11/14 好走期待馬

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※軸自信度は、赤枠がA、黄色枠がB、青枠がC、緑枠が、勝ちまで自信あるS、となります。
※筆者の言うペースは、前が残るかどうかの目安となるペースであり、前傾か後傾かを意味しません。前が苦しくなるペースをハイ、前が楽なペースをスロー、中間をミドル、としています。
※馬三郎の前日オッズを参考に、期待値込みで予想しています。今年の成績を振り返った時、その方が圧倒的に割に合うと判断したためです。そのため、当日のオッズを見て本命を変えることがありますのでご了承ください。

こんばんは。
土曜は好走期待馬に挙げたレースの回収率が186.6%と良い結果に終われました。
大勝ちまでもう少しでした。

阪神10R堺ステークスは予想通りの差し決着。
7番人気ブラックアーメットに本命を打って1着。5番人気ミステリオーソに対抗を打って2着でしたから上出来でしょう。惜しむらくは、単穴評価のペガサスが3着からクビ・ハナ差の5着だったこと。3着ならワイドをもう一点取れていたので、本当にあと少しでした。

勝負レースの武蔵野ステークスは本命オメガレインボーが3着。
相手のソリストサンダー1着、エアスピネル2着でしたが、的中は三連複100円のみ。
馬連を厚く買っていたので微増でした。
直線半ばでは「勝てる!」という手応えでしたから、悔しかったです。
内と外の進路差が出てしまいましたね。

東京12Rは本命ティケイプルメリア2着、対抗ブッチーニ1着で馬連ワイド的中。
勿体ないなと思ったのは、ブログに「単勝も余裕があれば購入しておきたいところです」と書いたにもかかわらず、購入しなかったこと。印はティケイプルメリアが上でしたが、能力はブッチーニ断然だと思っていただけに、失敗です。ディアノイアが1番人気に推されたため、ブッチーニの2番人気は妙味があったように思います。
それとこのレース、3着争いが大接戦。三連複で4着フォークテイルを購入していたのですが、3着とはハナ差という悔しい結果に。シャッターカメラでは相当際どかったですね。

あと、夜中に起きて、ゆまの予想に丸乗り作戦を決行して1万円ほど負けました。ばんえいはやらない方が良かったかもしれません。
前日の記事に「勝てる」と書きましたが、オッズがかなり動いてしまうので、もしかすると回収率が下がって勝てない可能性もなきにあらず。もう少し丸乗り作戦をやって成績を出してみたいところです。
地方も中央も10R以降が予想公開されているのですが、東京11R、阪神12Rは丸乗りで三連単を取れていましたね。中央も、芝はゆま予想に丸乗り。ダートは自分の本命からゆま指数上位に流す、という手は良いかもしれません。

本日も予想が終わり次第、随時アップしていきます。
昨晩徹夜で競馬予想、そのまま競馬観戦、3時間だけ寝てゆまの予想に丸乗り、ですから思考力が多少鈍っているかもしれません。急いで予想して寝たいと思います。

購入予定レース
福島9R 1勝クラス ダート1150m
福島11R 福島記念 芝2000m 勝負レース
福島12R 相馬特別 ダート1700m
東京4R 1勝クラス ダート1600m(S評価
東京7R 1勝クラス ダート1300m
東京9R 銀嶺ステークス ダート1400m
東京12R 2勝クラス ダート1600m
阪神6R 1勝クラス ダート1800m
阪神10R 室町ステークス ダート1200m
阪神11R エリザベス女王杯 芝2200m
阪神12R ドンカスターカップ ダート1400m

ダート1勝クラス以上で見送るレース
福島3R 1勝クラス ダート1700m
福島6R 1勝クラス ダート2400m
阪神7R 2勝クラス ダート2000m

11/14の好走期待馬
東京4R
指数抜けているにもかかわらず、1番人気になりそうもないとは?

◎ 14 フォーチュネイト

まず馬場なのですが、3場とも難しいですね。
土曜は3場とも雨の影響が残っていましたが、日曜はどこまで乾くのか……。
東京は午前2時現在、稍重。良馬場まで乾いても午前中はまだ雨の影響が残ってやや差し有利と見ます。
午後辺りから前も残ってフラットになるだろうと想定しています。

フォーチュネイトの前々走は1勝クラスにしてはかなりのハイレベル戦でした。
当時勝ったキタノリューオーは昇級戦でも即2着。2着だったロンコーネこそその後未出走ですが、3着のフィナールショコラと4着のエコロファルコンは、いずれも次走、同舞台の東京ダート1600mで勝ち上がっています。
指数も高く、勝ったキタノリューオーで107。フォーチュネイトでも101と優秀です。
前走は勝ったラフストリームが強すぎただけで、3着以下は完封。指数92と、これもこのメンバーでは優秀です。

指数で目立つのは、アンブローニュが昨年10月に同条件で98を出しています。しかしこの馬は長期休養明けで、近走冴えません。
セイウンオードリー、未勝利3着時の指数が現級換算94。
ランカンカンの未勝利勝ちも現級換算94です。
目立つのはそのくらいで、フォーチュネイトの101はやはり抜けています。
差し馬なので指数は展開にも左右されますが、ここ二戦、強敵を除いた他の馬たちにはしっかり着差を付けて先着しているのは好印象。上がりがしっかりしているからこそ、でしょう。

ここはまだ差し馬場継続と見ていますし、有利な大外枠。
差し損ねることはないと見て、S評価を打ちます。

以前にも書きましたが、もう少し多くS評価を出していきたいと思っています。
また、1倍台の馬ばかりにS評価を打つつもりはありません。人気妙味があって、かつ、勝てる馬、という馬に積極的に付けていきたい。
この馬はS評価で良いと思います。

正直、どうしてこの馬が抜けた1番人気にならないのか不思議でなりません。
ここ二走がフロックだと思われているから? 調教師によれば、「いろいろと調教を工夫しており実になってきた」という話です。
柴田大知騎手だからでしょうか? ここ二走、柴田大知騎手で強敵以外には差を付けているので心配はないと思います。有利な大外枠でもあります。

ローテも調教も問題ありませんし、ここは堅いと見ます。
馬券は単勝をやや多めに。資金があまりないので大勝負は出来ません。

午前のS評価馬券仕込んだので寝ます。一発目馬券なのもあってひよって3000円にしようかと迷いましたが、自信度を示して4000円行きます!
阪神6R
人気にならないキャラクター。

◎ 5 ヤマニンスプレモ

阪神ダートも難しいですが、スローなら前有利、ハイペースなら差し決まる、と単純に予想したいと思います。

本命ヤマニンスプレモはとにかく人気にならないキャラクター。
ここ三走は馬場が速すぎました。中京が異常なくらい速い馬場で、馬場差は前走が-2.1秒、前々走が-3.0秒。
特殊馬場だったのは間違いなく、スピードタイプでない本馬にとっては厳しいレースだったでしょう。
3走前、小倉戦が不良馬場で馬場差-1.3秒。高速ダートで内を通っていなければロスが大きくなる馬場でしたが、ヤマニンスプレモは道中、外々を通りながらよく追い詰めていると思います。これが指数90。

稍重までなら普通に好走している馬ですし、昨年の5月には重馬場の京都で指数103を出しています。他、90前後は普通に出せる馬。

キースローガンは前々走が99と高いですが、前走は85、3走前84、4走前89と安定して指数が高い馬ではありません。
他のメンバーを見渡しても、90前後出せればここで通用します。
現級で3着が4度ありますが、その人気は、8.5.11.11番人気。今まで中央では4番人気が最高の馬で、とにかく人気になりません。
確かに特別強調材料はないのですが、別に嫌う理由もない馬。
スローペースが予想されますが、ある程度の先行力も備えています。
ここで勝つイメージこそ沸きませんが、3着内なら全然あって良いと考えての本命です。

ワイドで十分付くので、ワイド流しを中心に。

東京7R
前走の敗因は、高速ダートで外を回ったこと。

◎ 14 マブストーク

ここ二走、本命を打っているマブストーク。
前走の敗因はちょっと分かりにくいかもしれません。
当時の中山ダートは高速ダートで、内をロスなく回った馬が有利でした(外を回すと間に合わない)。
前走はマブストークの大外枠が良いと思って本命にしましたが、結果的にコーナーで外々を回された分、失速してしまいました。

高速ダートの内有利は、マブストークの前走が行われた日の最終レースでも発生していましたから間違いありません。
その最終レースも中山ダート1200m。
内々をロスなく回った2番枠のダイシンウィットが12番人気で2着と穴をあけました。対して14番枠のデルマクリスタル(8番人気)が外から良い感じに進出していきましたが、直線、マブストークと同じように伸びあぐねました。
当時は「ダイシンウィットは力が足りないからどう考えても自分には買えない」と思っていましたが、今なら高速ダートの内有利だったと理屈が分かるので買えます。

という訳ですので、マブストークの評価を落とす必要は全くありません。
前々走指数99がメンバー中トップですから、それを素直に信頼します。
東京ダート1400m、1600mでもそれぞれ92、89、と良い指数をマークしているので東京コース替わりも苦にしません。

東京ダート1300mは中枠がやや有利で、最内、大外が多少不利ですが、そこまで気にする必要はないでしょう。
おそらくはまだ差し馬場が継続しているはず。
ここは内に行く馬が数頭揃っているので、マブストークは自然と好位から中団やや前辺りに付けられるのではないでしょうか。
そこから差して来られる能力を持っていると見て本命を打ちます。

馬連100円では心許ないので追加。
福島9R
前々走、単勝99倍で本命を打った馬が……。

◎ 6 アテンフェアリー

前々走で本命にしたアテンフェアリー。
当時の見解を引用します。

ここは逃げ馬不在で、ここ二走抜群のスタートを切っているアテンフェアリーの一発に期待します。
前走は予想公開していませんが、適当に買って遊んでいました。
アテンフェアリーも買っていた一頭なのですが、好発を切ったのに鞍上の原騎手が内を見て全く行く気を見せず。ペースも速くなく、前有利の結果だったので少し苛立ちを覚える騎乗でした。
前々走は1600mで好発を切ってハイペースを先行しているのに、もかかわらず。
1200mで先行すれば確実に強いはずです。
スタート上手くて行く脚もあるのですが、今まで乗ってきた騎手らがあまり行く気も見せていません。1200mなら行った方が良いに決まっていますし、1600mで87の指数を持っていますから強いはずです。

岩部騎手は久しぶりの騎乗ですが、前回中京で乗った時は出負け気味スタートから追っつけて行ってくれているのでここも期待します。
以前より確実に先行力が出ています。
騎手次第、だと思っています。

引用以上。
この馬の前走時は予想をお休みしていた時なのですが、坂井瑠星騎手に乗り替わりました。
いつも通りスタートは上手く出て、周りが速かったので控えて中団から。
とはいえ、前々走で岩部騎手が乗った時より一列前の位置で、確実に勝負になる位置に付けてくれました。最後は上がり2位の脚を使って4着。
先程見返したばかりなのですが、騎手が違うとこうも違うのかという好例だと思いました。指数も過去最高タイの94でした。
岩部騎手騎乗の時も最後は良い脚を使っているのです。ただ、勝負になるには後ろ過ぎて、馬券圏内は厳しいところに付けていました。

ここは引き続き坂井瑠星騎手なので期待出来るでしょう。
正直、単勝99倍で本命を打った馬を今度は10倍台で本命にするのは悔しいことこの上ありませんし、福島ダート1150mが向くタイプとも思いませんが……。
出来れば先行してもらいたいところですが、外に速い馬が多いのでそれらを行かせてその後ろからになりそうです。
あとは福島で届くかどうか。

ちなみになぜこの馬を評価しているかといえば、東京ダート1600mで酒井学騎手が乗った時に87というまずまず高い指数を持っているからです。
他にも、1400mで80台後半の指数を持っていますし、スタートが上手くて先行力もあるので、1200mなら通用すると思っています。
ここは1150mですが、もう坂井瑠星騎手にお祈りするしかありません。
現実的な予想というよりは、ここで来られたら後悔するから、という理由が大きい本命です。

東京9R 銀嶺ステークス
隊列はすんなり決まりそうで、狙いは内差し。

◎ 1 マローネメタリコ
注 2 シホノフォルテ

△ 3 ケイアイビリジアン
△ 4 ソーラーフレア
△ 7 ニホンピロランド

3勝クラスでもレベルの低いメンバー構成。
ケイアイターコイズが逃げそうで、あとはメイショウマサヒメ、ファシネートゼット、グランパラディーゾ、フルヴォート辺りが続きそうです。
そう速くはなりそうもありませんが、スローならスローで馬群が凝縮するのでそれでも差し馬優勢。
あまり外を回していると届きそうもないので、内で溜めて差せる馬を狙いたいところ。

該当がマローネメタリコ。
100m延長が鍵ですが、スロー、そして内で脚を溜められるならスタミナも保つでしょう。
また、前走はコパノマーキュリーが最内から鮮やかに抜け出したように、内を通った馬が有利なレースながらマローネメタリコは大外枠から出遅れ、外々を通って3着。
今回は枠も正反対になりますから大丈夫と見ます。1勝クラスの時は東京ダート1400mで2着があります。
2勝クラスを指数100で勝ち上がったので3勝クラスでも通用する下地を持っていた馬です。
指数的にもメンバー2位タイ。
武士沢騎手の狙いどころは、人気薄のダートの差し・追い込みですからその点もマッチしています。

前走、懲りずに本命にしたシホノフォルテに注。
前走は本命にした自分も驚くくらいにきちんとレースになっていました。
近走では一番内容が良かった。
好走要因は3つでしょう。
1つが、去勢してから減っていた馬体重が戻ったこと。
2つ目が、ブリンカー着用で行きっぷりが良くなったこと。
3つ目が、1800mからの距離短縮。
前走は指数こそ80と平凡ですが、あの内容なら1400mでまずまずやっていけそうですし、ここも注目したいと思います。

他、ケイアイビリジアン、ソーラーフレア、ニホンピロランド、内枠の差し馬はグルーピングして狙います。ボックスで購入するかもしれません。

阪神10R 室町ステークス
阪神ダート1200mは外枠、先行。

◎ 16 イモータルスモーク
注 13 デュアリスト

前が残るのか差しが届くのか苦慮している阪神ダートですが、調べたところ、1200mはなんだかんだある程度位置を取った方が有利ですね。
ここは行く馬がかなり揃いましたので、逃げ馬狙いはあれとしても、ある程度位置を取れる馬からがベターでしょう。

外枠先行ということでイモータルスモーク。
前走は、フェブラリーステークスでハイペースを先行して5着に粘ったエアアルマスが馬群に沈むレース。そうしたレースを内枠から先行して6着なら上々の結果でしょう。
その前の1700mは距離が長かったので度外視。
大井の東京スプリントは前半3ハロン33.9秒とあまりに激流すぎて追走に苦慮。大井で不利な外枠でもありました。
その前のコーラルステークスは不利な内枠。
今回、久しぶりにベストの距離で好枠を引けたので、狙い目はここでしょう。

注目はデュアリスト。
隠れた超ハイレベルレースと言っている兵庫ジュニアグランプリの勝ち馬ですが、この時の指数は近年の兵庫ゴールドトロフィーよりも価値が高い。
当時破ったレディバグもすでにオープン入りしていますし、3着のゼンノアンジュも3勝クラスでいきなり2着。4着ルーチェドーロも古馬オープンで4着と好走しています。
能力は間違いなく古馬オープンで通用すると思っているのですが、この馬はとにかく速すぎる。
前走は新潟ダート1200mで前半3ハロン32.9秒というおかしいペース。
前々走も1400mで前半3ハロン33.5秒。
こんなペースでは残れません。
今回は外枠なので、揉まれずに上手く先行出来ればチャンスありと見ています。
前走1番人気の馬がかなりの人気落ちですから妙味もあると思います。

ゆま指数上位の馬に流しを追加。1位コパノマーキュリー、2位がイモータルスモーク。
福島11R 福島記念
前走は怒りと悲しみを覚える騎乗。次走として期待していた福島記念に出走してきてくれたのだから狙う他ない。

※勝負レース

◎ 11 エフェクトオン

エフェクトオンの前走・新潟記念は苦笑いを浮かべる他ない騎乗でした。
14番枠と外枠を引いたエフェクトオンですが、木幡巧也騎手が何を思ったのか、3角で内に潜り込みました。おそらくコーナリングのロスを避けようとしたのでしょうが、当時の新潟は内の馬場が非常に悪かった。
そのまま直線も内目を突いて伸びきれず。
怒りに拍車をかけたのが、新潟記念の上位6頭までが外枠で、そのまま外を回って差してきた馬だということ。エフェクトオンも外を回していれば、上位は必至だったと思います。馬場の悪い内目を通りながらしぶとく伸びて、勝ち馬とは0.5秒差の8着でした。

次走は福島記念に出れば面白いと公言していたのですが、期待通り福島記念に出てきてくれました。
どうして福島記念かといえば、新潟記念の前走を福島で快勝していること、福島記念は外差し馬場になりやすいこと、この二点が大きな理由です。
実際、今の福島は外差しが決まっています。
また、福島競馬場は馬場の悪化が非常に早いです。
日曜、福島記念前に芝が4レース行われるので、それで外差し傾向がより顕著になるはず。
エフェクトオンも願ったりの外枠を引けました。

私がどうしてエフェクトオンを評価しているか、ですが、3着だった2020年の九十九里特別がハイレベル戦だったからです。
1着ダノングロワール、2着ウインキートス、4着以下は8馬身も離されたくらい力量差の出たレースで、時計面も非常に優秀でした。ウインキートスはご存知の通り、目黒記念1着、オールカマー2着の実力馬です。ダノングロワールはダートへ行ってしまいましたが、芝に戻ってきたら完全に買いです。
なお、エフェクトオンはその後、展開不向きなレースばかりが続いて出世が遅れてしまいました。

エフェクトオンは明らかに消耗戦>瞬発戦、の適性を備えているディープインパクト産駒。
時計、上がり、共にかかっている今の福島の馬場に向くタイプだと言えます。

ここは自信のA評価。当然、勝負レース。
前走の借りはここで返してもらうつもりです。

これに、あとはゆま指数が出たらエフェクトオンから流します。
エフェクトオンはゆま指数の上位外。勝負レースなので馬連も流すことにしました。
阪神11R エリザベス女王杯
ハイペース必至で、狙いは内枠で脚を溜められる差し馬。

◎ 6 ランブリングアレー
○ 2 クラヴェル
▲ 5 ステラリア

阪神芝2200mは発走地点が下り坂なのでハイペースになりやすいコース形態。
加えて、ロザムール、リュヌルージュ、シャムロックヒルを中心に、レイパパレ、ウインマリリンと、逃げ・先行脚質の馬が揃いました。
昨年は「誰か行ってくれ」という騎手の声が聞こえてきそうなホームストレッチ。ノームコアが気分良く行きましたが、前半1000m59.3秒のハイペース。コース形態の問題上、無理せずともこのくらい出てしまうものなのです。
おそらくは今年も前半59秒台でしょう。

というわけで、狙いは差し馬。中でも、内で脚を溜められる内枠から穴馬を狙いたいところです。

本命は、対抗を打ったヴィクトリアマイルに続いてランブリングアレー。
瞬発戦でもそれなりにこなせますが、本来は消耗戦タイプのディープインパクト産駒です。
私は元々は、昨年のカシオペアステークスでこの馬の評価を高めました。
このレースが好タイム、指数102と優秀で、破った相手も、ボッケリーニ、ヴァンケドミンゴ、レッドガラン、サトノフェイバー、と骨っぽい牡馬揃いでした。
その次走ターコイズステークスは案外な7着でしたが、これは距離というより、外枠で道中ずっと外を回された分が大きかったように思います。
その後は前有利だったオールカマー以外崩れておらず、牝馬の中でも現役屈指の実力馬まで成長しました。ヴィクトリアマイル2着の実力をそのまま受け取って良いでしょう。
有力馬に先行馬が揃ったのもあり、差し馬でこの馬を超える実力馬は見当たりません。
せいぜい、距離が未知数のテルツェットくらいでしょうか。
それならば素直に本命を打ちたいと思います。

対抗クラヴェルは、前走の新潟記念が枠と展開に恵まれたにせよ、好時計での3着。
後半の持続力が武器の馬で、内回りの阪神2200mは向く舞台と言えます。
ノリが後方待機で一発狙っていそうです。
不安は56キロの斤量面。オープンクラスでは52キロまでしか背負っていない馬なので、やはり気がかりな点になります。

3番手評価にステラリア。
オークスは前不利なレースで先行、秋華賞は内・前有利なレースで後方から直線外を回す競馬と、ちぐはぐなレース続きです。秋華賞で私が相手評価にしたステラリアはずっと内で我慢して直線も内でしたから、それと比べるとステラリアの方が強い競馬をしたと言えます。
展開不利続きの馬は妙味を考えれば買いです。
不安は能力面。古馬がレイパパレ、ランブリングアレー、ウインマリリンと、牡馬相手でも通用する女傑揃いであること、桜花賞はハイレベル戦でしたが、オークス、秋華賞が平凡なレース内容だったこと、を考えると、今年は古馬勢のレベルの方が上なのではないでしょうか。
その意味で、アカイトリノムスメも2番人気に値するのかどうか少し疑っています。

他。
ウインマリリンは状態面の不安がTwitter上でも広く出回っていました。
能力、それとここへの適性を加えればナンバー1の存在だと思っていますが、多少嫌いたいところ。押さえるかどうかは要検討。

レイパパレは大阪杯のパフォーマンスを高く評価していますが、距離がギリギリなんでしょうね。実力だけでどこまで。

アカイトリノムスメは完全に切る予定です。

ウインキートスは枠が少し外すぎますね。昨年は外枠勢が台頭しているので能力が高ければさほど問題ないでしょうし、この馬は能力の高い馬です。それでも枠の分だけ一枚割引です。
あとは騎手も信頼なりません。基本的に位置取りで勝負する騎手なので、差し決着になるようなレース展開に上手く対応出来るかどうかが不安という訳です。
現に、目黒記念、オールカマーはスローを先行させて馬券絡みですが、ハイペースの札幌記念、後半ロンスパ戦になった日経賞では先行してあっけなく大敗を喫しています。

馬券の買い方は迷っています。
エリザベス女王杯までに資金がどのくらい残っているかで考えたいと思います。

これとあとはゆま指数を見て追加します。
福島12R 相馬特別
土曜の福島ダート1700mは前有利。

◎ 11 スマートアリエル

土曜に福島ダート1700mは3鞍。
一つは未勝利戦なので参考にならないにしても、あとの2レースは前が止まるかのような流れ。
それでも前が残りました。日曜は多少乾くにしても、タフな馬場にはならないでしょう。引き続き、前有利と見て予想します。

あまり深く考えずに指数1位の逃げ馬スマートアリエルに本命を打ちます。
前走は札幌ダート。今年の札幌ダートはタフな馬場で開催されることが多く、スマートアリエルの前走もそうでした。60.7秒と速めの流れでは容易には残れません。
ロードエクレールが2番手から押し切りましたが、他の先行勢は全滅。度外視で良いでしょう。
この馬は4走前からブリンカーを着用して真面目に走るようになりました。
その4走前は中京ダート1800mで、指数76と平凡な5着ですが、この馬は1800mよりも1700mというタイプ。
小倉は不良馬場で前有利の馬場でしたが、59.6秒のハイペース。直線入り口では逃げ切るかのような手応えで見せ場十分。これが指数99と優秀です。
次の函館も指数96と優秀。元々、1勝クラスを1700mで106という高い指数で勝利していますので、1700m向きなのはまず間違いないと思います。

前残り馬場が継続ならここも残れるでしょう。
逃げ馬は内にエクレルシー、レオアルティメットがいますが、スマートアリエルが主張するはず。
逃げてしまえば、圏内濃厚。
何かに捕まるかもしれませんが、3着以内の確率は高いと見て本命です。

エリザベス女王杯、どうして対抗単穴のワイドを買わなかったのかと後悔とショックがでかすぎます……。
東京12R
3走前の再現が可能。

◎ 14 ダイワドノヴァン

ダイワドノヴァンの3走前、日野特別の指数は101でメンバー2位タイ。
1位はショウナンマリオが昨年、新潟ダート1800mでマークした102ですが、この馬は基本90前後の馬。

日野特別が外枠、田辺騎手、乾いてゆくダート、と条件が今回と全く同じ。
3.4着だったエターナリー、ボルサリーノも当時と同じく外枠。
ここまで条件が似てくるレースもなかなかないように思います。
そのため、ダイワドノヴァン、エターナリー、ボルサリーノ、この三頭のどれを取っても良かなと思うのですが、当時の田辺騎手の騎乗がファインプレーだったのでダイワドノヴァンを取ります。あとはこの馬、前走で-18キロ、過去最低馬体重だったのですが、調教師曰く「前々走が重かったもの」と。当時よりもパフォーマンスアップも期待出来ます。

田辺騎手のファインプレーというのは、行き脚の鈍いこの馬をスタート出てからずっと促して先行したこと。キレるというタイプではないので積極的な競馬をしてもらいたい馬なのですが、やってもらいたいことをやった、という感じでした。1800mだと他馬に挟まれたりしてなかなか上手くいかないのですが、東京ダート1600mの外枠だから出来たのでしょう。
今回も同様の騎乗をしてくれれば、圏内だと思います。

相手も当時と同様、エターナリーとボルサリーノを中心視したいと思います。

阪神12R ドンカスターカップ
前走は最内枠で出遅れ。最後方からに。今回は枠好転。

◎ 8 ランドボルケーノ
○ 7 ルモンド

推し続けているルモンドと少し本命を迷いました。
前走は同じレースで5着同着。
ランドボルケーノは最内枠から出遅れて最後方からに。そこから外を回して5着なので優秀。それにこの馬は1勝クラス勝ちがやたらと強かった。
ルモンドの方は、ハイペースにもかかわらず、前半促して位置を取りに行ったために失速。
どちらもちょっとした騎乗ミスだったとは思うのですが、どちらのロスが大きかったかといえば、ランドボルケーノでしょう。

外枠から買いたいのですが、外枠に入った馬がほぼ弱い馬。
この枠なら多少出遅れてもリカバリー可能でしょう。前走は最内枠でどうしようもありませんでした。
1勝クラスでは1200mで速い流れでも追走を苦にしていなかったので、普通に出れば好位差しで突き抜ける可能性が高いと思います。

相手はルモンドを中心予定。
前走は促して位置を取りに行きましたが、ハイペースだったので黙っていた方が良かったと思います。今回のメンバーならそう速くなりそうもありませんし、位置を取るのにも苦慮しないでしょう。

追加もします。
最後なので多めに。

予想は以上となります!たくさん当たりますように!

競馬予想本を本ブログ、noteにて執筆しています。
全て書き終えたら、推敲してKindleダイレクトパブリッシングにて出版しようと思っています。
スキしてくれると励みになって書く気になりますので、内容が良いと思ったら是非、お願いします。

『「永遠の初心者を脱する!」ための競馬思考』

投げ銭のお願い
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予想の結果、読み物としての内容、が参考になった、気に入った、等ありましたら投げ銭していただけると大変喜びます。もちろん、無料で読んでいただくだけで十分嬉しいことに変わりはありません。
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