2023/3/18(土) 好走期待馬

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※軸自信度は、赤枠がA、黄色枠がB、青枠がC、緑枠が、勝ちまで自信あるS、となります。
※筆者の言うペースは、前が残るかどうかの目安となるペースであり、前傾か後傾かを意味しません。前が苦しくなるペースをハイ、前が楽なペースをスロー、中間をミドル、としています。

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まえがき

こんにちは。
本日は早めに予想していこうと思います。
でもオッズが出てからでないと予想しにくいんですよね……。
本命候補を数頭候補に挙げておいて、オッズが出てからアップするかもしれません。

ストライキ報道が出ているので、開催するのか確定していませんが、厩務員側も厩舎側もJRA側も開催したいという気持ちはあるはずです。賃金を上げろ、ではなく、賃金体系を元に戻せ、なら解決してくれるのではないでしょうか。
今の賃金体系になった10年前から、同じ厩務員だというのに、厩務員になった年齢で賃金格差が生じているのは健全とは言えません。

馬場予想。
中山競馬場は風速7mの北風が吹く予報です。直線が向かい風になるので基本は芝・ダートともに先行有利になるはず。また、金曜夜からかなりの量の雨が降るようです。金曜18時からずっと1.2mmの雨が降るので、芝・ダートともに不良馬場になるかもしれません。
中山芝は雨でクッション値が下がるので金曜時点のものは意味をなしません。
雨で内が荒れて、差しマクリの利く馬場になると思うんですが、向かい風で切れ味削がれるとも思います。ここは風よりも雨のバイアスの方が強いと見て、中団から運べる馬から狙ってみたいと思います。距離短縮有利でしょう。

中山ダートは止まらなくはるはず。ここまで雨の影響を受けるなら、1200m.1800mともに内枠有利に振り切って良いでしょう。1200mは向正面が追い風なのでかなり速いペースになると思いますが、それでも前有利、で取る予定です。位置取り勝負になるんじゃないかとも思っています。
距離延長できっちり位置を取れそうな馬を狙いたいです。
風の影響もあるので、軽いダートでも馬格があった方が良いはず。

阪神競馬場は風速5mの北風予報。3.4コーナーが追い風になります。先日、実際にファクターに入れて予想しましたが、芝は風の影響があったのか謎でした。無視して良さそうです。ダートは多少差しが決まりやすくなっていました。
こちらも雨予報で、芝・ダートともに不良馬場まで悪化してもおかしくありませんが、おそらく芝は水はけが良いので芝はせいぜい重馬場止まりだと思います。
意外な事実なのですが、阪神芝は多少の雨程度では先行馬有利になります。
やや重なら前有利、重馬場なら前の有利性が下がって差しも決まりやすくなります。

本日から2021年1月1日まで遡った時の成績です。

良馬場の逃げ複勝率38.1%、中団22.7%。
やや重の逃げ複勝率43.5% 中団21.2%。
重馬場の逃げ複勝率31.8% 中団24.0%。

重馬場、と見て予想しますが、いずれにしても「競馬は前有利の原則」に反するほどではありません。コースや逃げ馬の頭数などを考えて前の馬から狙うか、後ろの馬から狙うか、考えようと思います。

阪神ダートは前が止まらないでしょう。ダートの方は不良でしょう。
下級条件は逃げ・先行馬中心に、上級条件は展開を考えて差し馬も考慮する、程度です。

中京競馬場も夜から土曜昼まで雨です。中山・阪神よりはましでしょうか。
弱い風しか吹かないのも良いですね。
ただ、馬場の内がどこまで使えるような競馬になるか。これが難しいですね……。
序盤は内有利でしょうが、雨ですぐ悪化して後半には外を回した方が良さそうです。
ダートは内前有利で取ります。1400mは逃げ馬が外枠に入ったら多少プラスする程度です。

全体的に芝は分かりにくいので、不確定要素を減らしたいならダート中心に予想することをおすすめします。
ダートは3場とも、堅実に当てていくのに良い舞台でしょう。
意外な穴馬を拾える可能性も十分ありそうです。

では本日もどうぞよろしくお願いいたします。

好走期待馬

中京1R ◎4 ノボリクレバー B評価
先行力必須と見ます。グラングストは先行力疑問。ノボリクレバーの方が軽いダートがプラスに働きそうで。

阪神1R ◎13 カネトシフラム A評価
カネトシフラムは阪神ダート1200mで終い止まらないラップを上がり最速。この手の馬は距離延長を問題にしません。新人・田口騎手の腕前は把握できていませんが、阪神ダートの道悪で内有利になるのは1200mのみ。1400mは外有利。下手さえしなければ勝てそうです。リトルウインディーは被せてハナ奪うこともできそう。テンの速さは

中山1R ◎8 リトルウインディー A評価
道悪で内枠先行有利と見ます。指数抜けているリリージェーンは馬格がなくて向かい風を押しのけることができるかやや疑問。テンの速さはほぼ互角でしょうか。

中京2R ◎4 アスクエピソード A評価
芝でもかなりの力量の持ち主アスクエピソード。ダート組が弱いので、初ダートでもアスクエピソードが突破できると見ます。

阪神2R ◎2 ミスティックロア ※S評価
ミスティックロアの初戦はラスト2ハロン12.2-12.2と芝並みの速いラップ。外枠から砂を被せないように気を遣っていた分、内枠で砂を被った時は多少不安ですが、少々の不利なら余裕で跳ね返せる力を持っています。道悪ダートならキックバックの負担も軽減。川田騎手で必勝態勢。二戦目でまともに出れば楽勝でしょう。S評価とします。

中山2R ◎9 レイズカイザー A評価
1戦ごとに指数を上げてきているレイズカイザーは前走109。ラップも優秀で、そろそろ順番でしょう。初ダートの馬はいませんし、ダート路線に敵は不在。破れるとすればここがデビュー戦の馬でしょうか。

中京3R ◎11 ロングウッド A評価
道悪の中京ダートなら内枠先行有利でしょう。
ここは内枠に先行馬が不在、11番枠なら良い位置を取れると見ます。
私の本では「ダート1700m以上でラスト4ハロン50.0秒以内で勝ち上がった馬は、次走の信頼度・回収率が高い」と書きました。
競馬は何だかんだ後半のラップに馬の強さが出るというのは芝・ダート問いません。余力を残しがちな若駒戦では特に、でしょう。

ロングウッドは前々走のラスト4ハロンが49.9秒。
馬場差-0.5秒の阪神ダート1800mとしては速いと言えます。0.2秒差2着なのでロングウッド自身はラスト4ハロン51.1秒だと思いますが、今の時期の未勝利戦なら能力ナンバー1と見ます。
前半1000m65.9秒の超スローで逃げましたが、4着以下には8馬身差。上位3頭は素直に強いダート馬だと思います。4着コパノパサディナは小倉で勝ち上がり、1勝クラスでも2着に好走しました。その比較からも地力確かだと伺えます。

3走前はラスト4ハロン50.7秒を0.3秒差の2着。
1000m通過65.0秒ということでマクっていきましたが、反応が遅い馬のため、3角でかなり外を回されてしまいました。
脚を使うタイミングが悪かったのもあって、内で我慢した馬に交わされた、というのが私の見方です。後半に長く良い脚を使っているので及第点でしょうか。勝ち馬のその後が微妙ですが、3着は2走前同様にタイガースパークという馬なので勝ち馬が恵まれたと考えています(ちなみにタイガースパークは日曜中京4Rに出走します)。

前走の惨敗の原因ですが、おそらくは使い詰めでのデキ落ちでしょう。内枠から好発を切りましたが、行きっぷりはイマイチ。砂を被ったせいなのか、位置を悪くして、そこからムチを入れてマクっていきました。ですが、そのマクリも半端になって脚を失いました。
今回は中10週。
乗り込み量も豊富で、立て直してきたはずです。
反応が悪い馬なので、鮫島克駿騎手継続騎乗も良さそう。
道悪になっての高速ダートも、36.7秒の上がりを使っている馬だけに問題ないでしょう。

阪神3R ◎10 シゲルマッハ B評価
人気グッジョブは1200mへの距離短縮成功。及第点の内容ではありましたが、同レースで出遅れ&追走できなかったながらも差を詰めたシゲルマッハ。藤沢則厩舎は初戦から仕上げない傾向にあります。1回使って中2週ですが、1週前は坂路で51.9秒。使って良くなっているはずです。今村聖奈騎手の弱点は短距離でしたが、昨秋からは成績を向上させています。3キロ減を活かして弱点も克服気味。まともに出れば。

中山3R ◎4 ハブル A評価
ハブルは新馬戦好発。ダート1400mでスローの逃げを打ちましたが、ラスト1ハロンまでは12.2秒。止まっていないので、1ハロン短縮でスピードが活きそうです。

中京4R ◎7 ツージーフェイス A評価
ツージーフェイスは新馬戦でオープンファイアを上回る上がりを使った馬。
追走力のなさが弱点ですが、近走はまともになってきています。前走は進路を外を求めたのが結果的にミス。ある程度先行馬がいるので、内に潜り込んでロスなく運べれば勝ち負けのレベルにあります。

阪神4R ◎10 フィンガークリック A評価
フィンガークリックの初ダートは上々の結果。道悪のハイペースでしたが、それでも前が止まりにくいレースに。フィンガークリックはスペースが空くのがやや遅かった感じ。1ハロン短縮で更に力を発揮できると思います。ミラクルティアラは1200mで加速していましたが、1400mより1200mの方が良さそうです。

中山4R ◎14 ガールズレジェンド A評価
ガールズレジェンドはずっと好時計で走っています。二走目は素質馬が揃って相手が強すぎただけです。東京では切れ負けしてきました。中山替わりの前走は2着好走も、これまた逃げ馬をじわじわとしか追い詰められませんでした。上のきょうだいもタフだけど速い上がりを使えない馬が多数。道悪で時計がかかってもうひと押し利けば。

中京5R ◎5 スカプラリオ A評価
スカプラリオは前走初ブリンカー。その効果もあってか逃げに。内を空けて良い進路が取れたのもありますが、ラスト11.9秒。スカプラリオは12.0秒のはず。タフな馬場で最後まで止まっていません。まだフロック視されて人気にならない内に買っておきたいと思います。
ライクアフラワーは前走外に出したのが裏目に。スムーズなら勝ち負けでしょう。

阪神5R ◎1 スティーロポリス A評価
レジェンドシップは道悪、ゴールドシップ産駒、距離延長、川田騎手と条件が揃いすぎています。人気もうなずけますが、2400mで好走しているスティーロポリスから。阪神芝2400mはスローになるので内枠先行有利。前走は15番枠で位置を取れませんでしたが、最内枠ならもっと前を取れるはず。

中山5R ◎17 セイウンパシュート A評価
セイウンパシュートは新馬戦でエメリヨン・ココクレーターに次ぐ3着。ラスト2ハロンが速すぎて切れ負けした感じでしょう。
2走前はハイペース大逃げを追いかけたレヴォルタードにしてやられた印象。
次走は外を回ったにしても止まりすぎでしたが、前走で巻き返し。4Rで本命のガールズレジェンドに次ぐ3着なら上々です。もう1ハロン伸びて、時計もかかって差しきれるか。

中京6R ◎3 ジョイフルダンサー A評価
デビュー後しばらくは逃げてしぶとかったジョイフルダンサーですが、しばらく低迷。逃げすらできなくなったり、楽に逃げても粘りを欠いたり、苦しいレースが続いていました。3走前の園田で高い指数をマークして復調。
前々走はオーバーペース気味でしたが、前走もやや速めのペースで逃げて2着。ラニカイに交わされただけですから評価できます。
牝馬限定戦、道悪ダートなら距離延長でも。

中山6R ◎9 トラマンダーレ ※S評価 穴6 スマラグドス
トラマンダーレはスプリングステークスにはハナから目もくれず、1勝クラスを狙ってきたという話。マイル路線に専念。1勝クラスを確実に勝っておきたいのでしょう。
ここ2戦ともに素晴らしいラップでしたが、どちらも上がり2位。血統的にも中山の方が勝ちきれそうです。S評価に。
スマラグドスは前走追っかけすぎてバテた印象。差し決着なので致し方ない面もありますが、距離も長いのかもしれません。新馬戦は中山2000mでラスト2ハロン11.4-11.6と優秀。追い風などが味方したわけでもありません。時計が速くなった時に距離が持たず、短縮がハマるパターンは多々あります。前走くらいの行きっぷりがあって短縮なら。

阪神6R ◎8 バリアントバイオ B評価 穴3 プメハナ 穴7 ウェザーコック
このレースはサロンの大会に出すか迷ったレース。追い込み決まるか不確定なため、避けたところがあります。バリアントバイオは新馬戦が凄まじい脚。急坂のある阪神でラスト1ハロン11秒台後半で駆けたはずです。
前々走はスローで前と脚色が同じに。前走は出遅れから強引な競馬で止まりました。
しっかり脚を溜めて、前が止まれば追い込み決まるでしょう。
プメハナの勝った未勝利戦はラスト4ハロン49.6秒と速かったです。ラスト1ハロン13.2秒では評価に値するか微妙ですが、アルムエアフォルクを抑えたのはなかなか。前走はスタート後の接触や4角で膨れるなどまともに走っていません。
ウェザーコックの勝ち上がり戦は追い込み台頭の流れを前からラスト1ハロン12.3秒で押し切ったもの。かなり強いと思うのですが、前走は案外。もう一度見てみたいところです。ですが、新人の河原田騎手はまだ5着内もない騎手。どこまでやれるか。

中山7R ◎6 ロイヤルダンス A評価
確実な先行力のあるロイヤルダンスは中山ダート1800mを得意としています。スローの逃げが打てないところがやや難ですが、ここもすんなりと逃げられるでしょう。直線向かい風も味方してくれるはず。

中京11R ファルコンステークス ◎2 カルロヴェローチェ ※S評価 穴7 スーパーアグリ ○8 ペースセッティング ▲1 テラステラ △5.13.14

阪神11R ◎8 ショウナンバシット A評価
ショウナンバシットの前走・すみれステークスは勝ったシャザーンが強すぎただけです。ショウナンバシットも脚は十分ありました。内の狭いところを突くまでに少し待たされてしまいました。道悪を上がり最速で勝っていますし、新馬戦はベラジオオペラとエアメテオラがワンツーのハイレベル戦。0.2秒差のショウナンバシットも力はあります。皐月賞に向けて負けられない一戦でしょう。
ハーツコンチェルトは地力確かも、阪神芝2000m向きとは思えません。どうして関東馬がここを使ってきたのか気になるところです。休んで先行力が出ていれば逆転も。

中山11R フラワーカップ ◎6 パルクリチュード A評価 穴9 セリオーソ ○16 ヒップホップソウル ▲15 ココクレーター △1.5.8.14 危険な人気馬4 エミュー

※すみません、YouTubeではスルーしましたが、8マテンロウアルテも△に加えます。

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