みやこステークス2019 回顧

みやこステークスの回顧です。

前に行きたい馬複数いても、ハイペースを刻むリアンヴェリテが逃げると予想しましたが、結局、スマハマの逃げ。リアンヴェリテ二番手に、外からインティがかかり気味に三番手。
これで1000メートル通過が59.0秒の超が付くほどのハイペースになりました。
さすがにこのペースでは前崩れ確定です。

スマハマ、リアンヴェリテ、インティは次走も評価は落とせないと思います。

リアンヴェリテはやや距離が長い気がしますので、1400に出てきたら買いですね。1800でも軽い馬場で楽に逃げられそうならまだ見限れません。
岩田騎手が「もう少し積極的に行けば良かった」と言っていましたが、その通りだと思います。逃げるために押して行ったのかと思いきや、半端に手綱緩めて二番手になってしまいました。

スマハマ、インティは次走チャンピオンズカップ。中京なら前有利の馬場・展開になりやすいので、メンバー次第で買いたいと思います。

勝ったのはヴェンジェンス。
二着がキングズガード。

三着ウェスタールンド。
ハイペースになったのはもちろんですが、上位二頭は内枠を活かせたのも良かったでしょう。それを考慮しても、ウェスタールンドまでの上位三頭のタイム、スピード指数、共に優秀。G1級のものです。

ヴェンジェンスは時計の出る馬場で好走続けてきたので、良馬場が心配でしたが杞憂に終わりました。前にも付けられる馬なので、次走も有力でしょう。この馬に前走、ハイペースを先行して楽勝したエアアルマスは相当な器だと思います。武蔵野ステークスは堅くてもエアアルマスで仕方がないかな……というのが現時点での予想。

二着のキングスガードは前行けないのでとにかく展開次第。次も買いにくい印象。

三着ウェスタールンドは骨折明けだったのがどこまで影響していたか。小回り中京でも上手くコーナー回って来られる馬だからチャンピオンズカップは狙い目だと思います。おそらくそこまで人気しないでしょう。

その後ろは五馬身離されており、指数的にも特筆すべきものはないです。

しかし、五着のワイドファラオは評価したいところ。基本的に古馬ダート戦線は三歳馬は通用しにくいのですが(ハンデ戦のシリウスステークスはまだ通用しやすい)、厳しい展開で距離も克服。今後、楽しみな逸材だと思います。