2023/12/23（土）「余力ラップ2.0」予想

※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※評価は軸自信度になります。好走率・回収率ともにA>B>Cになっています。Sは1着まで自信あるという意味です。
※勝負レース表記は、全レースの予想が終わってから付ける予定です。

自著『「永遠の初心者を脱する！」ための競馬思考』・「余力ラップ」について触れていただいた山崎元様の記事掲載の『優駿』2023年8月号・「余力ラップ」私の記事が掲載された『競馬王』2023年7月号・10月号になります。

こんにちは。
体調グズグズとしていてあまり芳しくないので、2場開催はありがたい！
帯広が寒すぎるんですよ……。
競馬デーは勝手に集中力が上がってくれます！
有馬記念の週は勝ちますよ！
ウマい馬券は回収率が105％。
今開催でじわじわと削られて落としてしまいましたが、100％がかかっているので本気度は高い！（笑）
いつも厳選はしていますが、より厳選して出すレース数が減るかもしれません。
なるべくは8R目処に出したいところ。
ぱっと見で分からないレースでも、よく見ることで閃くことも多いので、なるべく数も出していきたいです。

では本日もどうぞよろしくお願いいたします。

中山芝は先週の日曜には外枠有利になっていました。
内有利の1600ｍ.1800ｍもそうでした。
JRAの画像を見ても、3.4角のインが荒れているので、外からのマクりが利きやすい馬場になっているでしょう。
極端な内枠は不利で、外目を先行できる馬・外目から押し上げていける馬を中心に狙います。
なお、クッション値は9.5と上がっていますが、馬場の含水率が低いからだと思われます。

中山ダートは含水率が2.9%。
かなり乾いているので外枠先行が有利でしょう。

阪神芝はBコース替わりだったんだああ！！！
忘れていました。クッション値は9.1。
直線は外目の方が良いでしょうが、コーナーはインを回した馬が有利でしょう。
という訳で、内枠有利と見ます。

阪神ダートの含水率は6.0%。
案外高いなという印象です。乾きも遅いので、土日は平均的な馬場で開催されそう。
全て外枠有利でオッケー。

※余力ラップ基準
該当馬には僅差負けを含みます。僅差負けの定義は、芝で0.3秒差以内、ダートで0.5秒差以内です。L1基準のみ0.2秒差以内で統一します。
基準をクリアしていても、僅差負けでないため漏れる場合があります。
古馬混合になりましたが、3歳馬、及び、今後出てくる2歳馬については全て載せる予定です。

2.3歳（芝）

2.3歳（ダート）

阪神1R　前走より高いパフォーマンスを出せるはずで……！

阪神2R　◎14.ピストンボーイ　A評価　○11.フーコサンライズ　※立川サロンアネックス提供予想
内枠に速い馬がズラリと並びました。外枠にも行きたい馬がいて、ハイペース必至と見ます。
ピストンボーイの前走、初ダート戦は3F通過37.4秒のスローペース。スタート後に躓いて位置を取れませんでした。ダートスタートが原因だと思われますが、2戦目で改善することが多い事象です。L2が12.0-12.4と全く前が止まらない中、差してきての3着は立派。余力はまだまだあるので、ペースが流れてくれた方が差しやすいでしょう。外枠替わりもプラスです。

フーコサンライズの前走は残り200ｍまで頑張っていたものの、そこからジワジワと失速していきました。距離が微妙に長かったような結果で、陣営も距離に敗因を求めています。
1200ｍの前々走は1分12秒台で走破した1.2着馬は強かっただけで、持ち時計はメンバー1位。ハイペースに巻き込まれにくい外枠は有利で、前々走通り走ってくれれば。

中山2R　◎12.アイヲコメテ　A評価　△4.7.13.15　※立川サロンアネックス提供予想
ダート路線の馬の力量が相当微妙。通用しそうなのはアイヲコメテのみと判断しました。
2戦とも東京ダート1600ｍの内枠で位置を取れなかったので、今回の外枠替わりはプラス。また、チークピーシズ着用で行きっぷりが改善する可能性があります。
2戦とも大敗とはいえ、新馬戦は余力ラップ戦で、2戦目は好時計。共にハイレベル戦です。2戦ともに4位の上がりは使っているのですが、色の付かない順位なので目立っていないかもしれません。
ダートで走るのは間違いないので、位置さえ取れれば、差して来られる馬はいなそうです。

相手には初ダートの4頭を抜てき。

阪神3R　レースっぷりからこのローテは魅力的！

中山3R　高いパフォーマンスだった前走を上回る可能性が十分！

阪神4R　余力ラップからのアプローチ！

阪神7R　◎8.スナークメモリー　B評価
再三狙っている4走前メイショウナナクサ戦の6着馬。
1800ｍは長いだろうと考えていましたが、よく見ると6月のノボリクレバー戦は好内容でした。
1勝クラスとしては相当に微妙なメンバーの牝馬限定戦で、ここまで走れそうにない馬が揃う1勝クラスもあまり見ません。
脚を溜めてバテさえしなければ来られるはずです。

中山7R　◎13.チカッパ　A評価　○15.ライヴアメデオ　▲6.エスカル
チカッパは前々走、重馬場で外々を回るという負荷の高いレースをしていて、前走で狙おうかかなり迷った挙げ句にやめてしまいました。1勝クラスの1400ｍで2着好走は立派。揉まれても問題ない馬で、適性の幅が広いのだろうと考えています。行く馬が多い多頭数戦でさすがにハイペースになりそう。この馬のしぶとさが活きると見ます。
ライヴアメデオは前走圧勝で好時計。終い急追されているので、残り100ｍ辺りで脚色は鈍っているはずです。100ｍでも短縮はプラスに出そう。
エスカルは前走が案外すぎましたが、今回は逃げる気で、という話。負けていた相手も強力だったので、力さえ出せればもっとやれるはずです。

阪神8R　◎15.メイショウキッド　B評価　○14.ナイトアクアリウム　▲4.ジャスリー　△8.フェルヴェンテ

逃げ馬自体は少ないものの、先行馬が多く差しは十分に決まりそうなメンバー構成。
午前の阪神はインを通した先行馬が残しましたが、2勝クラスならきちんと届きます。
メイショウキッドはここ2戦の指数優秀。
ナイトアクアリウムは揉まれ弱いので外枠プラス。
ジャスリーは距離短縮の前走で決め手がパワーアップ。
フェルヴェンテはここ2走、スロー。ペースが流れて更に。
前に行く馬に強い馬が揃ったのでB評価に。

中山8R　◎10.セッカチケーン　A評価　○6.レディアス

行く馬が全然いないメンバー構成。
セッカチケーンはマーカンド騎手で出していけそう。叩き2戦目。スローを先行できそうで。
レディアスも先行力あり、現級で上位。

阪神9R　◎5.ソンシ　A評価　○12.デルシエロ　▲7.ロゼフレア

ソンシの新馬戦はL2が11.2-11.3。スローでL2基準から漏れますが、L1基準クリア。
内から先行できる好枠。
デルシエロの前走・秋明菊賞はハイレベル戦。7着フェンダーまで指数100超えです。出遅れて控えたのは結果的に良かったかもしれませんが、残り100ｍ辺りからの脚は際立っていました。新馬戦も余力ラップでの勝利です。
ロゼフレアは前々走が重馬場での余力ラップ戦で、0.2秒差。前走は加速ラップで差し切りで力上位のはず。

中山9R　前走を疑う必要は全くない！

阪神10R　阪神の砂質を読み解く一戦！

中山10R　◎11.マイネルレオーネ　B評価
遊びの大障害。
清水久詞厩舎は馬をバシバシ鍛えてくる厩舎で、障害が得意。マイネルレオーネも中山コースを大の得意としています。

穴狙い！
阪神11R　【解説動画・全頭解説付き】人気馬が外枠に固まったここは穴を狙う！

中山11R　◎4.キングズパレス　A評価　○10.ニシノレヴナント
展開がカギで、2.プリマヴィータがハイペースで逃げる馬。これが飛ばして差しやすくなると予想。馬場もインは不利だと見ています。
キングズパレスはまだ3勝クラスなのかという馬。前走は2400ｍの稍重で余力ラップ戦に。0.2秒差は評価。ニシノレヴナントもここで0.3秒差で、上がり最速で差してきました。2勝クラス勝ちはあまり評価していませんでしたが、現級通用の目処が立ったので。

自信あり！
阪神12R　前走は訳ありの敗戦。今回は期待が膨らむ一戦！

中山12R　◎16.リトス　B評価

前走は逃げて3F通過33.0秒。高速馬場だったとはいえ、先行馬不利の流れで2着に残したのは強い。今回、大外枠ですが、前走のテンの速さからはハナを奪えるはず。抵抗してくる馬も少ないメンバー構成。外の番手でも良いのですが、番手から粘れるかちょっと不透明な馬なのでB評価とします。