代替開催で参考になるようなレースが少ないが、一応、牡馬が大半ということで朝日杯フューチュリティステークスを参考にしたい。
朝日杯はG1でも、中だるみ型の上がり勝負ラップになりやすい。
ちなみに阪神ジュベナイルフィリーズの方は、1200m、1400mを使ってくる馬が多く、速いラップで流れやすくなるという。
唯一の牝馬、スーパーウーパーが1200mの新馬を楽勝してここに駒を進めてきたが、他にこれといって速い馬もいないので、スローからの瞬発戦になるのではないかと読む。
先週日曜の1600mでの馬場差は-1.8秒と高速馬場。
トラックバイアスはフラットと見て良いだろう。
能力差が大きいように感じるメンバー構成で、印は極力絞りたい。
◎ 2 レッドベルオーブ
○ 1 ホウオウアマゾン
▲ 6 カイザーノヴァ
△ 3 スーパーホープ
◎レッドベルオーブ
阪神芝1600mはディープ産駒の庭。
唯一のディープインパクト産駒レッドベルオーブに本命を打つ。
藤原英厩舎は新馬戦でそう仕上げてこないため、新馬戦の負けはそう気にする必要はないだろう。それでも、最内を通った勝ち馬に対して、この馬は外に出して上がり最速を使って追い詰めた。展開のアヤもあっただろう。
圧巻だったのが前走の未勝利戦。
未勝利にしてはハイペースになり、今回の展開想定と違うとはいえ、1.33.1のレコードタイムで楽勝。新馬戦に続いてスタートを決めてレースセンスも抜群。
この時の2着のカスティーリャが次走勝ち上がり、3着マレーナは4着に敗退したが、指数は落としていない。4着グレナディアガーズは次走、距離短縮、指数を上げて楽勝だった。
相手メンバーも強いレースで、この馬の能力の高さに間違いないだろう。
攻めも強化しており、重賞奪取に抜かりなし。
勝つと見る。
○ホウオウアマゾン
この馬も新馬戦で仕上げてこない矢作厩舎のため、その負けは気にしなくて良い。未勝利は重馬場になって上がりがかかったが、好位から上がり最速で楽勝。
前走は超スローを逃げて上がり最速で楽勝。
上がりのかかるレース、上がりの速いレース、両方で勝っている。
前走はスタート悪く、二の脚の速さで逃げた点だけが、最内枠の今回、不安材料ではある。が、少頭数なのでそれも杞憂に終わりそうだ。
順当に対抗評価。
▲カイザーノヴァ
この馬も矢作厩舎。
一発あるならこの馬か。
ファンタジーステークスの予想で、前走クローバー賞2着のラヴケリーについて書いた。
展開次第ではラヴケリーに負けていた可能性もあるが、そのラヴケリー、先週のファンタジーステークスで、ハイペースを二番手に先行して高指数の3着。他の前の馬は二頭とも潰れたので、3着でも強い内容だったと思う。
そのラヴケリーには上がり3ハロン戦になったクローバー賞で勝っている。
レースレベル的にもここで通用するだろう。
ホウオウアマゾンとの力関係か。
△スーパーホープ
一応、印は打つ。
消耗戦に強いキズナ産駒(詳しくはローズステークスの予想参照)で、実際に上がりの速い東京の新馬で馬券圏外、上がりのかかる三戦では馬券圏内。
スロー想定のここでは不要のようにも思うが、○▲がポカした時のために、三連単の3着付けで押さえようと思う。
買い材料は、参考にしている調教派の予想家が本命を打っていること。
陣営も「叩いて馬体が引き締まり、ケイコの反応も良くなっている」という発言。未勝利の三戦共に指数は悪くないので、デキの良さを活かせればチャンスありか。
馬券は◎からの馬単(もし付かないようなら馬連にして保険をかける)・三連単の予定。
他。
スーパーウーパー。
逃げてどこまでやれるだろうか。
新馬戦は水準級の時計。父の日本での産駒は短距離馬が多く、距離延長のここでは強調材料に乏しいか。
シティレインボー。
フレグモーネ明け。エピファネイア産駒で、前走も2000mの紫菊賞を除外。マイルは決して好材料ではないだろう。
コスモアシュラ。
成績を見るからにゴールドシップ産駒という感じで、速い時計の出るここでは厳しいか。
ビゾンテノブファロ。
中央移籍して馬券圏内はなし。このメンバーでは馬券外では……。
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