数も高く出ているのですが、1600ｍを1.37.4というだけで凄さが伝わるかなと思います。東京ダート1600ｍをこの時計で走れれば2勝クラスを突破出来る計算になりますから、1勝クラスならごく普通に通用するでしょう。
西村騎手も前走で砂被らせては駄目だと分かったでしょうし、ここは最内枠から逃げを主張すると思っています。
もちろん、スタート次第なところがあり、ピンかパーではあると思いますが、ピンの可能性が高いと見てのA評価。

WEB版の競馬新聞・馬三郎の重賞レースに限ってなのですが、騎手の出遅れ率、という項目があります。
どう集計を取っているのか運営に問い合わせたところ、詳細な回答が返ってきたので、今度、競馬予想本の方に書こうと思っていますが、それはともかく、出遅れ率の低さで超優秀なのが西村騎手なのです。
福永騎手とトップを競うレベルにあります。
昨年が相当優秀な出遅れ率で、今年は減量がなくなったのもあるのか、数字を落としてはいますが、それでもまだ優秀と言えます。

西村騎手といえば、金鯱賞をギベオンで逃げ切った例がありますが、スタートの良さを活かしての積極策です。
ここもまともに出れば積極策を取ってくれそうですし、それが叶いそうなメンバー構成。
他に逃げ馬という逃げ馬が不在です。
距離も未勝利時代に1800ｍをこなしていますから1700ｍは十分守備範囲。
元々追い切りは抜群に動く馬で、盛岡に行く前はずっと人気を背負っていた馬です。
再転入で休み明けだった前走より一回使った分、上積みもあるでしょう。
穴をあけてくれると信じています。

ワイドレッジャドロは現級上位の実力があります。
除外続きだったそうですが、「動きが良くなっている」という陣営の言葉通り、追い切りもほぼ終い12秒台でまとめていて好印象です。
好走・凡走の特徴がつかみにくいタイプなのですが、実力は折り紙付きですから人気落ちのここで買いたいと思います。

あとは高い指数を持っているマテラサンオウ。
最近、よくあるなと気づくのが、昔に高い指数を出していた、という穴パターン。
元々そんなに崩れていませんし、普通に圏内だとは思います。
サンライズグリット以外の3歳馬はちょっと嫌ってみたいなと思わせるメンバーですから、古馬勢の穴に期待します。

◎　5　マブストーク
○　7　ビービーグエル

普通に考えればビービーグエルなのですが、当日はかなり売れることが推測されます。
現級上位、というには微妙な馬ではあるので、これに勝てる馬探し、をしてみたところ、見つけたのがマブストーク。
1200ｍを使っていた時は全て出遅れにもかかわらず、指数は優秀です。
ここ二走はきっちりスタートを決めていますから、これは治ったものと見て良いでしょう。
また、その二戦はペースが流れたため、スタートを決めたのが災いしたような格好になってしまいました。
スタートを決められる今なら、元々1200ｍを使っていた時よりも指数の上積みが期待出来ます。
1200ｍにしては行く馬も少なめなので、スタートを決めて勝負になる位置に付けられれば。

ビービーグエルは新潟ダート1200ｍを二度連続で使って2着続き。
前走はまともな競馬さえすれば1勝クラスにいる馬ではないノーリスに突き放されただけです。
3着のスペースクラフトは次走、絶望的な位置になりながらも3着とハナ差の4着でしたから、決して相手に恵まれたものでもありません。
馬券の軸として買うならこちらかなと思います。
私は単勝狙いが本線なのでマブストーク本命の軸自信度Bになります。
もし、マブストークが売れてビービーグエルがさほど人気にならないのなら本命を変える可能性もあります。

◎　4　ノワールフレグラン

基本的にコーナー鋭角の函館とコーナー部緩い札幌は別物と見て考えた方が良い。
函館で前で粘った馬は札幌では軽視、函館で差し損ねた馬は札幌で評価を上げる、が基本だと思っています。
その意味でバッチリ当てはまるのがノワールフレグラン。
マクり切れないので差す競馬をする、と言って前走差す競馬をしましたが、函館ダートの前走は隊列そのまま決まったようなレースなので度外視可能です。
2.3走前の札幌はマクる競馬をして止まりましたが、これはそもそもマクらなくても良かったレース。ある程度厳しい流れになったので後方待機でも全然良かったと思います。
その意味でここ3戦は完全にちぐはぐな競馬続きです。

ここは牝馬限定戦でスロー濃厚、陣営は「差す競馬を」と口にしていますから、その点は大いに不安ですが、騎手が早めに上がっていく競馬をしてくれればチャンス十分でしょう。
ちなみに函館で未勝利を勝った時の指数が107もあり、現級換算でも95あります。
ここで勝って不思議ないレベルにある馬だと思います。

◎　13　ペルセウスシチー

指数断然の3歳馬クリーンスレイトですが、外を回す大味な競馬しか出来ないと思います。
それにここ二戦はハイペースで展開も向きました。
新潟では正直、買いにくい。1番人気濃厚ならなおさらです。

現級上位の馬が数頭。
中でもレース巧者、決め手もしっかりしているペルセウスシチーに本命を打ちました。
新潟ダート1800ｍは未勝利で5馬身差の圧勝。
外を早めに上がっていくレース巧者っぷりを見せつけたレースだとも思います。
ここ二戦とも好走期待馬にしているのですが、前々走はカフェスペランツァが想像以上にキレる馬だったこと、前走はスローで前を捉えそこねる競馬でした（ちなみに前走が、昔高い指数を持っていた力サンダイオーの大駆けでした。持ち指数上位2頭が16番人気、3番人気でしたから悔しいのなんの……）。
ショウナンマリオが相手なりのタイプで、指数も安定しないため、ペルセウスシチーの決め手で勝てると踏みました。

◎　13　シャイニーブランコ

現級上位の馬が多く混戦模様。
とにかく速い馬が多く、超ハイペースになると読みます。
シャイニーブランコはここ数戦で確実に強くなっていると指数から分かります。
前走は後方から進めて追い込んではきましたが、末鈍ったのはおそらく1400ｍという距離もあるのかと思います。
1200ｍの方が良い馬ですし、36秒台の上がりを使えて、かつ、位置も自在な方の馬です。
前々走は出遅れて勝ちましたが、普段は出遅れる馬でないのであまり心配していません。
外枠から内を見ながらレースを運べるのは良いでしょう。
末だけならピアシックで、35秒台の上がりを連発出来るならペース問わず上位必至でしょうが、内枠で買いにくい。
新潟ダート1200ｍは外枠から、がベターです。

ちなみにノアヴィグラスがそこそこ人気しそうですが、さすがに3勝クラスでは不要でしょう。
藤田菜七子騎手の2キロ減はなくなりますし、速い馬が多くて位置取りの利もなくなります。
前走時も「2勝クラスを突破出来る器ではない」と書いて勝たれたので、もし、勝ったらスミマセン……としか言いようがありませんが……。
3歳馬にとってダートの2勝クラスですら割と壁になるのに、3勝クラスならなおのことです。

以上。

競馬予想本を本ブログ、noteにて執筆しています。
全て書き終えたら、推敲してKindleダイレクトパブリッシングにて出版しようと思っています。
スキしてくれると励みになって書く気になりますので、内容が良いと思ったら是非、お願いします。

『「永遠の初心者を脱する！」ための競馬思考』