※指数はグリーンチャンネルの「先週の結果分析」のものを用いています。過去1年半までの指数を用いています。
※軸自信度は、赤枠がA、黄色枠がB、青枠がC、緑枠が、勝ちまで自信あるS、となります。
※筆者の言うペースは、前が残るかどうかの目安となるペースであり、前傾か後傾かを意味しません。前が苦しくなるペースをハイ、前が楽なペースをスロー、中間をミドル、としています。
※馬三郎の前日オッズを参考に、期待値込みで予想しています。今年の成績を振り返った時、その方が圧倒的に割に合うと判断したためです。そのため、当日のオッズを見て本命を変えることがありますのでご了承ください。
土曜の好走期待馬は、函館最終のみの的中でした。
外れたレースの内、2Rは運もなかったかなという印象です。
唯一の的中レースで勝ったスペロデアに関しては「断然強いと思います」と書いてA評価、書いた通りに手応え抜群で楽勝してくれました。
この最終オッズが、単勝で8.5倍も付きました。
途中までは1番人気で、そこからどんどん人気が落ちて行きました。
オッズ推移を直前まで見て買ったのですが、正直、このオッズなら単勝に8000円突っ込もうか迷ったくらいです。流石に危険かなと思ったため、4000円にしましたが、それでも単勝多めに買って正解でした。
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馬券の巧い人たちがスペロデアを人気で嫌って、それを参考に人たちによって他の馬に票が流れたのかもしれません。
上に書いたことは推測に過ぎませんが、平場は売上少なくて巧い予想家の影響力が大きいそうです。
メシ馬さんが先日、Twitterで言っていましたが、前日にウマい馬券で予想を公開したら、本命馬が勝ったは良いものの、オッズが全く付かなくて誰も得しなかった、と言っていました。
以来、極力、直前に予想公開するようにしたそうです。
先日、終わった予想は見解まで無料で見られるので、どういう予想をしていたのかチラチラと見ていたのですが、精度凄まじいですね。
回収率かなり上位らしいですが、見ていても最もだなと感じました。
本人、Twitterで「お気に入り登録してください」と言っていましたので、是非、登録をオススメします。
私イチオシの予想家です。
先日、ツイキャスで「予想は華があるのが人気出るけど、普通にロジカルに考えていればそれで良い」という趣旨の話をしていました。
私も完全に同意で、私の言っている「ロジカル」というワードを使っていて嬉しくなりました。
『「永遠の初心者を脱する!」ための競馬思考』2 ロジカルとデータ
上の記事で私も述べています。
なお、上の記事には新潟芝1000mのことも書いていますので、是非、一読お願いいたします。
簡単に言えば、新潟芝1000mは(外枠が相当売れるにもかかわらず)外枠の回収率が高い、という話です。
キムラヨウヘイさんもTwitterで同様のことを話していました。
馬券、という意味ではアイビスサマーダッシュは外枠から買う以外の手はないですね。
土曜のダート、函館も新潟も含水率が低かったにもかかわらず、時計は出ていましたので、それほど気にしなくて良いかなと感じています。
では、7/25の好走期待馬に入ります。
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◎ 4 シンヨモギネス
◎ 13 サヴァビアン
どちらに本命を打つか迷ったのですが、一応、ダブル本命という形にさせていただきます。
軸自信度Aは、どちらかが3着内に入る確率、という意味にしています。
単体なら、どちらを本命にしても軸自信度Bになります。
休み明けのシンヨモギネスですが、7/7に南Wで馬なり全体好時計。
函館入り後も2本函館Wで追っていますが、どちらも馬なりでした。
おそらく馬はもう出来ているのでしょう。
キックバックを嫌がるので前が理想、と陣営が口にしています。
出遅れさえなければ、もともと先行出来ている馬ですので、スタートが鍵です。
その意味では内枠は良くないのですが、人気も落ちるため、目をつぶります。
指数は上位の馬で、マクっていけるような脚もなさそうなので、あとはとにかくスタートだけ。
出さえすれば、ここは速い馬も少ないので先行出来ると思います。
3歳馬、休んで馬が変わってきていることにも期待します。
サヴァビアンは前走が好時計。
同日の2勝クラスを上回る時計ですから、ここなら力上位でしょう。
外枠も良く、唯一の不安はペースが上がるだろうこと。
前走は1000m通過62.4秒というかなりのスローペースでした。
スローからのロンスパになって速い時計が出たのでそこまで不安視はしていませんが、ラップ構成が変わってくるだろうことは不安といえば不安です。
一応、ダブル本命という形ですが、オッズが付かないため、馬券はシンヨモギネス中心に買うと思います。
![](https://magumagumagu.com/wp-content/uploads/2021/07/SnapCrab_NoName_2021-7-25_13-41-54_No-00-1024x206.png)
◎ 15 シャンボールロッソ
かなり予想に苦しみました。
穴狙いしたいが、良い穴馬が不在で、かといって人気馬もそう信頼出来る馬がいない。
それなら穴狙いに振り切った方が効率良いでしょう。
前々走から距離短縮したシャンボールロッソ。
中山では行き脚鈍く、最後方からの競馬でした。
34.6秒のスローペースであの位置では致命的という他ないのですが、その上がりはなんと35.5秒です。中山ダート1200mの良馬場で簡単に出せる上がりではありません。ましてや1勝クラスの馬です。
騎手の進言で距離短縮したという話ですが、1200mに適性はあると言えるでしょう。
で、この追走力に関しても、次の東京ダート1300mではまずまず流れた中、3角9番手追走と位置を取ることが出来ました。
一回使って追走に慣れた、と見るべきでしょう。
今回は溜める、という話ですが、中山のような競馬にさえならなければチャンスありと見ます。
ちなみに東京戦は、位置を取ったことが問題というよりも、直線で少しスムーズさを欠いたのもあると思います。エンジンがかかってからは伸びていますし、上がり36.6秒はスムーズさを欠いた分、数字として出ていないだけです。
ペースなのですが、先行馬は多いが、逃げ馬が少ない、という印象です。
こうなると案外、行けばチャンスだと見てハイペースになる場合が多い印象です。
スローペースになればなったで、追走に苦労せず、まずまず良いところを取って上がりだけで差し切る、という競馬も可能だと思います。
ピアシック、という3勝クラスの馬がいますが、上がりが図抜けているため、追走を苦にしなくなるスローペースでも堅実に追い込んできます。
新潟のやまびこステークスではスローペースを後方から上がりだけで3着まで追い込んできました。
スローでも来る追い込み馬、というタイプはダートでもいますから、この馬もその手のタイプではないかと思っています。
流れれば流れたで普通に来るでしょう。
少し願望も入っていて自信もないですが、大外枠も内を見ながら運べて良いでしょうし、ここは一発に期待します。
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◎ 5 セラン
ここ二走の惨敗で人気を落とすであろうセランを本命にします。
前走は逃げ馬が揃ってかなりのハイペースになりました。
差し馬を狙い、勝ち馬の単勝を取れてしめしめなレースだったのでよく覚えています。
逃げたエースレイジングも11着と惨敗しましたが、これも人気を落としてから東京で2着。その次走で2勝クラスを勝ち上がっています。
2番手追走で9着惨敗のセランも当然狙い目でしょう。
前々走は中京でも惨敗しています。
これはスローだったのですが、当時の中京ダートは凍結防止剤の影響からか、上がりがやたらとかかるレースが多く、人気の逃げ・先行馬の不可解な惨敗が目立ちました。
このレースでもレガーメペスカが2番手から惨敗していますが、その後、すぐに巻き返しています。
同日にはウェルドーンもスローの逃げで、唯一、長い距離で3着を外す4着という結果でした。
土曜の函館最終に出たソプラドールも1月の中京で2番人気5着と、そこまで負けてはいませんが、レースを見ると早々に手応えがなくなる不可解な競馬だと感じました。
そのため、これも度外視で良いでしょう。
その前の三走は強敵相手だったり、指数の高いレースで好走していますから、地力はこのメンバーでも1番だと思います。
1番人気想定のキンノマサカリですが、ここは今までよりも粒揃いのメンバーですので、1番人気なら積極的に買いたくはありません。
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◎ 11 ライジングドラゴン
持っている指数はメンバートップのライジングドラゴン。
前走を見ていると1800mは多少長いのかなという印象です。
加えて、前走は中京ダート1800mで不利な大外枠でした。
前々走は前に行く馬が揃ってハイペースになり、やや後ろからの競馬でした。3着なら及第点です。
というわけで、ここ2走は先行出来ていませんが、元来は先行力のあるタイプで、このメンバーならしっかり位置を取ってくると思います。
そうなれば、あとは地力が高いので馬券圏内は十分期待出来そう。
あと、陣営が滞在競馬が合うタイプと言っています。
成績からも確かでしょう。
追い切りで遅れが続いていますが、もともと、遅れて当然の馬なので気にしません。
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◎ 12 ライオンボス
○ 11 ロードエース
▲ 13 ビリーバー
△ 14 オールアットワンス
初めに書いた通り、外枠が相当売れるにもかかわらず、外枠の回収率が相当良い新潟芝1000m。
ここも外枠狙いです。
本命はライオンボスにしましたが、4頭のボックスも買うかと思います。
ライオンボスの前走の敗因は馬場でしょう。
かなり重たい馬場で、58キロは響いたと思います。
前走よりも今回は外枠になりました。
また、この馬、短距離馬とは思えないほど追い切りで動かない馬ですが、今回は中間に好時計を出しています。珍しいなと思いました。
それも込みで巻き返しも期待出来るので本命にしました。
ロードエースは初の千直競馬でいきなり結果を出しました。
ダート馬が来ることで有名な新潟1000m。引き続き外枠で期待します。
なお、前走はタフな馬場で前が苦しくなったレースだとも思います。そこで先行して3着なら上々でしょう。タマモメイトウやアルミューテンの方を危険視したいです。
ビリーバーは昨年3着のリピーター。
夏場に調子を上げる馬という話ですが、実際に夏場の方が成績が良いですね。
韋駄天ステークスは1枠2番だったので度外視で良いでしょう。
この馬、昨年、アイビスサマーダッシュの次走、キーンランドカップも外差し馬場の中、内枠からっ唯一上位に来ているんですよ。
1400mの前走はドスローで位置取りが勝負を分けたレース。一応、最後方から上がり最速の脚を使っていますから問題ないと思います。
オールアットワンスの評価を下げたのは、馬格のなさ、です。
新潟1000mは馬格がある馬が来ると有名ですので、440キロ台の馬は割引きました。
51キロで出走出来るので、その点はプラスになりますが、評価は4番手です。
15.16番の馬は1勝クラスでも勝負になっていない馬で、流石に通用しないでしょう。
過去に穴をあけた馬を軽く調べてみましたが、さすがに3勝クラスで通用する程度の能力がある馬ばかりでした。
この二頭が枠順だけで来たら、この重賞の意義は……、となりますので、さすがに消しです。
来たら来たで、そういうレースなのだと割り切ることにします。
アルミューテンは柴田大知でほぼ好走していないので消します。
モントライゼは枠順で切りました。
重賞だからといって当てにいくようなことはしない人間なので、これらも来たら割り切ります。
![](https://magumagumagu.com/wp-content/uploads/2021/07/SnapCrab_NoName_2021-7-25_15-39-59_No-00-1024x668.png)
![](https://magumagumagu.com/wp-content/uploads/2021/07/SnapCrab_NoName_2021-7-25_15-40-9_No-00-1024x340.png)
以上。
競馬予想本を本ブログ、noteにて執筆しています。
全て書き終えたら、推敲してKindleダイレクトパブリッシングにて出版しようと思っています。
スキしてくれると励みになって書く気になりますので、内容が良いと思ったら是非、お願いします。
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